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今日は一か八かで勝負事の日でした。1月8日(2017)

こんばんは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

1月8日はこんな日です。

 

平成スタートの日(1989)、勝負事の日、ロックの日、外国郵便の日、イヤホンの日、

学校始業、どんと焼き、どんどん焼き、正月事納め

 

昭和天皇が1月7日に崩御され、昭和64年から平成元年に変わった日でした。

 

「昭和天皇の『極秘指令』」平野貞夫 講談社 2004年刊行

なかなか気になるタイトルです。

 

 

『一か八か』から、勝負事の日でした。

「にっぽん! 馬三昧(戦後、すべての都道府県に競馬場があった)」鈴木慈雄 文芸社 2016年刊行

馬は、仕事でも娯楽でも人と共にありました。

 

 

エルヴィス・プレスリーの誕生日であることから、ロックの日でした。

「ロック・ドラムが叩ける本」

「ロック・ベースが弾ける本」

「ロック・キーボードが弾ける本」

いずれもヤマハ音楽振興会 1992年刊行

の本です。

楽器、一つでいいからできるようになりたいなーと思うのですが、練習一つしないので人が弾くのを横から見ているだけでした。

 

 

それでは~。

あけましておめでとうございます。1月1日(2017)

あけましておめでとうございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

1月1日はこんな日です。

 

元日、元旦、初詣、年賀、若水、若潮、若潮迎え、四方拝、新年、少年法施行の日、

初日の出、神戸港記念日、鉄腕アトムの日、七福神巡り、お年玉、年賀状

 

今日は元日ですね。ボクは10年くらい前までは元日と元旦の違いを知りませんでした。「旦」は日の出の様子を表すから、元旦は1月1日の午前中のことだ、とクイズ番組でやっていたを見て、大層びっくりした覚えがあります。と、同時に30年も間違ってたよ・・・、と恥ずかしくなりましたが、クイズ番組でやるくらいなので、意外と知られてないことジャンルなのかなと、思いました。今は大分有名になったんじゃないでしょうか。

 

元日、元旦はわかったのですが、分からない言葉が続くので、田中みのるさんのメールマガジンを読み進めました。

 

※【若水】  元日の早朝に井戸から水を汲んで神棚に供えること。またその水のことも「若水」と言う。  朝早く、まだ人に会わないうちに汲みに行き、もし人に会っても口をきかないしきたりだった。  若水は一年の邪気を除くと信じられ、神に供えた後その水で家族の食事を作ったり、口を漱いだりお茶を立てたりした。 ※【若潮,若潮迎え】  元日の早朝、潮水を海から汲んで来て神に供える。 ※【四方拝】  天皇が、午前5時半(昔は寅の刻)に束帯を着て神嘉殿の南座(昔は清涼殿の東庭)に出御し、皇大神宮・豊受大神宮・天神地祇・天地四方・山陵を拝し、宝祚の無窮・天下太平・万民安寧を祈る儀式。

 

ふむふむ、井戸や海から水を汲んで神様に供える・・・。今は水道のおかげで井戸から汲まなくても蛇口をひねるだけですぐ水が出ますね。

神さまにも感謝ですが、水道の仕事に携わっている方にも感謝です。ありがたいですね。

 

四方拝は天皇陛下が日本のためにお祈りくださる儀式なんですね。知らないと怒られますね・・・。

 

※【お年玉】

(おとしだま、御年玉、年玉)は、正月に新年を祝うために贈答される品物のこと。

現在では子供に金銭を与える習慣及びその金銭の意で用いられることが多い。

年末に贈られる歳暮と異なり、目上の者が目下のものに贈るのが特徴。

これをもって年の賜物(たまもの)であるから「としだま」という名がついたという説がある。

また、古くは餅玉を与えたために「年玉」の名前がついたともいう。

「たま」とは、「たましい」のことであり、「としだま」とは新年を司る年神への供え物の下げられたもののことであると民俗学的には説明される。

供え物には祀った神霊の分霊が宿るとされ、それを頂くことにより、人々は力を更新して新たな一年に備えるのである。

年玉の習慣は中世にまでさかのぼり、主として武士は太刀を、町人は扇を、医者は丸薬を贈った。

 

お年玉って、おこづかい的な感じでとらえていましたが、すごい意味があるんですね。

 

 

※【年賀状】(ねんがじょう)

