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今日は時刻表、社内報、折り紙供養、レモンの日でした。2019.10.5

「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになる(かもしれない)、そんなブログです。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

 

「本離れ」が、どんどん進んでいる感があります。面白い本がいっぱいあるんですけどねー。

「ふだん、本は読まないんだよね」という方でも、なにかしら趣味や興味のあることはお持ちですよね。

そのジャンルの本なら、「ちょっと気になるな」ということがあるかもしれません。

だいたいの公共図書館は、すべてのジャンルに対して満遍なく収集するようになっています(まあ、偏りは多少あるかな…)。

ボクの勤める、鹿追町図書館(北海道の十勝にあります)は約8万冊の蔵書。

これだけあれば、誰かしらにピッタリくる本があるはずです。

しかし、しかしです。数が多いだけに、そのピッタリくる本に「出会えるか出会えないか」ということがあります。書架にあっても埋もれてしまうのですね。

決して広い図書館ではないのですが、働いているボクでさえ、「あ、これ面白そう」という本に、急に出会うことがあります。せっかくですのでボクだけではなく、ネット上でも誰かに必要な本に出会ってもらいたいと思ってブログを書くことにしました。

あ、本題までの話が長い、とよく言われます。ごめんなさい。

 

多くの本たちの中から、「今日は何の日?」のきっかけで新たに出会ってみよう。

そんな試みで、本を紹介しています。

 

今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。

10月5日はこんな日でした。

時刻表記念日、社内報の日、折り紙供養の日、レモンの日

 

さて、このタイトルで探して、どんな本がありますか…。

キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。

あ、これはHP上の検索ページでどなたでも使えますよー。

 

 

※【時刻表記念日】
 1894(明治27)年、庚寅新誌社から日本初の本格的な時刻表『汽車汽船旅行案内』 が出版された。
 福沢諭吉の勧めにより手塚猛昌が発行したもので、イギリスの時刻表を参考に、発車時刻や運賃のほか、沿線の案内や紀行文等も掲載されていた。

時刻表。通好みの本がありますね。

【北海道 化石としての時刻表】柾谷洋平 亜璃西社 2009年

【「時刻表」舞台裏の職人たち】時刻表OB会 JTB 2002年

日本の鉄道のダイヤは狂わないことで有名ですよね。

たまに行った時に品川駅で電光掲示板を見ていると、実に緻密にあちこちに走っていて、そしてさらに各駅や空港で別の列車やバスや飛行機につながっているのは、どうやって考えているのか…。

尊敬します。

 

※【社内報の日】
 社内報は企業(組織)の内側から効果を発揮するインナーコミュニケーション・メディア。
 社内報の役割を再認識して企業を元気にするために活用を促進しようと、社内報の企画、編集、製作のサポートからコンサルティングを手がける(株)ナナ・コーポレート・コミュニケーションが制定。
 日付は10と5で社内を統合(トーゴー)するという語呂合わせと、10月の第1週に優秀な社内誌企画を表彰する「全国社内誌企画コンペディション」が開かれていることから。

 

「社内報」のキーワードで蔵書検索するも、0…。

一冊くらいあってもいいかな…。

さみしいですな。

 

※【折り紙供養の日】
 折り紙作家の河合豊彰さんが提唱。河合氏は仏像作品を発表している。達磨忌の10月5日と花祭りの4月8日。

実は、折り紙の本の蔵書、とてもたくさんあるのです。当館のホームページの蔵書検索のキーワードは、「おりがみ」「折り紙」「おり紙」「折紙」で出てくる本が違ったりするのでちょっと注意が必要です。
「おりがみ」で検索すると子ども用のおりがみの本、「折り紙」で検索すると大人用の本が出てくる傾向が強いです。

キーワード「おりがみ」

 

キーワード「折り紙」

 

こんな感じになります。

ボクの一押しはこの本。

【滞空型キッズおり紙ヒコーキ(長くよく飛ぶ20機)】戸田拓夫 いかだ社 2018年

子どもの頃、紙ヒコーキを作って飛ばし合いっこしましたよね。カッコよくて遠くまで飛ぶ奴ができる友達、スゲー!と称賛されてました。

なつかしー。

お子さんと童心に帰って遊びませんか?

 

※【レモンの日】
 1938(昭和13)年、高村光太郎の妻・智恵子が亡くなった。
 智恵子は精神病を病んでいたが、亡くなる数時間前にレモンをかじり、智恵子はもとの智恵子となり/生涯の愛を一瞬に傾けた智恵子抄『レモン哀歌』より という日である。

 

【レモンちゃん】さとうめぐみ PHP研究所 2017年

ともだちに、レモンちゃんってニックネームの人がいるんですが、いつも元気です。

お酒を飲むと賑やかすぎるけど、いい人です。

 

【レモンアイスでちょっぴり背伸び】令丈ヒロ子 あかね書房 2004年

甘いだけでなく、ちょっと酸味のある大人に近づいた味ですよね。

 

【101個目のレモン】俵万智 文芸春秋 2001年

歌人俵万智さんのエッセイと短歌集。読み心地がいいと評判です。コトバで食べていける方のセンスってすごいと思います。

 

【檸檬】梶井基次郎 立東舎 2017年

リバイバルされて登場しました。ジャケ買いならぬ表紙買いをしてしまう、素敵なイラストに惹かれます。

文豪の名作であればあるほど「小説は内容だよ、表紙で釣るなんて邪道」と思う向きもあるかもしれませんが、ボクはいいと思います。

 

【檸檬夫人】団鬼六 新潮社 1999年

むむ、こ、これは…!

