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おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
8月28日はこんな日です。
気象予報士の日、民放テレビスタートの日、テレビCMの日、ヴァイオリンの日
※【気象予報士の日】
1994(平成6)年、第1回の気象予報士国家試験が行われた。
合格率は18%だった。
「気象予報士のための天気予報用語集」天気予報技術研究会 東京堂出版 1996年刊行
二十年前の本なので、ちょっと内容が古いかも。「ミリバール」が「ヘクトパスカル」に変わったのはいつだったかな?
※【民放テレビスタートの日】
1953(昭和28)年8月28日午前11時20分、日本の民放テレビ第1号の日本テレビが放送を開始した。
ちなみにNHKは、1953年2月1日にテレビ放送をすでに開始している。
「誰がテレビをつまらなくしたのか」立元幸治 PHP研究所 2005年刊行
バラエティ番組のことなら、視聴者のご意見もあるかもしれませんね。昔と比べて、表現してはダメなものが増えていると思います。
世の中の人、全方位に向けてつくると毒にも薬にもならないので、存在感が無くなりますし難しいですね。
個人でもブログ、SNS、YouTubeなど、メディアを持てる時代になりました。
テレビも視聴率の確保が難しいですよね。
※【テレビCMの日】
「セイコー舎(精工舎)の時計が正午をお知らせいたします」
初のテレビCMは服部時計店(精工舎)の正午の時報だったが、
放送の不慣れからフィルムを裏返しにかけてしまったため、3秒ほどで中止された。
いわゆる本当の放送事故ですね。
「『テレビ政治』の内幕(なぜマスメディアは本当のことを伝えないのか)」三橋貴明 PHP研究所
うーん、難しい問題です。伝えないのか、伝えられないのか。
※【ヴァイオリンの日】
1880(明治13)年、東京・深川の三味線職人・松永定次郎が国産バイオリンの
第1号のバイオリンが完成したことを記念して制定。
ちなみに巨匠アントニオ・ストラディバリの手による名器
「ストラディバリウス」は約600艇が現存しているが、
そのうちの1本が2006年にオークションで約4億円で落札され、当時の楽器の最高金額を記録した。
「ブラック・ジャック」手塚治虫 秋田書店
今なお人気のブラックジャック。
実は、『ストラディバリウス』のことは、ブラックジャックで知りました。
「楽器のしくみ(カラー図解)」緒方英子 日本実業出版社
なにか一つでもできるようになりたいんですけどね…。ピアノやバイオリンができる人、がっこいいなー。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。よろしければ寄って行ってくださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
8月27日はこんな日です。
「男はつらいよ」の日、寅さんの日、日本に原子の火がともった日
※【「男はつらいよ」の日、寅さんの日】
1969(昭和44)年、山田洋次監督・渥美清主演の映画『男はつらいよ』シリーズの第1作が公開された。
「フーテンの寅」が最初に登場したのはテレビドラマで、この時は最終回で寅さんは死亡した。
しかし、あまりの反響の大きさのため映画で復活し、以来48作にも及ぶ世界最長の長編シリーズとなった。
ということは、寅さんは実は世界最長のゾンビ映画だったわけですね。
怒られるかな…。
「車寅次郎の不思議(映画全45作品に隠された63のミステリー)」江戸川橋寅さん研究会 双葉社 1993年刊行
あ、この作品にはミステリーの一つにその事情も書いてありそうですので怒られないですね。きっと…。
「男はつらいよ(フーテンの寅さん25年の足跡)」広済堂出版 1995年刊行
合わせてこちらもどうぞ。
「寅さんのことば(風の吹くまま気の向くまま)」佐藤利明 東京新聞 2014年刊行
こちらは最近の本ですね。寅さんのことば、ハッとするものがたくさんありそうです。
往年の映画のファンの方には読んでみてほしいですね。
※【日本に原子の火がともった日】
1957年(昭和32年)のこの日、午前2時23分に茨城県東海村に所在する日本原子力研究所の研究用原子炉(JRR-1)が臨界実験に成功した日。
「隠される原子力・核の真実(原子力の専門家が原発に反対するわけ)」小出裕章 創史社 2010年刊行
「被ばく列島(放射線医療と原子炉)」小出裕章 KADOKAWA 2014年刊行
