Category Archives: 図書館

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なんか、いろいろな日でした(2017.11.1)

こんばんは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

さて、11月1日はこんな日です。

計量記念日、灯台記念日、自衛隊記念日、生命保険の日、犬の日、野沢菜の日、点字記念日、すしの日、紅茶の日、本格焼酎の日、泡盛の日、玄米茶の日、川の恵みの日、いい姿勢の日、資格チャレンジの日、古典の日、カーペットの日、全国家具の日、食い道楽、芸道楽の日、新米穀年度

 

えらいことになっています。関係ありそうな本をひとまとめで。

「なんでも測定団が行く(はかれるものはなんでもはかろう)」武蔵工業大学 講談社 2004年刊行

「日本の灯台(流氷の海からサンゴ礁の海へ)」山崎猛 ぎょうせい 2000年刊行

「自衛隊史(防衛政策の七十年)」佐道明広 筑摩書房 2015年刊行

「『安いだけ』の生命保険はやめなさい!(保険会社の社員が客に読ませたくない『おそろしい保険の話』)」三田村京 自由国民社 2014年刊行

「ドッグトレーナー・犬の訓練士になるには」井上こみち ぺりかん社 2016年刊行

「ルイ・ブライユ(点字を発明した19世紀のフランス人)」新井隆弘 小学館

「いろいろおすし」山岡ひかる くもん出版 2016年刊行

「紅茶の大事典(格段においしくなるいれ方を解説)」日本紅茶協会 成美堂出版

「焼酎の図鑑(全国の厳選焼酎と泡盛310本を紹介)」日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会 マイナビ

「玄米菜食美人べんとう(毎日食べてきれいになる!)」浜田美里 河出書房新社

「川の流れのように」美空ひばり 集英社 1990年刊行

「10歳若返る!姿勢バイブル(姿勢は『気づき』で直せます!)」中村格子 小学館 2015年刊行

「勝者の資格」野村克也 ニッポン放送プロジェクト 1995年刊行

「10代のための古典名句名言」佐藤文隆 岩波書店 2013年刊行

「ほらふきじゅうたん」デイヴィッド・ルーカス 偕成社 2009年刊行

「古くて新しい椅子(イタリアの家具のしゅうりの話)」中嶋浩郎 福音館書店 2014年刊行

「グルメサイトで★★★ホシ3つの店は、本当においしいのか?」嶋浩一郎 マガジンハウス 2014年刊行

「芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本(知識がなくてもできる教養の磨き方)」藤田令伊 秀和システム 2015年刊行

「お米からそだてるおにぎり(おいしいごはんができるまで)」真木文恵 偕成社 2015年刊行

いっぱいありますね。

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

香り・初恋・卵かけご飯・マナーの日、ニュースパニックデーでした(2017.10.30)

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月30日はこんな日です。

香りの記念日、初恋の日、ニュースパニックデー、卵かけご飯の日、マナーの日

※【香りの記念日】

石川県七尾市が1992(平成4)年に制定。1992(平成4)年、七尾市で第7回国民文化祭「世界香りのフェアIN能登」が開催された。なお、七尾城跡の遺跡からは香炉が発掘されるなど、「香りのまち・七尾」と呼ばれている。

 

「〈香り〉はなぜ脳に効くのか(アロマセラピーと先端医療)」塩田清二 NHK出版 2012年刊行

朝、炊飯ジャーを開けると立ちのぼる炊き立てのご飯の香り、脳が目覚めますよね。そういうことかな?

 

 

※【初恋の日】

島崎藤村ゆかりの宿である長野県小諸市の中棚荘が制定。1896(明治29)年、島崎藤村が『文学界』46号に『こひぐさ』の一編として初恋の詩を発表した。

毎年、初恋をテーマとした「初恋はがき大賞」等のイベントを行っている。

 

「人類最強の初恋」西尾維新 講談社 2015年刊行

大人気の西尾維新さん。ボクは週刊少年ジャンプの「めだかボックス」で知りました。

 

「十津川警部『初恋』」西村京太郎 祥伝社 2002年刊行

西村先生、おはようございます。なんと、あの十津川警部にも初恋の時が!? いつものタイトルと違って、見逃せない感があります。

 

