Category Archives: 本

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はちみつ、ハサミ、破産、ハモの日でした。8月3日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、8月3日はこんな日です。

はちみつの日、ハサミの日、破産の日、ハモの日

今日はすべて語呂合わせです。

 

はちみつの日でした。

「プーのはちみつとり」 A.A.ミルン 岩波書店 1982年刊行

蜂蜜といえばくまのプーさんを連想します。世の中のクマがみんなあんな感じなら、共存も楽なのですが…。

 

「蜂蜜秘密」 小路幸也 文芸春秋 2013年刊行

古い掟に従って暮らす村に現れた、転校生の少年が、少女と出会い、村の運命を変えていく…。秘密とは何なのか。ファンタジーの色合いが強い小説です。

 

 

ハサミの日でした。

「魔法のハサミがやってきた!(バーバー・ルーナのお客さま)」岡田喜久子 偕成社 2012年刊行

児童書です。100ページほどで、ちょっと不思議な世界でのお話が楽しめます。

 

「まほうのハサミ大あばれ(まじょっ子マージは一年生)」早川真知子 あかね書房 1997年刊行

こちらもまほうのハサミが活躍。児童書です。

 

「ハサミ男」殊能将之 講談社 1999年刊行

こいつはヤバイ奴です。こどもは読まない方がいいかも。惨劇が次々と…。ミステリーです。

 

 

破産の日でした。

「わかりやすい自己破産(見る・読む・知る)」宇都宮健児 自由国民社 2001年刊行

こういった制度を使うことになりたくないですが、万が一の時は…。

 

 

ハモの日でした。

鱧の関西での呼び方「は(8)み(3)」の語呂合せ。

鱧がタイトルに入る本はうちの図書館にはないだろうな…、と思ったのですが。

「味いちもんめ 鱧田楽の巻27」あべ善太/作 倉田よしみ/画 小学館 1997年刊行

鱧田楽…。田楽といえば味噌田楽しか思いつきません。知らないので味も想像できないのですが、きっとおいしいのでしょうね。

…、鱧田楽の前に、鱧ってあまり食べた記憶がないです。魚編に豊かと書くぐらいだから、栄養満点なイメージです。魚編に豊かで、ハモ。せっかくなので忘れないようにしようと思いました。

 

 

今日はこの辺りで。

それでは~。

ハーブ・カレーうどん・学生発布記念日・パンツ・ホコ天記念日・博多人形・金銀の日でした。8月2日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、8月2日はこんな日です。

ハーブの日、カレーうどんの日、学制発布記念日、パンツの日、ホコ天記念日、博多人形の日、金銀の日

 

ハーブの日でした。

「育てておいしいまいにちハーブ(育て方使い方レシピ&図鑑)」NHK出版 2013年刊行

ハーブは丈夫で育てやすいものが多いので、すぐできると思います。

 

カレーうどんの日でした。

「大好き!みんなの麺レシピ(決定版)」講談社 2009年刊行

カレーうどんはおいしいけど、気をつけて食べないと服が大変なことになるのが珠に瑕です。

 

学生発布記念日でした。

1872年(明治5年)から「学制」が始まりました。

その当時は下等小学4年、高等小学4年でした。今の小学6年、中学3年となったのは1947年(昭和22年)からだそうです。

 

「齋藤孝のイッキによめる!小学生のための宮沢賢治」宮沢賢治 講談社 2016年刊行

名作にあらためて触れてみたい大人にもおススメです。

 

「小学生からはじめる伝える力が身につく本(プレゼンテーション)」山崎紅 日経BP

人前で話す力、大切です。ボクは話をうまくまとめられないのでこれ、読んでみようかな…。

 

「子どものネット依存(小学生からの予防と対策)」遠藤美季 かもがわ出版 2015年刊行

この間、【ネットがあれば読書はいらないのか】ということについて、図書館の方はどうお考えですか?と先生に聞かれて、なかなか答え甲斐のある問いかけだ、と思いボクの考えを精一杯お話しました。なかなかまとまらなかったですけど…。

 

 

