Category Archives: 図書館

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今日は何の日? 7月27日(2016) スイカ・政治を考える・お札づくりの日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

知らなかった面白い本に出会いたくて、「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を探しています。

 

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホーム

ページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

7月27日はこんな日です。

 

スイカの日、政治を考える日、お札づくりの日

 

※【スイカの日】

スイカの縞模様を綱に見立て、27を「つ(2)な(7)」(綱)とよむ語呂合せから。

スイカは西域の中央アジアから中国へ伝わったため、「西瓜」という字が当てられている。

ちなみに緑と黒の縞模様のスイカが広まったのは昭和初期以降で、

それまでは黒皮、無地皮が一般的だった。

 

「すいか!」石津ちひろ 小峰書店

暑い日に、冷したスイカをシャクシャク食べるのは、夏を感じる瞬間の一つですが、今年は十勝、夏らしい日が少ないです。

 

 

※【政治を考える日】

1976(昭和51)年、ロッキード事件で田中角栄前首相(当時)が逮捕された。

ロッキード事件とは、アメリカのロッキード社が航空機の売込みの際に、

日本の政界に多額の賄賂を贈ったとされる疑獄事件で、

その年のアメリカ上院外交委員会で発覚し、田中角栄前首相らが逮捕された。

 

「ロッキード裁判とその時代」立花隆 朝日新聞社

「田中角栄の真実(弁護人から見たロッキード事件)」木村喜助 弘文堂

ロッキード事件、当時は幼児だったのですが、物心ついても大人の人たちがロッキード、田中角栄とわりと話題に出ていました。そのときはいいも悪いも良くわからなかったのですが…。

あ、今もかな。

 

 

「選挙ってなんだろう!?(18歳からの政治学入門)」高村正彦 PHP研究所

法務大臣などを務めた高村正彦衆院議員に、アイドルグループAKB48の島田晴香さんが政治について質問して、対談形式で進められる政治への入門書です。読みやすいつくりになっています。選挙権を持った若い人たちに読んでほしいと書かれた本です。

 

 

※【お札づくりの日】

お札をつくっている国立印刷局は、明治4年7月27日に「紙幣司(しへいし)」として誕生した。

その日を記念して印刷局では7月27日を「お札づくりの日」と決めている。

 

「お札の館探険隊(なぜなぜ質問箱)」国立印刷局 2012年刊行

お札の知られてない話をやさしく解説しています。

 

「世界紙幣図鑑(カラー版)」上村峻 日本専門図書出版 1999年4月

日本以外の紙幣、ボクは海外に出たことがないのであまり目にしたことがありませんが、これをながめると外国旅行の気分だけでも味わえるかな

 

「偽造の手口(現代犯罪の実情)」偽造防犯研究会 データハウス 2002年刊行

犯罪の手口を紹介することは賛否ありますが、ここに書かれていることはすでに関係機関で対策済みだと思います。マネしちゃだめですよ。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。

いろんな本がありますので、本棚をながめていると気分転換になりますよ。よかったら、おこしくださいねー。

 

今日は何の本? 7月26日(2016) 幽霊・ポツダム宣言記念・日光の日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

知らなかった面白い本に出会いたくて、「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を探しています。

 

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホーム

ページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

7月26日はこんな日です。

 

幽霊の日、ポツダム宣言記念日、日光の日

 

※【幽霊の日】

1825(文政8)年、江戸の中村座で四世鶴屋南北作『東海道四谷怪談』が初演された。

東海道四谷怪談(通称『四谷怪談』)は、夫民谷伊右衛門に毒殺された

四谷左門の娘お岩の復讐話で、江戸の町に実際に起こった事件をモデルにしている。

『仮名手本忠臣蔵』のストーリーに『四谷怪談』を挟み込み、

「実」と「虚」、「光」と「影」とを対比させた2日間にわたる上演だった。

『四谷怪談』は『番町皿屋敷』『牡丹灯籠』と並ぶ日本三大怪談のひとつでもある。

 

「東海道四谷怪談」鶴屋南北 新潮社

直接読んだことはなくてもどこかでこの話に触れたことがあると思います。

 

「幽霊列車」赤川次郎 文芸春秋

赤川次郎さんの「幽霊」シリーズも長いですよね。

 

