Monthly Archives: 5月 2016

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今日は何の本? 5月22日(2016) サイクリング・生物多様性の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

九州の大地震から一ヶ月あまり経ちました。

今の科学では地震を起きないようにはできません。起きてほしくないけど、忘れたころに思いもよらないところで起きてしまう地震への備え、身を守る本を紹介しています。

 

「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行

「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行

「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行

「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行

「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行

 

 

いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

5月22日はこんな日です。

 

サイクリングの日、ガールスカウトの日、国際生物多様性の日、イエメン・ナショナルデー

 

※【サイクリングの日】

日本サイクリング協会が2009年4月20日に制定。

1964年のこの日、同協会が文部大臣から設立認可を受けたことを記念。

 

「一日100キロ超えをめざす実践的サイクリング(自転車でもっと遠くへ行くための基本ノウハウ36)」のぐちやすお ラピュータ

北海道も暖かくなってきました。というか、一気に暑いです。

 

「自転車は、なぜたおれないで走れるの?」横田清 アリス館

むむむ。みなさん、説明できますか?

「お父さん、教えて~」と、お子さんに聞かれる前に読んでおきましょう。

 

「洗面器でヤギごはん(世界9万5000km自転車ひとり旅)」石田ゆうすけ 実業之日本車

たびたび紹介している石田ゆうすけさんの本です。スゴイ距離です。

 

 

※【国際生物多様性の日】(International Day for Biological Diversity)

1994(平成6)年の「生物の多様性に関する条約」締約国会議で制定。国際デーの一つ。

当初は12月29日だったが、2000(平成12)年から5月22日に変更された。

 

「地球の声がきこえる(生物多様性の危機をさけぶ動物たち)」藤原幸一 講談社 2010年刊行

人間は自分たちのために山や原野を開拓してきましたが、自然が無くなってしまうとまた人間も生きていけない。そして、その前に多くの生き物たちが姿を消しているということであれば、時々立ち止まって考えてみることは必要なのかも。

 

「絶滅動物誌(人が滅ぼした動物たち)」今泉忠明 講談社 2000年刊行

まさに、振り返ってみるための本がありました。

 

 

※【イエメン・ナショナルデー】

1990年(平成2年)のこの日、イエメン・アラブ共和国と

イエメン民主人民共和国が統合され、イエメン共和国となったことを記念する日。

首都はサナア。主な輸出品は石油。

 

「石油に頼らない(森から始める日本再生)」養老孟司 北海道新聞社 2010年刊行

バカの壁の養老孟司さんの本がありました。

 

「世界がわかる石油戦略」岩間敏 筑摩書房 朝日新聞社 2007年刊行

我々の生活には石油は欠かせないものですね。

子どもの頃、「あと30年で石油は無くなる」と言われていたような記憶があります。記憶違いかな、良かった。

 

 

 

今日はこの辺りで。

 

 

鹿追町図書館、今日は午前10時から午後6時までの開館です。気になる本がありましたら、ご利用くださいね。

今日は何の本? 5月21日(2016) 小学校・リンドバーグ翼の日でした。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

日本の各地で地震が起きています。

起きてほしくない地震ですが、今の科学では地震を起きないようにはできません。せめて、できることをやっておかなくては。地震への備え、身を守る本を紹介しています。

 

「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行

「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行

「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行

「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行

「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行

 

 

いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

5月21日はこんな日です。

 

小学校開校の日、リンドバーグ翼の日、ニキビの日、

 

 

 

※【小学校開校の日】

1869年(明治2年)のこの日、日本初の近代小学校である京都の上京第二十七番組小学校

(後の柳池小学校)の開校式が行われた。

創設者の熊谷直孝(くまがいなおたか)を初め、多くの寄付や献金が、町衆の向学の気風をさらに高めた。

 

小学校、大事ですね。

 

「小学校がまるごと絵本になった」鉢 絵本と木の実の美術館 2009年刊行

この大胆なタイトル、惹きつけられました。

 

「閉校記念誌(鹿追町立幌内小学校)」1973年刊行

「閉校記念誌(鹿美小学校)」1968年刊行

鹿追町の、今はなき学校の記念誌です。

今年発行された「鹿追文藝」第41号の座談会のテーマでも取り上げられています。

 

「至誠通神明(通明小学校開校八十周年記念誌)」2000年刊行

「翔(鹿追小学校開校100周年記念誌)」2011年刊行

「もみじと共に歩んだ100年(笹川小学校開校百周年記念誌)」2013年刊行

こちらは歴史をつむぎ続ける学校の、節目で作成された記念誌です。

ボクの母校の鹿追小学校の記念誌もありますね。

今の時期は、毎日グランドで運動会の練習ばかりしていたな、とか、思い出していました。

本当に毎日だったかは、ちゃんと思い出せないのですけどね。

 

