Category Archives: 西村京太郎御大

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鉄道・世界標準・プラレール・PTA・くまのプーさん原作デビュー・1974年長嶋茂雄引退の日でした。(2017.10.14)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月14日はこんな日です。

鉄道記念日(鉄道の日)、世界標準の日、PTA結成の日、プラレールの日、くまのプーさん原作デビューの日

 

※【鉄道の日】

1922(大正11)年に「鉄道記念日」として制定。

1872(明治5)年9月12日(新暦10月14日)、新橋駅(後の汐留貨物駅・現在廃止)~横浜駅(現在の根岸線桜木町駅)を結んだ日本初の鉄道が開業した。

「鉄道記念日」のままでは国鉄色が強いということで、1994(平成6)年に運輸省(現在の国土交通省)の提案により「鉄道の日」と改称し、JR以外の民間鉄道も巻き込んだ記念日となった。

 

「世界鉄道珍道中」山下裕 論創社 1989年刊行

三十年近く前の本を発見。

 

「シベリヤ鉄道殺人事件」西村京太郎 光文社 1995年刊行

鉄道ミステリといえば、第一人者西村御大ですね。

 

「鉄道員(ぽっぽや)」浅田次郎 集英社

雪の中、語らず自分の仕事に専念する高倉健さんの演技の印象がすごく強いです。

 

「高倉健とすばらしき男の世界(映画『鉄道員』)」『鉄道員』メイキング編集部 1999年刊行

こちらもあわせてどうぞ。

 

「銀河鉄道の夜」宮沢賢治 角川書店 1989年刊行

宮沢賢治さんの代表作、名作ですね。

 

「銀河鉄道999」松本零士 小学館

松本零士さんの代表作、名作ですね。

 

「世界の車窓から あこがれの鉄道旅行」テレビ朝日コンテンツ事業部」2005年刊行

夜、番組と番組の間にちょっと流れるこの番組(?)、落ち着くナレーションとBGMで好きでした。

 

 

「鉄道の歴史を探る(文明開化の花形)」鹿追町郷土史研究会 2002年

「十勝の国 私鉄覚え書 十勝鉄道 河西鉄道 拓殖鉄道」加田芳英 1984年刊行

貴重な郷土資料となっています。鹿追をかつて走っていた鉄道を調べるときはまずこちらから。

 

 

※【世界標準の日(World Standards Day)】

国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)が制定。

世界標準を策定した人たちに感謝し、労をねぎらう日。

アメリカ合衆国では10月11日、フィンランドでは10月13日、イタリアでは10月18日をそれぞれ世界標準の日と定めている。

 

標準というものを作ることは、とても大切で、一昨日【日本の図書館分類法の父】と呼ばれる間宮不二雄さんについて、浦幌の持田誠学芸員さんに教わってきました。

間宮さんの尽力で日本の本の分類法が標準化され、図書館の整理方法が確立されました。賛否両論ありますが、標準がないと賛否の議論もできず各図書館のルールがあまりにもバラバラだと利用者さんが困りますよね。

 

「江戸語・東京語・標準語」水原明人 講談社 1994年刊行

方言も大事ですが、多くの方と意思疎通できる標準語、大事です。

 

 

※【PTA結成の日】

1952(昭和26)年、PTAの全国組織、日本父母と先生全国協議会(現在の日本PTA全国協議会)が結成された。

【関連】

PTA週間 10月14日~10月20日

 

ただいま、PTA週間なのですね。

「PTA、やらなきゃダメですか?」山本浩資 小学館 2016年刊行

共働きや、逆の事情も増えてなかなか役員決めが難しいと聞きました。

 

「ワードで作る!PTA・自治会のためのチラシ・広報誌・プレスリリースらくらく作成ガイド」増田ゆきみ 秀和システム

そんな中、役員になったあなたを助けるこの一冊であります。

 

 

※【プラレールの日】

1997年に制定され、トミー(現タカラトミー)より「特別限定復刻版ちんちんでんしゃ」が発売された。毎年10月14日にはこれを記念して限定復刻版が発売される。

 

「プラレール大集合 ほんとうに走っている列車とくらべてみよう!」永岡書店 2016年刊行

男の子はプラレール好きの子が多いです。プラレールの本、にこにこして借りてくれます。

ボクも昔、レールを組み合わせて遊んだなー。

 

