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新聞広告・リサイクル・頭髪・ソフト化の日でした(2017.10.20)。

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月20日はこんな日です。

新聞広告の日、リサイクルの日、頭髪の日、ソフト化の日などなど。

※【新聞広告の日】

1958年(昭和33年)に日本新聞協会が制定した日。

新聞広告の生活情報源としての役割の大きさをアピールすることが目的。

10月15日からの新聞週間の中の区切りのよい日としてこの日になった。

【関連】

新聞週間 10月15日~10月21日

 

「コピーライターの世界(世の中、ぜんぶ広告なのだ)」糸井重里 徳間書店 1984年刊行

糸井さんのフレーズ、激しい言葉は使わないけど何か気になるというか、優しい感じがするんですよね。

 

「新聞消滅大国アメリカ」鈴木伸元 幻冬舎 2010年刊行

最新ニュースが現場からリアルタイムで飛び込んでくる現在、新聞は日本でもこの先、部数がなかなか伸びていきにくいですよね。ただ、取材力やしっかりした文章はこれからも世の中で必要です。

 

 

※【リサイクルの日】

日本リサイクルネットワーク会議が1990(平成2)年に制定。

「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」の語呂合せ

この記念日が発展して、通商産業省(現在の経済産業省)ほか8省庁が10月を「リサイクル推進月間」とした。

 

「リサイクル幻想」武田邦彦 文芸春秋 2000年刊行

資源のリサイクルするのに、さらに別の資源を必要とするので有用ではない、ということがありました。17年経ってリサイクルの効率も上がっていたら先生がここで提唱された意義も大きいですね。

【関連】

リサイクル推進月間 10月1日~10月31日

リサイクルの日 6月9日

 

 

※【頭髪の日】日本毛髪科学協会が制定。

「とう(10)はつ(20)」の語呂合せ。

【関連】

頭髪の日 毎月18日

 

「みだれ髪」与謝野晶子 主婦の友社 1974年刊行

髪の本といえばこちらですね。髪の本でもないか。

 

「やってはいけない頭髪ケア(指の腹を使ってシャンプーするのは逆効果!)」板羽忠徳 青春出版社 2014年刊行

むむ。話が違うじゃないか。

 

 

※【ソフト化の日】

ソフト化経済センターが1989(平成元)年に制定。

「ソ(十)フ(2)ト(十)」の語呂合せ。

柔らかな発想で、これまでと違ったことをやってみるという「ソフト化」を広く 呼びかける日。

 

「天才数学者たちの超・発想法(早稲田大学高等学院熱狂の講義)」柳田晃 大和書房 2014年3月

「夢を実現する発想法(iPS細胞×はやぶさ)」川口淳一郎 致知出版社 2013年刊行

科学者・技術者の限界への挑戦、たまに触れておきたいです。

 

「藤子・F・不二雄の発想術」藤子・F・不二雄 小学館 2014年刊行

138Pより引用

物を作るというのは、その人の個性を百パーセント発揮させないとうまくいかないんです。いろんな意見を出し合って、足して二で割る、三で割るというようなやり方ではダメなんです。

 

147Pより引用

創作とは言いますけども、有名な言葉に『完全な創作はこの世に存在しない。すべて人間が文化を持って以来の作り直し、再生産されたものである』というのがありますね。描く一方だとすぐ枯れてしまうんです。ここを一つの土壌とすれば、たえず栄養を供給してやらなければ、枯れた土地になってしまい作物もできなくなってしまう。たえず活性化を考えなければいけない。そのためには勉強というようなことではなくて、本当に好きなら映画を見たり読書をしたりするというのは、楽しみでなければいけないはずなんですよ。

 

読んで、なるほど~と思いました。

図書館で出会って、手元に置きたいなと思って買った本の一冊です。大人になってもドラえもんが好きな方におススメ。ドラえもんの話はそんなに多くないのですが、なるほど、こういう考え方でできたんだ、と面白かったです。

 

「不便から生まれるデザイン(工学に活かす常識を超えた発想)」川上浩司 化学同人 2011年刊行

「ファミコンの驚くべき発想力(限界を突破する技術に学べ)」松浦健一郎 技術評論社 2010年刊行

制約があるからアイディアが生まれる、必要は発明の母といった言葉がありますが、まさにこれでしょう。昔のゲームはチープではあるけど勝手に想像して楽しんでいたなー。

 

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

バーゲン・日ソ国交回復・海外旅行・ブラックマンデー・住育・イクメンの日でした(2017.10.19)

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月19日はこんな日です。

バーゲンの日、日ソ国交回復の日、海外旅行の日、ブラックマンデー、住育の日、イクメンの日

 

※【バーゲンの日】

1895(明治29)年、東京の大丸呉服店が冬物の大売出しを開催し、日本初のバーゲンとなった。

バーゲンという言葉は日本では特価販売、いわゆる安売りという意味で使われます。

「新版 安売りするな! 『価値』を売れ!」藤村正宏 2017年刊行

5年前に同じタイトルで出た本ですが「世の中があっという間に変化して、時代に合わなくなったので書きかえた」と著者の藤村さん。

 

同業他社の動向ばかり気にして、値段の勝負に陥ると現代は際限ない安売り競争に会社も社員も疲弊し、悪循環になります。

社会で働いている方へ。

たくさん似たような会社(店)がある中で、お客様は、どこから買ってもいい、あるいはどこからも買わない、という選択肢がありながら、どうしてあなたのところで買わなければならないのか?

