Category Archives: 図書館

Previous Page · Next Page

電話・警察の本を紹介、9月11日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

9月11日はこんな日です。

 

公衆電話の日、警察相談の日

 

※【公衆電話の日】

1900(明治33)年、日本初の自動公衆電話が、東京の新橋と上野駅前および熊本市内に設置された。

当時は「自動電話」と呼ばれていて、交換手を呼びだしてからお金を入れて相手に繋いでもらうものだった。1通話5分以内で料金は15銭。

そばが約2銭、手紙3銭の時代。

1925(大正14)年、ダイヤル式で交換手を必要としない電話が登場してから「公衆電話」と呼ばれるようになった。

 

鹿追町の郷土資料保存館にも、電話の交換機が展示してありますよ。

 

「北海道の電信電話年代記(IT時代への軌跡)」田村巌 株式会社NTTクオリス 2002年刊行

通信手段の発達が、世の中の発展を進めてきました。

 

「物知りなんでも大事典(全国こども電話相談室)」小学館

こども電話相談室に寄せられたこどものギモンにお答え!

大人なると、「そういうもんなの!」で済ませることも、子どもは気になるのです。

 

 

※【警察相談の日】

警察庁が1999(平成11)年に制定。

警察への電話相談番号「#9110」から。

#9110に電話すると警視庁と各道府県警察本部に設置されている

総合相談室につながる。

この日に限らず1年中、各種事件の困りごとの相談に応じる。

 

困りごとと言っても、こども電話相談とはまた違うので、こちらは「気になる」というだけでは電話してはダメですね。

 

「なんでこれが交通違反なの!?(警察は教えない126の基礎知識)」今井亮一 草思社

うーん、お聞きしたくなる時はありますよね。

 

「機動警察パトレイバー」ゆうきまさみ 小学館

少年サンデーで連載していた名作ですね。

謎の書庫にあるので、気になる方はスタッフまでお声かけください。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。よかったら寄って行ってくださいね。

 

下水道・離乳食の本を紹介。屋外広告がタイトルに入った本は無かった9月10日(2016)。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

9月10日はこんな日です。

 

下水道の日(全国下水道促進デー)、屋外広告の日、車点検の日、カラーテレビ放送記念日、キューテンの日、

牛タンの日、和光堂ベビーフードの日、知的障害者愛護デー、WHO世界自殺予防デー、寝具の日

 

 

※【下水道の日】(全国下水道促進デー)

建設省(現在の国土交通省)が1961(昭和36)年に「全国下水道促進デー」として制定。

2001(平成13)年に「下水道の日」に変更。

この頃が立春から数えて220日目ごろで台風のよく来襲する時期と言われており、

浸水対策を役割の一つとして担う下水道を広くアピールするのに最適であることからこの時期が選ばれた。

下水道の整備の促進について、人々の理解と協力を呼びかける為に、前後一週間に

さまざまな行事が行われる。

 

排水も本当に大切ですね。

 

「下水道のひみつ」ひろゆうこ 学研プラス出版プラス事業部出版コミュニケ―ケーション 2016年刊行

これは読んでおきたいです。

 

 

※【屋外広告の日】

全日本屋外広告業団体連合会が1973(昭和48)年に制定し、1974(昭和49)年から実施。

1973(昭和48)年、「屋外広告物法」改正法案が可決成立し、屋外広告業が明確に定義づけられ、屋外広告業者の届出制度が創立された。

1982(昭和57)年からは9月1日から10日までを「屋外広告美化旬間」とした。

屋外広告物とは、屋外に出してある広告物のことで、広告看板や電柱広告・ポスターのほか、アドバルーンやチンドン屋さんも含む。

 

鹿追町図書館の蔵書から、「看板」がタイトルに入っているものを検索。

 

「英語看板で身につく英語力」尾崎哲夫 ナツメ社

英語が読めないので英語看板は無意識に無視しているんです。むむ。

 

「天国に行った看板ねこ なな」なりゆきわかこ KADOKAWA

看板ですが、屋外広告とはさすがに違うかな。いや、看板ねこが町を歩いているのを見て、お客さんがお店を思い出してくれればそれは広い意味で屋外広告成立なのかな。

 

「プロレス影の仕掛人(レスラーの生かし方と殺し方)」ミスター高橋 講談社

最近、看板と聞くと、プロレスを思い出します。なぜだろう。

 

 

※【車点検の日】

兵庫県自動車整備振興会(HASPA)が制定。

「く(9)るまてん(10)けん」の語呂合せ。

自動車整備の大切さをアピールし、交通安全につなげる日。

 