 

※【くまのプーさん原作デビューの日】

世界中で愛されている「くまのプーさん」の原作が発売された日(1926年10月14日)を記念日として制定したのは「ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社」。プーさんとゆかいな仲間達が楽しく暮らす100エーカーの森にちなみ、環境・森林保護を考える日としている。

 

「くまのプーさん心がふっとラクになる言葉(英訳つき)」PHP研究所 2012年刊行

はちみつを食べる姿がとても幸せそうなプーさん。みんながいやされていますね。

 

 

※【長嶋選手引退の日】

1974年(昭和49年)のこの日、「ミスタージャイアンツ」と呼ばれる長嶋茂雄選手が引退した。後楽園球場での中日戦の後にセレモニーが行われ、「私は今日引退しますが、わが巨人軍は永久に不滅です」の名台詞も。38歳であった。

 

長嶋さんは38歳で引退なんですね。スポーツ選手はサラリーマンよりずっと早く第二の人生が始まります。

「長嶋茂雄(プロ野球を変えた男)」永島直樹 ぎょうせい 1991年刊行

古い本ですがボクがひそかにおススメしている【名球会comics】シリーズです。マンガで往年のプロ野球スター選手の生い立ちや偉業が読めます。ただ、今の野球少年にとって、長嶋さんはともかく、25年以上前に刊行されたスポーツ選手は名前を聞いたことがなくてなかなか手に取られにくくなったシリーズです。なんとか読んでもらいたいなぁ。もちろん、当時の野球少年たちにもおススメで、懐かしく読めます。逆にそちらの世代におススメした方が喜ばれるかな?

 

 

今日はこのあたりで。それでは~。

引っ越し・サツマイモ・豆・麻酔の日でした(2017.10.13)。あと、伊豆の本も紹介。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、10月13日はこんな日です。

引っ越しの日、サツマイモの日、豆の日、麻酔の日

※【引越しの日】

引越専門協同組合連合会関東ブロック会が1989(平成元)年に制定。

1868(明治元)年、明治天皇が京都御所から江戸城(現在の皇居)に入城された。

 

なるほど、由緒正しい引っ越しの日でした。

「木立の中に引っ越しました」高木美保 幻冬舎 2000年

高木美保さんといえば、あだ名つけ名人の有吉弘行さんに、【ヒステリック農業】と名づけられていたのが印象深いです。

 

「ひとり暮らしの教科書 理想のお部屋に引っ越し編」森真奈美 毎日コミュニケーションズ 2007年刊行

毎日過ごす部屋は、自分の理想を追求するべきです。毎日、理想の場所で過ごせるのだから。

 

 

※【サツマイモの日】

埼玉県川越市の市民グループ・川越いも友の会が制定。

10月はさつまいもの旬であり、江戸から川越までの距離が約13里なので、さつまいもが「栗(九里)より(四里)うまい十三里」と言われていたことから。

 

「サツマイモの絵本」たけだひでゆき 農山漁村文化協会 1997年刊行

鹿追でもサツマイモが作られています。この間、畑のわきの道路を通ったら、テレビカメラが来てて、社長さんがインタビューを受けていました。どんどん有名になるといいなぁ。

 

「農家が教えるジャガイモ・サツマイモつくり」農文協 農村漁村文化協会 2014年刊行

農業は土が大事です。

 

 

※【豆の日】

陰暦の9月13日には「十三夜」として名月に豆をお供えし、ゆでた豆を食べる「豆名月(まめめいげつ)」という風習があったことにちなみ全国豆類振興会が制定。

日付は暦通りの「十三夜」とすると毎年日付が大きく変動してしまうので、新暦の10月13日とした。豆類に関する普及活動などを行う。

 

「『十勝の食材』丸ごとクッキング豆レシピ90」十勝郷土料理研究会 クナウマガジン 2003年刊行

あ、十勝の本を発見。

 

【豆】のキーワードで検索すると、【伊豆】もひっかかってきました。

ちょうど、昨日Facebookで短パン社長の投稿を見ていたら、伊豆長岡での思い出の記事のリンクが貼ってあって

http://tanpan.jp/blog/archives/4289

(記念にここに貼っておこう。ボクも集合写真で登場しています!)