「初恋に恋した女(ひと)(与謝野晶子)」南条範夫 講談社 1993年刊行

「友情・初恋」武者小路実篤 集英社 1992年刊行

急に文学の香りが…。

 

「北の国から87初恋」倉本聰 理論社 1987年刊行

あのころみんな若かった。

 

「初恋」イワン・セルゲーヴィチ・ツルゲーネフ 角川書店 1979年刊行

初恋といえばこのかたですよね。読んだことはないですが…。

 

 

※【ニュースパニックデー】

1938(昭和13)年、アメリカ・CBCラジオでオーソン・ウェルズ演出のSFドラマ『火星人来襲』が放送された。その中で、演出として「火星人が攻めてきた」という臨時ニュースを流した所、本物のニュースと勘違いされ、アメリカ中で120万人以上が大パニックになった。

 

「偽証(ガセネタ)」南英男 祥伝社 2011年刊行

いつの時代も気をつけたいものです。

 

 

※【卵かけご飯の日】

2005年、島根県雲南市において卵かけご飯の魅力を語り合うシンポジウムが開かれ、その中で制定される。

…すごいシンポジウムですね。

「なぜ日本人だけが喜んで生卵を食べるのか」伊丹由宇 ワニ・プラス 2011年刊行

生卵にしょうゆが合うからです。きっと。

ケチャップやソースでは、おいしくないからです。うん。

比布町の名産です。今年の6月に買ってきてあまりのおいしさにびっくり。朝ごはんが楽しみになります。大事に少しずつ使っていたけど無くなってしまった…。

 

 

※【マナーの日】

ビジネスマナー、一般マナーなど、あらゆる場面において必要不可欠な「マナー」について見直し、生活に役立ててもらうことを目的にNPO法人・日本サービスマナー協会が制定。日付は協会が設立された2008年10月30日から。

協会では接客サービス研修、認定資格、検定試験など、サービスマナーの普及と向上の活動を行っている。

 

「平林都の接遇道(人を喜ばせる応対のかたちと心)」平林都 大和書房 2009年刊行

自分とお客様の立場をしっかりきっちり完璧に分ける、厳格なマナー講師、平林さんです。一度鹿追に来ていただいて、受講したことがあります(笑顔ができなくて怒られました…)。

「くまモンのお行儀BOOK(正しいマナーを身につけよう!)」日本文芸社 2014年刊行

こちらはゆるいけどマナーはもちろんしっかりしています。

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

とらふぐ・ホームビデオ・てぶくろの日でした(2017.10.29)

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月29日はこんな日です。

とらふぐの日、ホームビデオ記念日、おしぼりの日、てぶくろの日、東佃の日(トウツクノヒ)

※【とらふぐの日】

「と(10)らふ(2)ぐ(9)」の語呂合せ。

ふくの日 2月9日

ふぐの日 9月29日

 

「ふぐの文化」青木義雄 成山堂書店 1999年刊行

ふぐは食いたし、命は惜しいとかなんとか、どこかで目にした気が…。

 

※【ホームビデオ記念日】

1969年(昭和44年)のこの日、ソニーがβ方式の「ソニーカラービデオプレーヤー」を、松下電器がVHS方式の家庭用のVTRを発表し、ホームビデオ愛好家グループが両陣営に配慮して、この日を「ホームビデオ記念日」としたことによる。

ちなみにソニーは2002年(平成14年)8月にβ方式のビデオの生産終了を発表。

最後には約2000台が生産された。

 

「iPhoneで撮影・編集・投稿YouTube動画編集養成講座」SHIN-YU ソーテック社 2016年刊行

「YouTubeで食べていく(『動画投稿』という生き方)」愛場大介 光文社 2014年刊行

時代は変わりましたね。

 

※【てぶくろの日】

福岡県久留米市に本社を置く総合手袋メーカーの株式会社東和コーポレーションが制定。

手を使うことで進化してきた人類。

そんな大切な手を守る作業用手袋にもっと関心を持ってもらうのが目的。

日付は10と29で「て」(10)「ぶ」(2)「く」(9)ろの語呂合わせと、素手で行う作業がつらくなり、手袋をし始める時期に入ることから。

 

「てぶくろをかいに」新見南吉 金の星社 2005年刊行

新見南吉さんの名作にいもとようこさんのあたたかい絵。素敵なタッグです。

 