「自動車のひみつ」学研 1981年刊行

ボクの好きなひみつシリーズですが、あまり覚えてないのでもう一度読もうかな。

 

 

※【カラーテレビ放送記念日】

1960(昭和35)年、NHK・日本テレビ・ラジオ東京テレビ(現在のTBS)・読売テレビ・

朝日放送の5局がカラーテレビの本放送を開始した。

 

「テレビ特撮のひみつ」学研 1989年刊行

ボクの好きなひみつシリーズですが、刊行がずいぶん前なので、このころの特撮と今の特撮は結構変わっていますよね。コンピューターでの映像づくりとかになって。

 

 

※【キューテンの日】(Q10の日)

人間の体内にあるコエンザイムQ10は、若いエネルギーを作り、抗酸化作用があるといわれる。

この普及を目的にQ10(キューテン)の語呂合わせから記念日としたのは資生堂薬品株式会社。

 

聞いたことはことはあるけど、なんだかわからない言葉の一つ、『コエンザイム』。それを記念日にする資生堂の本がありました。

 

「資生堂女子の『美肌力』」主婦と生活社 2013年刊行

医者の不養生という言葉もありますが、この場合、餅は餅屋でしょう。

 

 

※【牛タンの日】

牛タン業界活性化を願い、仙台牛たん振興会が2006年から制定した記念日。

牛(9)タン(10)の語呂合わせ。この日は加盟店などの牛タン定食が安くなる。

 

牛タンと言えば、スライスされたもの、というイメージがあったので、仙台で牛タン定食を食べてカルチャーショックを受けました。おいしかったなー。

 

「仙台駅殺人事件」西村京太郎 光文社 1995年刊行

西村先生おはようございます。久々の登場の気がします。被害者の最後の晩餐は牛タン定食だったり…。

 

 

※【和光堂ベビーフードの日】

1937年9月に日本で最初のベビーフード「グリスメール」を発売した和光堂株式会社が、赤ちゃんの健やかな成長を願って制定。

日付は最初の発売の月が9月であり、赤ちゃんが生後100日目に一生食べることに困らないことを祈って行われる

「お食い初め」の行事と和光堂を「おく(9)い(1)ぞめ・わ(0)こうどう」と読む語呂合わせから。

 

「ギャル曽根さんといっしょにはじめての離乳食(フリージング ストック食材 フリージングミックス 取り分け 手間なしアイデアがいっぱい!)」飛石なぎさ 学研パブリッシング 2013年刊行

 

『一生食べることに困らない』ということにぴったりのような、なんか違うような、逆に食べ過ぎて困るような、ギャル曽根さんです。

 

「食物アレルギーをこわがらない! はじめての離乳食(卵・牛乳・小麦など”はじめての一口”完全ガイド)」伊藤浩明 主婦の友社 2015年刊行

確かにアレルギーは気になりますね。

 

 

※【知的障害者愛護デー】

日本精神薄弱者福祉連盟(現在の日本知的障害福祉連盟)が1964(昭和39)年に、

「精神薄弱者愛護デー」として制定。

 

「チャレンジする心(知的発達に障害のある社員が活躍する現場から)」箕輪優子 家の光協会

これも読んでおきたいと思った一冊です。

 

自殺予防の日でした。

「自殺予防」高橋祥友 岩波書店

悲しい自殺は無くなってほしいです。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。よかったら寄って行ってくださいね。

 

今日は九九の日。9月9日(2016)でした。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

9月9日はこんな日です。

 

菊の節句、重陽の節句、救急の日、温泉の日、カーネルズデー、世界占いの日、

吹き戻しの日、九九の日、栗きんとんの日、

食べものを大切にする日、親子でCOOK(くっく)の日、秋のロールケーキの日、手巻寿司の日

 

 

※【菊の節句,重陽の節句】

奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なることから「重陽」と呼ばれる。

陽の極が2つ重なることからたいへんめでたい日とされ、邪気を払い長寿を願って、

菊の花をかざったり酒を酌み交わして祝ったりしていた。

菊の花には万病に効霊力があると信じられていた。

また、旧暦時代は穀類の収穫が終わった後で「刈り上げ節句」とも呼ばれ、

収穫に感謝する重要な式日だったが現在は廃れてしまった。

 

今年は、十勝、曇りや雨にたたられて作物の出来が残念なようです…。

菊と言えば、こちら。

 

「菊次郎とさき」ビートたけし 新潮社 1999年刊行

 