東日本大震災の前と後で、識者の話はどういう風に変わったか、変わっていないのか気になります。
「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし(『子どもから大人まで、原発と放射能を考える』副読本)」野村保子 クレヨンハウス 2012年刊行
こちらもあわせて読みたいですね。
「日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか」矢部宏治 集英社インターナショナル 2014年刊行
別の意味でアンダーコントロールなのでしょうか。
気になる本ばかりです。
「誰も知らなかった小さな町の『原子力戦争』」田嶋悠起 ワック 2008年刊行
これも気になるタイトルです。
原子力が町を二分することになるのは間違いないと思います。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。よろしければ寄って行ってくださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
8月25日はこんな日です。
レインボーブリッジの日、人権宣言記念日、シルマンデー(ユースホステルの日)
※【レインボーブリッジの日】
1993(平成5)年、レインボーブリッジが開通した。
レインボーブリッジは、全長798m、主塔の高さ126m、水面からの高さが50mの
東日本最大の吊り橋で、上層が首都高速道路11号台場線、
下層が臨港道路・遊歩道と新交通システム(ゆりかもめ)の二層構造になっている。
封鎖できないことで有名なレインボーブリッジですね。
「日本封鎖」森詠 徳間書店 1982年刊行
橋どころか、日本そのものが封鎖。第三次世界大戦を描いた小説ですね。
世界大戦は小説の世界だけにしておいて、現実におきてはいけません。
※【人権宣言記念日】
1789年、フランス国民会議が「人および市民の権利の宣言」(フランス人権宣言)を採択した。
このフランス人権宣言が元になり、各国で人権宣言が行われていきました。第二次大戦後に、各国の個別の問題ではなく、「世界の人びとは生まれながらにして人権を持っている」との共通認識で取り組んでいくことが、世界の平和のためにも必要だとして世界人権宣言が行われました。
「世界人権宣言(あたりまえにいきるための)」アムネスティ・インターナショナル日本支部 金の星社
※【シルマンデー,ユースホステルの日】
ユースホステルの創始者アルト・シルマンを記念する日。
シルマンはドイツの小学校教師だった。
1909年のこの日、生徒たちと遠足に出掛けた時、
突然の大雨のために小学校で雨宿りをした。
しかし、夜になっても雨は止まず、翌朝までその小学校で過ごすことになった。
この経験から、旅行中の青少年が何かあった時に駆け込め、
安い料金で安心して宿泊のできる施設の必要性を感じ、ユースホステルを創設した。
世界中のユースホステルで記念行事が行われる。
必要性を感じ、創設に至った、というところがすごい道のりです。施設づくり、はじめての苦労はいかばかりか…。
「はじめての『お宿』オープンBOOK(図解でわかる人気のヒミツ)」バウンド 技術評論社 2008年刊行
お店やろうよ! のシリーズがありました。ホテルなど大きな規模ではなく、民宿的な宿泊業について書かれています。携わる方の参考になればと思います。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、金曜日は延長開館の日です。本日は午前10時から午後6時までに加え、一時間延長して午後7時までの開館です。よろしければ寄って行ってくださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
8月25日はこんな日です。
即席ラーメン記念日、サマークリスマス、ペスト菌発見の日、川柳発祥の日
※【即席ラーメン記念日】
1958(昭和33)年、創業者である安藤百福氏が開発した「チキンラーメン」を発売したことを記念して日清食品が制定。
戦後の混雑する屋台行列を見て、手軽に食べられるラーメンの開発を決心したという。
「日本懐かし即席めん大全」山本利夫 辰巳出版 2016年刊行
『日本懐かし』シリーズの本でした。
昔、あったなーというラーメンがいっぱい載っていますよ。
「インスタントラーメン発明物語」インスタントラーメン発明記念館 2000年刊行
これも今日読んでほしい一冊です。ありがたい発明です。
「インスタントラーメンのひみつ」学研 1998年刊行