※【第1回宝くじ発売の日】

1945年(昭和20年)のこの日、第1回の宝くじ(宝籤)が発売された。くじは1枚10円で、1等賞金は10万円だった。

ちなみに当時の厚生省指導による6坪程度の組立住宅は1500円だったという。

 

「宝くじが当たったら」安藤祐介 講談社 2012年刊行

ごく普通の庶民が、宝くじが当たったらどうなってしまうのか。2億円当たった男、とネットで流れてしまったら…。

大変なことになりそうですね。

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

速記・日本のABC・群馬県民・透明美肌・信濃町霧下そばの日でした(2017.10.28)

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月28日はこんな日です。

速記記念日、日本のABCの日、群馬県民の日、透明美肌の日、信濃町・霧下そばの日

 

※【速記記念日】

1882(明治15)年、田鎖綱紀が東京・日本橋で初の速記講習会を開催した。

その年の9月19日に、『時事新報』紙上で発表された自ら考案した速記法で、その速さから田鎖綱紀は「電筆将軍」と呼ばれた。

1888(明治22)年に、講習会の7周年記念会を開いた時にこの日を「速記記念日」として定めた。

彼が発表した田鎖式と呼ばれる速記方式は当時の衆議院と貴族院にて採用された。

現在では日本速記協会が中心となり、ひろく国民に速記に関する関心を啓発する催し等が行われている。

 

「絶妙な速メモ〈速記〉の技術(10種の約束だけを理解するだけでスピードメモ法をマスターできる『例の方法』)」中根康雄 明日香出版社 2005年刊行

講演会やインタビューの記録に役立ちそうですね。勉強しようかな。

 

※【日本のABCの日】

日本ABC協会が1988(昭和63)年に制定。

1952(昭和27)年、日本にABC(新聞雑誌部数監査機構)が誕生した。

同協会の必要性を呼びかけることを目的として1989年(平成元年)に制定された。

2002年(平成14年)には創立50周年を迎えた。

ABCはAudit Bureau of Circulationsの略。

 

「新聞消滅大国アメリカ」鈴木伸元 幻冬舎 2010年刊行

日本でも、新聞の苦境は聞こえてきます。むむむ。

 

※【群馬県民の日】

群馬県が1985(昭和60)年3月30日に制定。

1871(明治4年)10月28日(旧暦)、廃藩置県により「群馬県」という名称が初めて使われた。県民一人ひとりが、郷土の歴史を知り、郷土についての理解と関心を深め、より豊かな郷土を築き上げる日。新暦では12月31日になってしまうため、旧暦の日附を記念日とした。

 

「群馬県の民話(文福茶がまほか)」日本児童文学者協会 偕成社 1980年刊行

ぶんぶくちゃがまは群馬のおはなしなんですね。

 

※【透明美肌の日】

美しい素肌を「透明美肌」と表現して、その大切さを再確認してもらおうと「美白の女神(ミューズ)」として知られる株式会社クリスタルジェミーの中島香里社長が制定。日付は10と28で「透明美肌」と読む語呂合わせから。英語ではclear skin day。

 

「正しいエイジングケア事典(一生ものの美肌をつくる)」吉木伸子 高橋書店 2012年刊行

日々のお手入れ、積み重ねが大事みたいです。

 

「美肌温泉」宮本早織 アスペクト 2013年刊行

全国の美肌の湯を紹介。リゾートと美肌を同時に!

 

※【信濃町・霧下そばの日】

長野県信濃町の有限会社信濃町ふるさと振興公社と信濃町そば商組合が、地元の霧下そばの美味しさをアピールするために制定。新そばの収穫時期であり、信濃町のそばは地粉を10割使用していることから10月で、一般的に手打ちそばは「二八そば」であることから28日のこの日を記念日とした。

 

「そば&まちづくり(そばをまちづくりや地域おこしとの関連でとらえる)」鈴木克也 エコハ出版 2016年刊行

いいテーマですね。そばのイベントは気になります。

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

文字・活字文化、テディベア、読書の日でした(2017.10.27)

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月27日はこんな日です。

文字・活字文化の日、テディベアズ・デー、読書の日、世界新記録の日

 

