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おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
「えっ、こんな本あったんだ。ちょっと読んでみようかな」と思っていただければ、とても嬉しいです。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月22日はこんな日です。
改正民法公布記念日、労働組合法制定記念日、 夫婦の日(毎月)
今日はなにか固いですね。
「民法」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。
こ、これは・・・。
「メモ式ふりがな六法早わかり(民法/親族法・相続法)」三修社 1994年刊
「メモ式ふりがな六法早わかり(民法/債権法総論・各論)」三修社 1994年刊行
「メモ式ふりがな六法早わかり(民法/総則・物件法)」三修社 1994年刊行
ふ、古い。
あ、次の一冊はちょっと新しい。
「民法がこんなに変わる! (知っておきたい債権法大改正の基礎知識)」自由国民社 2010年刊行
2010年は新しいというべきか、古いというべきか。でも、毎年買えないしなぁ。
利用者さんのご意見も伺いたいですね。
続いて「労働組合」で蔵書検索。
おっと、一件だけあります! しかも読みやすそう!
「働く人たちのひみつ(みんなを守る労働組合)」学研まんがでよくわかるシリーズ 2011年刊行
まさか、学研のまんがシリーズで労働組合が学べるとは。ボクが子どものころ、好きだったシリーズで、30~40冊くらいの中に、このタイトルはなかった気がする。すごいなぁ。おそらく、マンガなので簡単に読めると思います。固くなりがちなテーマ、どういう風にまとめられているのか、気になります。はたしてちびっ子は借りてくれているのでしょうか。
毎月22日は夫婦の日なのだそうです。
「夫婦」で蔵書検索します。
49件、ありますね。
「子育てが終わった夫婦のための本(一緒にいて楽しい関係とは?)」円より子
子はかすがい、と言いますから、その子どもが巣立った後の夫婦関係をどうしていくかがテーマですね。
「茂田さんの子離れ夫婦の幸福学」斎藤茂田
茂田さんも同じテーマで書いていますね。夫婦の間に共通する話題があれば、会話もありますが、長年一緒にいると、いかにコミュニケーションをとるか、または、取らなくても自然にいられるか、なんでしょうか。なんとなく、ペットを飼うのもいいのかなと思いました。
「デパートを発明した夫婦」鹿島茂 講談社現代新書
これはこの間も「デパート」を検索したときに見たような記憶が。何回も出てくると、だんだん愛着が湧いてきます。
「本気で叱って抱きしめて(60人の子どもを育てた里親夫婦)」奥本千絵
これは60人も育てるって、すごいですね。
一年で一人育てても60年かかります(←?)。
「定年夫は、なぜこんなに『じゃま』なのか?(大量定年時代の夫婦学)」西田小夜子
夫の立場からすると、定年まで勤めあげてやっと第二の人生、というところで奥さんから邪魔もの扱いでは、悲しい。
この本、こういうタイトルで手に取らせて、でも実は、どうやれば夫婦で幸福に暮らせるかを書いた本。であってほしい。頼むよ。
「イギリスの夫婦はなぜ手をつなぐのか」井形慶子
「夫婦の危機(『これ』がわかれば9割やり直せる!)」吉岡愛和
みんな、これで幸せに暮らしてください! どうか、先人の知恵があなたのピンチを助けてくれますように!!
今日はここまで。
年内は、30日まで開館予定です。お正月は6日から、開館しますので、その間に読む本、たっぷり借りていってくださいね。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月21日はこんな日です。
クロスワードの日、遠距離恋愛の日、かぼちゃの日、回文の日、 漬物の日(毎月)
「クロスワード」で鹿追町図書館の蔵書検索をします。
あるかな、ないかな。
あった。三冊です。
「遠山顕のクロスワードの謎」日本放送出版協会
クロスワードパズルと言えば、銀河英雄伝説に出てくる、戦闘機のパイロット、ポプランの無口な同僚が、よくクロスワードパズルを趣味としていたような、そうでなかったような。
「超おもしろ! クロスワードパズル(大人にはないしょだよ)」ポプラ社
この、「ないしょ」という言葉、魔力があります。気になりますね。
「マリア探偵社魔女のクロスワード」川北享司 岩崎書店
これは結構な人気シリーズだったような。違ったかな。
「遠距離恋愛」で蔵書検索。
遠距離恋愛がテーマの小説はいっぱいあるのでしょうが、タイトルに入っている本はあるのでしょうか。
あ、一冊ありました!