パンツの日でした。

「おかあさんのパンツ」山岡ひかる 絵本館

1~3まであります。ちいさなおこさんに読んであげてくださいね。あったかい時間が過ごせます。

 

「男はなぜパンツ一丁で郵便局に押し入ったのか(トンデモ裁判傍聴レポート)」産経新聞社会部取材班 小学館 2008年刊行

こちらは、大人だけの世界にしましょう。

 

 

博多人形の日でした。

「京都・博多殺人事件」山村美紗 祥伝社 1994年刊行

本日の殺人事件はこちらです。

 

 

金銀の日でした。

「人生の金メダルになる『準備力』(成功するルーティーンには2つのタイプがある)」清水宏保 講談社 2016年刊行

十勝の勇者、清水さんの著作です。世界一になる力を学びましょう。

 

清水さんの本、家にもあったなーと思って探したら、この本を発見。

「プレッシャーを味方にする心の持ち方」清水宏保 扶桑社新書

ぜんそく持ち、162センチの低身長(ボクと同じです…)、本番に弱い…、などなど、「キミにはどうせ無理だよ」と言われた清水さん、1998年、長野オリンピックスピードスケートで金メダルを獲得しました。

この本では清水さんの半生と、具体的に緊張する場面になったらどう克服しているのか、そのやり方が具体的に説明されています。

読んでいると、自分を高め、磨いてプレッシャーとうまくつきあって成果を出してきた清水さんに惚れそうになります。カッコいいです。

 

 

今日はこの辺りで。

それでは~。

こだま、パラグライダー、クールジャパン、蓄音機の日でした(2017年7月31日)。

こんばんは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、7月31日はこんな日です。

こだまの日、パラグライダー記念日、クールジャパンの日、蓄音機の日

 

特急こだまが世界最高速を記録したことから。

 

「こだまでしょうか、いいえ、誰でも。」金子みすゞ ミヤオパブリッシング 2011年刊行

金子みすゞさんの詩集百選がありました。

 

パラグライダーの日でした。

「パラグライダーにチャレンジ2002-2003」 イカロス出版 2002年刊行

今更ボクが言わなくてもいいとは思いますが、イカロス出版という名称でスカイスポーツ…。それほど空は魅力的ということですね。

 

クールジャパンの日でした。

総務省のサイトによると、日本の魅力を発信して海外からの需要を高めようということでした。

資料に2ページ目、コンテンツの代表にピカチュウが載っていました。

ピカチュウ、日本を代表していました。

昨日ボクがやって来たポケモンのガチャガチャもクールジャパンの一環だったのでしょうか。

なんか、最近ポケモン好きです。ピカチュウのかわいさに目覚めました。

 

 

「ポケモンの神話学」中沢新一 KADOKAWA 2016年刊行

ゲームを超えたコンテンツになっているのは間違いないですね。ポケモンセンターや映画も大人気です。

 

蓄音機の日でした。

「昔の映像・音楽・写真をデジタル化する方法 (VHS|ベータマックス|8mmビデオ|レーザーディスク|MiniDV|レコード|カセットテープ|MD|DAT|フィルム|紙焼き)」 村上俊一 翔泳社 2010年刊行

もはやレコードどころかCDも売れなくなってきています。メディアはどんどん移り変わっていきますね…。

 

今日はこの辺りで。

それでは~。

プロレス記念日・東北自動車全通記念日でした(2017年7月30日)。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、7月30日はこんな日です。

プロレス記念日、東北自動車道全通記念日、明治最後の日(「大正」改元の日)

 

1953年(昭和28年)に力道山達が日本プロレスリング協会を立ち上げたそうです。

「プロレス語事典(プロレスにまつわる言葉をイラストと豆知識で元気に読み解く)」榎本タイキ 誠文堂新光社 2016年刊行

プロレスのスターといえば、力道山。

ボクは世代的にあまり見たことはないのですが、テレビゲームでは彼をモチーフにした【力皇斬】というキャラクターが活躍していました。

 