年賀状とは新年に送られる郵便葉書やカードを用いた挨拶状のことである。

新年を祝う言葉を以ってあいさつし、旧年中の厚誼の感謝と新しい年に変わらぬ厚情を依願する気持ちを添えることが多い。

親しい相手への場合などには近況を添える。

日本では多く取り交わされ、日本に近い韓国、中国、台湾にも似た風習がある。

欧州や米国などではクリスマス・カードで新年の挨拶も済ませてしまうので、年賀状の文化はない。

 

お年玉や年賀状は知っている単語ですが、詳しく聞くと、へー、そうなんだ、と思いますね。

 

※【鉄腕アトムの日】

なぜ1月1日がアトムの日なのか。それは…。

 

1963(昭和38)年、フジテレビで『鉄腕アトム』のテレビ放映が開始された。

初の国産アニメだった。

 

今は、お正月と言えば特別番組ばかりですが、このときは1月1日にアニメ番組がスタートしたんですね。

 

「鉄腕アトム」手塚治虫 講談社

手塚治虫漫画全集より。1~18巻までと、別巻の1~2巻があります。

 

子どものころ読んだなぁ。ボクの心に今も残っているのは、「アトム今昔物語」。

アトムが過去にタイムスリップするのですが、アトムを整備する技術も動かすエネルギーも開発途上で、そのままでは動かなくなるという、敵が強いとかそういうことではない、今までにないジャンルのピンチ。どうする、アトム。どうなる、アトム。

このラストは本当に忘れられないなぁ。子ども心に衝撃を受けた、名作「火の鳥」的な展開でした。

 

アトムが完成したのは作中で西暦2003年とか、アトムを作ったのはお茶の水博士ではなく天馬博士とか、思い出していたら、読みたくなってきました。

 

このほか、手塚治虫さんの漫画全集は、火の鳥、ブラックジャック、ブッダ、アドルフに告ぐなどなど、閉架書庫(図書館用語、一般開放していない書庫)にあり、貸し出しもできます。これは館内を探していても、巡り合えないのでスタッフまでお気軽に、「手塚治虫さんのマンガ、ありますか?」とお問い合わせくださいね。

 

「お、そうなのか! さっそく図書館に行ってみよう」という方に残念なお知らせなのですが、当館は、1月5日まで休館となります。

 

年明けは1月6日からでした。

ここまで読んで、なんか見たことあるなー、という方。

鋭い。

結構昨年のブログを使っています。

 

それでは~。

鹿追町図書館、今日で仕事納めです。12月30日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

12月30日、2016年もあと2日で終了ですね。

うちは大掃除がまだなのですが、仕事納めもまだなので、掃除は明日になりそうです。年内ギリギリですね。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月30日はこんな日です。

 

地下鉄記念日、取引所大納会

 

※【地下鉄記念日】

1927(昭和2)年、上野~浅草に日本初の地下鉄(現在の営団地下鉄銀座線)が開通した。

1925年(大正14年)9月の工事開始から2年3か月で完成したこの地下鉄は、もの珍しさもあって、この日一日で10万人に近い人が乗車したとか。料金は10銭均一。

 

「東京地下鉄(メトロ)殺人事件」西村京太郎 光文社

列車のあるところ、かならずや殺人事件あり…。

西村先生は地下鉄であろうと、逃しはしません。

 

 

「横浜地下鉄殺人事件」斎藤栄 光文社

斎藤先生も逃がしてくれませんでした。

 

 

※【取引所大納会】

証券取引所での一年最後の立会い。この日は午前中(前場)で取引を終了する。

かつては12月28日だったが、証券業界の業績不振から少しでも営業日数を増やすために大納会が12月28日から30日へ、大発会が1月6日から4日へ変更された。

 

「たった7日で株とチャートの達人になる!」ダイヤモンド・ザイ編集部 ダイヤモンド社 2014年刊行

7日で達人に…。お正月休みで達人に…。

なれるのかなぁ?

 

「モーゲージ・クライシス(たくぎん抵当証券被害者救済の全記録)」たくぎん抵当証券被害者弁護団 2000年刊行

銀行の名前がついているので安心して投資した方も多いのでは…。

仕組みを知ることは大切です。

 

「はじめての株式投資100問100答」伊東猪佐雄 明日香出版社 2010年刊行

もし、はじめる方は、充分調べたうえで…。

 

 

今日はこのあたりで。

 

鹿追町図書館、年内は今日が最後の開館です。

金曜日なので、7時までの開館です。ぜひ、「借り納め」をどうぞ!