この問いの答えが、安いから・近いからといったことなら、その会社や店は危険です、と著者の藤村さんは語ります。

安売りすると、会社もあなたの生活も維持できません。

そして、お客さんは値段だけで選んでいるわけではないのです。

値段だけで選ぶなら、図書館があれば本屋さんは無くなりますが、現実には本をただで貸しているというだけではお客さんはこないのです。本を売っている本屋さんにはお客さんがいるのに。

図書館の職員がいうのだから間違いがありません。ただでも、やり方を間違えると人は来ないのです。

(でも、東京のまちなかの図書館に行ったら、空いている席がないくらいびっしり人がいました。都会の図書館だけ見ても、田舎の図書館だけ見ても意見が偏ってしまいますね…。)

 

藤村さんは、選ばれることが必要で、それには『独自の価値を伝えよう』と言っています。

図書館の価値って何でしょう?

書店さんと図書館は役割が違うし、そして鹿追町図書館の独自の価値、それをきちんとボクも理解して、伝えていこうと思います。

あ、この本は、商売だけでなく、仕事がつまんない、やりがいを感じていない人が仕事を面白がれる本です。仕事を楽しんで、うまくいっている人たちの話がたくさん出てきます。公務員が読んでも面白いです。

 

 

※【日ソ国交回復の日】

1956(昭和31)年、モスクワのクレムリンで、日本の鳩山一郎首相とソ連のブルガーニン首相が「日ソ国交回復の共同宣言(日ソ共同宣言)」に調印した。

ソ連はサンフランシスコ平和条約に調印しておらず、日本とソ連との戦争状態が続いたままになっていた。

北方領土問題で激しく対立したため、領土問題は棚上げにされたままとなった。

【関連】

北方領土の日 2月7日

 

「祖国をソ連に打った36人の日本人」桧山良昭 サンケイ出版 1982年刊行

むむ、これはいけません。

 

 

※【海外旅行の日】

「遠(10)くへ行く(19)」の語呂合せ。

海外旅行の楽しみ方等について考える日。

 

「海外旅行の知恵と哲学(一カ所にせめて一週間は居たい)」佐藤友之 三五館 2005年刊行

日程の確保ができれば、ぜひ。

 

「パッケージツアー大いに結構(失敗談で綴る海外旅行の知恵)」曽我和三郎 文芸社 2001年刊行

なかなか機会の少ない海外旅行こそ、他人の経験を聞いて役立てたいですね。

 

「何もしないまま出発日になってしまった人の機内で一夜づけ海外旅行英会話」デイビッド・セイン 主婦の友社 2015年刊行

あせる気持ちに応えてくれる一冊です。

 

※【ブラックマンデー】

1987(昭和62)年10月19日月曜日、ニューヨーク株式相場が大暴落した。

ダウ30種平均の終値が先週末より508ドルも下がり、この時の下落率22.6%は世界恐慌の引き金となった1929年の「暗黒の木曜日」を上回った。

この影響は翌日東京にも波及した。

 

「恐慌前夜(アメリカと心中する日本経済)」副島隆彦 祥伝社 2008年刊行

サブプライムローン問題など、アメリカ経済の影響は日本にも大きいですよね。

 

※【住育の日】

住宅の健康とそこに住む人の健康を守るために、業種を超えた専門家が集まり研究活動などを行っている大阪に本部を置くNPO法人日本健康住宅協会が制定した日。

住宅についての教育を行う「住育」の大切さをアピールするのが目的。

日付は10月が住宅月間であることと、10と19で「住育」と読む語呂合わせから。

 

「快適で住みやすい『家のしくみ』図鑑(5人の建築家が教える『住宅設計』のきほん)」住まい方を考える設計者の会 永岡書店 2011年刊行

「後悔しない家づくり(住宅のプロが教える!)」黒須新治郎 現代書林 2005年刊行

毎日過ごす家、ストレスなくいい気分で暮らしたいですね。これから建てる方はぜひしっかりポイントをおさえておいていただきたいです。

 

 

※【イクメンの日】

「父さん(10) 」「育児 (19)」から。

2011年から毎年この日にイクメン オブ ザ イヤーの表彰が行われる。(イクメン オブ ザ イヤー 実行委員会)

 

「忙しいビジネスマンのための3分間育児」おおたとしまさ ディスカヴァー・トゥエンティワン 2013年刊行

ちょっと短すぎかと思いますが、しかし、家族を守るために仕事が忙しいのであります。でも、仕事頑張りすぎて体も家庭も壊れてしまった…、なんてことにならないように、懸命に働くお父さん、自分も家族もいたわってくださいね。

 

「パパは、絵本作家(毎日のんびり子育て)」のぶみ PHP研究所 2012年刊行

人気絵本作家ののぶみさんのマンガエッセイです。読みやすく、「子育てしてたらこんなことあるよなー」と共感でき、のぶみさんの素直な気持ちの吐露に、やさしい気持ちになれる本です。

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

統計・冷凍食品・世界更年期・フラフープ・ミニスカート・木造住宅・ドライバーの日でした(2017.10.18)

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月18日はこんな日です。

統計の日、冷凍食品の日、世界メノポーズ(更年期)デー、フラフープ記念日、ミニスカートの日、木造住宅の日、ドライバーの日

 

※【統計の日】

1973(昭和48)年7月3日の閣議で決定。

1879(明治12)年9月24日(新暦10月18日)、府県物産表に関する太政官布告が公布された。国民に統計の重要性を知ってもらうための記念日。

 

「統計解析」丹慶勝一 ナツメ社 2003年刊行

「3日でわかる確率・統計」小林道正 ダイヤモンド社 2002刊行

「ビッグデータと人工知能(可能性と罠を見極める)」西垣通 中央公論新社 2016年刊行

ボクは数字の計算はまるっきり苦手なのですが、数字の根拠を持つことも大事な場面がありますよね。

 