ボクの世代は、ちょうどアントニオ猪木さんやジャイアント馬場さんが活躍していました。

「馬場伝説」筑摩書房 1996年刊行

「闘魂外交(なぜ、他の政治家が避ける国々に飛び込むのか?)」アントニオ猪木 プレジデント社 2014年刊行

もしかすると、戦争はリングの上だけで、スポーツの力で平和を!という思いが、ミサイルを止めていたのかも…。

 

東北自動車道全通記念日でした。

「命をつないだ道(東北・国道45号線をゆく)」稲泉連 新潮社 2012年刊行

高速道路、一般道路問わず、道が人々の生活にとって重要であるのは言うまでもないのですが、災害時にはそれが大きく際立ちます。

十勝でも昨年の台風被害で日勝峠の不通が続いており、「車より熊の行き来の方が多い」と揶揄された高速道路が命綱となっています。ありがとうございます。

2011年の東日本大震災で、我が町からもJAと役場で組織された復興支援隊に参加したときに国道45号を通りました。

南三陸町に入ったときに見た景色は、見たことがないはずの戦争の爆撃を思い起こさせるものでした。

7月に応援に入ったので、地震から4カ月が経過していました。

現場を行き来すると、全国各地からの支援の車両に数多くすれちがいました。あらためて、道が通っていることの大切さを思い出しました。

道路、大事です。

 

今日はこの辺りで。

それでは~。

【福神漬】【アマチュア無線】【白だし】【凱旋門】の日でした(2017.7.29)。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、7月29日はこんな日です。

福神漬の日、アマチュア無線の日、白だしの日、凱旋門の日、水素医学の日

 

※【福神漬の日】

日付は福神漬という縁起の良い名前は七種類の野菜が使われていることなどから七福神との結びつきがあり、7と29で「七福(しちふく)」と読む語呂合わせと、カレーに添えられている福神漬を食べて夏バテを防いでもらおうとの願いを込めてこの日に。

 

「図説・七福神(福をさずける神々の物語)」戎光祥出版株式会社編集部 戎光祥出版

福神漬をありがたがって食べたりはしないのですが、由来を考えると敬って食べるのがいいのかもしれません。

 

 

 

※【アマチュア無線の日】

「金日成閣下の無線機」佐々淳行 読売新聞社 1992年刊行

こんな人物とたまたま周波数があって、会話が成立したらビックリしますよね。

 

 

※【白だしの日】

白しょうゆに「だし」を加えた調味料「白だし」を日本で初めて開発した七福(ヒチフク)醸造株式会社が制定。

「白だし」は1978年から販売されている。

 

「白だし和食」桜井莞子 講談社 2006年刊行

ボクは食べるのが好きですが、「これは何々のだしだね」とか言い当てられるグルメ的能力はなく、おいしければいいです。

 

 

※【凱旋門の日】

1836年のこの日、ナポレオンが1806年に建造を命じたパリの凱旋門が完成したことに由来する。しかしナポレオン自身は完成した凱旋門の下をくぐることはなかった。凱旋門は、兵士が戦地でとりつかれた悪霊をはらい落とすためのもの。

 

「ナポレオン狂」阿刀田高 講談社 1981年刊行

昔読んだのですが、ほとんど内容をおぼえてないのでもう一度読んでも新鮮な気持ちで楽しめます。…36年前の本なのですね。そんなに前なのか…。びっくり。

 

 

※【水素医学の日】

水素について基礎科学的ならびに臨床医学的に研究・調査・追及する科学者のための活動を行い、健康医学分野での活用の開発・推進・発展を目的とした有限責任中間法人・水素研究会が制定。日付は研究会が設立された日から。

 

ふむふむ。では、水素水の本は……、探したけどありませんでした。

 

 

今日はこの辺りで。

それでは~。

【なにわ】【第一次世界大戦開戦記念日】【菜っ葉】【乱歩】の日でした(2017.7.28)。

こんばんは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本があるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

さて、7月28日はこんな日です。

なにわの日、第一次世界大戦開戦記念日、菜っ葉の日、乱歩の日

 