「一四歳の遠距離恋愛」丘本野ばら 集英社
一四歳ということは、親の転勤か何かで、遠距離恋愛になってしまうのでしょうか。2009年の刊行なので、インターネットで知り合うというストーリーもあるのかな。
「かぼちゃ」で蔵書検索。
16冊、ありました。
絵本が多いのですが、小説もありました。
「かぼちゃの馬車」星新一
ボクの大好きな星新一さんです。タイトルだけでは、読んだことがあるのかないのかわからなくなるのが星さんの作品の特徴です(ボクだけ?)。
自分で買った以外に、友達から借りて読んでいた方が多いということも理由の一つかも。牛ちゃん、元気かな。
「いも栗かぼちゃ料理と菓子(野菜の王様たちのおいしさ!)」森洋子
料理の本も人気です。
「14ひきのかぼちゃ」いわむらかずお 童心社
むむ、これは有名作品の予感。
「おおきなおおきなかぼちゃのおはなし(ももちゃんとはくちょうさん)」竹内宏 北海道佐呂間町・佐呂間町教育委員会
えっ? 気になったのは、タイトルではなく、町と教育委員会で絵本を出しているというところ。やってみたいな・・・。うちの町でもいろいろなテーマでできそうだし。
「回文」で蔵書検索。
正直、これはないかなと思ったら、4冊ありました。
「みんなでグルグル回文あそび 赤の巻」ながたみかこ
このほかに、黄の巻、緑の巻があります。
「超サ・カ・サ・マ・!! メチャウケ回文大全集(どっぷりさかさ言葉)」ながたみかこ
こちらも大人にはないしょだよシリーズのようです。
クロスワードや回文、ちびっ子が遊びながら語彙を増やすのにいいのでしょうね。
関連して思い出したのですが、読書が苦手な子どもは、どんな教科も教科書が読みづらいので成績は低くなりがちという傾向がある、と何かで読みました。何だったかな・・・。
確かに、教科書が読めないと勉強は嫌になりますよね。
頭が悪いから成績が低くなる、というわけではなく、文を読むのが苦手で勉強にも苦手意識を持つ、というのはもったいない話です。ちびっ子が読書の楽しみを知る機会を、どんどん増やしていければいいな。
今日はここまで。月曜日は休館日なので、お休みです。
年内は、30日まで開館予定です。お正月は6日から、開館しますので、その間に読む本、たっぷり借りていってくださいね。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月20日はこんな日です。
霧笛記念日、道路交通法施行記念日、デパート開業の日、シーラカンスの日、ブリの日、
ワインの日(毎月)、発芽野菜の日(毎月)
「霧笛」で鹿追町図書館の蔵書検索をします。2冊ありました。
「霧笛」大仏次郎
「霧笛荘夜話」浅田次郎
鹿追は海から遠いので、あまり霧笛のイメージは広がりませんでした。
続いて「道路」で蔵書検索。
34件ありました。
「囚人道路」安部譲二
いきなり気になるタイトルです。
「有料道路」丹波文雄
「海岸道路」立原正秋
なるほど、道路もいろいろありますね。
「北海道道路53話」北海道新聞社
道路にまつわる実話がこんなにあるんですね。さらに
「道路にかかわる北海道の碑物語」三浦宏
この本は気がつかなかったな。興味ある人がいるかも。
「道路をどうするか」五十嵐敬喜
今後、ますます先鋭化する、人口減少、少子高齢化社会ではどうしていくべきか。
「高速道路に出るおばけ」(ほんとうにあったおばけの話) 日本児童文学者協会
一気に趣が変わりました。
そして「デパート」で蔵書検索。4冊ありますね。
「デパートを発明した夫婦」鹿島茂
今は苦戦が続くデパート業界。ボクが子どものころには帯広の中心部にイトーヨーカドー、藤丸、ニチイがあり、月に一回くらい親が連れて行ってくれたなぁ。ガチャガチャのカプセルおもちゃ、好きなのが出なくて「もう一回」とねだったり、喫茶店でハンバークランチを食べたりした思い出があります。
「デパートへ行こう!」真保裕一
小説のようです。平和な話なのか、大事件が起こっていくのか、ちょっと読めないタイトルですね。
「せとうちたいこさんデパートいきタイ」長野ヒデ子
「すっぽんぽんのすけデパートへいくのまき」もとしたいづみ
絵本ですね。なかなかインパクトのあるタイトルです。
さらに、「シーラカンス」は一冊だけありました。