「幽霊図書館 稲川淳二のとってもコワイ話1」稲川淳二 竹書房

稲川さんは、昔は怪談を語るイメージはなかったのですが、いつごろからでしょうか。夏の風物詩的存在になりました。

 

「コワーイ!幽霊・怪奇現象大百科」恐い話研究会 実業之日本社

こどものころ、こういう感じの本を相当読みました。恐い話は変わらす、今のこどもたちにも大人気です。

 

 

※【ポツダム宣言記念日】

1945(昭和20)年、ベルリン郊外のポツダムでアメリカ・イギリス・中国の三国の首脳が

戦争終結・日本の無条件降伏等について7月17日から会談し、

この日「ポツダム宣言」を発表した。

日本は最初これを「黙殺」したが、原爆の投下、ソ連の参戦等により8月14日に受諾し、

第二次大戦が終結した。

 

「ポツダム三巨頭(トルーマン・チャーチル・スターリン)を消せ」桧山良明 光文社

こちらは小説でした。

ポツダムはドイツの地名だったんですね。知らなかった…。

 

 

※【日光の日】

820(弘仁11)年、弘法大師が日光山を命名した。

元々は「ふたらさん」と言い、「二荒山」の字が当てられていたが、弘法大師がこれを

「にっこうさん」と音読みにし「日光山」の字を当てたとされている。

 

「日光山」と「二荒山」では字面の印象がずいぶん印象が違いますね。

 

「日光東照宮の謎」高藤晴俊 講談社

日光といえば、東照宮を連想する方も多いのでは。どんな謎があるのでしょうか。

 

「日光猿軍団モンキー校長のやるっきゃないべ!」間中敏雄 ダイナミックセラーズ 1992年刊行

日光といえば猿軍団を思い浮かべる方も多いと思います。ボクも東照宮より猿軍団です。現在は、いろいろあって「日光さる軍団」となって活動しているとのことです。

 

「日光・鬼怒川殺人ルート」西村京太郎 双葉社

西村先生、おはようございます。名勝地に御大あり、です。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。

 

 

今日は何の本? 7月24日(2016) 劇画の日でした。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

知らなかった面白い本に出会いたくて、「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を探しています。

 

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホーム

ページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

7月24日はこんな日です。

 

劇画の日

 

※【劇画の日】

長井勝一によって設立され、貸本漫画を出版していた青林堂が、

1964年(昭和39年)に劇画雑誌『ガロ』を創刊したことに由来。

白土三平『カムイ伝』をはじめ、水木しげる『鬼太郎夜話』、

つげ義春『ねじ式』など数々の話題作がこの雑誌から生まれている。

『ガロ』という誌名は、白土三平の忍法漫画『やませ』

に登場する忍者「大摩のガロ」にちなんだとされる。

 

いまや伝説の雑誌、ガロは名前を聞いことだけしかないのです…。

 

「劇画ヒットラー」水木しげる 筑摩書房

これは気になりますね。

 

「劇画近藤勇(星をつかみそこねる男)」水木しげる 筑摩書房

こちらも、気になるサブタイトルです。

 

「カムイ伝」白土三平 小学館

ありました。カムイ伝。

これも語りつがれる作品ですね。

 

「鬼太郎夜話」水木しげる 筑摩書房

ありました。鬼太郎夜話。

読んだことはないのですが、どんな鬼太郎の話なのでしょうか。

 

マンガは好きなのですが、この世代の作品は読んでなかったです。

 

劇画とは、ちびっ子向けの漫画と区別されるために生み出された区分で、今はディフォルメをできるだけ排したリアルな絵柄の漫画に対して使われています。

どこまで劇画か、なかなか区分が難しいようです。

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。

 

 

今日は何の本? 7月23日(2016) カシス・米騒動・文月ふみの日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

知らなかった面白い本に出会いたくて、「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を探しています。

 

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホーム

ページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

7月23日はこんな日です。

 

カシスの日、米騒動の日、文月ふみの日

 

※【カシスの日】

大暑の頃に収穫される果実のカシス。その成分であるカシスポリフェノールには末梢血流の改善作用があるという。

人々の健康に寄与するカシスへの関心を高めてもらおうと、日本カシス協会が制定。日付は大暑となることが多い7月23日に。

 

「果実酒と薬用酒」石田穣 グラフ社 1997年刊行

カシスといえば、カシスソーダとか、カシスオレンジを思い出します。

 