 

※【冷凍食品の日】

日本冷凍食品協会が1986(昭和61)年に制定。

10月は冷凍の「とう(10)」から。18日は、国際的に、-18℃以下に保てば冷凍食品の品質を1年間維持できるとされていることから。

「食慾の秋」でもあることから、冷凍食品の販売促進のためのPRが行われる。

 

「冷凍食品のひみつ」おぎのひとし 学研パブリッシングコミュニケーションビジネス事業室 2011年刊行

学研まんがでよくわかるシリーズより。冷凍食品、おいしいし便利ですよね。炒めるピラフが大好きです。カンタンで、すぐ食べられます。

 

 

※【世界メノポーズデー】

「メノポーズ」とは「閉経」「更年期」のことで、更年期前後の女性がどう生きるかを考える日。

 

「こうしてのりきる!40歳からの更年期(悩みをひとりの胸に閉じ込めないで!)」主婦と生活社 2003年刊行

悩みを口に出したり、逆に人の悩みを聞いたりして「あ、自分だけじゃないんだ」と思って救われること、あると思います。

 

 

※【フラフープ記念日】

1958(昭和33)年、フラフープが日本で初めて発売された。

1本270円で、一箇月で約80万本という爆発的な売上げを記録する大ブームになったが、「腸捻転になる」等の噂がたち、急速に売行きが落ちた。

 

「イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑」澤宮優 原書房 2016年刊行

フラフープの生産もそうなんでしょうか。

2014年に、オックスフォード大学の研究で、『あと10年で無くなる仕事』という発表がありました。そのリストには多岐にわたる職業がリストアップされています。ホテルの受付係、簿記・会計・監査の事務員、電話オペレーターは、どんどん機械が代行していますね。リストの中には、図書館員の補助員も入っていました。うーん、図書館業界は人間の知恵は機械には代替できないという思いがあるかもしれませんが、実際に蔵書管理をコンピュータのシステムで行うようになると、オール手書きの時代よりずいぶんやりやすくなったんだろうな、と思うことはままあります。今はまだキーワードが一文字違うだけで検索結果0になったりするのであてにし過ぎるとダメですが、これからどんどん精度が上がってきますしね。

温故知新、昭和で消えた仕事を見ると、その未来予測に納得がいくかもしれません。

自分の仕事を進化させましょう。

 

 

※【ミニスカートの日】

1967(昭和42)年、イギリスから「ミニの女王」ツィギーが来日し、ミニスカートブームが起こった。

 

「スカートの下の劇場(ひとははどうしてパンティにこだわるのか)」上野千鶴子 河出書房新社 1989年刊行

まじめに考えてみましょう。

 

 

※【木造住宅の日】

住宅の「住」を読み替えると数字の「十」に、漢字の「木」を分解すると数字の「十」と「八」になることから、社団法人日本木造住宅産業協会が平成10年に制定した。

 

「木造住宅工事チェック・ハンドブック(実用図解)」家づくり援護会 作品社 2004年刊行

うーん、ふだんなかなか読まれないかもしれませんが、今日くらいいかがでしょうか。

 

 

※【ドライバーの日】

トラック、バス、タクシーなどに乗務するすべてのプロドライバーに感謝するとともに、プロドライバーの地位向上を目指す日にと、物流業界の総合専門紙「物流ウィークリー」を発行する株式会社物流産業新聞社が制定した日。日付は10と18で「ドライバー」と読む語呂合わせから。

 

「東京タクシードライバー」山田精機 朝日新聞出版 2014年刊行

「タクシー裏物語(現役ドライバーが明かすタクシーの謎)」伊勢正義 彩図社 2008年刊行

様々な人々を運ぶドライバーさんの物語です。

 

「物流の未来を担うセールスドライバー(佐川急便でみる物流業界)」宇津木聡史 2004年刊行

いつもお世話になっております。お体壊さないようにしてくださいね。

 

「黄色いバスの奇跡(十勝バスの再生物語)」吉田理宏 総合法令出版 2013年刊行

何度か紹介していますが、この本はとてもおススメです。

十勝バスの現社長の野村文吾さん、ますます活躍中ですがお父さんから会社を継がれたときは、経営ががけっぷち。

会社が危ないのに社員はやる気を失っている。やる気がないから危ないのか。

文吾さんは東京で別の会社で働いていたけどいきなり呼び戻されて社長になりました。

このままじゃ会社が無くなるので改革を訴えます。しかし、この構図で生え抜きのベテラン社員が従わないのはわかる気がします。

この状態をいかにひっくり返し、日本中でも注目される会社にしていったのか…。

結果をみると奇跡のようですが、現実に起こったことです。

『雪解け』という章を読んだとき、胸が熱くなりました。

ぜひ、社長ではなくても組織・チームで仕事をしている人に一度は読んでほしい本です。

 

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

貯蓄・上水道・オンラインゲーム・沖縄そば・カラオケ文化・神嘗祭・貧困撲滅のための国際デーでした(2017.10.17)

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月17日はこんな日です。

貯蓄の日、貧困撲滅のための国際デー、上水道の日、オンラインゲームの日、沖縄そばの日、カラオケ文化の日、神嘗祭

 

※【貯蓄の日】

日本銀行貯蓄増強中央委員会(現在の金融広報中央委員会)が1952(昭和27)年の

同委員会発足の際に制定し、翌年から実施。

戦前まで実施されていた神嘗祭に因んで。

勤労の収穫であるお金を大切にする日。

 