 

今日も幅広い本に出会えました。

そして図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しくださいねー。

 

104、ジューC、古書、天使、イワシ、陶器、都市景観、里親の日でした。2019.10.4

「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになる(かもしれない)、そんなブログです。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

 

「本離れ」が、どんどん進んでいる感があります。面白い本がいっぱいあるんですけどねー。

「ふだん、本は読まないんだよね」という方でも、なにかしら趣味や興味のあることはお持ちですよね。

そのジャンルの本なら、「ちょっと気になるな」ということがあるかもしれません。

だいたいの公共図書館は、すべてのジャンルに対して満遍なく収集するようになっています(まあ、偏りは多少あるかな…)。

ボクの勤める、鹿追町図書館(北海道の十勝にあります)は約8万冊の蔵書。

これだけあれば、誰かしらにピッタリくる本があるはずです。

しかし、しかしです。数が多いだけに、そのピッタリくる本に「出会えるか出会えないか」ということがあります。書架にあっても埋もれてしまうのですね。

決して広い図書館ではないのですが、働いているボクでさえ、「あ、これ面白そう」という本に、急に出会うことがあります。せっかくですのでボクだけではなく、ネット上でも誰かに必要な本に出会ってもらいたいと思ってブログを書くことにしました。

あ、本題までの話が長い、とよく言われます。ごめんなさい。

 

多くの本たちの中から、「今日は何の日?」のきっかけで新たに出会ってみよう。

そんな試みで、本を紹介しています。

 

今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。

10月4日はこんな日でした。

104の日、ジューCの日、古書の日、天使の日、イワシの日、陶器の日、都市景観の日、里親デー、
宇宙開発記念日、探し物の日、証券投資の日、徒歩の日

 

さて、このタイトルで探して、どんな本がありますか…。

キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。

 

 

※【104の日】
電話番号案内サービス「104」番を広くPRしようとNTT番号情報株式会社が制定。
104番は名称または業種、住所などから早く、簡単に電話番号を検索できるサービス。
日付はサービスのダイヤルナンバーの104から。
「ダイヤル」で蔵書検索。

 

【七つのダイヤル】アガサ・クリスティ 東京創元社 1981年

【殺人予告はリダイヤル】山村美紗 文芸春秋 1992年

ふむ、ダイヤルはミステリの入り口かもしれません……。

 

※【ジューCの日】
「ジューC」は1965年から販売され、40年以上もの間ロングセラーを続けている日本を代表する清涼菓子。
「子どもたちに夢と希望を」の精神でお菓子づくりをしている製造・販売元の岡山県岡山市に本社を置くカバヤ食品株式会社が制定。
日付は10と4で「ジューC(シー)」と読む語呂合わせから。

50年間で50種類以上の味が発売されております。

スゴイ。

なつかC。

 

【ふしぎ駄菓子屋銭天堂】 廣嶋玲子 偕成社 2013年

こんな所に、お店、あったっけ……?

迷い込んだ人が手にするお菓子で不思議なことが……。

 

※【古書の日】
全国古書籍商組合連合会(全古書連)が2003(平成15)年に制定。
【関連】
古書月間 10月1日〜10月31日

【ビブリア古書堂の事件手帖】三上延 アスキー・メディアワークス 2011年

ドラマにもなりました。こちらも評判のいいシリーズです。

 

※【天使の日】
婦人下着メーカーのトリンプインターナショナルジャパンが2000(平成12)年に、同社の製品「天使のブラ」の1000万枚販売達成を記念して制定。
「てん(10)し(4)」の語呂合せ。

【「残業ゼロ」の仕事力】 吉越浩一郎 日本能率協会マネジメントセンター 2007年

元トリンプ代表の吉越さん。

残業をしなくても効率が上がる、いや、しないから上がるのである。うんうん。

仕事、スムーズに仕上げられるように読んでみよう。

 

【てんしのおとしもの】 藤田ひおこ PHP研究所 1997年

てんしが落とすもの、何だと思いますか?

……、そう、アレです!

やさしい絵本です。

 

※【いわしの日】
10月4日で104、これをイワシと読ませる。大阪府の多獲性魚有効利用検討会(いわし食用化協会)が1985年(昭和60年)に提唱した。
栄養豊富なイワシをもっと食べようというわけ。
【クリスティーヌといわし】エレーヌ・レイ ほるぷ出版

絵本にいわしはなかなか登場しない気がするので、ちょっとめずらしい本です。
クリスティーヌはいわしがきらい。でも、食べなさいと言われてクリスティーヌが泣いていると……。

 

※【陶器の日】
愛知県瀬戸市の提唱により日本陶磁器卸商業協同組合連合会が1984(昭和59)年に制定。
古代日本で、陶器を「陶瓷」と言っていたことから、「とう(10)し(4)」の語呂合せ。

はじめてから、玄人まで幅広くありますね。

【週末陶芸家になろう!】 林寧彦 双葉社 2001年

【陶芸やるゾ(コミックで楽しくわかる陶芸入門)】 のがみけい 集英社 2000年

難しそうなイメージがありますが、はじめはみんな初心者です。

 