 

※【救急の日】

厚生省(現在の厚生労働省)が1982(昭和57)年に制定。

「きゅう(9)きゅう(9)」の語呂合せ。

救急業務や救急医療について一般の理解と認識を深め、救急医療関係者の士気を高める日。

 

「夜明けの救命救急センター」高橋義彦 健友館 2002年刊行

夜中に救急車を呼ぶのはためらわれますが、しかし、尿管結石になったときは、あまりの痛みに朝まで我慢できず、119番に電話しました。すぐに救急車が来てくれて、病院に運んでもらいました。消防のみなさん、ありがとうございました。

 

※【温泉の日】

大分県九重町が制定。

町内に数多くの温泉が点在し、「九重九湯」と言われることから。

 

「清野正次の足跡(然別湖畔温泉開発の祖)」高橋行夫 鹿追町郷土史研究会 1999年刊行

鹿追町にある神秘の湖、然別湖の温泉について書かれています。

鹿追の大切な郷土資料です。

高橋先生にはいつも郷土のことを教わっております。ありがとうございます。

 

 

※【カーネルズデー】

ケンタッキーフライドチキンの創業者であるカーネル・サンダースの誕生日

1890年9月9日を記念して、日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社が2003(平成15)年に制定。

カーネル・サンダースがケンタッキーフライドチキンのオリジナルチキンを生んだとともに、外食産業においてフランチャイズチェーンの基礎をつくった人物であり、おいしさに対して独自のこだわりを貫いた人物であることから、食べることの大切さと楽しみをお客様と考える日にとの想いから生まれた日。

 

「ぼくのフライドチキンはおいしいよ(あのカーネルおじさんの、びっくり人生)」中尾明 PHP研究所

カーネル・サンダースの姿は思い浮かぶけど、どんな人かは意外と知られていないのでは。ボクも知らないので、ちょっと気になりました。

 

 

※【世界占いの日】

日本占術協会が1999(平成11)年に制定。

この日が「重陽の節句」であること、ノストラダムスの終末の予言の日は1999年9月9日と

されていること、この日の数字を全部合計すると46で、46の2つの数を足せば10になり

完成を物語る数であること、明治4年9月9日に時間の数え方を西洋式に改めたこと、

この日が「救急の日」で占いは運命の救急であるとのことから。

 

「透視術(予言と占いの歴史)」ジョゼフ・デスアール 白水社 2003年刊行

ノストラダムスとは、なんだったのでしょうか。

 

 

※【吹き戻しの日】

兵庫県東浦町の日本吹き戻し保存協会が制定。

子供の玩具である吹き戻しをPRする日。

 

吹き戻しって、知らないなーと思ったら、キセルみたいな形をしていて、口にくわえて吹くと、ピーッと伸びてまた縮むアレでした。

伝わってますか?

あれはお祭りのときとかに出店で買ってもらって遊んだ記憶がありました。吹き戻しというんですね。

 

「なつかしおもちゃ図鑑(四季の草花あそびとなつかし工作おもちゃ)」中村章伯 高橋書店

これに載っているのかな? 名前を知らなかったけど、昔遊んでいたおもちゃがたくさん載っていそうです。

 

 

※【「午砲の制」発布】

1871年江戸城旧日本丸で、この日初めて昼12時に大砲を一発。

世間ではドンと呼ばれ、これが正午の告知として普及。

正確な時刻に縁のなかった庶民の、時刻の象徴的存在に

 

むむ、日本人はこの時を境に時間管理されるようになってしまったのか…。

 

「仕事が早くなる! ダンドリ&整理術(『時間管理』『タスク管理』『資料類の整理』をレベルアップさせよう!)」日本能率協会マネジメントセンター 2013年刊行

これは読むべき本でした。ボクが。

 

 

※【九九の日】

2007年3月1日に日本記念日協会が認定。

九九は算数の基礎であり、日常生活でも良く使われる。

その意味から九九を物事の基礎、基本ととらえ、多くの人に「もう一度、基礎、基本を見直して、初心に戻って物事に取り組んでもらう日」をと、石川県の西満憲氏の申請により制定。

日付は9と9で「九九」だが、学校の夏休み明けでもあり、九九を学ぶ日にふさわしいのではとの思いから。

 

「ちびまる子ちゃんのかけ算わり算(かけ算九九から筆算まで計算のしくみがわかる)」福嶋淳史 集英社 2015年刊行

親しみやすく学べるのはいいですよね。

 

 

※【栗きんとんの日】

栗きんとん発祥の地とされる岐阜県中津川市が制定。

 