 

それでは~。

もういくつ寝ると、お正月。12月28日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月28日はこんな日です。

 

身体検査の日、シネマトグラフの日

 

身体検査の日でした。

 

「病院の設備が一番わかる(病院の設備と機器の用途を検査から入院の順序で解説)」稲葉明 技術評論社 2014年刊行

 

病院の機器が分かる本。なかなか普段読まない本だと思います。

 

 

シネマトグラフの日でした。

1895(明治28)年、パリで映画をスクリーンに写すことに成功したそうです。

 

120年前くらいの出来事なのですね。

「黒澤明と『七人の侍』(映画の中の映画誕生ドキュメント)」都築政昭 朝日ソノラマ 1999年刊行

黒澤監督の代表作といえばこの作品ですよね。

 

 

 

今日はこのあたりで。

 

鹿追町図書館、水曜日は午前10時から午後6時まで。

年内は30日まで開館します。

 

それでは~。

ピーターパンの日でした。12月27日(2016)。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

SMAP×SMAPが最終回でした。

最後なのでテレビをつけてウトウトしながら見ていました。

SMAPは、好きとか嫌いとか置いておいて、誰でも一度は耳にした曲がありますよね。

彼らの二十数年間を見ていると、間違いなく『スター』だなと、思いました。

これほど知られたグループ。

解散は、さみしいですね。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月27日はこんな日です。

 

浅草仲見世記念日、ピーターパンの日

 

※【浅草仲見世記念日】

1885(明治18)年、東京・浅草の仲見世が新装開業した。

文明開化の時代に相応しく、レンガ作りとなった新店舗は東側に82件、西側に57件の139店が開店した。

 

「東京七福神を歩く (谷中・隅田川・浅草名所・深川・亀戸・柴又・日本橋・港・新宿山ノ手・元祖山手・東海・小江戸川越)」JTBパブリッシング 2007年刊行

浅草といえば、まず思い出されるのは浅草寺です。

先日、交流事業で鹿追の伝統芸能、『白蛇姫舞』が保存会のみなさんの手で浅草の地で舞われました。

Facebookで活動の様子を見たのですが、その雄姿に胸が躍りました。

 

 

※【ピーターパンの日】

1904(明治37)年、イギリスの劇作家ジェームス・バリーの童話劇『ピーターパン』

がロンドンで初演された。

 

「ピーター・パンの冒険」J・M・バリ 角川書店 1988年刊行

ピーター・パンの物語は多くの出版社から出ていますね。

ピーター・パンも人気ですが、フック船長も有名ですよね。

海賊といえば、黒い眼帯に、鉤づめの腕というスタイルもこのフック船長のいで立ちのイメージが強いです。

フック船長の腕が鉤づめになったのは、ワニに食べられた話や、ピーターパンに切り落とされた話があったり、単に子ども向けのお話というには結構残酷です。

童話の原作はそういうお話が結構多いのですが、子どもに聞かせるのに残虐だと思われる部分をマイルドにしていたりしますね。

それがいいのか、悪いのか…。

 

 

今日はこのあたりで。

 

鹿追町図書館、火曜日は午前10時から午後6時まで。

年内は30日まで開館します。

 

それでは~。

今年もあと一週間を切りました。12月26日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月26日はこんな日です。

 

プロ野球誕生の日、ジャイアンツの日、ボクシング・デー(Boxing Day) 、雪印の日

 

※【プロ野球誕生の日,ジャイアンツの日】

1934(昭和9)年、アメリカのプロ野球との対戦の為、日本初のプロ野球チーム・大日本東京野球倶楽部(読売巨人軍の前身)が創立された。

 

「巨人軍歴史新聞(1934~1997)」巨人軍歴史新聞編纂委員会 日本文芸社 1998年刊行

野球といえば、まず『巨人』というのは、もともとプロ野球誕生の道を開いたからなのですね。

 

「巨人の星」梶原一騎 講談社

巨人の星、原作は読んだことがなくて、アニメの『ちゃぶ台返し』のシーンしか記憶にないなー、とか思いましたが考えてみると、なんだか不思議なバネのギブスと、陰から見守るお姉さん、厳しい父さん、花形満、左門豊作とか、いろいろ頭に浮かびました。結構覚えてました。