※【都市景観の日】
都市の景観を見直し、人々の景観に対する意識を高めようと1990年(平成2年)に建設省(当時)が制定した日。
「10(と)4日(しび)」(都市美)の語呂合わせ。「美しいまちなみ賞」が募集される。

【写真で見るあの日の札幌 街並み編】北海道新聞社 2018年

【釧路街並み今・昔】永田秀郎 北海道新聞社 2005年

札幌はどんどん発展、釧路は漁業最盛期から、両方の街もかつては今とは違う風景です。ノスタルジーに浸れます。

 

※【里親デー】
厚生省(現在の厚生労働省)が1950(昭和25)年に制定。
1948(昭和23)年、里親制度の運営についての厚生事務次官通告が施行された。

【本気で叱って抱きしめて(60人の子どもを育てた里親夫婦)】奥本千恵 日本放送出版協会 2003年

60人…。スゴイ。

 

※【宇宙開発記念日】
1957年(昭和32年)のこの日、ソ連科学アカデミーにより開発された人類初の人工衛星「スプートニク1号」が、ロシア宇宙庁(現在のロシア航空宇宙庁)によりバイコヌール宇宙基地チュラタム射場より打ち上げられたことを記念したもの。
スプトーニク1号は直径58cm、重さ83.6kgと極めて小型で、丸型のカプセルに4本の長いアンテナがついていた。
アメリカとの間で熾烈な宇宙開発競争が始まった。

【夢を実現する発想法(iPS細胞×はやぶさ)】川口淳一郎 致知出版社 2013年

山中伸弥さんとの対談です。宇宙と人体。このまだまだ未知であるテーマに挑む二人の研究者の思考、間違いなく面白いので読んでみよう。

※【探し物の日】
NTTの電話番号案内が104番であることから。
失くした物をもう一度本気で探してみる日。

【小さなまじょのさがしもの】星谷仁 岩崎書店 1986年

幼年童話です。大人もちょっと疲れたときに読むといいかも。

 

※【証券投資の日】
日本証券業協会などが制定。
証券市場や株式市場への理解を深めてもらうことを目的に、東京証券取引所などからなる証券知識普及プロジェクトによるイベントが各地で行われる。
「10(投)4(資)」の語呂合わせ。

【投資デビューしたい人のための資産運用のはじめ方がよ~くわかる本】前田通孝 秀和システム 2017年

うーん、成功すればいいけど失敗はコワイですよね。どうぞ慎重に…。

※【徒歩の日】
日常生活で歩く習慣を取り戻し健康になろうと宮崎市の徒歩を楽しむ会代表の貞原信義氏が制定した日。
日付は10と4で「ト・フォ」と読む語呂合わせから

 

【ゼロから始める「医師が教える」ウォーキング】西田潤子 KADOKAWA 2014年

歩くのは健康にいい、と誰しもがいいますよね。でも、北海道の田舎暮らしは意外と歩かない……。車の移動が多いのです。意識して歩くようにしたいですね。

 

 

テーマが多い日は、本もどんどん出てきます。今日はなかなか多かったです。

そして図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しください!

今日は登山、山、ドイツ統一の日 2019.10.3

「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになる(かもしれない)、そんなブログです。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

 

「本離れ」が、どんどん進んでいる感があります。面白い本がいっぱいあるんですけどねー。

「ふだん、本は読まないんだよね」という方でも、なにかしら趣味や興味のあることはお持ちですよね。

そのジャンルの本なら、「ちょっと気になるな」ということがあるかもしれません。

だいたいの公共図書館は、すべてのジャンルに対して満遍なく収集するようになっています(まあ、偏りは多少あるかな…)。

ボクの勤める、鹿追町図書館(北海道の十勝にあります)は約8万冊の蔵書。

これだけあれば、誰かしらにピッタリくる本があるはずです。

しかし、しかしです。数が多いだけに、そのピッタリくる本に「出会えるか出会えないか」ということがあります。書架にあっても埋もれてしまうのですね。

決して広い図書館ではないのですが、働いているボクでさえ、「あ、これ面白そう」という本に、急に出会うことがあります。せっかくですのでボクだけではなく、ネット上でも誰かに必要な本に出会ってもらいたいと思ってブログを書くことにしました。

あ、本題までの話が長い、とよく言われます。ごめんなさい。

 

多くの本たちの中から、「今日は何の日?」のきっかけで新たに出会ってみよう。

そんな試みで、本を紹介しています。

 

今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。

10月3日はこんな日でした。

 

登山の日、山の日、ドイツ統一の日

 

さて、このタイトルで探して、どんな本がありますか…。

キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。

 

※【登山の日,山の日】
山に登ることで雄大な大自然に触れ、その素晴らしさを知って、自然を尊び、愛し、自然からの恩恵に感謝する日。
社団法人、日本アルパイン・ガイド協会の重野太肚ニ氏が発案し1992年10月3日に協会が制定したもので、日付けは10(登)3(山)の語呂合わせから。また、1905年(明治38年)の10月に、日本山岳会が発足したという歴史的事実もふまえている。

「登山」で蔵書検索します。

登山、登山…。
インドア派のボクが普段手に取らない本がずらり。

 

【北海道登山口情報400】全国登山口調査会 北海道新聞社 2018年

うちの図書館は北海道の十勝にあるので、北海道の本や十勝の本が多めです。

鹿追の近くの山はどのくらい載っているか、今度見ておこう…。

 