「シーラカンス(はるかな古世代の証人)」上野輝弥
3億年くらい進化していないのでしたか、3万年だったかな。多分、読むとわかります。全然違ったりしてね。
今日はここまで。
年内は、30日まで開館予定です。お正月は6日から、開館しますので、その間に読む本、たっぷり借りていってくださいね。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月19日はこんな日です。
日本初飛行の日、
トークの日(毎月)、クレープの日(毎月)、共育の日(毎月)、シュークリームの日(毎月)
「飛行」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。
42件、該当しました。
「結婚飛行」平岩弓枝
「ベルリン飛行指令」佐々木譲
「夜間飛行」黒岩重吾
「春の飛行」曽野綾子
小説が並びました。「夜間飛行」は、同じ名前の香水、ありましたよね。
「飛行船の時代(ツェッペリンのドイツ)」関根伸一郎
飛行船ってあまりよく知らないのですが、田中芳樹さんの小説に出てきたのを読んだ覚えがあります。なんてタイトルだったかなぁ・・・。
「飛行空母(アナハイム)を墜とせ(制圧攻撃機出撃す3)」
ボクの中で、「アナハイム」という響きで連想するのは、機動戦士ガンダムシリーズに出てくる、モビルスーツを開発している「アナハイム・エレクトニクス」です。
「激突ファントム飛行隊 原子力空母『信濃』」鳴海章
十勝帯広出身、鳴海章さんの作品です。この間も検索で出てきたような・・・。「空」で検索したんだったっけか・・・。
「海軍飛行科予備学生よもやま物語」陰山慶一
なにか気になる。これはせつない話の予感。海軍だから、自衛隊の話ではないわけで。
「宇宙特派9日間(日本人初――宇宙飛行士の体験全記録)」秋山豊寛
「ぼくの仕事は宇宙飛行士」若田光一
宇宙飛行士さんのお話があります。そして、
「宇宙飛行士になった子どもたち(どんな家庭でどう育てられたか?)」杉山由美子
この話、興味あります。
「ドキュメント宇宙飛行士選抜試験」大鐘良一
これも。
ちょっと寝不足ぎみなので、この本を紹介して今日は終わります。
「寝台特急(ブルートレイン)殺人事件 夜間飛行(ムーンライト)殺人事件」西村京太郎
先生、ありがとうございます!!! いつも助けられてます。先生は知らないと思うけど。
年内は、30日まで開館予定です。お正月は6日から、開館しますので、その間に読む本、たっぷり借りていってくださいね。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
と、じわじわ書いていたら、図書館の利用者さんが「石川さんのブログ読んでいて気になったので、あの本と、その本、あるかい? 貸してね」とおっしゃってくださいました。おととい、バスのキーワードで紹介した、吉田理宏さんの「黄色いバスの奇跡(十勝バスの再生物語)」と、昨日、電話のキーワードで紹介した赤川次郎さんの「幽霊屋敷の電話番」です。
借りに来てくれればいいな、と書いていて、ほんとに借りに来てくれたらとても嬉しくなって、「ありがとうございます。こういうことが起きたとブログに書いてもいいですか?」とうかがったら、「いいよー」と言ってくださいましたので、書きました。やったー!
あ、利用された書名はもちろん勝手には書きません。もちろん、どなたが来られた、ということも勝手に書いたりはしません。この嬉しさをお伝えしたかったので、書いていいかお聞きしました。ご協力ありがとうございます!
さて、「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月18日はこんな日です。
国連加盟承認の日、東京駅の日、
頭髪の日(毎月)、米食の日(毎月)
あと、源内忌だそうです。何かな、と思って田中さんのメルマガの続きを読んだら、平賀源内が獄中で亡くなった日ということでした。
え!? 獄中? 平賀源内って江戸時代の発明家みたいな人だったよな。航時機とか、コロ助とか発明したり(知識がアニメキテレツ大百科の奇天烈斎さまと混ざっているかも)。
なぜ獄中死なのか。魔女狩り的な? 早すぎて理解されなかった? 頭が良すぎて権力者から疎まれた?