ボクのイメージは、栗きんとんと言えばおせちです。

「簡単おせちとごちそうレシピ(初めてでも、忙しくても、1日でもできる!)」堀江ひろ子 主婦の友社

おせちの準備には、まだちょっと早いですね。

 

 

※【食べものを大切にする日】

「食べものを大切運動」に取り組んでいる財団法人ベターホーム協会が制定した日。

食べものを捨てることなく食べきることが健康にも通じるとから、健康長寿を祝う重陽の節句にあたる9月9日としたもの。

また、食べものを「捨てないん(ナイン)」「残さないん(ナイン)」の語呂合わせからも。

 

「『あまった食べ物』が農業を救う(ウンコと生ゴミを生かす循環社会)」山田浩太 PHP研究所

日本では、相当の食品・食材が食べられることなく廃棄されるという事実もあります。せめてゴミにせず、活かしましょう。

 

 

※【親子でCOOK(くっく)の日】

親子で調理をする意義を見直し、調理する楽しさを再発見してもらおうと森永製菓株式会社が制定。

日付は9と9で「COOK(くっく)」と読む語呂合わせから。

英語では「Family cooking day」。

 

「親子でつくれるひばりっこくらぶ保育園の偏食解消レシピ」MAMA-PLUG K&Bパブリッシャーズ 2012年刊行

これは今日にぴったりの本ですね。

 

※【秋のロールケーキの日】

スイーツを製造販売している株式会社モンテールが制定した日。

人気商品の「手巻きロール」シリーズをより身近なおやつにしたいとの願いから生まれた日で、日付は9と9で「くるくる」「キュッキュッ」とロールケーキを手で巻いたイメージと、

ロールケーキが9の字に見えることから。

これで6月6日の「ロールケーキの日」とともに、秋にもロールケーキのシンボルとなる日が誕生。

 

「おいしさくるくるロールケーキ(柳瀬久美子のとっておきレシピ)」柳瀬久美子 サンリオ

家でできるんですね。食べたい。

 

 

※【手巻寿司の日】

水産加工品などを製造している石川県七尾市の株式会社スギヨが制定した日。

9を「くる」と読んで、9月9日を「くるくるする日」として家族で手巻寿司を食べるアットホームな日になって欲しいとの願いが込められている。

学校給食のメニューに取り入れてもらうなどの活動を行う予定。

 

みんなで手巻寿司、楽しい時間てすね。

 

「さかな食材絵事典(お寿司のネタもよくわかる)」広崎芳次 PHP研究所

えんがわって、寿司屋さんでよく出てきますけど、魚の名前では聞いたことがないですよね。知らないことがいっぱいあります。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までに加え、金曜日なので一時間延長して午後7時までの開館です。降り続く雨も心配ですが、よかったら寄って行ってくださいね。

 

富士山測候所が作られたり、マッカーサーがやってきたり、冒険家の日だったりの8月30日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

8月30日はこんな日です。

 

 

富士山測候所記念日、マッカーサー進駐の日、冒険家の日、ハッピーサンシャインデー

 

※【富士山測候所記念日】

1895(明治29)年、富士山頂に野中測候所が開設した。

大日本気象学会の野中至が私財を投じて建設したもので、

現在の気象庁富士山測候所の前身となった。

 

「富士登山ハンドブック(富士の自然を楽しむ)」富士自然動物園協会 自由国民社

日本人なら一度は上っておきたいと言われる富士山、はじめての登頂はまわりの風景に気がつく余裕がないかも。チャレンジされる方は、予習してはいかがでしょうか。

 

 

※【マッカーサー進駐記念日】

1945(昭和20)年8月28日、150人の進駐軍第一陣が沖縄から厚木に到着し、

横浜のホテルに向かった。

マッカーサー元帥が連合国軍最高指令官でトレードマークのコーンパイプとサングラスが

日本人に強い印象を与えた。

 

戦争に敗れ、相手国の司令官があの姿で現れたのを見た当時の人の受けたインパクトはいかばかりか、と思います。

 

「マッカーサーへの100通の手紙(占領下北海道民の思い)」伴野昭人 現代書館 2012年刊行

占領下、最高司令官マッカーサーにあてて書かれた日本国民からの手紙は、54万通に及ぶということをはじめて知りました。目安箱というわけではないのですが、戦中・戦後の社会の激変によってこんなに多くの方が訴えざるをえなかった。その中から厳選された100通、読みごたえがあります。

 

 