読んでいて、懐かしいなー、みんなにまた会いたいなーという気持ちになっていたところです。

短パン社長も今は二年半前よりますますパワーアップしていて、スゴイなー、ボクももっといろいろやってみよう。

そんな前向きな気持ちで、伊豆の本を探してみました。どれどれ。

 

「南伊豆殺人事件」西村京太郎

「伊豆・河津七滝に消えた女(十津川警部の叛撃)」西村京太郎

「伊豆誘拐行」西村京太郎

「伊豆下賀茂で死んだ女」西村京太郎

「伊豆の海に消えた女」西村京太郎

「伊豆誘拐行」西村京太郎

「西伊豆美しき殺意」西村京太郎

「十津川警部捜査行 伊豆箱根事件簿」西村京太郎

「伊豆急『リゾート21』の証人」西村京太郎

「十津川警部西伊豆変死事件」西村京太郎

西村御大のおかげで伊豆が大変なことになっていました。

うちの図書館にあるだけでこれですから、もう米花町もびっくりの死体の山です。

前向きなあたたかい気持ちで検索したのですが…。南無。

みんなで行った伊豆長岡はどれに出てくるのかな。

 

 

「伊豆の踊子」川端康成 講談社 1995年刊行

伊豆といえば、これを入れておけばラインナップが図書館らしいですね。安易でしょうか。

なんと! カセット文庫もあります。テープレコーダーにセットしてスイッチオンすれば自動的にあの名作!伊豆の踊子が読み上げられていく。あなたは耳をかたむけるだけ!

なのですが、近年さっぱり利用がないのです。やっぱり、カセットだから(・・?

 

 

※【麻酔の日】

日本麻酔科学会が制定。

1804年、華岡青州が世界で初めて全身麻酔による乳癌手術を成功させた。

 

「手術室の中へ(麻酔科医からのレポート)」弓削孟文 集英社

手術室の中って、全身麻酔を使う場合、一般人は医療ドラマでしか様子を知れないですよね。手術を受けるにしても。これは、普段知らない裏側を知られる本です。

 

今日はこのあたりで。それでは~。

お稽古ごと・恐怖・ほんわかの日でした。6月6日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

6月6日はこんな日です。

 

おけいこの日、いけばなの日、邦楽の日、楽器の日、飲み水の日、コックさんの日、ヨーヨーの日、かえるの日、兄の日、補聴器の日、恐怖の日、ほんわかの日、家族だんらんの日、ひつじの日、人事労務の日、ロムの日、ワイパーの日、ローカロリーな食生活の日、梅の日、ログ活の日

 

なんだか盛りだくさんの日ですね。

おけいこ・生け花の日というのは、6歳の6月6日に芸事を始めると上達するとのいわれがあるそうです。

 

「大人のためのお稽古ごと入門」杉山由美子 岩波書店 2007年刊行

稽古にいかに臨むのか、そんな心がまえを取材されています。

 

 

恐怖の日でした。

666が獣の数字として不吉とされることからのようです。

 

「恐怖の海東尋坊」西村京太郎 文藝春秋 1995年刊行

西村先生、おはようございます。

 

「恐怖同盟」阿刀田高 新潮社 1991年刊行

昔読んだ記憶があるのですが、内容が思い出せません…。もう一度読んでみようかな。

 

「日本怪奇ゾーン(きょう出会うかもしれない恐怖現象)」中岡俊哉 永岡書店 1986年刊行

出会いたくはないけど、読みたくなる本です。

 

 

ほんわか・家族団らんの日でした。

「ぽっかぽか」深見じゅん 集英社 1997年刊行

ボクの好きな漫画がありました。なにげない幸せを大切にしています。こんな家庭にあこがれます。

 

今日はこの辺りで。

それでは~。

裏切りの日でした。6月2日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

昨日は鹿追町郷土史研究会の総会と、町内視察がありました。

笹川の資料保存館に、はじめて入りました。ふだんは閉まっているんですよね。

笑顔が下手なので、収蔵品に驚いたところを撮ってみました。

 

貴重な資料がたくさんありました。それはまた後日にでも…。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

6月2日はこんな日です。

横浜港開港記念日、長崎港記念日、うらぎりの日、路地の日、むずむず脚症候群の日、オムレツの日、おむつの日、ローズの日、甘露煮の日、イタリアワインの日

 

気になったのは、【うらぎりの日】。

なぜ、こんな日が?