【田部井淳子のそこに山があるから(大人の山歩き・登山の愉しみ)】田部井淳子 洋泉社 2016年

登山…、ボクは高校の時に近くの白雲山に登ったっきり、登山はしていないのであります。この本で山の魅力に目覚めるかも…。

 

【バテない体をつくる登山食(山登りに必要な栄養と食べ方がわかる)】 大森義彦 誠文堂新光社 2016年

「そうだ、山に行こう」と思い立つのもいいですが、体づくりも必要ですよね。普段とは使う筋肉や体力が違いますよね。

 

【山に登る前に読む本(運動生理学からみた科学的登山術)】 能勢博 講談社 2014年

同じ山を登るのでも、体の使い方で疲労などが変わってくるみたいですよ。

 

【山で正しく道に迷う本(リスクマネジメントの専門家が書いた登山の本)】昆正和 日刊工業新聞社 2013年

山はなにせ自然の中ですので天候の変化や野生動物との遭遇など様々なことが起こりえます。転ばぬ先の杖を。

 

【マタギに学ぶ登山技術(山のプロが教える古くて新しい知恵)】 工藤隆雄 山と渓谷社 2008年

こちらはレジャーでの登山というより、山で生きるという観点で役に立つ本のようです。ふむふむ。

 

※【ドイツ統一の日】
1990(平成2)年、東西ドイツが45年ぶりに統一され、ドイツ連邦共和国が誕生した。
ベルリンの壁が崩壊してからわずか11箇月後だった。

 

ベルリンの壁の崩壊、テレビで観ました。大きな歴史の一ページですよね。

ドイツのキーワードで検索します。

 

【ようこそ、難民!(100万人の難民がやってきたドイツで起こったこと)】 今泉みね子 合同出版 2018年

困っている人を助けたい、という気持ちはあれど、価値観や生活様式の違いからも摩擦が起きることがある…。

簡単にはいかないようです…。

 

【タニアのドイツ式整理術・完全版(モノ・情報・時間の持ち方・しまい方・考え方)】門倉多仁亜 集英社 2012年

人気の整理術、最近いろいろありますが、自分の感覚にあったものを選ぶと続きますよね。

 

【ナチ・ドイツと言語(ヒトラー演説から民衆の悪夢まで)】宮田光雄 岩波書店 2002年

ドイツの分断を語る上で避けて通れない、ナチス。

ボクが大人になって知って驚いたことに、歴史の教科書でとんでもない悪だと書かれているナチスの政権は、選挙で選ばれたということがあります。

アウシュビッツの件だけでも、そんなとんでもないことをするのはクーデターで無理やり国を支配したのだと、思い込んでいました。

その恐るべき手口というか、演説、広報の凄さが載っています。

 

【夜と霧】 ヴィクトール・E.フランクル みすず書房 2002年

ナチスの話が出たので…。

ボクはまだ読んでいない、読むべき一冊の一つです。

手を出すのに勇気がいります。

 

【統一ドイツのゆくえ】坪郷実 岩波書店 1991年

30年近く前の本になります。

このときのゆくえにたどり着いたのでしょうか。

 

今日も読みごたえのある本と出会えました。

図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しください!

 

【本の紹介】6月20日 健康住宅、難民、ペパーミントの日から

「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになるブログです。

人が生きると物語が生まれ、それは本に記されます。多くの人が生きれば多くの本が生まれる。多くの本たちの中から、今日は何の日?のきっかけで新たに出合ってみよう、そんな試みで、本を紹介しています。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

 

今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。

6月20日はこんな日でした。

 

健康住宅の日、難民の日、ペパーミントデー

 

さて、このタイトルで探して、どんな本がありますか…。

キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。

 

※【健康住宅の日】
住宅の健康とそこに住む人の健康を守るために、業種を超えた専門家が集まり研究活動などを行っている大阪に本部を置くNPO法人日本健康住宅協会が制定した日。
研究活動の成果は住宅関連の問題解決などに役立たれている。
日付はカビをはじめとしたさまざまな健康被害が懸念される梅雨の時期であるところから。
記念日に合わせて住宅見学会やセミナーなどを行う。
【アレルギーの人の家造り(シックハウス・住宅汚染の問題と対策)】足立和郎 緑風出版 2017年

夢のマイホームができても、建材や塗料などが体質に合わないと苦しいですよね…。

 
※【難民の日】
国連が2000(平成12)年12月に、それまでの「アフリカ難民の日」を改称して制定。
1974(昭和49)年、「アフリカ統一機構難民条約」が発効した。

 

日本にいるとなかなか分からないことも、本で知ることができます。当たり前ですが、すごいことでもあります。

 
【国境なき助産師が行く(難民救助の活動から見えてきたこと)】小島毬奈 筑摩書房 2018年

【ようこそ、難民!(100万人の難民がやってきたドイツで起こったこと)】今泉みね子 合同出版 2018年

【自分とは違った人たちとどう向き合うか(難民問題から考える)】ジグムント・バウマン 青土社 2017年

【難民を知るための基礎知識(政治と人権の葛藤を越えて)】滝澤三郎 明石書店 2017年

 

なにをどうすれば解決するかは、問題が絡み合いすぎて決定打はないのでしょうが、知ることからはじめるのは大切です。

 

※【ペパーミントデー】
ハッカが特産品の北海道北見市まちづくり研究会が1987(昭和62)年に制定。
6月の北海道のさわやかさがハッカそのもので、20日ははっかの語呂合わせから。

 

【薄荷物語(北の華)】砂田明 北見観光協会 1986年

かつて北海道で盛んだった、亜麻や薄荷は、産業構造、社会の変化でかつてより作られなくなりました。しかし、人々の生活を支え、時に左右した作物。そこには単に植物の性質に留まらない、人の『物語』があります。

 

 

今日も幅広いジャンルの本と出合えました。

図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しください!