ボクの好きなひみつシリーズです。子どもの頃に読んだかな、記憶にないなーと思っていたら、1998年の刊行なので、子どものころには出ていないので未読でした。
「インスタントラーメンのひみつ」学研パブリッシング 2010年刊行
そして、学研まんがも進化を続けて12年後に新しいものが出ていました。どれくらい違うことが書いてあるか比べてみたくなります。
「コミック版 プロジェクトX挑戦者たち―82億食の奇跡」NHKプロジェクトX制作班 宙出版
これは日清カップヌードルがテーマになっています。
カップラーメンを買いに行って、売り場で「何にしようかなー」と迷ったとき、買って帰って後悔することのないラーメンです。
※【サマークリスマス】
TBSの林美雄アナウンサーがパーソナリティーをしていたラジオ番組「パックインミュージック金曜2部」の中で、「夏にもクリスマスのようなイベントを作ろう」ということで、林さんの誕生日を夏のクリスマスとして盛り上げようということになった。
この日には、TBS近くの公園でささやかなイベントが開かれた。
クリスマスと言えばやはり雪のイメージがあります(北海道に住んでいるから?)。
でも、12月の終わりは北半球は冬ですが、南半球は夏なのでサンタの服装は暑そうだなぁ、とかよくわからない心配をしました。
※【ペスト菌発見の日】
1894年(明治27年)のこの日、北里柴三郎がペストが流行していた調査先の香港にてペスト菌を発見した。
血清療法の発見でも知られる。生まれは熊本県阿蘇郡小国町北里。
「ペスト」カミュ 新潮社 1998年刊行
強力な伝染病が発生し、町が丸ごと隔離されてしまったらこうなるのでは…。
多くの登場人物がそれぞれの立場で事態の収拾にあたりますが、ペストの驚異に対して医者、新聞記者、役場はどう動くのか。
1940年代のフランスが舞台で、評価の高い名作です。
でも、恥ずかしながら知らなかったので読んでみたくなりました。
※【川柳発祥の日】
宝暦7年(1757年)旧暦旧暦8月25日に柄井川柳が最初の川柳評万句合を開始したことを記念し、川柳学会が制定。
川柳は、『サラリーマン川柳』によって自らの悲哀をユーモアに包んで自虐的に訴えるような句が増えたような気がしています。
「シルバー川柳 笑いあり、しみじみあり 七転び八起き編」みやぎシルバーネット 河出書房新社
こちらも有名になっていますね。年齢を経ると若いころとはモノの見方が変わってきたりして、なるほど、そうなんだろうなと共感をおぼえるものが多いです。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
8月24日はこんな日です。
大噴火の日、ポンペイ最後の日、怒りの日、バニラヨーグルトの日、ラグビーの日、愛酒の日
※【大噴火の日、ポンペイ最後の日、怒りの日】
西暦79年、イタリアのヴェスビアス火山が突然噴火し、
ふもとのポンペイの市街が約8メートルの火山灰により埋没した。今日を別名「怒りの日」ともいう。
1738年に農夫がこの遺跡を発見し、発掘により当時の町の様子がそのまま出現した。
歴史小説家リットンの『ポンペイ最後の日』は、この大噴火を題材にしたものである。
「ポンペイ・奇跡の町(甦る古代ローマ文明)」ロベール・エティエンヌ 創元社
「ポンペイの四日間」ロバート・ハリス 早川書房
火山灰が8メートル分も降ってきたら、なすすべがないです…。
※【バニラヨーグルトの日】
はっ酵乳・乳酸菌飲料の専門メーカーである京都府八幡市に本社を置く日本ルナ株式会社が制定。
1993年から発売し、アイスクリームのような味わいと大好評のバニラヨーグルトのPRが目的。
日付は8と24で「バニラヨーグルト」と読む語呂合わせから。また、暑さが厳しい時期に栄養価の高いヨーグルトを食べて、元気に過ごして欲しいとの願いも込められている。
「あなたの知らない乳酸菌力(パワー)(ヨーグルトで健康革命)」後藤利夫 小学館
定期的に食べたいですが、ときどきヨーグルトブームで売り場が空になりますね。
※【ラグビーの日】
1823年、イングランドのパブリックスクール・ラグビー校で開かれたフットボールの試合中に、興奮した生徒・ウィリアム・エリスがルールを無視してボールを抱えて相手チームのゴールへ突進した。
これがラグビーの発祥であるとされている。
興奮しすぎですよ…。でも、新しいスポーツが生み出されるきっかけとなったのだからすごいですよね。
「不動の魂(桜の15番ラグビーと歩む)」五郎丸歩 実業之日本社
みなさんはどう聞こえたかはわかりませんが、ボクは最初は「五郎丸」の方が苗字だとは思いませんでした。