※【リンドバーグ翼の日】

1927(昭和2)年、チャールズ・リンドバーグがパリに到着し、大西洋無着陸横断飛行に成功した。

前日の午前7時52分、「スピリット・オブ・セントルイス」と名附けられた飛行機でニューヨークを出発。

21日の午後に、「翼よ、あれがパリの灯だ」という有名な言葉とともにパリのル・ブールジェ空港に到着した。

飛行距離は約5800km、飛行時間は33時間30分だった。

 

「翼よ、あれがパリの灯だ」チャールズ・リンドバーグ 筑摩書房

あ、上に書いてあることが書いてあります。

ボクが好きなのは、内容もさることながら、この、タイトル。和訳か邦題か。ザ・スピリットオブセントルイスという名で出版された彼の自伝が、日本ではこういうタイトルで出版されたのは素晴らしいセンスです。

命を懸けた挑戦の末に、命を預けた愛機に向かってこんな言葉、言ってみたいと思います。

 

「リンドバーグ(空飛ぶネズミの大冒険)」トーベン・クールマン ブロンズ新社

評価の高い絵本です。シックな色合いで細密に描かれたネズミの冒険、10分、別世界に行った気になれます。

 

 

 

今日はこの辺りで。

 

 

鹿追町図書館、今日は午前10時から午後6時までの開館です。気になる本がありましたら、ご利用くださいね。

今日は何の本? 5月20日(2016) 世界計量記念日・ローマ字の日・新東京国際空港開港記念日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

日本の各地で地震が起きています。

起きてほしくない地震ですが、今の科学では地震を起きないようにはできません。せめて、できることをやっておかなくては。地震への備え、身を守る本を紹介しています。

 

「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行

「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行

「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行

「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行

「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行

 

 

いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

5月20日はこんな日です。

 

世界計量記念日、ローマ字の日、東京港開港記念日、新東京国際空港開港記念日、

電気自動車の日

 

※【世界計量記念日】(World Metrology Day)

「メートル条約」締結125周年を記念して2000(平成12)年から実施。

1875年、フランス政府の提唱により「メートル条約」が欧米17か国間で締結された。

 

「伊能忠敬(測量に歩いた距離は地球一周分)」藤原稔裕 草土文化

地球一周が約40000キロメートルだから、えーと、4000万メートル歩いたということでしょうか。計算合ってるかな?

歩くだけでもすごいけど、地図を作るというのが、信じがたい偉業です。

 

 

※【ローマ字の日】

財団法人日本のローマ字社(NRS)が1955(昭和30)年に制定。

ローマ字表記には2種類ある。例えば「すし」を、sushiとするのがヘボン式で、

susiとするのが日本式。

この日本式を主張し、ローマ字国字論を展開した田中舘愛橘の命日が、

1952年(昭和27年)の5月21日。

これをきりのいい20日にずらしてローマ字の日とした。ローマ字社が実施。

 

なるほど、shikaoi はヘボン式です。

 

「はじめてのローマ字の本1」日本のローマ字社 汐文社 2003年刊行

でも、最近はパソコンで文章を作るため、みんなローマ字はじょうずかも。

 

 

※【新東京国際空港開港記念日】

1978(昭和53)年、千葉県成田市に新東京国際空港(成田空港)が開港した。

千葉県三里塚に空港建設が閣議決定されてから12年かかっての開港だった。

開港は予定より大幅に遅れたうえ、滑走路1本の部分開設となった。

地元の意向を無視した決定に対し強力な反対運動が展開され、死者も出た。

当初の開港日の4日前に過激派ゲリラが突入して管制塔の機器が破壊され、

開港がさらにこの日まで延期された。開港式典は機動隊の戒厳の中で行われた。

 

成田空港は行ったことがないのですが…。

「ターミナルマン(空港に16年間住みついた男)」サー・アルフレッド・メヘラン バジリコ 2005年刊行

何年か前に話題になっていたような記憶があります。

確かに、国際線もある空港は、夜中も開いてることになるので、どこかしらに居場所はありそうですが、いったいどうやって暮らしていくのか、疑問ですよね。

食事は? 寝る場所は? お風呂は?