 

 

※【ボクシングデー(Boxing Day)】

イギリスの公休日。元々は、クリスマスプレゼントの箱を開ける日だった。

クリスマスにカードやプレゼントを届けてくれた郵便配達人や使用人にプレゼントをする。

 

スポーツのボクシングとは違い、箱の『ボックス』から来ているそうです。

 

「びっくり箱殺人事件」横溝正史 角川書店

箱を開けると死体が出てくると、ビックリしますよね。そんな経験がある方は、そうはいないと思いますので、フィクションでどうぞ。

 

 

※【雪印の日】

1938年(昭和13年)の今日、物理学者の中谷宇吉郎らが雪の人工結晶に成功したことに由来する。

これは世界初の快挙で、その後の気象研究に多大な功績をもたらすことになった。

 

「十津川警部雪と戦う」西村京太郎 中央公論社 1995年刊行

ドカ雪で千歳空港も大変だったようですね。除雪でくたくたの方も多いのではないでしょうか。

そんな中、疲れたボクらの代わりに十津川警部が戦ってくれます。

がんばれ! 十津川警部!!

負けるな! 十津川警部!!

 

 

今日はこのあたりで。

 

鹿追町図書館、月曜日は休館日でした。年内は30日まで開館します。

 

それでは~。

 

サンタさんは訪れなかった12月25日(2016)

図書館は変わり映えしないイメージがあるので、『毎日なにか変化する部分があれば』と思い、今日は何の日をテーマに本を特集しています。

なんか、幸せなクリスマスを書いてみました。みんな、プレゼントはもらえたかな。絵のうまさは二の次であります。

 

 

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

クリスマスなので、家の中でクリスマスっぽいものを探したけど、特に見当たらなかったので昨日書いた絵を。

 

 

三連休はずっと仕事なのですが、昨日は大先輩から激励をいただきました。嬉しかったです。ありがとうございます。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月25日はこんな日です。

 

クリスマス、昭和の日、スケートの日

 

※【クリスマス】(Christmas)(キリスト降誕祭)

イエス・キリストの降誕記念日。西暦336年にイエス・キリストの降誕の日と決定された。

キリストがこの日に生まれたという確証はなく、ローマの冬至を祝う「太陽の祝日」と結び附けられたものと言われている。

“Xmas”とも書かれるが、”X”は「キリスト」を表わすギリシア語の頭文字であって

英語の省略形ではないため、”X’mas”とは書かない。

 

えー!

“X’mas”ってあちこちで見るけど、ホントは違うんだ…。

 

でも、まぁ、イエス様の誕生日が、サンタクロースがプレゼントをくれる日だったり、恋人たちがロマンチックな一夜を過ごす日だったり、いろいろ変遷しているので、別にいいよね。

 

ボクは、プレゼントもなければ、ロマンチックでもない夜、夕食もとらずに寝てしまいました。

 

つまり、例年通りでした。

シーサー先輩、今年も奇跡はおきませんでしたが、「棺桶に入るまであきらめてはいかん」との言葉を胸に、新たな年を生きたいと思います。

 

「クリスマスの文化史」若林ひとみ 白水社

「クリスマスおもしろ事典」クリスマス面白事典刊行委員会 日本キリスト教団出版局

まさに、クリスマスの蘊蓄やイベントとして育ってきた様子がわかりますが、ボクの結論は、由来とか、正しさは置いておいて、『楽しんだもの勝ち』ということです。

ボクは世の人々の幸せを祈ります。聖人みたいですが、いい人間のつもりでいれば、いいことがおこるかな、と欲の深いことを考えているのでいいことがおきません。

 

 

※【昭和の日】(昭和改元の日)

1926(大正15,昭和元)年、大正天皇が崩御し、皇太子であった裕仁親王が践祚した。

東京日日新聞(現在の毎日新聞)は、早くから「新しい元号は『光文』になるらしい」という情報を得ていたため、政府の公式発表の前に「元号は『光文』に決定」と報じた。

しかし政府は元号を「昭和」と発表したため、この「大特ダネ」は「大誤報」となってしまい、編輯主幹の木戸元亮は責任をとって辞任した。

「光文」は新元号の候補の中にあったが、政府内では既に「昭和」に決定していた。

しかし、東京日日新聞の報道から政府の公式発表までの時間があまりに短かったことから、「元々『光文』に決定していたものが、新聞で先に報道されてしまったため『昭和』に急遽変更した」という噂が生まれた。