 

【本の紹介】6月17日 おまわりさん、砂漠化および干ばつと闘う世界デー、薩摩、沖縄返還協定調印の日から

「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになるブログです。

人が生きると物語が生まれ、それは本に記されます。多くの人が生きれば多くの本が生まれる。多くの本たちの中から、今日は何の日?のきっかけで新たに出合ってみよう、そんな試みで、本を紹介しています。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

 

今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。

6月17日はこんな日でした。

 

おまわりさんの日、砂漠化および干ばつと闘う世界デー(World Day to Combat Desertification and Drought)、薩摩の日、沖縄返還協定調印の日

 

さて、このタイトルで探して、どんな本がありますか…。

キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。

 

※【おまわりさんの日】
1874(明治7)年、巡査制度が誕生した。

【どんぐりむらのおまわりさん】なかやみわ 学研教育出版 2012年

どんぐりむらの平和は、彼の手にかかっています!

そんなに危険な村ではないですが…。このシリーズの「ほんやさん」、大好きです。

【うたう警官】佐々木譲 角川春樹事務所 2004年

【笑う警官】マイ・シューヴァル 角川書店 1979年

【追われる警官】スティーヴン・キャネル 小学館 2003年

【それでも、警官は微笑(わら)う】日明恩 講談社 2002年

 

なんとなく、並べてみました。

※【砂漠化および干ばつと闘う世界デー】International Combat Desertification and Drought)
1994(平成6)年の国連総会で制定。国際デーの一つ。
1994(平成6)年、「国連砂漠化防止条約」が採択された。
砂漠化と旱魃の影響と闘うための国際協力の必要性、および、砂漠化防止条約の実施に対する認識を高める日。

【グリーン・ファーザー(インドの砂漠を緑にかえた日本人・杉山竜丸の軌跡)】杉山満丸 ひくまの出版 2001年

砂の地に植物を育たせる…。困難なチャレンジでしたが、その偉業がたたえられています。

※【薩摩の日】
1866(慶応2)年、イギリス公使が薩摩藩を訪問した。

【北の麦酒(ビール)ザムライ(日本初に挑戦した薩摩藩士)】池永陽 集英社 2018年

イギリスでビールに出合った村橋久成が、開拓時代の北海道でビールを造る物語です。ふむふむ。

※【沖縄返還協定調印の日】
1971年(昭和46年)のこの日、沖縄返還協定が調印された。
返還されたのは1972年(昭和47年)5月15日。
【返還交渉(沖縄・北方領土の「光と影」)】東郷和彦 PHP研究所 2017年

還ってきた沖縄と、進まない北方領土の交渉。この二つを分析します。

 

 

今日も幅広いジャンルの本と出合えました。

図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しください!

 

好きな本を語り、新たな本と出合う本のイベントは令和元年6月23日(日)午後2時から鹿追町図書館で!

本と会話が好きな方へ。
好きな本を語り、新たな本と出合う、ビブリオバトルというコミュニケーションゲームがあります。
なんと、鹿追町ではここ、図書館でしか行われていません!(たぶん)

こんにちは、北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠といいます。

本のことを語る場って、意外と少ないですよね。というわけで、図書館でやります!!

参加された方は「面白かったー」「本の話、人とするのはいいね」と言ってくださいます。

 

はじめての方もカンタン!
大好きな本を一冊持って、その面白さを聞かせてください!

鹿追町図書館『夏のビブリオバトル2019」

日時 令和元年6月23日(日) 午後2時から
場所 鹿追町図書館
参加 無料

参加申し込みは
イベント参加でも、図書館に電話をいただいても大丈夫です
(月曜日は休館です)。
「本は好きだけど人前で発表は苦手かな…」
「でも、本の話は聞きたいな…」
という遠慮深いあなたも、みんなの発表を聞いて読みたくなった本を選ぶ『投票」に参加できます。椅子をご用意いたしますのでご連絡いただければ幸いです。
みんなで本を楽しみましょう!

世の中、新聞にも雑誌にも、ネット上にもいろいろな本の情報がありますが、どれを読んでいいかわからない、という方にもおすすめです。

【本の紹介】6月16日 和菓子、麦とろ、ケーブルテレビ、ユリシーズ,ブルームズ・デー、無重力、天気予報、家庭裁判所創立記念日より

「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになるブログです。

人が生きると物語が生まれ、それは本に記されます。多くの人が生きれば多くの本が生まれる。多くの本たちの中から、今日は何の日?のきっかけで新たに出合ってみよう、そんな試みで、本を紹介しています。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

 

今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。

6月16日はこんな日でした。

 

和菓子の日、麦とろの日、ケーブルテレビの日、ユリシーズの日,ブルームズ・デー、無重力の日、天気予報記念日、家庭裁判所創立記念日

 

さて、このタイトルで探して、どんな本がありますか…。

キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。

 