「平賀源内」で蔵書検索。
4冊ありました。
「平賀源内」城福勇 吉川弘文館
「平賀源内の生涯(甦る江戸のレオナルド・ダ・ビンチ)」平野威馬雄 筑摩書房
「皇帝陛下の大野望(奇想天才探偵・平賀源内)」志茂田景樹 徳間書店
「平賀源内(江戸の天才発明家)」 学研まんが人物日本史 学研
読みやすそうなのは学研のまんが日本史シリーズだな。でも、子供向けなので最期については書かれてないかも。とすると、上の2冊か。
日本のエジソン的な人のイメージがあったけど、江戸のレオナルド・ダ・ビンチというサブタイトルからすると、芸術家の側面もあったんですね。知らなかった。
なんか、図書館的になってきたぞ。よし。
と思ったのですが、志茂田さんの著作も気になります。この怪しいタイトル、歴史や日本史の勉強にはならなさそうだけど、なんか面白そう。
たぶんだけど、ろくでもない野望だぞ、きっと。
ここで断言しますが、皇帝陛下の野望は成就しないことでしょう。なんとなく。
「東京駅」で蔵書検索。
3件ありました。
「東京駅で消えた」夏樹静子
東京駅で消えた、とは、何が消えたのでしょうか。勝手に想像すると「足取りが」消えたのでしょうか。すると、誰がいなくなったのか。たぶん、物が無くなったとかそういうことじゃないサスペンスの予感。
「東京駅物語」北原亜以子
東京駅の1日の乗降者数は、41万8千184人(2014年の1日あたりの平均人数、JR東日本発表)。
これだけ利用者がいれば、たった数時間でもいろんなドラマがありそうですね。刊行年は1989年です。携帯電話はあまりない時代でしょうし、待ち合わせ、伝言板、とかでいろいろ物語が生まれたでしょうね。すれ違って結ばれなかったカップルとか。
「東京駅はこうして誕生した」林章
東の都、東京の駅がどのように位置づけられたのか、歴史がわかる一冊なのでしょうか。
ブログを書くことで、誰か本を読みたくなってくれれば、という気で書いていますが、だんだん自分が読みたくなってきました。
あ、あと、先日行われた町の町政懇談会で、図書館を話題に上げてくださった方がいらっしゃったそうです。ドキッとしましたが、図書館がどうすれば利用しやすくなるかというヒントとなる貴重な、お話でした。ありがとうございます。
館長や教育長から「注目されているよ(一部で?)。これからもいろいろ良くしていってね」とにこにこして言われました。時々、上司のニコニコが怖いときもあるのは、私だけでしょうか。サラリーマンの悲しい性なのでしょうか。
お話の詳しいことについては、またレポートが上がってきますので、これからの取り組みについて、その時にお答えいたします。少々お時間いただいてしまいます。
今日はこの辺にさせていただきます。
同じ語尾が続くとあまり美しくないよ、と編集力講座の先生に教わってはいるのですが、まだまだです。
年内は、30日まで開館予定です。お正月は6日から、開館しますので、その間に読む本、たっぷり借りていってくださいね。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月17日はこんな日です。
ライト兄弟の日、飛行機の日、 安全の日(毎月)、いなりの日(毎月)
実は、鹿追町図書館にどんな本があるかは、インターネットにつながっていれば調べられます(iモードでは難しいかもしれません)。URLは長いので、グーグルなどの検索ページで「鹿追町図書館 蔵書検索」と入れてもらえれば、見られると思います。この情報を毎日書くと、ひょっとすると、このブログの方が先に出てしまうかもしれませんが・・・。
「ライト」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。
41件、該当する本がありました。一冊目は・・・。
ボクの大好きな作家さん、栗本薫さんの「カローンの蜘蛛(トワイライト・サーガ)」1983年刊行
が出てきました。ファンタジー小説です。学生のころ、読みました。ちょっとあらすじは思い出せませんが、少年と、剣士の物語だったかな・・・。違うシリーズだったかな・・・。あと、多分ですけど、蜘蛛が出てくる話です。栗本さんの有名な作品に「グインサーガ」シリーズがあり、なんと100巻を優に超えていたのですが、志半ばで他界されてしまいました。早すぎる死に、多くの読者がショックを受けましたがボクもその一人です。現在は、志を受け継いだ盟友の作家さんがシリーズの続きを描いています。