※【冒険家の日】

1970(昭和45)年に植村直巳がマッキンリーに単独登頂し、

1965(昭和40)年には同志社大学南米アンデス・アマゾン遠征隊が

アマゾン川の源流から130kmを世界で初めてボート下りし、

1989(平成元)年に堀江謙一が小型ヨットで太平洋を横断した日。

 

「太平洋ひとりぼっち」堀江謙一 筑摩書房 1977年刊行

小型ヨットで見渡す限り、海、海、海…。一日くらいなら耐えられるかもと思いますが、が、太平洋を制覇するまでひとりというのは、本当に大冒険ですね。

 

 

※【ハッピーサンシャインデー】

「ハッピー(8)サンシャイン(30)」の語呂合せ。

太陽のような明るい笑顔の人のための日。

 

「アンパンマンになりたい私(笑顔の達人になる法)」戸田恵子 風雅書房

アンパンマンの声優さん、戸田さんのエッセイです。アンパンマンのおかげでたくさんの人と笑顔に出会いました。

 

「長嶋茂雄笑顔の言葉」長嶋茂雄 文芸春秋 2001年刊行

ミスタージャイアンツ、長嶋さんには周囲を笑顔にするエピソードがいっぱいです。

長嶋さんの話ですぐ思い出すのが、「魚編にブルーと書くと、鯖だよ」という言葉です。

おかしいと指摘するのが野暮で、それはそれでいいか、と思ってしまいます。

 

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。よろしければ寄って行ってくださいね。

 

今日はかつて民放テレビがスタートした日でした。8月28日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

8月28日はこんな日です。

 

気象予報士の日、民放テレビスタートの日、テレビCMの日、ヴァイオリンの日

 

 

※【気象予報士の日】

1994(平成6)年、第1回の気象予報士国家試験が行われた。

合格率は18%だった。

 

「気象予報士のための天気予報用語集」天気予報技術研究会 東京堂出版 1996年刊行

二十年前の本なので、ちょっと内容が古いかも。「ミリバール」が「ヘクトパスカル」に変わったのはいつだったかな?

 

 

※【民放テレビスタートの日】

1953(昭和28)年8月28日午前11時20分、日本の民放テレビ第1号の日本テレビが放送を開始した。

ちなみにNHKは、1953年2月1日にテレビ放送をすでに開始している。

 

「誰がテレビをつまらなくしたのか」立元幸治 PHP研究所 2005年刊行

バラエティ番組のことなら、視聴者のご意見もあるかもしれませんね。昔と比べて、表現してはダメなものが増えていると思います。

世の中の人、全方位に向けてつくると毒にも薬にもならないので、存在感が無くなりますし難しいですね。

個人でもブログ、SNS、YouTubeなど、メディアを持てる時代になりました。

テレビも視聴率の確保が難しいですよね。

 

 

※【テレビCMの日】

「セイコー舎(精工舎)の時計が正午をお知らせいたします」

初のテレビCMは服部時計店(精工舎)の正午の時報だったが、

放送の不慣れからフィルムを裏返しにかけてしまったため、3秒ほどで中止された。

 

いわゆる本当の放送事故ですね。

 

「『テレビ政治』の内幕(なぜマスメディアは本当のことを伝えないのか)」三橋貴明 PHP研究所

うーん、難しい問題です。伝えないのか、伝えられないのか。

 

 

※【ヴァイオリンの日】

1880(明治13)年、東京・深川の三味線職人・松永定次郎が国産バイオリンの

第1号のバイオリンが完成したことを記念して制定。

ちなみに巨匠アントニオ・ストラディバリの手による名器

「ストラディバリウス」は約600艇が現存しているが、

そのうちの1本が2006年にオークションで約4億円で落札され、当時の楽器の最高金額を記録した。

 

「ブラック・ジャック」手塚治虫 秋田書店

今なお人気のブラックジャック。

実は、『ストラディバリウス』のことは、ブラックジャックで知りました。

 

「楽器のしくみ(カラー図解)」緒方英子 日本実業出版社

なにか一つでもできるようになりたいんですけどね…。ピアノやバイオリンができる人、がっこいいなー。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。よろしければ寄って行ってくださいね。

 

寅さん・原子力の本を紹介しました(2016年8月27日)。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

8月27日はこんな日です。

 

「男はつらいよ」の日、寅さんの日、日本に原子の火がともった日

 