※【愛酒の日】
酒をこよなく愛した歌人・若山牧水の1885(明治18)年の誕生日。
「新世代日本酒が旨い(今飲むべき全国の36銘柄)」かざまりんぺい 角川SSコミュニケーションズ 2010年刊行
日本酒づくりも新たな技術が積みあがってどんどんおいしくなっています。
ずいぶん飲みやすい味になっているそうです。
あまり飲みやすいと、のんべいには物足りないかもしれませんね。
「銀座の板前が教える 酒の肴コツのコツ」下田徹 祥伝社 2011年刊行
カンタンで、安く、そしておいしいおつまみの作り方が載っています。
普段料理をしない男の人でも作ってほしいと、初心者用に書かれています。
良いお酒とともにどうぞ。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
8月23日はこんな日です。
白虎隊の日、奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー
※【白虎隊の日】
1868(明治元)年、戊辰戦争で会津藩の白虎隊が城下の飯盛山で自刃した。
会津藩では軍を年齢により白虎・朱雀・青龍・玄武の4つの班に分けており、
最年少の白虎隊は16歳から17歳までの少年で編成されていた。
会津藩等の奥羽越列藩同盟が官軍と戦闘状態に入ると白虎隊も実戦に参加し、
越後戦争や会津戦争で死闘を繰り広げていた。
この日、飯盛山にいた白虎隊の二番士中隊員が、城下の町に火の手が上がったのを会津落が
落城したものと思い、16人の隊員全員が自刃した。
~補足~
自刃は、2人づつで向い合い、互いに相手の咽喉を短刀で突くと云う方法で行いました。
しかし、その内の1人は負傷が激しく刀を突き切れなかったため、その相手だった飯沼貞吉は一命を取り止めました。
現在伝わっている白虎隊の悲劇は、その飯沼貞吉が語り伝えたものです。
白虎隊のことは「悲劇」というキーワードでしか知らなかったのですが、壮絶な話でした…。
「白虎隊と二本松少年隊(幕末維新を駆け抜けた若獅子たち)」星亮一 三修社
白虎隊の本がありました。
奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー
「ある奴隷少女に起こった出来事」ハリエット・アン・ジェイコブズ 大和書房 2013年刊行
最初は匿名で出版されていたのでフィクションだと思われていたのが、実在の人物の実際の体験がつづられたノンフィクションであったとして注目を浴びた作品です。ある日、突然自分が奴隷だと分かったら…、その主人となる人物が、とんでもない趣味を持っていたら…。
自分が少女の立場だったらと思うと、背筋が寒くなる「出来事」。
「出来事」と言っていいのかどうか…。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。
また台風が来ております。
本の返却期限も予約がなければ延長できます。お電話でお名前をお伝えくださればお調べいたしますのでご連絡くださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
8月21日はこんな日です。
噴水の日、パーフェクトの日、献血記念日
※【噴水の日】
1877(明治10)年、東京・上野公園で第1回内国勧業博覧会が開催され、
会場中央の美術館前の人工池に日本初の西洋式の噴水が作られた。
日本の博覧会の原型ともいえるこの博覧会には蒸気機関車なども出品され、
102日間の会期で入場者は45万人を超えたという。
噴水が落成したのは9月8日だった。
「宇宙衛生博覧会」筒井康隆 新潮社 1979年刊行
見ごたえのありそうな博覧会ですね。
※【パーフェクトの日】
1970年(昭和45年)の8月21日、
プロボウラーの中山律子選手が東京の府中スターレーンで開催されたプロ月例会の優勝決定戦で、
女子プロボウラー初のパーフェクトゲームを達成したことから、株式会社マザーランドが制定。
そのゲームはテレビで放映され、その後の日本のボウリングブームに大きく貢献した。
「パーフェクト・ブルー」宮部みゆき 東京創元社 1992年刊行
図書館にありました。
実はこの作品、タイトルが気になって大学時代に自分で買ったのですが、まだ読んでないのです。20年寝かせてある…。
「北海道道の駅徹底パーフェクトガイド(道南 道央 道北 十勝 オホーツク 釧路 根室)」カルチャーランド メイツ出版
「北海道ツーリングパーフェクトガイド2016」学研プラス
旅のお供に!