実は、1582年にかの有名な本能寺の変があった日でした。

織田信長が明智光秀に謀反をおこしました。

人間五十年。下天の内を比べれば、夢幻の如くなり。

って、誰が見ていたかは知りませんが、火の包まれた本能寺の中で信長が自害の前に残した辞世の句と言われていたような記憶が。

合っているでしょうか?

 

「裏切り」のキーワードで蔵書の検索をしてみました。

「恋と裏切りの山陰本線」西村京太郎 文芸春秋 1993年刊行

西村先生、おはようございます。織田信長も明智光秀もたぶん関係ない話だと思います。

 

「誠実な裏切り」笹沢佐保 徳間書店 1982年刊行

本のタイトルで、ギャップのある言葉がつながっていると、目を惹きますよね。

サガンの「悲しみよこんにちは」が有名です(先生に教わりました)。

直感ですが、たぶんこちらも信長も光秀も出てこないと思います。

 

「真珠湾の裏切り(チャーチルはいかにしてルーズヴェルトを第二次世界大戦に誘い込んだか)」ジェイムズ・ラスブリッジャー 文芸春秋 1991年刊行

ずいぶんテーマが大きくなりました。これはちょっと気になる歴史の話です。

おそらく信長の出番はないのでは。

 

「裏切りの特急サンダーバード」西村京太郎 新潮社 2002年刊行

おお、西村先生の著者がこちらにも。信長は出ません。

 

「死者の裏切り」桂修司 宝島社 2009年刊行

タイトルから物語を想像すると…。信じていた人の死後に、仕掛けられた罠が発動するのかな。

読んでいないのでわかりませんが、もしかしたら、逆に信長が出るかも。でもたぶん出ないんじゃないかな。

 

「十津川警部裏切りの街東京」西村京太郎 徳間書店 2008年刊行

西村先生、みたびの登場です。

先生、裏切り過ぎでは…。いや、十津川警部が裏切られているだけかも。

警部も仕事とはいえ、つらいですね。

ボクの予感では、信長は出ないです。

 

「『本能寺の変』は変だ!(明智光秀の子孫による歴史捜査授業)」明智憲三郎 文芸社 2016年刊行

読んでないけど、たぶん信長が出るような気がしています。信長ファンは期待してください。

 

今日はこの辺りで。

金曜日は鹿追町図書館、延長開館の日でした。普段は午後6時までですが、金曜日は午後7時までご利用いただけます~。

 

それでは~。

箱根と聞くと、箱根駅伝、青山学院大学を連想した2月25日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

2月24日はこんな日です。

 

夕刊紙の日、箱根用水完成の日

 

※【夕刊紙の日】(夕刊フジ創刊記念日)

1969(昭和44)年、日本初の駅売り専門の夕刊紙『夕刊フジ』が創刊した。

サラリーマンを対象としたタブロイド紙の登場は、ひとつのクラスカルチャーを生んだといわれる。

 

目をひく事件やゴシップなどを一面で扱うことがタブロイド紙となりました。確かに、いつしか、不確かな噂話的なことも取り扱われています。

 

ただ、十勝においては夕刊紙と言えば、十勝毎日新聞ですね。

こちらは十勝地方の行政・経済・カルチャー・スポーツなどの動きをメインに掲載する、キャッチしておきたい情報満載の地方紙です。

 

「十勝毎日新聞縮刷版」十勝毎日新聞社

新聞紙面を縮小してまとめた本です。鹿追町図書館には昭和57年から平成17年分があります。

こちらは、十勝毎日新聞電子版にバトンタッチしています。時代ですね。

 

 

※【箱根用水完成の日】

1670(寛文10)年、日本の土木史上重要な意味を持つ箱根用水が完成した。

湖尻峠に約1200メートルのトンネルを掘って、芦ノ湖の水を富士山麓の数か村に導く用水で、深良村(現在の裾野市)の名主・大庭源之丞らが中心となって5年かけて完成させた。

 

「箱根愛と死のラビリンス」西村京太郎 新潮社 2000年刊行

西村先生おはようございます。

 

「フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉」原晋 アスコム 2015年刊行

ワクワク大作戦・ハッピー大作戦・サンキュー大作戦で、箱根駅伝を三連覇。

駅伝は苦しいもの、大変なもの、つらいもの…、ではなくて、『楽しさを求めていけば勝てる』という、昭和のスポ根を真っ向否定(?)の指導です。

え? 楽しんでいいの?