検索して、このタイトルを見た瞬間から、20数年前の読んだ当時のことを思い出したり、グインやキャラクターの活躍に胸を躍らせた記憶がよみがえってきました。一冊紹介しただけで、とても感慨深いです。
二冊目は
「豪華特急トワイライト殺人事件」西村京太郎
西村先生、おはようございます。今日もお会いできて嬉しいです。このブログの功労者です(勝手に)。ですが、たぶん、一生このブログをご覧になることはないと思います。勝手に毎回感謝いたします。
「原子力空母『信濃』ラストフライト」鳴海章
十勝帯広出身の作家さんです。ボクもこの本ではないのですが、鳴海さんの書かれた本、うちにあります。
お待たせしました。ライト兄弟の本はこちらです。
「ライト兄弟」おもしろくてやくにたつ子どもの伝記 早野美智代
「ライト兄弟(飛行機を発明したふたりの兄弟)」児童伝記シリーズ 白木茂
「ライト兄弟(大空へのちょう戦)」学研まんが伝記シリーズ
「ライト兄弟はなぜ飛べたのか(紙飛行機で知る成功のひみつ)」土佐幸子
ちょっと長めになりましたね。それでは最後にこの一冊を。
「坊ちゃん(リライトノベル)」夏目漱石/原作 2015年刊行
あ、今年出た本なのですね。読みやすくなっているのかな。もうすぐお正月なので、時間のある方はぜひ。帰省や旅行などで忙しい方も多いかもしれませんが・・・。
年内は、30日まで開館予定です。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月16日はこんな日です。
電話の日、電話創業の日、紙の記念日、
電話の日でした。これは結構タイトルに入った本がありそうです。「電話」で鹿追町図書館の蔵書検索をします。
32件、ありました。
「幽霊屋敷の電話番」赤川次郎 1992年刊行
赤川次郎さんの本ですね。最近読んでないけど、久々に一冊くらい読む時間あるかな。お正月に読みたいなー。
「バーにかかってきた電話」東直己 1993年刊行
「あなたに電話」森瑤子 1989年刊行
「必要になったら電話をかけて」レイモンド・カーヴァー 2000年刊行
今日は小説が多いですね。タイトルで、どんな物語か想像するのが面白いです。
「お電話倶楽部」船崎克彦 1990年刊行
ちゃんと、「いったい、どんな倶楽部なんだ?」という、謎のタイトルが出てきます。
「電話魔」エド・マクベイン 1978年刊行
「電話魔」森村誠一 1993年刊行
同じタイトルですが、たぶんたまたまでしょう。でも、森村さんがエドさんの著作に影響を受けて同じタイトルで書いたのかも。たぶんたまたまかなと想像しています。
「謎の人命電話(ホットライン)」 斎藤栄 1984年刊行
以前、読んでいたら落丁していたと書いたのがこのタイトルだったような・・・。違ったかな。あのとき読めなかった、物語の結末を知る時がついに来たのでしょうか。でも、30年前のことなのであらすじも覚えてないのです。謎のままでいいか。
「北海道の電信電話年代記(IT時代への軌跡)」田村巌 2002年刊行
これは歴史を知ることができる貴重な本ですね。郷土資料的価値があります。冬休みの自由研究にいかがでしょうか。自由研究は夏休みだけだったかな。
「電話の英会話110番(こんなときどう言う?)」春田洋子 1992年刊行
英語で電話がかかってきたら、困るんですよね。しゃべれないので。まだ、相手が目の前にいれば、ジェスチャーで切り抜ける可能性がありますが、電話だと途方にくれます。
「携帯電話は人工知能の夢を見るか?(計算機械から知識活用システムへ)」溝口文雄 2009年刊行
タイトルでなんとなく書いてあることを想像しているのですが、2009年と比べて驚くべき進化をしているのではないでしょうか。
どんな感じかな、と思ってドコモさんの機種を調べたら、
F-08A
L-04A
N-08A
P-08A
P-10A
SH-05A
あたりの時代です。
スマホはいつくらいからだったかなと思っていたら、docomo SMART seriesというのがこの年、2機種ありましたが、スリムという意味でつかわれる「スマート」な携帯電話でした。
うーん、iモードブラウザの機能拡張、とか説明にあります。iモード、懐かしい気すらしていますが、たった六年前の出来事? 進化が早すぎる・・・。
「電話の応対(上司や先輩がおどろくほど、上手な電話のかけ方・受け方)」浦野啓子
仕事をしていて電話をかけない、受けない人はあまり多くないと思います。苦手な方は読んでみてはいかが?