また気になる一冊が増えてしまった…。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、今日は午前10時から午後6時までと思いきや、金曜日なので一時間延長して7時まで開館です。気になる本がありましたら、ご利用くださいね。

今日は何の本? 5月19日(2016) ボクシング記念日・チャンピオンの日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

日本の各地で地震が起きています。

起きてほしくない地震ですが、今の科学では地震を起きないようにはできません。せめて、できることをやっておかなくては。地震への備え、身を守る本を紹介しています。

 

「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行

「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行

「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行

「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行

「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行

 

 

いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

5月19日はこんな日です。

 

ボクシング記念日、チャンピオンの日、

 

※【ボクシング記念日,チャンピオンの日】

1952(昭和27)年、挑戦者・白井義男が世界フライ級チャンピオンのダド・マリノに判定勝ちし、

日本初のボクシングのチャンピオンになった。

湯川秀樹博士のノーベル賞受賞、古橋広之進選手の水泳自由形世界新記録と並んで、

敗戦でショックを受けた日本人の心に希望の灯をともした。

 

 

ボクシングといえば、こちら。

「あしたのジョー」高森朝雄 ホーム社

名作、あしたのジョーです。

不良少年が一人の名伯楽と出会って、その少年は表舞台で輝き始めます。

スペースがなくて、書庫にありますのでスタッフにお声かけください。

ボクも20年くらい前に、友達が集めていた愛蔵版を貸してもらって読みました。

マンモス西の人間くささに共感しました。

夜中のラーメン、おいしいですよね。うどんだったかな。

あと、カルロス・リベラ。彼の変貌にはショックを受けました。

「あの速かったパンチが…」

セリフはうろ覚えですが、ジョーの驚きとともに、チャンピオンの強さと戦いへの恐怖も感じさせる素晴らしい描写でした。読んだことのない方は、ぜひ読んでみてください。

 

「あしたのジョーは死んだのか」朝稲日出夫 筑摩書房 1988年刊行

こちらは、あしたのジョーとともに青春を過ごした当時の青年たちが当時を思い出す小説です。

 

ボクシングの入門書は、探してみたけど鹿追町図書館にはありませんでした。ストイックなのでなかなか簡単にははじめられないですよね。

 

「自伝・描きかけの自画像」片岡鶴太郎 講談社

ボクシングで誰かいなかったかな、と思いだしたのが、この方。

今の若い人はこの方がお笑い芸人だったといってもなかなかピンと来ないかもしれません。バラエティ番組でひっぱりダコだった、つるちゃんの半生が語られています。

 

「いじめられっ子のチャンピオンベルト」内藤大助 講談社

内藤さんの本がありました。

つらいことをたくさん乗り越えて、大きな山の頂に立った、内藤さんの半生が、つづられています。これも、ちゃんと読んでおきたい一冊です。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、今日は午前10時から午後6時までの開館です。気になる本がありましたら、ご利用くださいね。

今日は何の本? 5月18日(2016) ベビーブーム・ファイバー・国際親善・18リットル缶の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

日本の各地で地震が起きています。

起きてほしくない地震ですが、今の科学では地震を起きないようにはできません。せめて、できることをやっておかなくては。地震への備え、身を守る本を紹介しています。

 

「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行

「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行

「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行

「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行

「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行

 

 

いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

5月18日はこんな日です。

 

ベビーブームの日、ファイバーの日、国際親善デー、国際博物館の日、ことばの日、18リットル缶の日

 

なるほど、田中さんのメルマガを読み進めます。

 

※【ベビーブームの日】

子供を産みたい人が安心して子供を産める社会の実現を目指してさまざまな活動を行っている「第3次ベビーブームプロジェクト推進委員会」が制定。

少子化が叫ばれる中、お父さんとお母さんの愛、そして子供たちの笑顔でいっぱいの日本になればとの願いが込められている。

日付は5と18で「子がいっぱい」と読む語呂合わせから。

 

子どもの笑顔は宝物ですね。

人口で気になった本を二冊紹介します。

 

「夕張再生市長(課題先進地で見た『人口減少ニッポン』を生き抜くヒント)」鈴木直道 講談社 2014年刊行

これから日本全体がぶつかる難しい課題に、先に直面している夕張市。人口が減っていくのは避けられない中、どういう世の中にしていくか、知恵が日本全体で問われます。

 

「東川スタイル(人口8000人のまちが共創する未来の価値基準)」玉村正敏 産学社 2016年刊行

写真の町として有名な北海道の東川町。人口が減っていく町が多い中、20年で14%も増加したその方法とは。

住民一人ひとりがそれぞれ、その人らしく生きることと、それを後押しする行政の手法が評価されています。

…ボクも見習わなくては。

 

 