語呂合わせで【なにわ】の日でした。

んー、あるのかなーと思いつつ調べたら、ありました。

「なにわの夕なぎ」田辺聖子 朝日新聞社 2003年刊行

「なにわのでっちこまめどん どっちもどっちの巻」村上しいこ 佼成出版社 2010年刊行

「なにわのでっちこまめどん ねずみこわいでちゅうの巻」村上しいこ 佼成出版社 2010年刊行

「なにわのでっちこまめどん どろぼうどいつやの巻」村上しいこ 佼成出版社 2010年刊行

四冊発見。おなじ【なにわ】でも、読んでほしい世代はちょっと違いますね。

 

 

【第一次世界大戦開戦記念日】でした。

1914(大正3)年、オーストリアがセルビアに宣戦布告し、第一次世界大戦が始まったことに由来します。

 

「ラブ・アンド・ウォー(第一次大戦のヘミングウェイ)」ヘンリー・S・ヴィラード 新潮社 1997年刊行

文豪、ヘミングウェイの生み出した作品は、彼自身の第一次世界大戦の戦火の体験から生まれていました。

知らなかった―。

 

 

【菜っ葉】の日でした。

「ドラゴンボール 17巻」鳥山明 集英社

これは有名な作品です。地球で一番と二番に強い悟空とマジュニアが命がけでなんとか倒したラディッツを「弱虫」と呼ぶ、新たな敵の二人のサイヤ人。ナッパの強さは全国600万人の読者を毎週震え上がらせました。面白いです。

 

 

【乱歩】の日でした。

「江戸川乱歩全集」江戸川乱歩 講談社 1979年刊行

なんと、1~25巻まであります。

「少年探偵 江戸川乱歩全集」江戸川乱歩 ポプラ社

な、なんと、こちらは38巻まであります。

江戸川乱歩がいなかったら、今の日本のミステリーは無いであろうし、江戸川コナン君も生まれないので小学館もピンチでした。

 

今日はこの辺りで。

それでは~。

読書と積読書

読書が趣味である。

本は自分の知らなかったことを知ることができる。それが面白い。

本屋さんに行くと、自分の知らないことばかりがあり、それを知りたくなってたくさんの本を買って帰る。

ただ、読むよりも買う方が早くなり、読み終わる前に次の本を買ってしまう。

部屋には読んでない本が積み上がる。これがいわゆる、積読書(つんどくしょ)と言われる状態である。

それが悪いことだと思っていた。

 

でも、「好きなことをやったらいいよ」「考える人、ロダンの積読書なんて面白いと思うよ。積読書を投稿してみたら?」という、ボクの師匠のアドバイスを思い出した。

いや、忘れていたわけではない。

積読書が恥ずかしかったのだ。せっかく買ったのに、読まないのはムダで、役に立たないことにお金を使っているのはダメなことだと。

でも、「好きなことやったらいいよ」というアドバイスがつながった。

先輩の、「恥をかいてもええねん!」という言葉も脳裏をよぎる。

「とにかくやってみよう! ダメならやめればいいんだから」

そうだよなぁ。

こんなことをグルグル考えている間に、本を読めば相当読み進むのだが…。

考えるのが面白いから、それはそれでいいのかな。いいことにしよう。

いままで、趣味はと聞かれて、読書という答えをしていた。

確かに読書は好きなのだが、最近あまりしていない。だから、答えるときに「なんか違うんだけどな…と思っていた。

とうとう、気がついた。今の趣味は読書ではなく、積読書なのではないか。

 

「読まなくてはいけない」

「本棚に片づけなくてはいけない」

というのはやめて。

テーブルやデスクに積みあがる本は、なんとなく、罪悪感もあったし、読書もその他のことも停滞させている。

ので。

積読書専用のスペースを用意しよう。ここに収まりきらなければ片づけるということにする。

なんだかとても楽しい気分になった。いつまで楽しいか分からないけど、ダメならやめればいいんだから、とにかくやってみよう。

 

本屋さんで面白そうな本を見つけた喜び。

それを買って帰る嬉しさ。

でも、読んでいない。そのことに自分を責める気持ちがあったけど、読書が趣味なら読まないのはダメだけど、積読書が趣味なら読まないこともOK。もちろん読んでもいいし。

 

よくわかんないけど、そういう風に整理したらなぜだかワクワクしてきた。

 