「校長、お電話です!」佐川光晴 2015年刊行
タイトルだけで、何かトラブルの予感がします。いい電話だったらごめんなさい、想像だけで書いてます。今年の本ですね。
携帯電話からスマホへの進化にびっくりしつつ、今日はここまで。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月15日はこんな日です。
観光バス記念日、年賀郵便特別扱い開始、権利章典の日、
ひよ子の日(毎月14日,15日)、イチゴの日(毎月)、お菓子の日(毎月)
妙見の縁日(毎月1日,15日)、水天の縁日(毎月1日,5日,15日)
に関する日は一年に何日かあるようです。「バス」で鹿追町図書館の蔵書検索をします。
「バスルームにご用心」志茂田景樹
はやくも違うバスがでてしまいました。
「バス・フィッシングがわかる本(ブラックバスと写真とイラストでつる)」つりトップ編集部
こっちのバスもありました。
「バスカヴィル家の犬」
なんだよ、またバス違いかよー、なんだよ、バスカヴィルって? と思って作者を見たらコナン・ドイルでした。ゆ、有名作品なのかな・・・? 聞いたことなかった。忠臣蔵も読んだことはないけど聞いたことくらいはあったのですが、これは初耳の単語でした。
「おじさんハワイ一人旅(オアフ島4泊6日バス・ツアー)」辻村裕治
このタイトルは、ちょっと気になりました。「おじさん」という部分と、「ハワイ一人旅」のギャップが気になるのかな。
「伊豆(気ままに電車とバスの旅)」ブルーガイド編集部 2000年刊行
伊豆長岡へ今年の3月に行きました。いいところでした。観光はする暇がなかったのですけど。
「鉄道・バス利用のアイルランドの旅」宮崎昭威
アイルランドと言えば、アイリッシュミュージックというのか、叙情的な音楽が思い出されます。というのは、全国各地で音楽活動をしている鹿追出身の音楽家の熊谷大輔さんが年に一度くらいティプシプーカというユニットで帰ってきてくれて聞かせてくれる演奏が、とても素晴らしいのです。楽しみに待っていますー!
読んでないと思うけど。
「ワイヤー雑貨(バスケットからアクセサリーまで)」
「バスケタリー(自然と身近な材料で、かごを編む)」
なるほど。
「おしゃれな花の寄せ植え(ハンギングバスケット&コンテナガーデン)」主婦の友社
北海道は長い冬に入りました。また来年のガーデニングを楽しみに、本で来年の計画などを練ってみては?
「黒子のバスケReplace」藤巻忠俊
少年ジャンプでヒットしたバスケットマンガを小説にしたものですね。若い子にはマンガを入り口に、小説の楽しさに触れて読書を楽しんでほしいな。
「日本のバス(100余年のあゆみとこれから)」鈴木文彦
これぞ図書館という感じの本です。過去を知り、未来に思いを馳せましょう。
「黄色いバスの奇跡(十勝バスの再生物語)」吉田理宏
前回もバスのテーマで紹介したところ、十勝バスの社長、野村さんと作者の吉田さんからコメントをいただいて、大きな反響がありました。あのときはびっくりしました。
嬉しくなって、十勝バスの模型も買いに行きました。
『はじめに』から、一部引用します。
「潰れる寸前の会社」でした。働いている人たちにやる気はなく、バスに乗るお客様の数も、まばら。このままなくなってしまっても、不思議ではありませんでした。
中略
今、十勝バスで働いている人たちは、とっても明るく楽しく、そしてやりがいを感じながら働いています。以前より従業員の数は少なくなってしまいましたし、今でも厳しい経営状況に変わりはないのですが、それぞれが、「十勝バス」で働くことに、誇りを持っています。
引用終わり
なんだか、これだけでジーンとなってきます。こんど、もうちょっと詳しく書いてみたくなりました。これは、十勝に住む人には読んでおいてほしい物語です。お正月休みに、書ければいいな。
今日はここまで。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月14日はこんな日です。
四十七士討ち入りの日、忠臣蔵の日、南極の日、 ひよ子の日(毎月14日,15日)
忠臣蔵の日ですね。「忠臣蔵」というキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。
22件ありました。忠臣蔵の本ばかりですね。そりゃそうか。