そうなんです。他の大学が厳しくつらいトレーニングに耐える中、青学は「楽しもう!」がコンセプト。

そして、勝ってしまうという、他の大学にとってはある意味やるせない(?)成績を出しています。

ボクの師匠の藤村正宏先生も、『遊びのような仕事、仕事のような遊び』という話をいつもされています。そして、圧倒的な結果を出す。

うん、パラダイムシフトが起こりました。

 

 

今日はこの辺りで。

 

それでは~。

今日は西へ向かうと幸運になるといわれている2月4日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

今日は、鹿追町図書館で古い雑誌や本を無料提供します。

図書館に、いつまでも置いておければいいのですが、収蔵スペースなどの問題で泣く泣くお別れする本があります。そこで、リサイクルの前に、ぜひ好きな方に持って行っていただければという企画です。

「還元」ということがあり、鹿追町のみなさまに限らせていただいています。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

2月4日はこんな日です。

 

銀閣寺の日、西の日(ウエストデー)、ぷよの日

 

※【銀閣寺の日】

1482(延徳元)年、足利義政が銀閣寺(東山山荘・慈照寺)の造営に着手した。

当初、金閣寺(鹿苑寺)に倣って銀箔を貼る予定だったが、実現されなかった。

 

「銀の匙」荒川弘 小学館

小学生から大人まで幅広い層に人気の、北海道の農業高校での学生生活を描いたマンガです。 「百姓貴族」もありますよ。

 

 

※【西の日】

「に(2)し(4)」の語呂合せ。

この日に西の方へ向かうと、幸運に巡会えるとされている。

 

「殺人者は西に向かう」西村京太郎 角川書店

悪い奴も幸運に巡りあいたいみたいです。

 

「薩摩スチューデント、西へ」林望 光文社

薩摩スチューデントも幸運を求めて。

 

 

※【ぷよの日】

株式会社セガが国民的な人気ゲーム「ぷよぷよ」シリーズのPRのために制定。

2と4で「ぷよ」の語呂合わせから。

 

「パズルゲーム」高木重明 筑摩書房 1977年刊行

ぷよぷよといえば、パズルゲームだなー、と思って検索したら、そのものズバリの本がありました。でも、年代的にぷよぷよは出てきません。

 

 

今日はこの辺りで。

 

 

それでは~。

鹿追町図書館、今日で仕事納めです。12月30日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

12月30日、2016年もあと2日で終了ですね。

うちは大掃除がまだなのですが、仕事納めもまだなので、掃除は明日になりそうです。年内ギリギリですね。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月30日はこんな日です。

 

地下鉄記念日、取引所大納会

 

※【地下鉄記念日】

1927(昭和2)年、上野~浅草に日本初の地下鉄(現在の営団地下鉄銀座線)が開通した。

1925年(大正14年)9月の工事開始から2年3か月で完成したこの地下鉄は、もの珍しさもあって、この日一日で10万人に近い人が乗車したとか。料金は10銭均一。

 

「東京地下鉄(メトロ)殺人事件」西村京太郎 光文社

列車のあるところ、かならずや殺人事件あり…。

西村先生は地下鉄であろうと、逃しはしません。

 

 

「横浜地下鉄殺人事件」斎藤栄 光文社

斎藤先生も逃がしてくれませんでした。

 

 

※【取引所大納会】

証券取引所での一年最後の立会い。この日は午前中(前場)で取引を終了する。

かつては12月28日だったが、証券業界の業績不振から少しでも営業日数を増やすために大納会が12月28日から30日へ、大発会が1月6日から4日へ変更された。

 

「たった7日で株とチャートの達人になる!」ダイヤモンド・ザイ編集部 ダイヤモンド社 2014年刊行

7日で達人に…。お正月休みで達人に…。

なれるのかなぁ?

 

「モーゲージ・クライシス(たくぎん抵当証券被害者救済の全記録)」たくぎん抵当証券被害者弁護団 2000年刊行

銀行の名前がついているので安心して投資した方も多いのでは…。

仕組みを知ることは大切です。

 

「はじめての株式投資100問100答」伊東猪佐雄 明日香出版社 2010年刊行

もし、はじめる方は、充分調べたうえで…。

 

 

今日はこのあたりで。

 

鹿追町図書館、年内は今日が最後の開館です。

金曜日なので、7時までの開館です。ぜひ、「借り納め」をどうぞ!