※【ファイバーの日】

5と18でファイバーの語呂合わせから、食物繊維(ファイバー)を

摂取することの大切さをアピールしようとファイバーアカデミアが制定した日。

 

「スーパーダイエットフードしらたきレシピ(カロリーオフ、糖質オフ、食物繊維でデトックス!)」牛尾理恵 主婦の友社 2014年刊行

しらたきは、すき焼きに入っている印象が強いです。肉としらたきを隣同士にすると、お互いの成分が作用して「肉が固くなる」ということを最近聞きました。ふだん、あまりしらたきは食べないけど、健康にいいですよね。

 

 

※【国際親善デー】

1899(明治32)年、ロシア皇帝ニコライ2世の提唱でオランダのハーグで

第1回平和会議が開催された。日本を含む26か国が参加し、

「国際紛争平和的処理条約」や「陸戦の法規慣例に関する条約」等が結ばれた。

日本では1931(昭和5)年から実施されているが、特に行事等は行われていない。

 

みんな仲良くして、悲しい戦争がなくなればいいですよね。

 

「10分で読める命と平和につくした人の伝記(戦争・人種差別・病気…人の命をすくった20人)」塩谷京子 学研教育出版 2015年刊行

児童向けですが、すぐ読めるので忙しい大人のみなさんにもおすすめです。

 

 

※【国際博物館の日】

国際博物館会議(ICOM)が1977年に制定し、1978年から実施。

日本では日本博物館協会を主体として2002年から参加している。

 

「ミステリ博物館」赤川次郎 角川書店 1985年刊行

赤川先生らしく、軽妙な文体で進む短編集。こちらも読みやすく、楽しめます。

 

 

※【ことばの日】

5月(こ)18日(とば)の語呂合せから生まれた記念日で、ことばを正しく使うように心掛ける日。

 

「私を変えたことば」日本ペンクラブ 光文社 2000年刊行

日本ペンクラブは、島崎藤村を代表に結成された、作家さん等ことばの扱いを生業とする方たちを中心に組織されており、平和と表現の自由をモットーとしています。

 

 

※【18リットル缶の日】

全国18リットル缶工業組合連合会が制定。

18リットル缶(石油缶・一斗缶)は、以前は「5ガロン缶」と呼ばれていたものが

「18リットル缶」に統一されたことから、5ガロンの5と、18リットルの18より5月18日を記念日とした。

 

さらに18リットル缶について。

一般的には「一斗缶」と呼ばれていますが、計量法により

尺貫法の「斗」という単位を基本的に使うことができないので、

このように呼ぶことになっています。

なお、10合で1升、10升で1斗、10斗で1石となります。

ガロン(gallon)は、アメリカでは約3.785リットル、イギリスでは約4.546リットルで、

「五ガロン缶」という名称はアメリカガロンに拠るようです。

 

なるほど、一升瓶にはお米が10合入る、ということなんですね。

そして、ガロンで本を探してみたら、こちらがありました。

 

「魔神ガロン」手塚治虫 講談社

1~5巻までありました。この作品は読んだことがないですが、有名なのかな。ひみつの書庫にあるので、読みたい方はスタッフまで一声お願いいたします。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、今日は午前10時から午後6時までの開館です。気になる本がありましたら、ご利用くださいね。

今日は何の本? 5月17日(2016) 高血圧・パック旅行・生命、絆の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

昨日は関東地方で地震がありました。

起きてほしくない地震ですが、残念ながら今の科学では地震を起きないようにはできません…。

せめて、できることをやっておかなくてはということで地震への備え、身を守る本を紹介しています。

 

「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行

「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行

「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行

「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行

「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行

 

 

いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

5月17日はこんな日です。

 

高血圧の日、世界電気通信の日、パック旅行の日、生命・きずなの日、

自然保護の日

 

※【高血圧の日】

特定非営利活動法人日本高血圧学会と日本高血圧協会が、

高血圧の予防などの啓蒙活動を目的に制定。

 

人間ドッグの結果が気になる年齢になりました。

 

「高血圧、糖尿病が気になる人の『減塩』ワザ(塩分を減らせば、病気にならない!)」岩崎啓子 PHP研究所

高血圧の予防の秘訣は、毎日の食事にありそうです。

市販のお弁当についてる醤油のちいさなパック、全部かけると多いのですが、余しても邪魔なので全部かけてしまっているけど、それはやめた方がいいですね。

 

 

※【パック旅行の日】

1961(昭和36)年、イギリスで世界初のパック旅行が行われた。

 

パック旅行の日でした。

 