「貯金も倹約も全てここから! 楽しい『0円生活』入門(支出ゼロ円で暮らす喜び!)」丸田潔 主婦の友社 2009年刊行

支出ゼロで暮らせたら、スゴイですね…。

 

 

※【貧困撲滅のための国際デー】(International Day for the Eradication of Poverty)

1999(平成11)年の国連総会で制定。国際デーの一つ。

 

「鏡のなかの『豊かさ』(援助する国される国)」飯田経夫 筑摩書房 1988年刊行

「ムハマド・ユヌス自伝(貧困なき世界をめざす銀行家)」ムハマド・ユヌス 早川書房 1998年刊行

「池上彰とホセ・ムヒカが語り合ったほんとうの豊かさって何ですか?」池上彰 KADOKAWA 2016年刊行

このあたりが気になります。

 

 

※【上水道の日】

1887(明治20)年、横浜の市街地へ日本初の近代的上水道による給水が開始された。

イギリスの工兵中佐パーマーの設計指導により、相模川から野毛山の貯水地へ引水し、市街地へ給水していた。

 

「シビル・アクション ある水道汚染訴訟」ジョナサン・ハー 新潮社 2000年刊行

上下巻で読みごたえがありそうです。

 

※【オンラインゲームの日】

1997年、日本初の月額課金型、多人数同時参加型オンラインRPG「ウルティマオンライン」の英語版パッケージが発売された日を記念して、エレクトリック・アーツ株式会社が制定。

 

「オンライン!クリア不可能?悪魔のゲーム!」雨蛙ミドリ KADOKAWA 2011年刊行

呪いのゲームに挑む主人公たち。仲間と力を合わせて攻略にかかるが…!?

10巻以上続いている人気シリーズ。

小学校高学年くらいからが読みやすそうです。

 

 

※【沖縄そばの日】

1978(昭和53)年、「沖縄そば」の名称が公正取引協議会に正式に呼称認定され、

また、全国麺類名産・特産品に指定された。

 

「沖縄のうまいもの。」太陽編集部 平凡社 2000年刊行

沖縄そばもそうですが、なかなか沖縄の料理を食べる機会がないです。

沖縄料理のお店に行ったことがないなー。北海道には少ないのかな。

 

※【カラオケ文化の日】

カラオケ機器の販売及びリースに係わる事業者の全国協議機関である全国カラオケ事業者協会が制定。

「カラオケは我が国が生んだ最大の娯楽文化」との認識から、20年余りにわたり、その普及に努めてきた事業者が集まる同協会の設立記念日。

【関連】

カラオケの日 1月19日(NHKが制定)

ファミリーカラオケの日 9月第2土曜日

 

「カラオケを発明した男」大下英治 河出書房新社 2005年刊行

個人的にはカラオケといわれると、荒井注さんがカラオケボックスを開店しようとして、建物が完成したけど入り口が狭くてカラオケの機械が入れられなくてオープンできずに終わったという話をいまだに思い出します。

 

※【神嘗祭】

1947(昭和22)年までの祝日。

天皇が、その年の新穀を伊勢神宮に奉納する祭。

1871年に定められたときは9月17日に実施されていたが、1879年にこの日に改められた。

 

いろいろ読み方はありますが、かんなめさいと読むのが一般的なようです。

 

「図解ふしぎで意外な神道」岡田明憲 学研パブリッシング 2013年刊行

あまり意識しないけど身近なところにその由来があったり。

初詣が1年で最初で最後の参拝になったりするけど、もうちょっとお参りすべきでしょうか。

 

 

今日はこのあたりで。

それでは~。

自分色記念日・世界食糧デー・ボスの日でした(2017.10.15)

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

全国図書館大会での文藝春秋さんの「図書館で文庫本を置くと無料の意識づけがされてしまうので、やめてほしい」という発表が波紋を呼んでいます。大きな波紋の一つが、キングコング西野亮廣さんの「全国の図書館に新刊を自費で送ります。いらない場合は返品費用と手数料を後ほどお支払いします」という宣言です。

図書館が本の売り上げを減らしているのではない。出版業界や書店と図書館は利害が対立していない、という主張をされています。

実はボクはその話が流れる前に、「面白そうだな。話題になりそうだし、自分で買おう」とこの本は買っていました。また次の機会にこの本のことを書きたいと思います。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月16日はこんな日です。

自分色記念日、世界食糧デー、ボスの日

 

※【人と色の日・自分色記念日】

人が生まれながらに持つ髪や目、肌の色などと調和して、その人にいちばん似合う色が自分色(パーソナルカラー)。

個性を引き立て、魅力を引き出すパーソナルカラーの効果的な活用法などを提案する有限責任中間法人の日本パーソナルカラリスト協会が制定。

日付は10と16で「ヒトイロ=人色」と読む語呂合わせから。

 

「似合う色がわかる本(カラーアナリストが教える本当に似合う色)」桶村久美子 中経出版 2002年刊行

「ビジュアルカラーコーディネート」徳永聖一郎 講談社 2000年刊行

「トコトンやさしい色彩光学の本」前田秀一 日刊工業新聞社 2016年刊行

「色の教科書(暮らしがもっと楽しくなる!)」桜井輝子 学研パブリッシング

ふだん、あまり色に気を配っていないのですが、家で実物大ガンダム像の写真&製作者インタビュー集を読んでいたときに色の話が出てきました。

ガンダムは白が多く、同じ白だと見栄えがしないので、権利者のサンライズと立像の製作技術者チームが話をして、「各パーツはいろいろな工場で別々に作られたという設定にして、グレーを使いながら色のメリハリをつけましょう。同じ工場で作られたパーツは塗装色を合わせて。それなら靴上がったときに単調にならない」というようにして完成度をあげたそうです。