※【文字・活字文化の日】

2005年7月29日公布・施行の「文字・活字文化振興法」によって制定された。

文字・活字文化への理解や関心を国民の間に広めることを目的とする。

 

「ルーン文字」レイ・ページ 学芸書林 1996年刊行

全く懸けないし読めないけど、憧れます。

 

※【テディベアズ・デー】

テディベアの名前の由来となったアメリカ26代大統領セオドア・ルーズベルトの誕生日。

イギリスのテディベアコレクターの間で始められ、世界中で「心の支えを必要とする人たちにテディベアを贈る運動」が行われている。

日本では日本テディベア協会が1997年から実施。

1902(明治35)年の秋、ルーズベルト大統領は趣味である熊狩りに出掛けたが、獲物をしとめることができなかった。

そこでおつきの人が、同行していたハンターが小熊を追いつめて最後の一発を大統領に頼んだが、「瀕死の小熊を撃つのはスポーツマン精神にもとる」として撃たなかった。

このことが同行していた新聞記者によって新聞に掲載され、このエピソードに因んで、翌年、ニューヨークのおもちゃメーカーが熊のぬいぐるみに、ルーズベルト大統領の愛称である「テディ」と名づけて発売した。

その頃、ドイツのシュタイフ社の熊のぬいぐるみが大量にアメリカに輸入され、この名前が広まった。

 

ルーズベルト大統領のエピソード、「やさしい!」と思ったけど、よく考えたら、そこまでいったらもう手遅れなのでは…。

 

「かわいいテディベア」粕谷育代 日本放送出版協会 2000年刊行

撃たないで、かわいがりましょう。

 

※【読書の日】

「読書週間」の1日目の日。

1924年(大正13年)に始められた「図書週間」に由来する。

1933年(昭和8年)に一度「図書館週間」と改称され、1947年(昭和22年)に現在の「読書週間」となる。主催団体は(社)読書推進運動協議会。

【関連】

読書週間 10月27日~11月9日

 

なんと、読書の日でした。

「きまぐれ読書メモ」星新一 有楽出版社 1981年刊行

ショートショートの神様、星新一さんはどんな本を読んでどんなことを考えていたのか、これ、気になります。

 

「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術」立花隆 文芸春秋 2001年刊行

「地獄の読書録」小林信彦 筑摩書房 1989年刊行

「またたび読書録」群ようこ 新潮社 1999年刊行

「読書村の殺人」吉村達也 中央公論社 1993年刊行

「バカにならない読書術」養老孟司 朝日新聞社 2007年刊行

「子どもの本100問100答(司書、読書ボランティアにも役立つ)」大阪国際児童文学振興財団 創元社 2013年刊行

「本は死なない(Amazonキンドル開発者が語る『読書の未来』)」ジェイソン・マーコスキー 講談社 2014年刊行

「読書マラソン、チャンピオンはだれ?」クラウディア・ミルズ 文渓堂 2014年刊行

 

まだまだご紹介したい本はいっぱいありますが…。

 

※【世界新記録の日】

1931(昭和6)年、神宮競技場で行われた体育大会で、日本初の世界新記録(南部忠平の走り幅跳び7m98、織田幹雄の三段跳び15m58)が誕生した。

 

「ギネス世界記録2017」クレイグ・グレンディ 角川アスキー綜合研究所 2016年刊行

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

サーカス・原子力・柿の日でした。(2017.10.26)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月26日はこんな日です。

サーカスの日、原子力の日、反原子力デー、柿の日、きしめんの日、青汁の日、「つがるロマン」の日、

 

※【サーカスの日】

1871年(明治4年)の今日、東京・九段の招魂社で、フランス人のスリエが「スリエサーカス」として日本で初めて洋風のサーカスの興行を行ったことによる。

当時の雑誌によれば、ピエロなども登場したようだが、人気はあまりなかったとか。

 

明治4年といえば、ほとんど江戸時代ですよね。ピエロが人気ないのもわかります。というか、「当時の雑誌」って、むしろそのころから雑誌があったんだという感じです。

 

「サーカス(明治フラッシュバック)」森田一朗 筑摩書房 1998年刊行

まだまだ娯楽の少なかった時代、サーカスがやってくるのは、子どもたちは行きたくてしょうがなかったでしょうね。

 