 

「元号でたどる日本史」グループSKIT PHP研究所 2016年刊行

元号は、天皇陛下が皇位継承してお隠れになるまで変わらない、と思っていたのですが、以前は在位中に変わったりしていたのです。

 

え、意外。

 

疫病や飢饉など、国にとって大きな凶事のあったときに厄払いのために変えることがあったとのことです。元号の移り変わりは、逆説的に日本の歴史のターニングポイントとも言えますね。

 

 

※【スケートの日】

日本スケート場協会が1982(昭和57)年に制定。

1861(文久元)年、函館に滞在していたイギリスの探検家トーマス・ライト・ブラキストンが、日本で初めてスケートをした。

これとは別に、1792(寛政4)年にロシアの使節ラクスマン一行が根室で一冬を過ごした時に、結氷した根室湾内で滑ったのが日本初であるとする説もある。

 

「『等身大』で生きる(スケートで学んだチャンスのつかみ方)」鈴木明子 NHK出版 2015年刊行

同時代に、浅田真央さん、安藤美姫さんなどスター選手がいて、鈴木選手には苦労人のイメージがあります。

 

今日はこのあたりで。

 

鹿追町図書館、日曜日は午前10時から午後6時までの開館です。

 

それでは~。

 

今日は言わずと知れたクリスマスイブ。12月24日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月24日はこんな日です。

 

クリスマスイブ

 

キリストの誕生日の前の日でした。

 

『クリスマス』が書名に入る本を蔵書検索しました。

215件の中で、4冊が目に飛び込んできました。

 

 

「クリスマスイブの出来事」星新一 理論社

 

「クリスマス緊急指令(きよしこの夜、事件は起こる!)」高田崇史 講談社

 

「聖夜(クリスマス・イブ)に死を」西村京太郎 徳間書店

 

「クリスマスに死体がふたつ」ジェイニー・ボライソー 東京創元社

 

なにか、歪んで見えている気がします。

こどものころ、クリスマスがとっても楽しみだったなぁ…。

嫌な事件はフィクションの中だけで、クリスマスはみなさんにいいことが起こりますように!!

 

全国のサンタさん、お子さんがサンタさんを待って寝てくれないときにはこの本を。

「おやすみ、ロジャー(魔法のぐっすり絵本)」カール=ヨハン・エリーン 飛鳥新社 2015年刊行

読んであげると子どもがたちどころにスヤスヤ、というありがたい絵本です。

 

みなさん、素敵なクリスマスを!

 

ドカ雪の祝日、天皇陛下のお誕生日でした。12月23日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

ドカ雪の祝日、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

ちょっと見にくいけど、40センチくらい一晩で降っています。長ぐつがすっぽり埋まっちゃうので、外を歩けません。
…でも、仕事なので図書館に行かねば…。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月23日はこんな日です。

 

天皇誕生日、テレホンカードの日、東京タワー完成の日

 

※【天皇誕生日】(Emperor’s Birthday)

天皇の誕生日を祝う国民の祝日。

1933(昭和8)年、皇太子継宮明仁親王(今上天皇)が誕生した。

東京に親王生誕を知らせるサイレンが鳴り、人々は旗や提灯を持って街を行列して祝った。

即位は1989年(昭和64年)1月7日。

 

「天皇家の財布」森暢平 新潮社 2003年刊行

これは気になりますね。どんな風になっているのでしょうか。

 

「明仁天皇と裕仁天皇」保坂正康 講談社 2009年刊行

今上天皇と昭和天皇の書簡の行き来の模様など、普段知られない、家族として、また、他にない唯一の立場での思いがつづられています。

 

戦後、『神』から『人』となった昭和天皇は大きな時代の変遷をその身に受けました。それを間近に皇太子として過ごし、即位した今上天皇の思いたるや、常人にはうかがい知ることもできないのですが、お誕生日おめでとうございます。

人間であればこそ、若いころとまったく同じ質・量の公務をつとめるのは年々大変になりますよね。御身をご自愛くださいませ。

という敬語で失礼がないかどうかもわかりません。

陛下が目の前にいらっしゃったら、緊張できちんとしゃべれないと思います。

 

 

※【テレホンカードの日】

NTTが制定。

1982(昭和57)年、電電公社(現在のNTT)が、東京・数寄屋橋公園にカード式公衆電話の1号機を設置した。

 

財布の中に、必ずテレホンカードが入っていた時代がありますよね。

「北海道の電信電話年代記(IT時代への軌跡)」田村巌 株式会社NTTクオリス

電話交換機など、懐かしいもの(ボクは記憶にないのですが…)がいっぱいです。今は公衆電話もどんどんなくなってきましたが、携帯電話の進化をみればそれも納得です。どこまで進化するのでしょうか?