じつは、忠臣蔵、読んだことはありません。テレビで以前、しきりにドラマ化されていたときも、シーンをバラバラに少しずつ、それも別の年の別のドラマのシーンを途切れ途切れに見ただけです。
なのでストーリーもよく知らなくて頭の中にあるのは、
吉良上野介
アサノタクミノカミ
殿中にござる
雪の中の吉良邸討ち入り
というキーワードです。
「殿中にござる」は、別の時代劇かもしれないけど、どうだろう、確か忠臣蔵のような・・・、というくらいうろ覚えです。
だって、しきりにドラマ化されていたころは、時代劇に興味なかったんだもの。
と、誰に向けてとも知れず、知らないことについて言い訳をしてしまいます。
以下、当たっていれば忠臣蔵のネタバレですので、これから忠臣蔵を読もうと思っていて中身を知らない人は注意してください。
多分、吉良が悪者で、誰かが馬鹿にされて(ひょっとして馬鹿にされたのがアサノタクミノカミ?)、我慢できなくて偉い人の城の中で刀を抜こうとするが、その行為は主君に対する反逆と取られてしまうので、「殿中、殿中にござる!」と、止められるもこらえきれずに切りかかる。
結局、責任を取らざるを得なくなり、アサノタクミノカミ、切腹。その仲間、部下たちが、「吉良だけのうのうと、生きているのが許せない!」と、吉良を倒そうと吉良の屋敷に47人くらいで殴りこんだけど、偉い人に後で「それはだめだよ」と言われて、47人くらい切腹することになった事件。なんだろうか。
こんなにあらすじだけ書くと、そこは怒らず我慢しようよとか、刀を抜かずにパンチくらいにしとけば切腹までいかなかったんじゃないかとか、いろいろ思いますが、読んだり見たりしていると主人公に感情移入してしまう部分があるんでしょうね。
今話題の下町ロケットとか、前に流行った半沢直樹とか、見ていると手が出そうになるくらい悪役が憎らしい。けっして許してはいけない部分まで踏み込まれた。そういうことなのでしょう。
でも、図書館にいて、忠臣蔵を知らないのは完全に恥部ですね・・・。知らないのを黙っておいて、ネットであらすじを調べて知ってるふりで書こうかなと、ちょっと思いました。
でも神奈川県の勝村さんという人に「恥ずかしいと思う部分を書くのも大事だよ。というか、むしろそれを出した方がいいよ」と今年の2月、3月、9月頃に言われたので、見栄を張るのをやめて書いてみました。
「ボクなんかね・・・」と、勝村さんが話してくれました。
勝村さんは「日本一のサッカー馬鹿、勝村大輔」をネット上で名乗っていたら、「お前のバカさ加減なんかまだまだ日本一ではない」と不思議な炎上(ネットの主張に反論のコメントが相次いで、応援コメントとないまぜになることを炎上というみたい)をして、『サッカー馬鹿』の世界の意外な層の厚さに直面し、「そうかー」と、自ら「ただのサッカー馬鹿」に格下げすることにしたという話をしてくれました。悪いけど、笑ってしまいました。
忠臣蔵で「吉良」という言葉を聞いて、今思い出すのは荒木飛呂彦さんの人気マンガ、ジョジョの奇妙な冒険に出てくる変態殺人鬼、吉良吉影です。殺人鬼なんだけどわりと人気があるという、フィクションだから成立するのですけど、変態殺人鬼を魅力的に描く荒木飛呂彦さんの力量、すごいなと思いました。ジョジョの奇妙な冒険は、登場人物に奇妙な人が多く、面白いです。
「好きなことを書かないと、読んでもらえない。どうせ、世の中全員が読んでくれるわけじゃないし、好きな人しか読まないよ。でも、行儀良くても関心を持てない『どうでもいい人』になって誰にも好かれないより、好きな人に読んでもらえればいいじゃん」というようなこと(ちょっと言葉は違ったと思いますがそんなようなこと)を、東京都におすまいの奥ノ谷佳祐さんに今年の2月、3月、6月くらいに会った時に言われたので、ジョジョが好きだということも、吉良から連想して徒然なるままに書いてしまいました。
奥ノ谷さんも炎上したりしたけど、「大切な人のために書く」という信念(というか、愛)で毎日ブログやフェイスブック、ツイッターを続けていたらテレビから取材が来たりして、今では炎上を突き抜けて人気沸騰中。
ちなみに、彼はみんなが喜んでくれるからという理由で、冬でも短パンで街を歩くので「短パン社長」という通り名で有名です。でも、もし冬に北海道に来ることがあったら、無理しないでズボン(今、ズボンって言わない?)穿いてね。冬の釧路で短パンでポーズを決めている写真を見たこと記憶があるけど・・・。