 

それでは~。

今年もあと一週間を切りました。12月26日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月26日はこんな日です。

 

プロ野球誕生の日、ジャイアンツの日、ボクシング・デー(Boxing Day) 、雪印の日

 

※【プロ野球誕生の日,ジャイアンツの日】

1934(昭和9)年、アメリカのプロ野球との対戦の為、日本初のプロ野球チーム・大日本東京野球倶楽部(読売巨人軍の前身)が創立された。

 

「巨人軍歴史新聞(1934~1997)」巨人軍歴史新聞編纂委員会 日本文芸社 1998年刊行

野球といえば、まず『巨人』というのは、もともとプロ野球誕生の道を開いたからなのですね。

 

「巨人の星」梶原一騎 講談社

巨人の星、原作は読んだことがなくて、アニメの『ちゃぶ台返し』のシーンしか記憶にないなー、とか思いましたが考えてみると、なんだか不思議なバネのギブスと、陰から見守るお姉さん、厳しい父さん、花形満、左門豊作とか、いろいろ頭に浮かびました。結構覚えてました。

 

 

※【ボクシングデー(Boxing Day)】

イギリスの公休日。元々は、クリスマスプレゼントの箱を開ける日だった。

クリスマスにカードやプレゼントを届けてくれた郵便配達人や使用人にプレゼントをする。

 

スポーツのボクシングとは違い、箱の『ボックス』から来ているそうです。

 

「びっくり箱殺人事件」横溝正史 角川書店

箱を開けると死体が出てくると、ビックリしますよね。そんな経験がある方は、そうはいないと思いますので、フィクションでどうぞ。

 

 

※【雪印の日】

1938年(昭和13年)の今日、物理学者の中谷宇吉郎らが雪の人工結晶に成功したことに由来する。

これは世界初の快挙で、その後の気象研究に多大な功績をもたらすことになった。

 

「十津川警部雪と戦う」西村京太郎 中央公論社 1995年刊行

ドカ雪で千歳空港も大変だったようですね。除雪でくたくたの方も多いのではないでしょうか。

そんな中、疲れたボクらの代わりに十津川警部が戦ってくれます。

がんばれ! 十津川警部!!

負けるな! 十津川警部!!

 

 

今日はこのあたりで。

 

鹿追町図書館、月曜日は休館日でした。年内は30日まで開館します。

 

それでは~。

 

今日は言わずと知れたクリスマスイブ。12月24日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月24日はこんな日です。

 

クリスマスイブ

 

キリストの誕生日の前の日でした。

 

『クリスマス』が書名に入る本を蔵書検索しました。

215件の中で、4冊が目に飛び込んできました。

 

 

「クリスマスイブの出来事」星新一 理論社

 

「クリスマス緊急指令(きよしこの夜、事件は起こる!)」高田崇史 講談社

 

「聖夜(クリスマス・イブ)に死を」西村京太郎 徳間書店

 

「クリスマスに死体がふたつ」ジェイニー・ボライソー 東京創元社

 

なにか、歪んで見えている気がします。

こどものころ、クリスマスがとっても楽しみだったなぁ…。

嫌な事件はフィクションの中だけで、クリスマスはみなさんにいいことが起こりますように!!

 

全国のサンタさん、お子さんがサンタさんを待って寝てくれないときにはこの本を。

「おやすみ、ロジャー(魔法のぐっすり絵本)」カール=ヨハン・エリーン 飛鳥新社 2015年刊行

読んであげると子どもがたちどころにスヤスヤ、というありがたい絵本です。

 

みなさん、素敵なクリスマスを!