※【「男はつらいよ」の日、寅さんの日】

1969(昭和44)年、山田洋次監督・渥美清主演の映画『男はつらいよ』シリーズの第1作が公開された。

「フーテンの寅」が最初に登場したのはテレビドラマで、この時は最終回で寅さんは死亡した。

しかし、あまりの反響の大きさのため映画で復活し、以来48作にも及ぶ世界最長の長編シリーズとなった。

 

ということは、寅さんは実は世界最長のゾンビ映画だったわけですね。

 

怒られるかな…。

 

「車寅次郎の不思議(映画全45作品に隠された63のミステリー)」江戸川橋寅さん研究会 双葉社 1993年刊行

あ、この作品にはミステリーの一つにその事情も書いてありそうですので怒られないですね。きっと…。

 

 

「男はつらいよ(フーテンの寅さん25年の足跡)」広済堂出版 1995年刊行

合わせてこちらもどうぞ。

 

「寅さんのことば(風の吹くまま気の向くまま)」佐藤利明 東京新聞 2014年刊行

こちらは最近の本ですね。寅さんのことば、ハッとするものがたくさんありそうです。

往年の映画のファンの方には読んでみてほしいですね。

 

 

※【日本に原子の火がともった日】

1957年(昭和32年)のこの日、午前2時23分に茨城県東海村に所在する日本原子力研究所の研究用原子炉(JRR-1)が臨界実験に成功した日。

 

「隠される原子力・核の真実(原子力の専門家が原発に反対するわけ)」小出裕章 創史社 2010年刊行

「被ばく列島(放射線医療と原子炉)」小出裕章 KADOKAWA 2014年刊行

 

東日本大震災の前と後で、識者の話はどういう風に変わったか、変わっていないのか気になります。

 

「原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし(『子どもから大人まで、原発と放射能を考える』副読本)」野村保子 クレヨンハウス 2012年刊行

こちらもあわせて読みたいですね。

 

「日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか」矢部宏治 集英社インターナショナル 2014年刊行

別の意味でアンダーコントロールなのでしょうか。

気になる本ばかりです。

 

「誰も知らなかった小さな町の『原子力戦争』」田嶋悠起 ワック 2008年刊行

これも気になるタイトルです。

原子力が町を二分することになるのは間違いないと思います。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。よろしければ寄って行ってくださいね。

 

今日は人権宣言記念日でした。8月26日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

8月25日はこんな日です。

 

レインボーブリッジの日、人権宣言記念日、シルマンデー(ユースホステルの日)

 

※【レインボーブリッジの日】

1993(平成5)年、レインボーブリッジが開通した。

レインボーブリッジは、全長798m、主塔の高さ126m、水面からの高さが50mの

東日本最大の吊り橋で、上層が首都高速道路11号台場線、

下層が臨港道路・遊歩道と新交通システム(ゆりかもめ)の二層構造になっている。

 

封鎖できないことで有名なレインボーブリッジですね。

 

「日本封鎖」森詠 徳間書店 1982年刊行

橋どころか、日本そのものが封鎖。第三次世界大戦を描いた小説ですね。

世界大戦は小説の世界だけにしておいて、現実におきてはいけません。

 

 

※【人権宣言記念日】

1789年、フランス国民会議が「人および市民の権利の宣言」(フランス人権宣言)を採択した。

 

このフランス人権宣言が元になり、各国で人権宣言が行われていきました。第二次大戦後に、各国の個別の問題ではなく、「世界の人びとは生まれながらにして人権を持っている」との共通認識で取り組んでいくことが、世界の平和のためにも必要だとして世界人権宣言が行われました。

「世界人権宣言(あたりまえにいきるための)」アムネスティ・インターナショナル日本支部 金の星社

 

 

※【シルマンデー,ユースホステルの日】

ユースホステルの創始者アルト・シルマンを記念する日。

シルマンはドイツの小学校教師だった。

1909年のこの日、生徒たちと遠足に出掛けた時、

突然の大雨のために小学校で雨宿りをした。

しかし、夜になっても雨は止まず、翌朝までその小学校で過ごすことになった。

この経験から、旅行中の青少年が何かあった時に駆け込め、

安い料金で安心して宿泊のできる施設の必要性を感じ、ユースホステルを創設した。

世界中のユースホステルで記念行事が行われる。

 

必要性を感じ、創設に至った、というところがすごい道のりです。施設づくり、はじめての苦労はいかばかりか…。

 

「はじめての『お宿』オープンBOOK(図解でわかる人気のヒミツ)」バウンド 技術評論社 2008年刊行

お店やろうよ! のシリーズがありました。ホテルなど大きな規模ではなく、民宿的な宿泊業について書かれています。携わる方の参考になればと思います。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、金曜日は延長開館の日です。本日は午前10時から午後6時までに加え、一時間延長して午後7時までの開館です。よろしければ寄って行ってくださいね。