「サーカスの夜に」小川糸 新潮社 2015年刊行

人気の小川糸さん。夜に何が起きるのでしょうか。

 

 

※【原子力の日】

科学技術庁(現在の文部科学省)が1964(昭和39)年に制定。

1963(昭和38)年、茨城県東海村の日本原子力研究所で、日本初の原子力発電が行われた。

また、1956(昭和31)年のこの日には日本が国際原子力機関(IAEA)に加盟した。

 

「夢の原子力」吉見俊哉 筑摩書房 2012年刊行

原子力がすべてを解決する、そう思われていた時代がありました。

 

「ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ(原子力を受け入れた日本)」田口ランディ 筑摩書房 2011年刊行

世界で唯一の被爆国でなぜ原発が推進されていったのか?

 

 

※【柿の日】

全国果樹研究連合会カキ部会が柿の販売促進を目的に制定した日。

日付は俳人の正岡子規が明治28年(1895年)の10月26日からの奈良旅行で、有名な「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」を詠んだとされることにちなむ。

また、地域によって違うが柿の旬の中心的な時期にあたることもその理由のひとつ。

 

「柿喰ふ子規の俳句作法」坪内俊典 岩波書店 2005年刊行

芸術の秋。

 

 

※【「つがるロマン」の日】

実りの秋の10月とつがるの2とロマンの6を組み合わせて記念日としたのは、JA全農あおもり。

青森で作付けされている美味しいお米の「つがるロマン」を全国にPRする日。

 

「日本のもと 米」服部幸應 講談社 2011年刊行

毎日食べるけどあまり知らないお米のあれこれ、載っています。

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

民間航空記念日・世界パスタデー・リクエスト・もめんの日でした(2017.10.25)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月25日はこんな日です。

民間航空記念日、リクエストの日、世界パスタデー、もめんの日

 

※【民間航空記念日】

1951(昭和26)年、戦後最初の国内民間航空会社として設立された日本航空が、一番機の「もく星号」で東京~大阪~福岡間の運航を開始した。

 

「JAL再建の真実」町田徹 講談社 2012年刊行

日本の空をリードする会社の内の一つ、ぜひ健全な経営をお願いしたいです。そういうボクは、なかなか乗れなくてごめんなさい…。

 

 

※【リクエストの日】

1936(昭和11)年、ベルリンのドイツ放送で、ラジオのリクエスト番組が始まった。

生演奏番組の放送中にリスナーから、希望する曲目を演奏して欲しいと電話があったのがきっかけで始められたもので、その後リクエスト番組は大ヒットした。

 

「ラジオのお仕事 (Do you know how to wor)」室井昌也 勉誠出版 2015年刊行

聞いているだけでは分からない、ラジオ番組はどうやってできているのか?がわかります。ラジオを聞くのが好きな方は、ラジオの楽しさが倍増すると思います。

 

※【世界パスタデー】

1995(平成7)年、イタリアで世界パスタ会議が開催された。

EUやイタリアパスタ製造業者連合会などが合同でパスタの販売促進キャンペーンを行っている。

 

「パスタの基礎知識」えい出版社 2013年刊行

意外と知らないパスタの基本。たぶん、これを読めばあなたのパスタがもっとおいしくなります!

 

「パスタマシーンの幽霊」川上弘美 マガジンハウス 2010年刊行

まったく中身が予想できなくて気になりますね。読むとあなたのパスタが美味しくなるかどうかも謎です。

 

 

※【もめんの日】

799年に日本で初めて愛知県三河地方(現在の西尾市吉良町)にもめんの種が中国からもたらされたことに由来し、西尾市の綿祖神、天竺神社でこの日に大祭が行われる。

名古屋の木綿を中心とした生地などを扱う西出株式会社が木綿の良さなどをアピールしようと制定。

「花もめんフェスティバル」などを行う。

 

「もめんの服が好きだから(花柄と無地の着こなし)」こうの早苗 文化出版局 2000年刊行

ボクは服のことがよくわからないので何がもめんなのかもよくわかってないです。ごめんなさい。

 

 

※【島原の乱の日】

島原の農民らにより代官・松倉勝家が殺害されたのが1637年(寛永14年)の今日。これより島原の乱の始まりとされる。

その後、キリシタン弾圧に対して、天草四郎を先頭に反抗を続けるが、幕府は力でこれをおさえた。

 