「ワクワクすることをやろう!」という師匠たちの言葉を思い出した。

ここにきてようやく、見つかった気がする。

資本論で有名なカール・マルクスは、「労働者は労働を売っているのではなく労働力、つまり労働する可能性を売っているのだ」

と言っていた気がする。

ボクも、本を買っているのではなく、本を読む可能性を買っているのだ。

いつ読んでもいいし、読まなくてもいい。

 

こんな言葉も思い出した。確か、片づけ術の本にこう書いてあった。

「買ったのに使っていないものでも、買ってワクワクした時点であなたにとって貴重な役割をすでに果たしているのです」

だから、もったいないと思わず、罪悪感を持たずに使わないものはありがとう、と思って捨てて片づけてよいのです。と続いたような記憶がある。

ボクは積読書が趣味なので、この理論の都合のいいところをもらうことにする。

ワクワクして積んでおく。

本を読んで役に立てようと思うと、役に立てなければいけないと思い、趣味のはずの読書ができないことでちょっと自分を責めていたのかもしれない。

でも、積読書が趣味なら、積むことで満足なのだ。

 

そうか、あのときの師匠の言葉はこのことを言っていたんだ。

師匠の言葉を理解するのに、2年と5カ月ほどかかった。

 

でも、エクスマをこれから学ぶ人達には、別にわかんなくてもいいから、とにかくやってみることをおススメします。

この文章をワードで下書きするのに、【積読書解消のため】とつけたが、別に解消しないでむしろどんどんやってみようという結論に至りました。

めでたしめでたし。

母親大会記念日・むち打ち治療・緑内障を考える日でした。6月7日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

6月7日はこんな日です。

 

母親大会記念日、(旧)計量記念日、むち打ち治療の日、緑内障を考える日

 

母親大会記念日でした。

昭和30年に東京で第1回母親大会が開かれました。

前年のビキニ環礁での水爆実験が行われたことで、日本婦人団体連合会が原水爆禁止運動をおこしました。

「ふるさとはポイズンの島(ビキニ被ばくとロンゲラップの人びと)」島田興生 旬報社 2012年刊行

美しい自然と目に見えない放射能による被ばく。

日本も福島の事故を受けて、原発の安全性について今一度みんなで知り、扱い方を考えてみる必要があるのではないでしょうか。

 

むち打ちをきちんと治療してほしい、そんな願いからむち打ち治療の日でした。

「そのしつこい痛みも、必ず消える(むち打ち症119番)」横山桂子 現代書林 2010年刊行

お困りの方はぜひ。

 

緑内障を考える日でした。

「目の病気がよくわかる本(緑内障・白内障・加齢黄斑変性と網膜の病気)」大鹿哲郎 講談社 2016年刊行

目の病気でよく聞くものがテーマです。こちらもお困りの方はぜひ。

 

 

今日はこの辺りで。

それでは。

お稽古ごと・恐怖・ほんわかの日でした。6月6日(2017)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

6月6日はこんな日です。

 

おけいこの日、いけばなの日、邦楽の日、楽器の日、飲み水の日、コックさんの日、ヨーヨーの日、かえるの日、兄の日、補聴器の日、恐怖の日、ほんわかの日、家族だんらんの日、ひつじの日、人事労務の日、ロムの日、ワイパーの日、ローカロリーな食生活の日、梅の日、ログ活の日

 

なんだか盛りだくさんの日ですね。

おけいこ・生け花の日というのは、6歳の6月6日に芸事を始めると上達するとのいわれがあるそうです。

 

「大人のためのお稽古ごと入門」杉山由美子 岩波書店 2007年刊行

稽古にいかに臨むのか、そんな心がまえを取材されています。

 

 

恐怖の日でした。

666が獣の数字として不吉とされることからのようです。

 

「恐怖の海東尋坊」西村京太郎 文藝春秋 1995年刊行

西村先生、おはようございます。

 

「恐怖同盟」阿刀田高 新潮社 1991年刊行

昔読んだ記憶があるのですが、内容が思い出せません…。もう一度読んでみようかな。

 