「知って得するパック旅行の裏表」金沢克彦 清風堂書店出版部 2002年刊行

ちゃんと、そういう本がありました。

インターネットでホテルも飛行機も簡単に予約できる時代ですが、ホテルと飛行機をまとめてパックでとると、飛行機代より安くなったりすることもあります。不思議なのですが、きちんと理由があるみたいです。

 

 

※【生命・きずなの日】

ドナー(臓器提供者)の存在なしには成立しない移植医療。

それは自らの生命のかわりに、他人の生命を救う「ギフトオブライフ」の

精神を持つドナーと、その家族の善意によって支えられている。

新緑の生命萌え立つこの時期(5月)に、

ドナー(17日)とその家族が社会的に深く理解され、生命の大切さ、

生命のきずなを多くの人が考える日にと、

日本ドナー家族クラブ(JDFC)が制定した日。

 

「もっと生きたい! (臓器移植でよみがえった命)」池田まき子 岩崎書店

「臓器は『商品』か(移植される心)」出口顕 講談社

2冊並べてみましたが、考えてしまうタイトルです。

医療というサービスに価格、値段があります。すると、臓器も商品となってしまうのか。

今の社会では、そうならざるを得ないと思う。ただ、売り物だと言ってはいけない気がします。クローン細胞なども、どこまで許されるのか。科学技術が進歩して、例えば、視力が悪いときに、自分のクローンではやっぱり同じ視力なので、目のいい人のクローン細胞を使う。

この辺は、ありなのかなという気もしなくもないです。

しかし、もっと技術が上がって、声のいい人のクローン細胞、頭のいい人の脳のクローン細胞、となってきたら、どこから線を引くのか。

 

なるほど、ここまで書いて、星新一さんやSF作家さんを思い出しました。こういう疑問から発想して作品を作っているのかな。なにかが垣間見えた気が…。

 

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、今日は午前10時から午後6時までの開館です。気になる本がありましたら、ご利用くださいね。

今日は何の本? 5月16日(2016) 旅の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

九州の地震、心配ですが、今、北海道の小さな町の図書館で働くボクにできることは、本の紹介ですので、今日も引き続き、地震への備え、身を守る本を紹介します。

 

「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行

「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行

「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行

「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行

「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行

 

 

いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

5月16日はこんな日です。

 

旅の日、性交禁忌の日

 

こ、これは…。

まずは、旅の日でした。

 

「ジオパークへ行こう!(火山や恐竜にあえる旅)」林信太郎 小峰書店 2015年刊行

鹿追町も日本ジオパークに認定されています。火山と凍れの大地へ、旅に出よう!

 

「ブッダ大いなる旅路」NHK『ブッダ』プロジェクト 日本放送出版協会 1998年刊行

ブッダは、手塚治虫さんのマンガを読みました。史実と創作が混ざってどこが本当のことかわからないですが、すくなくともヒョウタンツギは空想上の存在でしょう。

 

「南の涯てまで(小堺父子の南極ふたり旅)」小堺一機 主婦と生活社

小堺さんのお父さんは、寿司職人で、そして南極の観測隊に同行してその腕を振るったとのことです。す、すごい。

 

「菜々ちゃん、すこし休もうか(父と娘の北海道自転車旅行記)」佐古彰彦 富山房 1995年刊行

こちらは、お父さんとお嬢さんのお話でした。感動の予感。

 

「吸血鬼幻想(トランシルヴァニア)世界・わが心の旅」菊地秀行 日本放送出版協会 1996年刊行

吸血鬼ハンターDなどのシリーズが人気の菊地秀行さん、吸血鬼の故郷(?)、トランシルヴァニアへの思いがつづられてるのか、これは個人的に読んでおきたい本を見つけました。

 

「『大草原の小さな家』の旅」服部奈美 晶文社 1993年刊行

大草原の小さな家、というレストランが鹿追にありまして、ボクの家から車で5分の旅です。でも、この本はその話ではありません。

 

「伊勢志摩殺意の旅」西村京太郎 実業之日本社

いかに西村御大といえど、サミットを控えたこの時期にそれはまずいですぞ! と思いきや、2000年刊行なのでセーフです。

 

「うぐいす色の旅行鞄(杉原爽香二十七歳の秋)」赤川次郎 光文社 2000年刊行

こちらも気になっているシリーズです。作中、主人公が毎年きちんと一歳ずつ年をとり、読者とともに時間が流れています。

 

「夜への旅立ち」田中芳樹 徳間書店 1995年刊行

好きな作家さんです。ただ、20年前になるので、読んだ記憶はあるけど、どの話か思い出せない…。20年、経つのか…。

 