また、ガンダムの生みの親、富野さんは「おもちゃカラーだが、結果的にこれでよかった。ハッピーでピースフルな見え方だ。兵器を意識したミリタリーカラーにしたらミサイルが飛んできたかもしれない」と語っています。なんでも、企画の最初には富野さんには打診がなく、プロジェクトが中止できない段階になってようやく話が来たそうです。「最初に俺のところに話が来ていたら、このプロジェクトは認めなかった」とも、書かれています。忌憚のない意見とはこういうことを言うんだなぁ、と思いました。

あ、ちなみにガンダムはアニメ出てくるだけで「実物大」といっても実物がないので正確ではなく、1分の1ガンダム像という表現が正しいらしいです。はい。

色の話のようでいて、自分の趣味の話でした。

 

 

※【世界食糧デー(World Food Day)】

国連食糧農業機関(FAO)が1981(昭和56)年に制定。国際デーの一つ。1945(昭和20)年、FAOが設立された。開発途上国等での栄養失調や飢餓について考える日。

 

「世界から飢餓を終わらせるための30の方法」ハンガー・フリー・ワールド 合同出版 2012年刊行

「食料と環境問題(世界と日本の食料問題)」山崎亮一 文研出版 2011年刊行

ボクが子どもの頃に、世界の人口は55億人と聞いたような記憶がありますが、子どもの頃より30数年が経って、男の数が世界に35億なので、倍にして70億くらいです。増え続ける人口による食糧需要を満たす供給をしていくか、大きな問題です。

 

「ナショジオと考える地球と食の未来(私たちはいつまで食料を確保できるのか?)」日経ナショナルジオグラフィック社 2016年刊行

食糧問題について、わかりやすくまとめられています。

ボクは実家が酪農家なので、いろいろいろいろ考えてしまいました。

 

 

※【ボスの日】

1958(昭和33)年、アメリカのパトリシア・ベイ・ハロキスさんが、会社を経営していた父の為に提唱。

経営者と部下の関係を円滑にするための日。アメリカではボスを昼食に招待したりプレゼントを贈ったりしている。日本では1988(昭和63)年からデパート業界が実施している。

 

「『ボス』と慕われた教師(学校づくりは石狩で、カンボジアで)」小山内美江子 岩波書店 2003年刊行

小椋英史先生、校長になって次々と新しいアイディアを出します。ノーチャイム・ノーホイッスル運動。「教職員は腕時計をしているし、教室にも校庭にも立派な時計がある」と、導入。最初は混乱があったものの、次第にうまくいくようになりました。周りの先生は、「チャイムやホイッスルの合図に従わせるのではなく、自ら行動する。これが教育なんだな」と感じたと言います。

一人一冊一年間熟読のアイディアは、冊数を多く読めばスゴイ、というのではなく、しっかりじっくり名作を味わい、読み取ってもらいたいとのことで取り組まれたのでした。

退職のときに、教師の有志で贈る言葉を載せた小冊子が作られました。

「思ったのなら、やれ。校長は検事ではない、最終弁護人だ。あの言葉、忘れません」

これは、素晴らしい言葉だと思いました。

素晴らしい本、素晴らしい言葉、素晴らしい方に出会えました。

 

「ゴリラのボスになった力三さん(世界が驚いた!ゴリラと心を通わせた飼育係の物語)」綾野まさる ハート出版 2002年刊行

戦争のときの、ゾウのエピソードを読んで泣きそうになりました。

東山動物園でも、上野動物園と同様に「猛獣を殺せ」と軍から命令があり、多くの動物を獣医と飼育員が、やりきれない思いでその手にかけました。

三頭のゴリラとのエピソード、人間とゴリラは心を通わせられるのか。

人とゴリラの種の垣根を越えた力三さんの愛で、心が通い合ったのです。

しかしゴリラに対してボスであるには、肉体的に彼らより強いことを示さなければなりませんが、どんどん成長していくゴリラを力にて制することができなくなり、悲しい別れが訪れました。でも、最後まで読んでほしい本です。

児童書で、ひらがながふってあるので動物好きの小学校3年生くらいからおススメです。いつも本を読んでいる子はもう少し小さくても読めます。

 

「ボスがきた」たけうちまさき 偕成社 1980年刊行

一人の児童、たけうちくんが施設にやって来た子犬に親と別れて暮らす自分の境遇を重ねます。子犬は『ボス』と名づけられました。

大切な友人として一緒に暮らした『ボス』にも最後の時が訪れます。その悲しみたるや、大変なものでした。たけうちくんはその気持ちとボスとの思い出を絵にして、【ボスがきた】という絵本になりました。

 

今日はこのあたりで。それでは~。

きのこ・たすけあい・人形・女人禁制破り・すき焼き通の日でした(2017.10.15)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月15日はこんな日です。

きのこの日、たすけあいの日、人形の日、女人禁制破りの日、すき焼き通の日

 

「きのこほいくえん」のぶみ 講談社 2014年刊行

おお、この本、昨日、スタッフさんが三歳の娘さんに読んであげてたなー。きのこの日イブだったんですね。スゴイ偶然。

 

「北海道きのこ図鑑」高橋郁雄 亜璃西社 2012年刊行

山のキノコ採りで、食中毒にならないようにぜひ。

 