「日本怪奇ゾーン(きょう出会うかもしれない恐怖現象)」中岡俊哉 永岡書店 1986年刊行

出会いたくはないけど、読みたくなる本です。

 

 

ほんわか・家族団らんの日でした。

「ぽっかぽか」深見じゅん 集英社 1997年刊行

ボクの好きな漫画がありました。なにげない幸せを大切にしています。こんな家庭にあこがれます。

 

今日はこの辺りで。

それでは~。

侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デー・虫の日でした。6月4日(2017)

こんにちは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

6月4日はこんな日です。

 

侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デー(International Day of Innocent Victims of Aggresion)、虫の日、ムシの日、土地改良制度記念日、ローメンの日、虫歯予防デー、蒸し料理の日、蒸しパンの日

 

侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デーでした。

侵略自体がいけないことですが、それにより、弱いものが犠牲になります。

国同士の争いや政治に何の責任もない幼児が犠牲になるのはとても悲しいことです。

「三つの願い パレスチナとイスラエルの子どもたち」デボラ・エリス さ・え・ら書房 2006年刊行

第二次大戦中に迫害を受けたユダヤ人は、自分たちを守るための国家が必要だと考えてイスラエルという国を作りました。しかし、その土地パレスチナは三つの宗教の聖地でした。争いは止まず、多くの人びと、老若男女が犠牲になっています。

そこでで暮らす子どもたちの日常が語られています。平和な日本で暮らすボクにはとんでもない非日常で、ショックを受けました。

パレスチナ兵とイスラエル兵がお互いに争うだけでなく、市民も犠牲になり、学校が封鎖されたり町が爆破されたりしています。家ごと家族を失った子。自分も傷つき車いす生活になってしまった子。銃を持った兵士の尋問におびえる子…。

イスラエル人のメラブさん(取材時13歳)は、「パレスチナ人は敵。イスラエルの兵士が守ってくれる。パレスチナの子どもなんて一人も知らない」と話します。隣町のお祭りを楽しみにしている女の子です。

パレスチナ人のマルヤムさん(取材時11歳)は「自分たちを苦しめるイスラエルの兵士を殺したいほど憎んでいるけど武器がないからできない」と言います。美女と野獣のお話が好きな、女の子です。

著者は取材の中で子どもたちに三つの願いを聞いているのですが、「医者になりたい」「

平和が訪れることを願いますが、自分や家族の命や生活が奪われたり、脅かされている状況が複雑に絡んで、罪のない子どもたちがお互いを敵同士であると認識しています。この連鎖が断ち切られればよいのですが…。

 

 

うってかわって、虫の日でした。

「昆虫たちの世渡り術」海野和男 河出書房新社 2016年刊行

昆虫も生き抜くために進化してきました。エサをうまく獲れるように、エサとして捕えられないように。

 

「花と野菜の病害虫対策」ブティック社 2012年刊行

しかし人間にとって困る虫は、やっつけられてしまうのでありました…。

無情であります。

 

「虫の虫」養老孟司 広済堂出版

こちらは「バカの壁」でもおなじみ、養老孟司さんです。気になるタイトルのつけ方がうまいですね。

 

「名探偵コナン理科ファイル昆虫のひみつ(テストに役立つ!授業の予習・復習に役立つ)」青山剛昌/原作 小学館 2011年刊行

こちらは楽しく読んでいるうちに自然とおぼえてしまうシリーズです。子ども達がよく手に取ってくれます。

 

「びっくりどっきり寄生虫(だれかが、きみを食べている)」ニコラ・デイビス/文 フレーベル館 2008年刊行

こちらもインパクトのあるタイトルです。『人が食べられる』ということでは虎や熊を想像しますが、確かに寄生虫にも食べられますね。こわいです。

 

 

虫歯の日でした。

「虫歯のない子に育てる親の習慣(乳歯期の今が、大事です!)」大沢一雄 中経出版 2011年刊行

確かに、子どもの習慣は親が作る側面があります。

 

「少年少女ファーブル昆虫記1」ファーブル あかね書房 1957年刊行

虫といえばファーブルですが、なんと60年前の刊行です。すごい。

 

 

今日はこの辺りで。

それでは。