「なまら蝦夷 北海道・宿主たちの旅案内 8号」松岡つとむ 2012年刊行

鹿追の紹介も載っています。しかも、あの方が書いていて驚きました。

 

「指輪物語」J・R・R・トールキン 評論社

ロードオブザリングとして、実写映画化された「指輪物語」。名作です。旅の仲間というサブタイトル、印象に残っています。

 

 

 

※【性交禁忌の日】

江戸時代の艶本『艶話枕筥』にて、この夜は特に性交禁忌の日とされた。

禁忌を破ると3年以内に死ぬと記載されていた。

 

むむむ、こんな日もあるんですね。

 

「あいびき(江戸の女たち)」池波正太郎 1991年刊行

うーん、今日は気をつけてくださいね。

 

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、月曜日は休館日となります。返却は正面自動ドア右側の返却ポストにて、お願いいたしますー。

今日は何の本? 5月15日(2016) 沖縄本土復帰記念日、国際家族デー、ヨーグルト、5・15事件記念日、青春七五三の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

九州の大地震、一ヶ月が経ちました。昨日もテレビでは、家が文字通りぺしゃんこになってしまった光景が映されていました。

ほんのひと月前までは、九州でこういうことがおこるとは思っていませんでした。

他人ごとではありません。こちらの本を引き続き紹介いたします。

 

「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行

「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行

「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行

「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行

「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行

 

 

いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

5月15日はこんな日です。

 

沖縄本土復帰記念日、国際家族デー、ヨーグルトの日、5・15事件記念日、青春七五三

 

 

※【沖縄本土復帰記念日,沖縄復帰記念日】

1971(昭和46)年6月17日に宇宙中継によって東京とワシントンで結ばれた「沖縄返還協定」

1972(昭和47)年5月15日午前0時をもって発効し、沖縄の施政権がアメリカから

日本に返還され、沖縄県が誕生した。

日本政府側は「本土並み」の復帰を目指したが、実際には30以上の米軍基地や弾薬庫、演習場等が残され、その面積は全県の12%にも上った。

 

 

「これならわかる沖縄の歴史Q&A」楳沢和夫 大月書店

北海道では、ニュースでときおり沖縄のことが報道されますが、知識が足りなく全体像がわからず、断片的な理解しかできていません。

 

「沖縄時間(本物のスローライフの見つけ方)」岸朝子 大和出版

沖縄には行ったことがないのですが、北海道は冬に外で酔っぱらって寝てしまうと簡単に凍死してしまうので、なんというか人生の過ごし方の感覚も北海道と沖縄では変わってくるのではないかなー、と勝手に思っています。

 

「沖縄のうまいもの。」太陽編集部 平凡社

食べたことのないものがいっぱいです。

 

「沖縄独立を夢見た伝説の女傑照屋敏子」高木凛 小学館

スゴイ方のお話です。極端な方で、好き嫌いが分かれる人となりでした。スゴイことやる人って、結構そういうところ、ありますよね。

 

 

※【国際家族デー】(International Day of Families)

1993(平成5)年9月20日の国連総会で制定。国際デーの一つ。

各国が家族問題に対する認識を高め、家族関連の問題に取り組む能力を高めるため。

 

国連総会で決まっていました。

 

「家族で楽しむ子どものお祝いごとと季節の行事」新谷尚紀 日本文芸社

子どもは話題の中心ですね。幸せに過ごしましょう。

 

 

※【ヨーグルトの日】

ヨーグルトを研究したロシアのメチニコフ博士の誕生日。

明治乳業が制定したが、現在では特にイベントは行っていない。

メチニコフ博士はブルガリアに長寿者が多いのはヨーグルトに含まれる

乳酸菌のためであることを突き止めた。また、免疫に関する研究により

ノーベル生理学・医学賞を受賞した。

 

「明治ブルガリアヨーグルトレシピBOOK(おいしい103品!)」明治 アスコム

ヨーグルトの日もしょっちゅうある気が…。そんなわけで、この本を。

 

 

※【5.15事件記念日】

1932(昭和7)年、5.15事件が起った。

海軍の青年将校・古賀清志中尉らと陸軍士官学校の生徒らが首相官邸等を襲撃し、

犬養毅首相が射殺された。国家改造、軍部政権樹立のため、

東京を混乱に陥れようとしての決起だった。翌日、内閣は総辞職し、

海軍大将斎藤実を首班とする挙国一致内閣が発足して、政党内閣制に終止符が打たれた。

前日に来日して犬飼首相と面会する予定だったチャップリンも標的になっていたが、

直前に急遽予定を延期して大相撲観戦に行った為に難を逃れた。

 