なにか、長くなってしまいましたので、今日はここまで。
あ、今日は月曜なので休館日です。こんなブログを読んで、忠臣蔵を読みたくなった方は(いないかもしれないけど)、ごめんなさい・・・。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、図書館で働いています。読書離れ、活字離れで本が売れなくなっている。書店が減り、図書館からも利用者が減っているということが言われます。
ボク自身は子どものころ、図書館によく通っていました。でも、大人になると、読む時間(余裕)がなくなるのと、おこづかいがちょっと増えたので、いいなと思う本は買うので、なかなか図書館に行かないということがありました。周りの人に聞いてみたら、結構そういう人が多いみたいです。
いい本を伝えていくのと、無理のない読書習慣の作り方、図書館のうまい利用方法とかも提案していくことも大事かなぁ、と思っています。
図書館に来たら、こんなにいいことがあるよ、ということを書ければいいですね。
まずは、図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月12日はこんな日です。
正月事始め、煤払い、松迎え、ビタミンの日、双子の日、聖ルチアの日、大掃除の日
年末という感じがしてきましたね。
でも、気になったのは「ビタミン」でした。ビタミン、足りてないかも。
「ビタミン」で鹿追町図書館の蔵書検索をします。
8件ありました。
「B(彼女の恋のビタミン)」赤羽健美
毎回、「このキーワードならこんな本が並ぶだろう」と思って検索するのですが、想像の外の本が並ぶのが面白いですね。小説のようです。
「『乗り物酔い』撃退ブック(遠足も旅行もドライブも楽しくなる!)」
この本、いいですね。悩まされている人も多いのでは。お子さんのためにも、試しに読んでみてください。
「最新ビタミンブック」吉川敏一 2008刊行
2008年の「最新」です。7年前なので、今はどれくらい研究が進んでいるのでしょうか。でも、役に立たないということはないと思います。
「あたまのビタミンなぞなぞ話」日本のおばけ話・笑い話 小暮正夫
こういう本、好きです。
「双子の日」というのがあるということは知らなかったな。
「双子」で蔵書検索。
「ゴッドマザーの双子チーム」宗田理
「運命の双子」舵輪・ストラウス
「誕生日事典 驚くほどよく当たる! 366日の性格診断 双子座」ゲイリー・ゴールドシュナイダー
「双子同心捕物競い」早見俊
「双子の親になりました」三豊ちぇり
「双子の星」宮沢賢治
有名作家さん、大作家さん、あと、「ホントに当たるのかな?」ってところまで並びました。だって、朝のテレビの星座占い、チャンネル変えると運勢が違うのですもの・・・。
えっ! 今日は大掃除の日なの? ふだんの掃除もできないなか、早くも大掃除、ちょっとだけでもやってみますか。
「大掃除」で検索するも、0件。「掃除」で探すと9件ありました。
「やさしい重曹生活(掃除に、洗濯に、スキンケアに、料理に)」岩尾明子/監修 主婦の友社
重曹万能説はちょくちょく耳にします。
「沖幸子のパパッとかんたん超掃除法(子どもが散らかしても大丈夫!)」
うん、いいですね。
「手間いらずのらくちんガーデン成功実例(庭掃除も草取りも、もっともっと減らしたい!)」主婦と生活者
あ、これ、すごく良さそう。「お花やガーデニングは大好きだけど、年々しんどくなってきたわ」という方、読んでみてください。
「パディントンの煙突掃除」マイケル・ボンド
カタカナの名前と煙突掃除、という言葉が並ぶと、イギリス、産業革命、少年少女、工場法・・・などの言葉が頭に浮かびます。体が小さいから子どもたちが煙突掃除に使われ、命を落としたこともあったと聞いて、ショックを受けた記憶があります。今の日本では考えられないですよね。
今日はここまで。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と物語がつづられた本が、あなたに手に取ってもらえる日を待っています。
気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かります)。
それでは、また。