「セルフレスキュー(遭難を防ぎ、安全登山を実現する山のトラブル脱出法)」渡辺輝男 山と渓谷社 2007年刊行

秋のキノコ採り、趣味の方も多いですがそんなあなたに無事に帰ってきてほしい。万が一の時にあなたを助ける一冊です。

 

※【たすけあいの日】

全国社会福祉協議会が1965(昭和40)年に制定。日常生活での助け合いや、地域社会でのボランティア活動を積極的な参加を呼びかける日。

 

「3歳からのお手伝い(やさしさと思いやりのこころを育てたい…)」寺西恵理子 河出書房新社 2005年刊行

まず、家庭から。そして、友人知人、地域、世の中、世界へと広がっていくといいですね。まずは一番身近で一番大事な家庭からはじめましょう。

 

 

※【人形の日】

日本人形協会と日本玩具及び人形連盟が1965(昭和40)年に制定したが、1972(昭和47)年に「抜本的な検討を加える必要がある」として、積極的な活動を休止した。

しかし、一般には普及し、この日に因んで全国各地で人形供養や人形感謝祭等が開催される。

 

「人形劇場へごしょうたい」サリー・ガードナー 偕成社 2009年刊行

今年は鹿追で十勝人形劇フェスティバルが開催されます。11月26日に十勝の人形劇団体の公演がありますので、ぜひ!

 

 

※【女人禁制破りの日】

婦人運動家が提唱。

1867(慶応3)年、イギリス公使ハリー・S.パークが、夫人同伴で、当時女人禁制だった富士山に登った。

 

150年前は、女性は富士山に登ったらダメだったそうです。

理由は、女性が登ると神様が怒るので…。

現在は、そういう方はいないですよね。

山ガールに訴えられますよ。

 

「富士登山ハンドブック(富士の自然を楽しむ)」富士自然動物園協会 自由国民社 2004年刊行

みんなで楽しみましょう。

 

 

※【すき焼き通の日】

すき焼きに関する本『すき焼き通』(向笠千恵子著・平凡社新書)が刊行されたことをきっかけに、すき焼き店とすき焼き愛好家で結成された「すきや連」が誕生。

すき焼きの美味しさと楽しさをアピールする日にと『すき焼き通』の刊行日(2008年10月15日)を記念日とした。

 

【すき焼き】でタイトル検索しても本が出てこないので、そういうときはキーワードを広げます。【鍋】っと。

これからの季節、活躍しそうな本がいっぱいです。

「とっておき!ひとり鍋(買い物1回5日分。)」小林まさみ 扶桑社 2012年刊行

なんと! 一人分で鍋を作ろうとするといつも食材を傷ませてしまっていたボクのための本がありました。これからの季節にピッタリのいい本が見つかったー。ラッキー!

 

「具だくさんのあったか鍋73レシピ(ぐつぐつおいしい)」成美堂出版編集部 2008年刊行

もちろん、みんなでワイワイ食べる鍋レシピも!

 

今日はこのあたりで。それでは~。

鉄道・世界標準・プラレール・PTA・くまのプーさん原作デビュー・1974年長嶋茂雄引退の日でした。(2017.10.14)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月14日はこんな日です。

鉄道記念日(鉄道の日)、世界標準の日、PTA結成の日、プラレールの日、くまのプーさん原作デビューの日

 

※【鉄道の日】

1922(大正11)年に「鉄道記念日」として制定。

1872(明治5)年9月12日(新暦10月14日)、新橋駅(後の汐留貨物駅・現在廃止)~横浜駅(現在の根岸線桜木町駅)を結んだ日本初の鉄道が開業した。

「鉄道記念日」のままでは国鉄色が強いということで、1994(平成6)年に運輸省(現在の国土交通省)の提案により「鉄道の日」と改称し、JR以外の民間鉄道も巻き込んだ記念日となった。

 

「世界鉄道珍道中」山下裕 論創社 1989年刊行

三十年近く前の本を発見。

 

「シベリヤ鉄道殺人事件」西村京太郎 光文社 1995年刊行

鉄道ミステリといえば、第一人者西村御大ですね。

 

「鉄道員(ぽっぽや)」浅田次郎 集英社

雪の中、語らず自分の仕事に専念する高倉健さんの演技の印象がすごく強いです。

 

「高倉健とすばらしき男の世界(映画『鉄道員』)」『鉄道員』メイキング編集部 1999年刊行

こちらもあわせてどうぞ。

 

「銀河鉄道の夜」宮沢賢治 角川書店 1989年刊行

宮沢賢治さんの代表作、名作ですね。

 

「銀河鉄道999」松本零士 小学館

松本零士さんの代表作、名作ですね。

 

「世界の車窓から あこがれの鉄道旅行」テレビ朝日コンテンツ事業部」2005年刊行

夜、番組と番組の間にちょっと流れるこの番組(?)、落ち着くナレーションとBGMで好きでした。

 

 

「鉄道の歴史を探る(文明開化の花形)」鹿追町郷土史研究会 2002年

「十勝の国 私鉄覚え書 十勝鉄道 河西鉄道 拓殖鉄道」加田芳英 1984年刊行

貴重な郷土資料となっています。鹿追をかつて走っていた鉄道を調べるときはまずこちらから。

 

 

※【世界標準の日(World Standards Day)】

国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)が制定。

世界標準を策定した人たちに感謝し、労をねぎらう日。

アメリカ合衆国では10月11日、フィンランドでは10月13日、イタリアでは10月18日をそれぞれ世界標準の日と定めている。

 