「話せばわかる」

「問答無用」

というやりとりは有名ですが、チャップリンもこの場にいたかもしれなかったというのは初めて知りました。驚きです。

 

「ものしり雑学大相撲」北出清五郎 三笠書房

そんなチャップリンの命を救った大相撲の魅力と謎がいっぱいです。

 

 

※【青春七五三】

幼い子どもの成長を祝う七五三から10年、13歳、15歳、17歳の

まさに青春真っ盛りの少年少女に、

これからの人生に対して励ましのエールを送ろうという日。

11月15日の七五三から半年ずらした今日とした。

大人へ成長する通過点として、社会性を身につけることも目的とする。

 

「10代の子をもつ親が知っておきたいこと(思春期の心と向きあう)」水島広子 紀伊国屋書店

自分たちも10代のころがあったけど、忘れてしまっていることがいっぱいあるなぁ、と思います。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館は日曜日も午前10時から午後6時まで開いています。気になる本を探しに来てくださいねー。

今日は何の本? 5月14日(2016) ゴールドデー・種痘記念日・温度計の日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

九州の大地震、発生から一ヶ月が経ちました。

が、まだ余震が続いています。

地震への備え、身を守る本を紹介します。

 

「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行

「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行

「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行

「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行

「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行

 

 

いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

5月13日はこんな日です。

 

ゴールドデー、種痘記念日、温度計の日、

ひよ子の日(毎月14日,15日)

 

 

ゴールドデー

とは…。

※【ゴールドデー】

新年度、新学期など、ゴールデンルーキーとして入った新人たちに

期待とエールを込めて先輩からゴールドキウイフルーツを贈る日。

五月病に負けずに甘くてポリフェノールたっぷりのゴールドキウイで元気になって欲しいと、この記念日を制定したのはゼスプリ インターナショナル(ジャパン)リミテッド。

 

二回読み返したけど、先輩からキウイをもらって新人が元気になればいいなという意味らしいです。謎だけど。

 

「ポケットモンスターハートゴールドポケットモンスターソウルシルバーパーフェクトクリアBOOK」毎日コミュニケーションズ

ポケモンの攻略本がありました。ちびっ子に人気で貸し出しが多く、すぐ傷んでしまうのが悩みですが、専用のテープや糊で補修しつつ活躍してもらっています。

ボクも昔はドラクエやファイナルファンタジーの攻略本を何度も読んでいました。懐かしい思い出です。

 

 

 

※【種痘記念日】

1796年、イギリスの外科医ジェンナーが初めて種痘の接種に成功した。

種痘の登場以前は、天然痘は最も恐ろしい病気の一つだった。

発症すると、高熱に引き続いて、全身に化膿性の発疹ができるため、運良く治った人もあばた面になった。

以前より、一度天然痘にかかった人は、二度とこの病気にならないことが知られていた。

また、ジェンナーは、乳絞りの女性から牛痘にかかると天然痘には罹からないことを聞いた。

そこで、牛痘にかかった乳絞りの女性サラ・ネルムズの手の水疱からとった膿を、

近所に住んでいた8歳の男児フィップスの腕に接種した。

10日後に発症したがすぐに治癒し、その後天然痘を接種しても感染しなかった。

この実験は、学会には認められなかったが、ジェンナーは貧しい人たちに

無料で種痘の接種を行い、次第に認められるようになった。

天然痘による死亡者は劇的に減少し、1979(昭和54)年10月末に世界保健機構(WHO)

によって根絶が確認された。

 

「オロシャ雪原の逃亡者(日本にはじめて種痘法をもちこんだ男)」鈴木喜代春 PHP研究所

いい方法でも、最初から認められるわけではないのですね。

 

 

※【温度計の日】

水銀温度計を発明し、華氏温度目盛り(°F)に名前を残すドイツの物理学者ファーレンハイトの、1686年の誕生日。

華氏温度は、塩化アンモニウムを寒剤として得られる当時人間が作り出せた最低温度を0度、人間の平均体温を96度とし、その間を等分して得られる。

この温度目盛りによると、水が凍る温度は32度、沸騰する温度は212度となる。

ファーレンハイトが1724年に発表し、現在では主にアメリカ・カナダ・イギリスで用いられている。

中国では、ファーレンハイトに華倫海の字を当てたことから、「華氏」と呼ばれるようになった。

 

なるほど、日本では「摂氏」・「℃」が使われているので、無視していましたが、温度のもう一つの単位がありました。

 