 

今日は即席ラーメンやペストの本を紹介(2016年8月25日)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

8月25日はこんな日です。

 

即席ラーメン記念日、サマークリスマス、ペスト菌発見の日、川柳発祥の日

 

※【即席ラーメン記念日】

1958(昭和33)年、創業者である安藤百福氏が開発した「チキンラーメン」を発売したことを記念して日清食品が制定。

戦後の混雑する屋台行列を見て、手軽に食べられるラーメンの開発を決心したという。

 

「日本懐かし即席めん大全」山本利夫 辰巳出版 2016年刊行

『日本懐かし』シリーズの本でした。

昔、あったなーというラーメンがいっぱい載っていますよ。

 

「インスタントラーメン発明物語」インスタントラーメン発明記念館 2000年刊行

これも今日読んでほしい一冊です。ありがたい発明です。

 

「インスタントラーメンのひみつ」学研 1998年刊行

ボクの好きなひみつシリーズです。子どもの頃に読んだかな、記憶にないなーと思っていたら、1998年の刊行なので、子どものころには出ていないので未読でした。

 

「インスタントラーメンのひみつ」学研パブリッシング 2010年刊行

そして、学研まんがも進化を続けて12年後に新しいものが出ていました。どれくらい違うことが書いてあるか比べてみたくなります。

 

「コミック版 プロジェクトX挑戦者たち―82億食の奇跡」NHKプロジェクトX制作班 宙出版

これは日清カップヌードルがテーマになっています。

カップラーメンを買いに行って、売り場で「何にしようかなー」と迷ったとき、買って帰って後悔することのないラーメンです。

 

 

※【サマークリスマス】

TBSの林美雄アナウンサーがパーソナリティーをしていたラジオ番組「パックインミュージック金曜2部」の中で、「夏にもクリスマスのようなイベントを作ろう」ということで、林さんの誕生日を夏のクリスマスとして盛り上げようということになった。

この日には、TBS近くの公園でささやかなイベントが開かれた。

 

クリスマスと言えばやはり雪のイメージがあります(北海道に住んでいるから?)。

でも、12月の終わりは北半球は冬ですが、南半球は夏なのでサンタの服装は暑そうだなぁ、とかよくわからない心配をしました。

 

 

※【ペスト菌発見の日】

1894年(明治27年)のこの日、北里柴三郎がペストが流行していた調査先の香港にてペスト菌を発見した。

血清療法の発見でも知られる。生まれは熊本県阿蘇郡小国町北里。

 

「ペスト」カミュ 新潮社 1998年刊行

強力な伝染病が発生し、町が丸ごと隔離されてしまったらこうなるのでは…。

多くの登場人物がそれぞれの立場で事態の収拾にあたりますが、ペストの驚異に対して医者、新聞記者、役場はどう動くのか。

1940年代のフランスが舞台で、評価の高い名作です。

でも、恥ずかしながら知らなかったので読んでみたくなりました。

 

 

※【川柳発祥の日】

宝暦7年(1757年)旧暦旧暦8月25日に柄井川柳が最初の川柳評万句合を開始したことを記念し、川柳学会が制定。

 

川柳は、『サラリーマン川柳』によって自らの悲哀をユーモアに包んで自虐的に訴えるような句が増えたような気がしています。

 

「シルバー川柳 笑いあり、しみじみあり 七転び八起き編」みやぎシルバーネット 河出書房新社

こちらも有名になっていますね。年齢を経ると若いころとはモノの見方が変わってきたりして、なるほど、そうなんだろうなと共感をおぼえるものが多いです。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。

 

今日は何の本? 大噴火・ラグビー・愛酒の日  8月24日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

8月24日はこんな日です。

 

大噴火の日、ポンペイ最後の日、怒りの日、バニラヨーグルトの日、ラグビーの日、愛酒の日

 

※【大噴火の日、ポンペイ最後の日、怒りの日】

西暦79年、イタリアのヴェスビアス火山が突然噴火し、

ふもとのポンペイの市街が約8メートルの火山灰により埋没した。今日を別名「怒りの日」ともいう。

1738年に農夫がこの遺跡を発見し、発掘により当時の町の様子がそのまま出現した。

歴史小説家リットンの『ポンペイ最後の日』は、この大噴火を題材にしたものである。

 