標準というものを作ることは、とても大切で、一昨日【日本の図書館分類法の父】と呼ばれる間宮不二雄さんについて、浦幌の持田誠学芸員さんに教わってきました。

間宮さんの尽力で日本の本の分類法が標準化され、図書館の整理方法が確立されました。賛否両論ありますが、標準がないと賛否の議論もできず各図書館のルールがあまりにもバラバラだと利用者さんが困りますよね。

 

「江戸語・東京語・標準語」水原明人 講談社 1994年刊行

方言も大事ですが、多くの方と意思疎通できる標準語、大事です。

 

 

※【PTA結成の日】

1952(昭和26)年、PTAの全国組織、日本父母と先生全国協議会(現在の日本PTA全国協議会)が結成された。

【関連】

PTA週間 10月14日~10月20日

 

ただいま、PTA週間なのですね。

「PTA、やらなきゃダメですか?」山本浩資 小学館 2016年刊行

共働きや、逆の事情も増えてなかなか役員決めが難しいと聞きました。

 

「ワードで作る!PTA・自治会のためのチラシ・広報誌・プレスリリースらくらく作成ガイド」増田ゆきみ 秀和システム

そんな中、役員になったあなたを助けるこの一冊であります。

 

 

※【プラレールの日】

1997年に制定され、トミー(現タカラトミー)より「特別限定復刻版ちんちんでんしゃ」が発売された。毎年10月14日にはこれを記念して限定復刻版が発売される。

 

「プラレール大集合 ほんとうに走っている列車とくらべてみよう!」永岡書店 2016年刊行

男の子はプラレール好きの子が多いです。プラレールの本、にこにこして借りてくれます。

ボクも昔、レールを組み合わせて遊んだなー。

 

 

※【くまのプーさん原作デビューの日】

世界中で愛されている「くまのプーさん」の原作が発売された日(1926年10月14日)を記念日として制定したのは「ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社」。プーさんとゆかいな仲間達が楽しく暮らす100エーカーの森にちなみ、環境・森林保護を考える日としている。

 

「くまのプーさん心がふっとラクになる言葉(英訳つき)」PHP研究所 2012年刊行

はちみつを食べる姿がとても幸せそうなプーさん。みんながいやされていますね。

 

 

※【長嶋選手引退の日】

1974年(昭和49年)のこの日、「ミスタージャイアンツ」と呼ばれる長嶋茂雄選手が引退した。後楽園球場での中日戦の後にセレモニーが行われ、「私は今日引退しますが、わが巨人軍は永久に不滅です」の名台詞も。38歳であった。

 

長嶋さんは38歳で引退なんですね。スポーツ選手はサラリーマンよりずっと早く第二の人生が始まります。

「長嶋茂雄(プロ野球を変えた男)」永島直樹 ぎょうせい 1991年刊行

古い本ですがボクがひそかにおススメしている【名球会comics】シリーズです。マンガで往年のプロ野球スター選手の生い立ちや偉業が読めます。ただ、今の野球少年にとって、長嶋さんはともかく、25年以上前に刊行されたスポーツ選手は名前を聞いたことがなくてなかなか手に取られにくくなったシリーズです。なんとか読んでもらいたいなぁ。もちろん、当時の野球少年たちにもおススメで、懐かしく読めます。逆にそちらの世代におススメした方が喜ばれるかな?

 

 

今日はこのあたりで。それでは~。

引っ越し・サツマイモ・豆・麻酔の日でした(2017.10.13)。あと、伊豆の本も紹介。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月13日はこんな日です。

引っ越しの日、サツマイモの日、豆の日、麻酔の日

※【引越しの日】

引越専門協同組合連合会関東ブロック会が1989(平成元)年に制定。

1868(明治元)年、明治天皇が京都御所から江戸城(現在の皇居)に入城された。

 

なるほど、由緒正しい引っ越しの日でした。

「木立の中に引っ越しました」高木美保 幻冬舎 2000年

高木美保さんといえば、あだ名つけ名人の有吉弘行さんに、【ヒステリック農業】と名づけられていたのが印象深いです。

 

「ひとり暮らしの教科書 理想のお部屋に引っ越し編」森真奈美 毎日コミュニケーションズ 2007年刊行

毎日過ごす部屋は、自分の理想を追求するべきです。毎日、理想の場所で過ごせるのだから。

 

 

※【サツマイモの日】

埼玉県川越市の市民グループ・川越いも友の会が制定。

10月はさつまいもの旬であり、江戸から川越までの距離が約13里なので、さつまいもが「栗(九里)より(四里)うまい十三里」と言われていたことから。

 

「サツマイモの絵本」たけだひでゆき 農山漁村文化協会 1997年刊行

鹿追でもサツマイモが作られています。この間、畑のわきの道路を通ったら、テレビカメラが来てて、社長さんがインタビューを受けていました。どんどん有名になるといいなぁ。

 

「農家が教えるジャガイモ・サツマイモつくり」農文協 農村漁村文化協会 2014年刊行

農業は土が大事です。

 

 

※【豆の日】

陰暦の9月13日には「十三夜」として名月に豆をお供えし、ゆでた豆を食べる「豆名月(まめめいげつ)」という風習があったことにちなみ全国豆類振興会が制定。

日付は暦通りの「十三夜」とすると毎年日付が大きく変動してしまうので、新暦の10月13日とした。豆類に関する普及活動などを行う。

 

「『十勝の食材』丸ごとクッキング豆レシピ90」十勝郷土料理研究会 クナウマガジン 2003年刊行

あ、十勝の本を発見。

 

【豆】のキーワードで検索すると、【伊豆】もひっかかってきました。

ちょうど、昨日Facebookで短パン社長の投稿を見ていたら、伊豆長岡での思い出の記事のリンクが貼ってあって

http://tanpan.jp/blog/archives/4289

(記念にここに貼っておこう。ボクも集合写真で登場しています!)