「温度とはなにか」小野周 岩波書店

何度かを気にすることはあるけど、温度が何かはなかなか考えたことがないな、と思い至りました。気になる方は読んでみてね。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館は土曜日も午前10時から午後6時まで開いています。気になる本を探しに来てくださいねー。

今日は何の本? 5月12日(2016) メイストームデー・カクテル・愛犬の日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

九州の地震、心配ですが、今、北海道の小さな町の図書館で働くボクにできることは、本の紹介ですので、今日も引き続き、地震への備え、身を守る本を紹介します。

 

「親子のための地震イツモノート(キモチの防災マニュアル)」地震イツモプロジェクト ポプラ社 2011年刊行

「震災から身を守る52の方法(大地震・火災・津波に備える)」レスキューナウ アスコム 2011年刊行

「地震に『強い家』に住む(ここまでやれば安心! 防災住宅54の知恵)」船津欣弘 日本経済新聞出版社 2011年刊行

「大地震を生き抜く48の知恵(備えは万全か?)」震災対策研究会 2013年刊行

「家族で学ぶ地震防災はじめの一歩」大木聖子 東京堂出版 2014年刊行

 

 

いつも、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

5月13日はこんな日です。

 

 

メイストームデー、カクテルの日、愛犬の日、

 

※【メイストームデー】(5月の嵐の日)

「バレンタインデー」から88日目、「八十八夜の別れ霜」ということで、別れ話を切り出すのに最適とされる日。

2月14日の「バレンタインデー」、3月14日の「ホワイトデー」、4月14日の「オレンジデー」と、14日あたりは恋人に関連した記念日が続く。これを乗り切れば、6月12日には「恋人の日」が待っている。

 

 

メイストームは、五月に急に発生する爆弾低気圧のことなのだそうです。

誰がいったか知らないが、別れ話を切り出すのに最適の日…。

とくにおススメはしませんが…。

 

「別れ上手」森瑤子 角川書店

別れなくて済むなら別れない方がいいかなと思いますが、別れなければならないのなら、うまく別れましょう。

 

「愛と別れ(世界の小説のヒロインたち)」瀬戸内晴美 講談社

これは瀬戸内寂聴さんの本なのですね。今日知りました。アンナ・カレーニナなど、世界の名作から愛が語られています。これは、気になります。

 

「今日の別れに」赤川次郎 角川書店

つらいときに、小説で癒されることもあるでしょう。

 

「男の離婚読本(損せず別れる)」飯野たから 自由国民社

必要に応じて、どうぞ。

 

 

 

※【カクテルの日】

アメリカの雑誌『バランス』の1806年5月13日号に、「カクテル」という名称が初めて登場した。

 

「カクテル・ベストセレクション100(作り方から飲み方まで楽しく味わうカクテル・ガイド)」日本文芸社

「家飲み&外飲みがもっと楽しくなるカクテルの話」佐藤喜代八 ナツメ社

これは、お酒が好きな方はぜひお役に立ててください。ボクはあんまり飲まないので、いいかな。

 

 

 

※【愛犬の日,FCI(国際畜犬連盟)デー】

ジャパンケンネルクラブ(JKC)が1994(平成6)年に制定。

1949年のこの日に同クラブの前身である全日本警備犬協会が創立されたことに因む。

 

「犬神家の一族」横溝正史 角川書店

『犬』で検索したらいの一番にでてきたのがこの作品。でも、愛犬の日に読まなくてもいいかな。

 

「名犬ラッシー」エリク・ナイト 岩崎書店

「フランダースの犬」ウィーダ 旺文社

有名なこの作品たち。読み返すなら、今日は犬神家よりこちらをおススメです。

 

「犬のストレスがスーッと消えていく『なで方』があった(吠える! 落ち着きがない!)」デビー・ポッツ 青春出版社 2015年刊行

これは、どうせかわいがるなら、いいかわいがり方をしましょう。

 

「捨て犬その命の行方(救われたがけっぷち犬のその後の物語)」今西乃子 学研教育出版

いろんな事情がありますが、捨て犬はなくしたいですね。

 

「室内犬の飼い方・しつけ方BOOK(賢いワンコに育てるしつけ方から健康のためのケアまで)」佐藤真貴子 成美堂出版

これも、ぜひ一度読んでいただきたい本です。

 

 

 

今日はこの辺りで。

 

本日、鹿追町図書館は午前10時から午後6時までに加え、一時間延長して7時まで開館です。お仕事帰りにちょっと寄ってみたり、気になる本を探しに来てくださいねー。