ただ、ここ何日かは雨がひどいのでお気をつけて…。
※【献血記念日】
1964(昭和39)年、それまでの売血制度をやめ、
全ての輸血用血液を献血により確保する体制を確立するよう閣議で決定された。
売血常習者の血液は血球が少なく血漿部分が目立つため「黄色い血」と呼ばれていた。
この血液は、輸血しても効果がなく、また、輸血後に肝炎等の副作用を起こしがちだったため、大きな社会問題となっていた。
1974(昭和49)年に民間商業血液銀行が預血制度を廃止したことにより、全てを献血で確保する体制が確立した。
現在、日本では輸血用血液は献血によって完全自給されている。
「血液のふしぎ(血液型別性格占いの根拠は?ドロドロ血液はなぜいけない?)」奈良信雄 ソフトバングクリエイティブ
血液型占い、聞いたら当たっている気もするのですが、血液で性格が決まるのは謎な気もしていました。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介する2016年夏。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
8月20日はこんな日です。
交通信号の日、三色信号設置の日、誕生記念筆の日、NHK創立記念日、蚊の日
※【交通信号の日,三色信号設置の日】
1931(昭和6)年、銀座の尾張町交差点(現在の銀座4丁目交差点)・京橋交差点など34箇所に、日本初の3色灯の自動信号機が設置された。
当時の信号機は、色が変わるたびにベルが鳴る方式だったため、「うるさい」という苦情が出たという。
「いやでも物理が面白くなる(交通信号『止まれ』はなぜどこの国でも赤なのか?)」志村史夫 講談社
「交通信号機のルーツをさぐれ!」笠原秀 アリス館
信号が変わるたびに音楽ではなく、ベルがジリリリリ!、と鳴ると確かにうるさく感じる気がしますね。
※【誕生記念筆の日】(赤ちゃん筆の日)
赤ちゃんの産毛(毛髪)で誕生の記念筆を作成している赤ちゃん筆センター株式会社が、1999年に制定した日。
日付の由来は、8月をハッピー、20日を筆、つまり「ハッピーな筆」と読む語呂合わせから。
誕生日に記念筆を飾るなどの行事のPRをしている。
「〈毛筆〉冠婚葬祭・手紙表書き辞典」江守賢治 三省堂
祝儀袋や不祝儀袋、結構書く機会があるけど、うまく書けないんですよね。自分の名前でさえ…。
※【NHK創立記念日】
1926(大正15)年、社団法人日本放送協会(NHK)が設立された。
NHKはいい作品が多いですがボクは「プロジェクトX挑戦者たち」
の書籍のシリーズが好きです。コミック版が読みやすいのでおススメしています。
まわりが「無理だ」ということに挑み、不可能の壁を越えて成し遂げる物語は、どのジャンルも心を熱くします。
※【蚊の日】
1897(明治30)年、イギリスの細菌学者ロナルド・ロスが、羽斑蚊類の蚊の胃の中からマラリアの原虫を発見した。
「蚊トンボ白鬚の冒険」藤原伊織 講談社
耳の周りで「ブーン」と飛ばれると、どうにも耳障りで我慢できないですよね。そんな蚊が、頭の中に入ってしまったら…。
蚊が嫌いな人にはお勧めできない一冊です。
蚊が好きな人もあまりいないでしょううけど…。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介する2016年夏。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
8月19日はこんな日です。
俳句の日、バイクの日、クラシック音楽の日
※【バイクの日】
オートバイによる交通事故の増加を防ぐため、総務庁交通対策本部が制定したもの。
8月19日としたのは、819(バイク)の語呂合せから。
「バイクのしくみ」神谷忠 ナツメ社