※【和菓子の日】
全国和菓子協会が1979(昭和54)年に制定。
848年(嘉祥元年)の6月16日、時の仁明天皇が16個の菓子やモチを神前に供えて、疫病よけと健康招福を祈ったといわれる。
これが宮中行事として伝えられ、江戸時代には武家の間でもこの日に、当時の通貨「嘉祥通宝」16枚で菓子を買い、縁起をかつぐのが習わしになったという。

お団子に羊羹、和菓子の品のよい甘みが好きです。

【和菓子の由来(先人の和と技)】桜井美孝 文芸社 2013年

先人の積み重ねが、美味しいお菓子となって残されています。原始時代に、もいだ実を食べるくらいしかできなかった人類は、今のお菓子を食べたら驚くでしょうね。食の技術の進化はすごいですよね。

 

※【麦とろの日】
麦ごはんの会が2001(平成13)年に制定。
「む(6)ぎとろ(16)」の語呂合せ。
栄養バランスが高く夏バテ解消効果もある「麦とろごはん」の普及を図る日。

【毎日食べたい五穀ごはん (ヘルシーで美容に効く米・麦・豆・きび・あわを使った101レシピ)】赤堀博美 ナツメ社 2001年

毎日の食事がヘルシーであれば、日々健康でいやすくなります。…わかっているのですが、ついつい食べ過ぎてしまいますね…。

 

※【ケーブルテレビの日】
郵政省(現在の総務省)が1991(平成3)年に制定。
1972(昭和47)年、「有線テレビジョン放送法」が成立した。

【思い出テレビ60年】NKHサービスセンター 2013年

NHKの大河ドラマや紅白歌合戦は、話題の中心でしたね。今は連続テレビ小説の百作目、「なつぞら」が話題です。

 

※【ユリシーズの日,ブルームズ・デー】
アイルランドのジェームズ・ジョイスの名作『ユリシーズ』では、1904年6月16日の朝8時から翌日午前2時すぎまでの約18時間に18の挿話が展開することから、世界中のファンから記念日の扱いをされている。
また、主人公の名前レオポルド・ブルームから「ブルームズ・デー」とも呼ばれる。

【ユリシーズ・ムーアと時の扉】PierdomenicoBaccalario 学研パブリッシング 2010年

人気シリーズです。おもしろそう。

 

※【無重力の日】
地下無重力実験センターがある北海道上砂川町が1991(平成3)年3月に制定。
「む(6)じゅう(10)りょく(6)」の語呂合せ。
同町に旧三井砂川炭坑を利用した落下型の地下無重力実験センターがあったことによる。
なお運営にあたっていた第3セクターは解散し、無重力科学館で行なわれていたシミュレーションシアターの無重力実験も、装置老朽化のため2004年(平成16年)3月末で中止された。

【重力から逃れて】ダン・シモンズ 早川書房 1998年

人類の極限を目指す、宇宙探索。ごく一部の人間しか体験できない旅を終えた宇宙飛行士が日常に戻ると、退屈な日常が待っていた…。

※【天気予報記念日】
1884年(明治17年)のこの日、日本で最初の天気予報が出された。
「全国一般 風ノ向キハ定マリナシ 天気ハ変ワリ易シ 但シ雨天ガチ」という予報が第一号。
 
【気象のしくみと天気予報】上村喬 ナツメ社 2003年

屋外のイベント前は、とにかく天気予報とにらめっこ。崩れそうならなおさらです。

 

※【家庭裁判所創立記念日】
1949(昭和24)年、家庭裁判所が創設された。
家庭裁判所では、「家庭に平和を、少年に希望を」の理念に基づき、主に夫婦関係や親子関係の家事事件の調停・裁判、未成年者の事件の審判、児童の福祉を害する成人犯罪についての裁判等が行われる。

 

【家裁調査官のスケッチブック(私が出会った子どもたちと少年法)】寺尾絢彦 日本評論社 2002年

子どもは一人で育つのではありません。親の働きかけがその子を育てます。子が親の自由になるわけではないですが、よい影響を受けてほしいです。

 

 

今日も幅広いジャンルの本と出合えました。

図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しください!

 

【本の紹介】6月15日 暑中見舞い、信用金庫、オウムとインコ、米百俵、生姜、千葉県民、栃木県民の日から

「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになるブログです。

人が生きると物語が生まれ、それは本に記されます。多くの人が生きれば多くの本が生まれる。多くの本たちの中から、今日は何の日?のきっかけで新たに出合ってみよう、そんな試みで、本を紹介しています。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

 

今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。

6月15日はこんな日でした。

 

暑中見舞いの日、信用金庫の日、オウムとインコの日、米百俵デー、生姜の日、千葉県民の日、栃木県民の日

 

さて、このタイトルで探して、どんな本がありますか…。

キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。

 

暑中見舞いの日でした。

「手紙」のキーワードで検索してみました。けっこうありますねー。

【感謝が伝わるお礼の手紙・はがき文例集】杉本祐子 学研パブリッシング 2014年

友達に出すもの、お取引先にだすもの、様々ですね。さすがにこの二つは同じようには書いてはいけないので、学んでみるのもいいかもしれません。

 

 

信用金庫の日でした。

 