 

奇祭、鍋かむり祭りに衝撃をうけるの巻。11月7日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

大学時代のサークルの仲間と、卒業20周年を記念して母校に訪れました。懐かしい場所、すっかり変わってしまったところ、いろいろありましたが、仲間と学生時代を思い出して語らう、いい時間でした。仲間はあんまりFacebookをやっていないみたいなので、自撮りの写真だけ載せました。写ってないけど、ちゃんと友達いるんですよ。

大学時代のサークルの仲間と、卒業20周年を記念して母校に訪れました。懐かしい場所、すっかり変わってしまったところ、いろいろありましたが、仲間と学生時代を思い出して語らう、いい時間でした。仲間はあんまりFacebookをやっていないみたいなので、自撮りの写真だけ載せました。写ってないけど、ちゃんと友達いるんですよ。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

11月7日はこんな日です。

 

知恵の日、釧路ししゃもの日、いい女の日、良いなの日、鍋の日

 

※【知恵の日】

朝日新聞社が1988(昭和63)年、『朝日現代用語知恵蔵』発刊の時に制定。

 

「暮らし上手になるおばあちゃんの知恵袋」リベラル社 2015年刊行

おばあちゃんの知恵袋、健在です。

 

「今、引き継ぐ農家の技術・暮らしの知恵(『現代農業』ベストセレクト集)」農文協 農産漁村文化協会 2010年刊行

これも、失うことなく引き継がれてほしい知恵ですね。

 

 

※【釧路ししゃもの日】

地域のブランドとして「釧路ししゃも」を全国にアピールする

釧路地域ブランド推進委員会が制定。

その美味しさなどをアピールして消費拡大を目指している。

日付は釧路のししゃも漁が10月下旬から11月下旬までで、

いちばん美味しい時期に合わせて行っている「ししゃもフェア」の初日がこの日であり、

11と7の語呂合わせで「いいな釧路ししゃもの日」と定めていることから。

 

「漁業国日本を知ろう 北海道の漁業」渡辺一夫 ほるぷ出版

ししゃも、個人的にに大好きです。

 

 

※【いい女の日】

美のプロフェッショナルとして幅広く活動する美容家のたかの友梨氏が代表取締役を務め、女性の心と体を癒すトータルエステティックサロンを全国に120店舗以上展開する「たかの友梨ビューティクリニック」が制定。同社では創業当時から「1107」を「いいおんな」と読む語呂合わせから、サロンの電話番号などに多数使用しており、この日を美しくなりたい女性を応援する特別な日としている。

 

「いい女がつくるパパッとかっこいい料理(Amy’s style)」井上絵美 講談社 2001年刊行

男としては、まったく申し分のないことです。

 

 

※【鍋の日】

立冬となることの多いこの日を「鍋の日」と定めたのは、鍋料理に欠かせない「つゆ」などのメーカーのヤマキ株式会社。

冬に向かい鍋物がよりおいしくなる季節をアピールするのと、家族で鍋を囲んで団らんを楽しんでもらおうとの願いが込められている。

 

 

「いちばんやさしい基本の鍋レシピ(初心者でも失敗しない!)」講談社 2014年刊行

これからお鍋のおいしい季節ですね。鍋はわりと失敗しにくいメニューですが、知らなかった基本を押さえてあなたの鍋レベルを一つ二つ、上げちゃいましょう。

 

「奇祭の果て(鍋かむり祭りの殺人)」西村京太郎 文芸春秋 2008年刊行

なんと、西村先生、とんでもないテーマに参戦です。いったい何が起こるのでしょうか。あ、殺人か。

 

「鍋かむり祭り」をはじめて知った方、このタイトルでどんなお祭りを想像しますか?

ボクは、昔の時代に、いくさになったときに防具がなくて鍋を兜の代わりにかぶったのが由来かな、と想像しましたが、グーグル先生に教わってびっくり。

 

「女性が、それまで交渉を持った相手の数だけの鍋をかぶり、街を歩く」というお祭りでした。

いろいろ差し障りがありますよね。江戸時代では、わざと少ない数の鍋をかぶった女性もいたのですが、それを取り沙汰されて池に身投げしたということもあったそうで、一度、中止になったそうです。

しかし、なんとこの風習は桓武天皇の頃、西暦1200年代から続き、「伊勢物語」でも詠われるほどの伝統。強い要望があってふたたび甦ったそうですが、8歳の女児が鍋をかぶって歩く形で落ち着きました。

由来を考えると、「えっ! 8歳は早すぎるだろう!」と思うのですが、リアルな年齢ではまずかったので、まあ、ちょっとあり得ない年齢にしておくことで、逆にシャレになるというか、『なしだからありだろう』的な落としどころ、うまいのではないのでしょうか。

 

そんな日本の奇祭を、我らが西村京太郎先生がどう料理しているかも、見ものです。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、月曜日は休館日となります。返却は正面自動ドア横の返却ポストにおねがいいたします。

 

それでは~。