「天草四郎(コミック版日本の歴史)」加来耕三 ポプラ社 2014年刊行

天草四郎は時代物のゲームによく出てくるのですが、ボクの中で「汝暗転入滅せよ」のイメージばかりになっていますので、少し勉強し直した方がいいですね。

 

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

文鳥の日でした(2017.10.24)

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月24日はこんな日です。

国際連合デー、世界開発情報の日、ツーバイフォー住宅の日、文鳥の日、吾郷会の日、もめんの日

 

※【文鳥の日】

10と24で「手に幸せ」の語呂合わせと、この時期に手乗り文鳥のヒナが出回ること、 それに「1024」の数字で、文鳥をあらわせることから、この日を記念日としたのは文鳥にくわしいライターの伊藤美代子氏。

江戸時代から愛されてきた文鳥について考える日として制定している。

 

「だからやめられない文鳥生活(漫画で楽しむ)」伊藤美代子 誠文堂新光社 2013年刊行

文鳥への愛が伝わってきます。漫画も写真も文章もぎっしり。この本、時間のある時にゆっくり読みたいと思いました。文鳥の愛らしさが書いてあり、飼いたくなりました。でも、ペットは衝動買いしないで、しっかり考えてから迎えましょう。

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

電信電話・津軽弁・モルの日でした(2017.10.23)

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月23日はこんな日です。

電信電話記念日、津軽弁の日、モルの日

※【電信電話記念日】

1869年(明治2年)の9月19日(新暦では10月23日)に、東京~横浜間に日本初の公衆電信線の架設工事が始められたことに由来する。1950年(昭和25年)に日本電信電話公社(現在のNTT)が制定。

 

「北海道の電信電話年代記(IT時代への軌跡)」田村巌 株式会社NTTクオリス 2002年刊行

電話の交換機なども載っています。

 

 

「電話の英会話110番(こんなときどう言う?)」春田洋子 旺文社 1992年刊行

英語で電話がかかってきたら、焦りますよね。電話がかかってきてから読んでは、さすがに間に合わないでしょうけど…。

 

 

※【津軽弁の日】

津軽弁の日やるべし会が制定。方言詩人・高木恭造の命日。

「津軽」太宰治 新潮社 1991年刊行

文豪、太宰治のこの作品、ええと…(読んだことがないです)。

 

「愛と殺意の津軽三味線」西村京太郎 中央公論新社 2002年刊行

西村先生、こんばんは。全国各地でお会いできますね。

 

「方言学入門」木部暢子 三省堂 2013年刊行

「大方言。(全国47都道府県別爆笑方言)」わぐりたかし ぴあ 2013年刊行

硬軟織り交ぜて、どうぞ。

 

 

※【モルの日】

1モルは6.02×1023個(アボガドロ定数)の粒子からなる物質の物質量と定義されていることから、この数字を6:02 10/23に当てはめ、主として北米の化学者たちが「モル」を記念する日(午前6時2分から午後6時2分まで)として祝っている。

 

「モルグ街の殺人」ポー 金の星社 1984年刊行

モル違いですね…。

 

「モルヒネ」安達千夏 祥伝社 2003年刊行

こちらもモル違い…。

 

「面白くて眠れなくなる化学」左巻健男 PHPエディターズ・グループ 2012年刊行

少し化学の勉強をしてみないと、モルの意味が分からなかったです。

 

「化学のひみつ」おがたたかはる 学研パブリッシングコンテンツ事業推進部グローバルCB事業室 2015年刊行

学研のまんがでよくわかるシリーズです。まずこれから読んでイメージを頭の中に描いてからの方がいいかも。

 

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

あかりの日・国際反戦デーでした(2017.10.21)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

読書が趣味です。昨日は近くの本屋さんへ。

本屋さんに行くと、テンション上がりますよね。

 