【風の吹くままに】千葉章仁 帯広信用金庫経営企画部 2015年

十勝の市町村の紀行文です。発刊前は「自分の住む町」の紀行文が住民に受け入れられるかが心配だったのですが、その不安をよそに、発行されると好評で5巻まで編集されました。本書はその総集編です。

【十勝あるき之図景総集編】帯広信用金庫経営企画部 2016年

同じく十勝の市町村のことがまとめられています。各町の成り立ち、住民へのショートインタビューなどが一冊の本に。残してくれた信金さん、ありがとうございます。

 

 

オウムとインコの日でした。

 

【鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。】川上和人 新潮社 2017年

ごめんなさい、思ってました。

 

米百俵デーでした。

※【米百俵デー】
新潟県長岡市が1996年に制定。
1870年(明治3年)のこの日、長岡藩へ支藩三根山藩から贈られた米百俵の代金で「国漢学校」が開校したことを記念。

 

【米百俵の心(小林虎三郎の決断)】稲川明雄 考古堂書店 2001年

このピンポイントのタイトル。今日読むしかないでしょう。

 

 

生姜の日でした。

 

【銀座のジンジャーからうまれた生姜ドリンク&カフェレシピ77(体ポカポカ、頭スッキリ!)】銀座のジンジャー ホーム社 2014年

ポカポカは知っていたけど、頭スッキリの効果は知りませんでした。

 

千葉県民の日で、栃木県民の日でした。

 

【関東道路地図 (東京・神奈川・千葉・埼玉 茨城・栃木・群馬・新潟・山梨・長野・静岡)】 昭文社    2017年

両方載っている本があってよかったです。

 

 

今日も幅広いジャンルの本と出合えました。

図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しください!

 

【本の紹介】6月14日 フラッグデー(アメリカ)、五輪旗制定、手羽先、開発支援ツール、映倫発足の日から

「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになるブログです。

人が生きると物語が生まれ、それは本に記されます。多くの人が生きれば多くの本が生まれる。多くの本たちの中から、今日は何の日?のきっかけで新たに出合ってみよう、そんな試みで、本を紹介しています。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

 

今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。

6月14日はこんな日でした。

 

フラッグデー(アメリカ)、五輪旗制定記念日、手羽先記念日、開発支援ツールの日、映倫発足の日

 

さて、このタイトルで探して、どんな本がありますか…。

キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。

 

※【フラッグデー】 (アメリカ合衆国)
1777年、「星条旗」を正式にアメリカ合衆国の国旗と定めた。
アメリカが独立宣言を行った頃の旗にはイギリスの国旗が入っていた。
しかし、独立戦争で戦った相手の国の国旗が旗に入っていては国民の士気に影響するということで、
ワシントンらがフィラデルフィアの旗作り職人ベッツイ・ロスに依頼し、星条旗を完成させた。
第28代大統領ウィルソンがこの日を国民の祝日とした。
また、1914(大正3)年にオリンピック大会旗が制定されたのもこの日であった。

【旌旗流転 (アルスラーン戦記 9)】田中芳樹 角川書店 1992年

ボクの好きなアルスラーン戦記がありました。完結したんですが、まだ最後まで読んでいない…。好きな読書、できてないなぁ。

 

※【五輪旗制定記念日】
1914年(大正3年)のこの日、パリで開かれたオリンピック委員会で五輪旗が決定された。
オリンピック復興20周年記念祭のためピエール・ド・クーベルタン男爵が考案したもの。
五輪には五大陸の協調を、との意味が込められている。

「五輪」のキーワードで検索。

五輪旗がタイトルの本は無かったので…。

【五輪書】岸祐二 ナツメ社 2003年

図解雑学シリーズです。宮本武蔵の五輪の書、武芸の達人があの時代に書を記すということが、すでにスゴイです。

 

【東京五輪後でもぐんぐん伸びるニッポン企業(2020年以降の業界地図)】田宮寛之 講談社 2018年

東京五輪の後は、施設整備や観光業などがひと段落し、景気が後退すると懸念されています。明るい材料を集めたいですね。

 

※【手羽先記念日】
手羽先の唐揚げが名古屋名物といわれるほどまでに、全国にその名を知らしめた「世界の山ちゃん」を展開する株式会社エスワイフードが制定。
日付は「世界の山ちゃん」の創業記念日である1981年6月14日から。
手羽先に感謝する日。

【唐揚げのすべて(うんちく・レシピ・美味しい店)】安久鉄平 中央公論社 2015年

揚げたての唐揚げのパリッと感は、食感の中でもかなりレベルが上の美味しさではないでしょうか。

子どもの頃、母が揚げてくれた鶏のから揚げ。お皿にたくさん乗っかっているのを弟と次々に食べて…。懐かしい思い出です。

※【開発支援ツールの日】
コンピュータのシステム開発のときに使われる開発支援ツールの普及を目的に、開発支援ツール普及委員会および株式会社【A HotDocument】が制定した日。
ドキュメント自動生成ツールで、多くのプログラム言語から最高品質のドキュメントを自動生成する【A HotDocument】は世界中で使われている開発支援ツールのひとつで、株式会社【A HotDocument】の社長兼CEOの今井浩司氏が企画、開発したもの。
記念日の日付もその発売開始日である1996年6月14日とした。

【ソフトウェア開発】西川孟史 ナツメ社 2002年

図解雑学シリーズです。これはちょっと古いですね…。このころの開発はこうだった、という読み方をしてみましょう。

※【映倫発足の日】
1949年(昭和24年)のこの日、映画倫理規定管理委員会(映倫)が発足したことから生まれた日。

 

【映画のキャッチコピー学】樋口尚文 洋泉社 2018年

どんなにいい映画も、観に来てもらえなければ感動も与えられないし、興行収入もありません。観に行こうと思わせるコピーの考え方は、違う業種の方でも参考になるはずです。

 

 

今日も幅広いジャンルの本と出合えました。

図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しください!