「ポンペイ・奇跡の町(甦る古代ローマ文明)」ロベール・エティエンヌ 創元社

「ポンペイの四日間」ロバート・ハリス 早川書房

火山灰が8メートル分も降ってきたら、なすすべがないです…。

 

 

※【バニラヨーグルトの日】

はっ酵乳・乳酸菌飲料の専門メーカーである京都府八幡市に本社を置く日本ルナ株式会社が制定。

1993年から発売し、アイスクリームのような味わいと大好評のバニラヨーグルトのPRが目的。

日付は8と24で「バニラヨーグルト」と読む語呂合わせから。また、暑さが厳しい時期に栄養価の高いヨーグルトを食べて、元気に過ごして欲しいとの願いも込められている。

 

「あなたの知らない乳酸菌力(パワー)(ヨーグルトで健康革命)」後藤利夫 小学館

定期的に食べたいですが、ときどきヨーグルトブームで売り場が空になりますね。

 

 

※【ラグビーの日】

1823年、イングランドのパブリックスクール・ラグビー校で開かれたフットボールの試合中に、興奮した生徒・ウィリアム・エリスがルールを無視してボールを抱えて相手チームのゴールへ突進した。

これがラグビーの発祥であるとされている。

 

興奮しすぎですよ…。でも、新しいスポーツが生み出されるきっかけとなったのだからすごいですよね。

 

「不動の魂(桜の15番ラグビーと歩む)」五郎丸歩 実業之日本社

みなさんはどう聞こえたかはわかりませんが、ボクは最初は「五郎丸」の方が苗字だとは思いませんでした。

 

 

※【愛酒の日】

酒をこよなく愛した歌人・若山牧水の1885(明治18)年の誕生日。

 

「新世代日本酒が旨い(今飲むべき全国の36銘柄)」かざまりんぺい 角川SSコミュニケーションズ 2010年刊行

日本酒づくりも新たな技術が積みあがってどんどんおいしくなっています。

ずいぶん飲みやすい味になっているそうです。

あまり飲みやすいと、のんべいには物足りないかもしれませんね。

 

「銀座の板前が教える 酒の肴コツのコツ」下田徹 祥伝社 2011年刊行

カンタンで、安く、そしておいしいおつまみの作り方が載っています。

普段料理をしない男の人でも作ってほしいと、初心者用に書かれています。

良いお酒とともにどうぞ。

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。

 

今日は白虎隊の日でした。8月23日(2016)

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。

 

田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

8月23日はこんな日です。

 

白虎隊の日、奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー

 

※【白虎隊の日】

1868(明治元)年、戊辰戦争で会津藩の白虎隊が城下の飯盛山で自刃した。

会津藩では軍を年齢により白虎・朱雀・青龍・玄武の4つの班に分けており、

最年少の白虎隊は16歳から17歳までの少年で編成されていた。

会津藩等の奥羽越列藩同盟が官軍と戦闘状態に入ると白虎隊も実戦に参加し、

越後戦争や会津戦争で死闘を繰り広げていた。

この日、飯盛山にいた白虎隊の二番士中隊員が、城下の町に火の手が上がったのを会津落が

落城したものと思い、16人の隊員全員が自刃した。

 

~補足~

自刃は、2人づつで向い合い、互いに相手の咽喉を短刀で突くと云う方法で行いました。

しかし、その内の1人は負傷が激しく刀を突き切れなかったため、その相手だった飯沼貞吉は一命を取り止めました。

現在伝わっている白虎隊の悲劇は、その飯沼貞吉が語り伝えたものです。

 

白虎隊のことは「悲劇」というキーワードでしか知らなかったのですが、壮絶な話でした…。

「白虎隊と二本松少年隊(幕末維新を駆け抜けた若獅子たち)」星亮一 三修社

白虎隊の本がありました。

 

奴隷貿易とその廃止を記念する国際デー

「ある奴隷少女に起こった出来事」ハリエット・アン・ジェイコブズ 大和書房 2013年刊行

最初は匿名で出版されていたのでフィクションだと思われていたのが、実在の人物の実際の体験がつづられたノンフィクションであったとして注目を浴びた作品です。ある日、突然自分が奴隷だと分かったら…、その主人となる人物が、とんでもない趣味を持っていたら…。

自分が少女の立場だったらと思うと、背筋が寒くなる「出来事」。

「出来事」と言っていいのかどうか…。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。

また台風が来ております。

本の返却期限も予約がなければ延長できます。お電話でお名前をお伝えくださればお調べいたしますのでご連絡くださいね。