「図解でわかるバイクのチューニング(キミのマシンが生まれ変わる!)」小川直紀 山海堂
バイクのシーズンですね。バイクに乗る人はメンテナンスも楽しんでいるようなイメージがあります。ニコニコしてマシンをいじる、みたいな。
※【俳句の日】
正岡子規研究家の坪内稔典さんらが提唱し、1991(平成3)年に制定。
「は(8)い(1)く(9)」の語呂合せ。
夏休み中の子供達に俳句に親しんでもらう日。
夏休み、すでに終わって、学校だ
北海道の子どもたちの夏休みは終わって学校が始まっている所が結構あります。
「はじめての俳句づくり(五・七・五のたのしみ)」黒田杏子 小学館
俳句とは、自由なものと見つけたり。季語がないからこれ川柳。
いや、短歌かな。狂歌?
俳句の本、まだまだあります。
「十七文字の青春(俳句に託された、いつの世にも変わらない乙女ごころ)」田付賢一 ごま書房
「新編俳句上達法(“うまい”とうならせる作句の勘どころ)」楠本憲吉 講談社
俳句の書、40冊もありますよ。
※【警察手帳交付の日】
1874年(明治7年)のこの日、警察手帳が警察官に交付された。
「巡査部長のホンネ手帳(盗聴から拾得金ネコババまで)」幕田敏夫 第三書館
なんだか穏やかじゃないタイトルです。大丈夫でしょうか。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までに加え、一時間延長して午後7時までの開館です。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介する2016年夏。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
8月18日はこんな日です。
高校野球記念日、米の日、ビーフンの日、猛暑の特異日
※【高校野球記念日】
1915(大正4)年、大阪の豊中球場で第1回全国中等学校優勝野球大会が開会した。
選手の旅費は主催の朝日新聞社が負担した。
全国73校から地区予選を勝ち抜いた10校が参加し、決勝は、京都ニ中と秋田中学の戦いとなり、2対1で京都二中が優勝した。
第10回から会場が甲子園球場になり、学制改革により1948(昭和23)年から全国高校野球選手権大会となった。
なるほど、高校野球は中学野球でした。変な表現ですけど。
「大甲子園」水島新司 秋田書店
ドカベンの続編といえますが、水島さんの別の野球漫画のキャラ、チームが次々と明訓高校の前に立ちはだかります。
ドカベンのコミックス大人買いも流行っていますが、こちらもご利用ください。
※【米の日】
岩手県農政部農産物流通課が1998(平成10)年に制定。
【関連】
米の日 8月8日
米の日 毎月8日,18日,28日
「やっぱりごはんでしょ(北海道のお米のレシピ)」範国有紀 北海道新聞社 2014年刊行
品種改良や生育技術の向上、あと、温暖化の影響もあるのでしょうか。
ボクが子どもの頃と比べて、北海道のお米はずいぶんおいしくなりました。
※【猛暑の特異日】
猛暑となる確率の高い日。
「地球に何がおきているか(異常気象いよいよ本番)」根本順吉 筑摩書房 1987年刊行
「異常気象」ジェーン・ウォーカー 偕成社 1996年刊行
「お天気キャスター森田正光の知っておきたいいまどきお天気事情(異常気象は『異常』じゃない!?)」森田正光 文芸社 2005年刊行
「知識ゼロからの異常気象入門」斉田季実治 幻冬舎 2015年刊行
天気の研究はずっと続いてますね。ずっと異常気象だと、異常が当たり前になり、「普通気象」というようになるんでしょうか。ならないか。
今日はこの辺りで。
鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時まで開館です。