 

【本の紹介】6月13日 小さな親切、鉄人、FM、無意味、はやぶさの日から

「へーっ、こんな本、あるんだ!」と、思ってもみないジャンルの本との出会いになるブログです。

人が生きると物語が生まれ、それは本に記されます。多くの人が生きれば多くの本が生まれる。多くの本たちの中から、今日は何の日?のきっかけで新たに出合ってみよう、そんな試みで、本を紹介しています。

おはようございます。北海道は十勝、鹿追町図書館で働いている石川誠です。

 

今日が何の日の解説は、田中みのるさんのメルマガ・ホームページから。

6月13日はこんな日でした。

 

小さな親切の日、鉄人の日、FMの日、無意味の日、はやぶさの日

 

さて、このタイトルで探して、どんな本がありますか…。

キーワードで鹿追町図書館の本を蔵書検索してみます。

 

※【小さな親切の日】
1963(昭和38)年、「小さな親切」運動本部が発足した。
その年の東京大学の卒業式の告辞の中で、茅誠司総長が「小さな親切を勇気をもってやってほしい」と言ったことがきっかけとなって、6月13日に茅氏を始めとする8名の提唱者が、運動を発足させた。
“できる親切はみんなでしよう それが社会の習慣となるように”、“人を信じ、人を愛し、人に尽くす”をスローガンに運動が進められている。

【「あいさつ」っていいな(「小さな親切」作文コンクール)】「小さな親切」運動本部 1995年

小さな親切、大切ですよね。あいさつも、ときには勇気がいる場合もありますが、気持ちよくやっていきましょう。

 

 

※【鉄人の日】
1987年(昭和62年)のこの日、プロ野球広島東洋カープの衣笠祥雄選手が、アメリカ大リーグのルー・ゲーリック選手が持っていた記録を抜き2131試合連続出場の世界記録を作った。
足かけ18年、6082日目の大記録は、まさに鉄人と呼ばれるにふさわしい強靭な肉体があってのもの。
記録は2215試合まで伸びた。
その後、アメリカ大リーグのカル・リプケンが、1998年に2632試合連続出場を記録した。
ちなみに、カル・リプケンが持っていた903試合フルイニングス出場世界記録は金本知憲が更新し、連続試合フルイニング出場の記録は現在、1,492試合が世界記録であります。

【衣笠祥雄(フルスイングにかけたロマン)】永島直樹 ぎょうせい 1991年

名球会コミックスシリーズとして、往年のプロ野球選手の、幼少時代や野球と関わるきっかけ、プロになってからの栄光と挫折などがマンガで描かれたシリーズです。もちろん、長嶋さんや王さんの巻もあります。面白いのですが、今の子どもたちは年代が離れているので書庫に大事に置いてあります。ぜひ、読みたいとスタッフまでお声かけくださいね!

 

【鉄人衣笠】関屋敏隆 くもん出版 1992年

こちらは、衣笠さんの絵本です。

プロ野球界の歴史的偉業ですよね。

 

※【FMの日】
「F」がアルファベットの6番目、「M」が13番目であることから。
FMといえば、ラジオを連想します。AMとFMの違いもよく分からないのですが…。

 

【NHKラジオ深夜便絶望名言】頭木弘樹 飛鳥新社 2018年

絶望的な状況に陥るのは、自分一人ではないことを知ることで救われることがあるかもしれません。絶望と希望は切り離せない、そう信じたいです。

 

※【無意味の日】
「む(6)いみ(13)」の語呂合わせ。

タイトルのキーワードで、興味深い並びになりました。書棚では離れて置いてあったりするこの2タイトル。

【無意味な人生など、ひとつもない】五木寛之 PHP研究所 2017年

【人生なんて無意味だ】ヤンネ・テラー 幻冬舎 2011年

ときどき、まったく正反対のタイトルの本に出合うことがあります。

しかし、タイトルだけで判断しては内容を見誤ることがあります。

このタイトルの場合は…。
2冊一緒に読むのも、ありです。

※【はやぶさの日】
2010年(平成22年)6月13日、小惑星探査機「はやぶさ」は宇宙空間60億キロ、7年間の歳月をかけたミッションを成し遂げ、地球に奇跡的な帰還を果たした。
この偉業から学んだ「あきらめない心」「努力する心」の大切さを伝えていこうと、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設がある
4市2町(秋田県能代市・岩手県大船渡市・神奈川県相模原市・長野県佐久市・鹿児島県肝付町・北海道大樹町)で構成する「銀河連邦」(本部・神奈川県相模原市)が制定。

 

【小惑星探査機「はやぶさ」宇宙の旅】佐藤真澄 汐文社 2010年

日本中が沸いたはやぶさの帰還、あきらめないチャレンジ精神を何度でも学びましょう。

 

今日も幅広いジャンルの本と出合えました。

図書館の書棚では、さらに多くの本たちがお待ちしています。ぜひお越しください!