読んでいて、懐かしいなー、みんなにまた会いたいなーという気持ちになっていたところです。

短パン社長も今は二年半前よりますますパワーアップしていて、スゴイなー、ボクももっといろいろやってみよう。

そんな前向きな気持ちで、伊豆の本を探してみました。どれどれ。

 

「南伊豆殺人事件」西村京太郎

「伊豆・河津七滝に消えた女(十津川警部の叛撃)」西村京太郎

「伊豆誘拐行」西村京太郎

「伊豆下賀茂で死んだ女」西村京太郎

「伊豆の海に消えた女」西村京太郎

「伊豆誘拐行」西村京太郎

「西伊豆美しき殺意」西村京太郎

「十津川警部捜査行 伊豆箱根事件簿」西村京太郎

「伊豆急『リゾート21』の証人」西村京太郎

「十津川警部西伊豆変死事件」西村京太郎

西村御大のおかげで伊豆が大変なことになっていました。

うちの図書館にあるだけでこれですから、もう米花町もびっくりの死体の山です。

前向きなあたたかい気持ちで検索したのですが…。南無。

みんなで行った伊豆長岡はどれに出てくるのかな。

 

 

「伊豆の踊子」川端康成 講談社 1995年刊行

伊豆といえば、これを入れておけばラインナップが図書館らしいですね。安易でしょうか。

なんと! カセット文庫もあります。テープレコーダーにセットしてスイッチオンすれば自動的にあの名作!伊豆の踊子が読み上げられていく。あなたは耳をかたむけるだけ!

なのですが、近年さっぱり利用がないのです。やっぱり、カセットだから(・・?

 

 

※【麻酔の日】

日本麻酔科学会が制定。

1804年、華岡青州が世界で初めて全身麻酔による乳癌手術を成功させた。

 

「手術室の中へ(麻酔科医からのレポート)」弓削孟文 集英社

手術室の中って、全身麻酔を使う場合、一般人は医療ドラマでしか様子を知れないですよね。手術を受けるにしても。これは、普段知らない裏側を知られる本です。

 

今日はこのあたりで。それでは~。

不動産・海王星・万年筆・カフスボタンの日でした(2017.9.23)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、9月23日はこんな日です。

不動産の日、海王星の日、万年筆の日、カフスボタンの日

 

「銀河不動産の超越」森博嗣 文芸春秋 2008年刊行

タイトルから中身が全く想像できません。そういえば、月の土地は売買されていますね。そういう話?

 

「動く不動産」姉小路祐 角川書店 1991年刊行

こちらは、シンプルにギャップが気になりますね。似た言葉として、「医者の不養生」とか。違うかな。地面は動かないけど、所有権は動きますよね。そういう話?

 

「海王星」の日でした。

夜空を見上げると今日は綺麗な海王星が…、という日でもなく、19世紀に入って学者さんがようやくみつけたので、簡単には見られない星です。

 

「ネプチューンの迷宮」佐々木譲 徳間書店 2001年刊行

ネプチューンはローマ神話に出てくる海の神ですね。海王星の名の由来となっています。この小説は、そんな神話のお話…、ではありませんでした。

 

万年筆の日でした。

「究極の文房具カタログ マストアイテム編」高畑正幸 ロコモーションパブリッシング 2006年刊行

いい文房具は、やる気が高まりますね。でも、万年筆はインクの手入れとかがきちんとできないと活躍させてあげられません。ボクの家の棚の奥にも、眠っている一本が…。ゴメン。

 

カフスボタンの日でした。

「おしゃれと無縁に生きる」村上龍 幻冬舎 2015年刊行

ファッションの本ではなく、エッセイ集でした。エッセイは、人の価値観に触れられるので気分転換に読むのがいいのかも。

 

なにか、テーマそのものズバリの本を紹介できていない気がしますが、今日はこの辺りで。

それでは~。

箸・橋の日でした。8月4日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、8月4日はこんな日です。

箸の日、橋の日、ビヤホールの日、ゆかたの日、パチスロの日、ヤマヨシの日、吊り橋の日

 

「お箸の秘密」三田村有純 里分出版 2009年刊行

「箸の本(箸のあげ下ろしから面白ウンチク話まで)」本田総一郎 日本実業出版社 1985年刊行

箸の正しい使い方、ボクはこの年になっても自信がないです。

いっしょに食事しているときに、向かいで美しい箸づかいをされていると、惚れそうになります。

 

「絵本はこころの架け橋」岡田達信 瑞雲舎 2016年刊行

大人になってから絵本を読むと、違った感動があってこころにジーンと来たりする作品があります。

子どもの頃にはまだなかった経験を積むことで、新たなことを絵本から読み取れるようになるからでしょうか?

 

「釧路ぬさまい橋殺人事件」木谷恭介 有楽出版社

本日の殺人事件はこちらです。

 

「橋をかける(子供時代の読書の思い出)」美智子 文芸春秋 2009年刊行

著者が【美智子】となっているので苗字のデータのミスかペンネームかなと思いつつ、日本で苗字のない方はもしかして…、と思って調べたら美智子皇后陛下であらせられました。どんな本を読んで幼少期を過ごされたのでしょうか。

 

「タウシュベツ(大雪山の麓に眠る幻のコンクリートアーチ橋)」西山芳一 講談社 2002年刊行

長い年月、風雪や極寒に耐えてきたアーチですが、限界が近づいているとのこと。崩れる前に観るチャンスは今かもしれません。

 

 

今日はこの辺りで。

それでは~。