 

 

※【東京タワー完成の日】

1958(昭和33)年、東京・芝公園に東京タワーが完成し、完工式が行われた。

高さ333mでパリのエッフェル塔より13m高く、当時世界一の高さの建造物となった。

ちなみに、東京タワーには開業40周年を記念して誕生した『ノッポン』という双子のオリジナルキャラクターがいる。

 

「東京スカイツリーと東京タワー(<鬼門の塔>と<裏鬼門の塔>)細野透 建築資料研究社 2011年刊行

スカイツリーは最新の建築物ですが、『裏鬼門』という陰陽や風水を思わせる言葉と並ぶとギャップが気になりますね。江戸から東京への歴史や地理に詳しくなる、『裏』の物語が好きな方にピッタリです。

 

 

今日はこのあたりで。

 

鹿追町図書館、金曜日は午前10時から午後6時までに加え、一時間延長して午後7時までの開館です。

この大雪で、どのくらいの方が来てくれるのでしょうか?

返却期限の延長のご相談は、電話でも可能ですので道路状況が悪い場合、図書館までご連絡ください。

次の予約がない場合や他の図書館から借りている場合以外は延長できますよ~。

 

今日は改正民法公布記念日、労働組合法制定記念日でした。硬いテーマですね。12月22日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

12月22日はこんな日です。

 

 

改正民法公布記念日、労働組合法制定記念日

 

今日はかたいテーマですね。

 

※【改正民法公布記念日】

1947(昭和22)年、「民法改正法」が公布された。

家父長制の家族制度が廃止され戸籍が夫婦単位となった。

 

「民法がこんなに変わる!(知っておきたい債権法大改正の基礎知識)」中里妃沙子 自由国民社 2010年刊行

法律はどんどん変わっていくので更新は悩みどころです。毎年買えればいいのですが、なかなか…。

 

 

※【労働組合法制定記念日】

1945(昭和20)年、「労働組合法」が公布された。

「労働組合法」は、労働者の団結権・団体交渉権・団体行動権等の保障について定めた法律で、「労働基準法」「労働関係調整法」とともに「労働3法」と呼ばれている。

 

「全図解わかりやすい労働基準法」矢島忠純 自由国民社 2006年刊行

「働く人たちのひみつ(みんなを守る労働組合)」たまだまさお ガッケンパブリッシングコミュニケーションビジネス事業室 2011年刊行

学研の学習マンガ、ずいぶんとリアルなテーマになってきています。

ボクが子どもの頃は、『宇宙の秘密』とか、『ピラミッドのひみつ』とか、『星座のひみつ』とかワクワクする感じでした。

労働組合がテーマとは、これまたしっかりした子供になりそうです。

 

「賃労働と資本」マルクス 角川書店 1984年刊行

図書館には角川書店のものがありますが、聞き覚えのあるタイトルだな、と思い家の本棚を探すと、大月書店からでた同書がありました。

ボクは一応経済学部を出たので、書棚に並べるだけでも並べておこうと思って買ったような記憶が…。

90ページ弱の薄い本なのですが、難しくてなかなか読み進められなかったな…、と思ってページをめくっていたら、エンゲルスの書いた序論が前に読んだ時より面白い。

 

書いてあることは変わってないのに、不思議だなぁ、と思ったけど、世阿弥の『花は観手に咲く』という言葉を思い出しました。

提供する側ではなく、あくまで価値は受け取る側がどう感じるかである、ということを藤村正宏先生に教わりました。

 

とりあえず、序論だけで満足して、マルクスの書いた本論に入る前にページを閉じました。

次に開くのは何年後かな…。

 

 

今日はこのあたりで。

 

鹿追町図書館、木曜日は午前10時から午後6時までの開館です。

 

それでは~。