いろいろな読書術、読書法について考えてみたいなーと、そんなセレクトが多くなっています。

「ひらめき教室」は、少年ジャンプで暗殺教室や魔人探偵脳噛ネウロを書いていた松井優征さんの名があったので、面白そうだなーと買ってみました。

「夜型人間のための知的生産術」は、Facebookの投稿で、師匠の藤村先生が買って嬉しそうにしていたのを見て探してきました。SNS消費ですね。

「100分でde名著 ハンナ・アーレント 全体主義の起源」は、うちの図書館で、中学生向けの学級貸し出しに「自分をつくるテツガク」がセレクトされていたのをチラ見して、はじめてアーレントを知りました。その中で、「エルサレムのアイヒマン」に触れられていて、ユダヤ人を強制収容所に送り続けた『悪』は、真面目な思考停止から来ている(省略すると齟齬が生じてこわいのが哲学ですが…)と知り、衝撃でした。

こどものころ、ナチスドイツのアウシュビッツ収容所のガス室で無辜の市民がどんどん殺されていった歴史を知っておそろしいと思ったのですが、大人になって知って、もっとおそろしいのは、収容所に送り込んでいる人間が、『ユダヤ人を許すな! ユダヤ人を苦しめてやれ!』という悪意や殺意ではなかったこと。『上から言われたから真面目に、どうしたら効率よく処理できるか一生懸命やりました』と裁判で話すアイヒマン。

書いていて身震いがしますが、しかし、正直に言うと、ボクも組織にいて、ちょっとだけわかる気がしました。「エルサレムのアイヒマン」が衝撃や反発を受けたのも、人々は内心、『あってはいけないことだけど、でも、ちょっとあるかも…。いや、ダメだけど、ちょっと…』と思ったのではないでしょうか。

どうなのでしょう。たとえば、日本に例えると、最高裁判所で死刑判決が確定された。死刑を行うのは裁判官ではなく、死刑執行人です。執行人は、判断の権限がなく、法務大臣が決定します。執行人は、絶対言わないでしょうけど、「俺、この人無実だと思うんだけど」と言って職務を遂行しない、ということにはならないですよね。法治国家ですから。

なんとも、正解が分からないことを考えるのが哲学で、もちろん人の生き死にがかかることとは別ですが、日常の仕事の一つ一つの正しさを考えているととても終わらない…。

と、そんなことを思って、でも考えないとアイヒマンか…、と思って買いました。

ああ、恐ろしい。

 

 

さて、それはそうとして、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月21日はこんな日です。

あかりの日、国際反戦デー

 

※【あかりの日】

1879年(明治12年)のこの日、アメリカの発明王トーマス・エジソンが作成した

白熱電球がこの日までの3日間、灯り続けたことにちなみ、日本電球工業会、日本電気協会などが1981年(昭和56年)に制定した。

ちなみにフィラメントには高温でも融解しにくい京都・石清水八幡宮の孟宗竹(モウソウチク)が使われた。

1年間の照明器具の生産数は19万9173台。(社団法人日本照明器具工業会,2002)

あかりのありがたみを認識する日。

 

夜遅くまで本が読めるのはあかりのおかげですね。ありがたいです。

「頭がよくなる照明術」結城未来 PHP研究所 2006年刊行

なんと、こういう本がありました。気になります。

 

やっぱり、エジソンといえば発明ですよね。

「みんなが知りたい!『世界の大発明』がわかる本」プロジェクトM メイツ出版 2005年刊行

この本は読んだ人に新たな発見をもたらします。きっと。

 

「2000年間で最大の発明は何か」ジョン・ブロックマン 草思社 2000年刊行

むむ、何でしょう。

人類の一番役に立っているものかな…。

本? 違うかな…。

 

 

※【国際反戦デー】

1966(昭和41)年、日本労働組合総評議会(総評)がアメリカ軍のベトナム戦争介入

に反対する全国政治ストライキを計画し、同時に全世界の労働団体・反戦団体に呼びかけ、

この日が反戦の日になった。

 

「もしそれがわたしだったら(24の反戦詩集)」赤木かん子 自由国民社 2003年刊行

図書館の発明の母、赤木かん子さん。詩集も編まれていました。気がついていなかった…。不勉強でした。これも読んでみたいです。

 

「『反戦・脱原発リベラル』はなぜ敗北するのか」浅羽通明 筑摩書房 2016年刊行

むむむ。

平和や反戦を唱えると「非国民!」と謗られる世の中だけは、もう来てほしくないです。思想や言論が自由であることは、アイヒマンを生まないためにも大事だと思います。

 

今日はこのあたりで。

それでは~。