 

※【米騒動の日】

1918(大正7)年、富山県魚津の漁家の主婦たちが米の県外移出を阻止する集団行動を起こし、全国にまで広がった米騒動の始まりとなった。

米の需要拡大に生産が追いつかなかったことや、米の輸入が自由化されなかったこと等により米価が急騰した。

また、民本主義の普及に伴って反政府的気分が高騰し、異常な米価の高騰をきっかけに

全国的な騒動が激発した。

魚津の運動を皮切りに富山湾沿岸一帯で米価引き下げ・困窮者救済の要求運動が発生した。

これが新聞で報道されると、8月10日に名古屋と京都で大騒動が起こるなど全国に波及し、

騒動は9月17日まで続いた。

警察だけでは鎮圧できずに軍隊まで投入され、30人の死者と多数の負傷者を出した。

 

「北前の記憶(北洋・移民・米騒動との関係)」井本三夫 桂書房

お米大好きなボクは、いつでもお米が手に入る現代はありがたいです。

 

※【文月ふみの日】

郵政省(現在のJP日本郵政グループ)が1979(昭和54)年から実施。

毎月23日は「ふ(2)み(3)」の語呂合せから「ふみの日」となっているが、7月の旧称が「文月」であることから、特別に「文月ふみの日」としてさまざまなイベントを実施している。

 

「1945←2015(若者から若者への手紙)」室田元美 ころから 2015年刊行

現代の若者が、戦争を体験した当時の若者たちの証言などを読み、思ったことを手紙にしたためるという内容でした。これは多くの方に読んでもらいたいと感じました。

 

「イラストお手紙365日(誰でもかわいくすぐ描ける!)」mizutama 日東書院本社

手紙といえば文字で綴るものではありますが、絵、イラストで伝えるのも楽しいですね。

 

「最後の手紙(戦場に遺された二十四万字の届かなかった手紙)」重松清 講談社

タイトルだけで涙の予感。

 

「サド侯爵の手紙」サド 筑摩書房

スゴイ人から手紙が届いていました。この人の作品はあまり多くの方にはおススメしません。

「サディスト」の語源となった人で、巷で言われる『ドS』どころではない御仁です。

 

「花の絵手紙入門」小池邦夫 日貿出版社

とんでもない人からの手紙の後は、心を和ませましょう。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。学校はそろそろ夏休みが始まるころかな。

読書感想文を書くのに何を読んだらいいかなー、と本を探しているみんなのために、おススメコーナーを設置しました。

良い子は本のセレクトを間違えて夏休みの読書感想文に、「『サド侯爵の手紙』を読んで」とか書いて提出すると問題になるので気をつけてね。

 

 

今日は何の本? 7月20日(2016) 月面着陸・ハンバーガー・Tシャツ・修学旅行・海の記念日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

知らなかった面白い本に出会いたくて、「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を探しています。

 

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホーム

ページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

7月20日はこんな日です。

 

月面着陸の日、ハンバーガーの日、Tシャツの日、修学旅行の日、ファクシミリの日、海の記念日

 

※【月面着陸の日】

1969(昭和44)年、アメリカが打ち上げたアポロ11号が月面の「静かの海」に着陸し、

人類が初めて月面に降り立った

アームストロング船長は、月に初めて一歩を踏み出したことについて

「この一歩は小さいが、人類にとっては偉大な一歩である」

とのメッセージを地球に送った。

 

「宇宙へ『出張』してきます(古川聡のISS勤務167日)」古川聡 毎日新聞社

国際宇宙ステーションへの滞在、多くの試験に受からなければ宇宙飛行士として選ばれないですが、いつか観光気分で行ける日が来るのかもしれませんね。当分は無理かな。

スペースデブリとの衝突の危機もあったそうです。うーん、スペースデブリについては、この間読んだ「プラネテス」というSFマンガでも読みましたが、大事に至らなくて良かった。。

 

 

※【ハンバーガーの日】

日本マクドナルドが1996(平成8)年に制定。

1971(昭和46)年、東京・銀座の三越内に日本マクドナルドの1号店が開店した。

この日、1万人以上の客がつめかけ、1日で100万円以上の売り上げを記録した。

 

「おいしいハンバーガーのこわい話」エリック・シュローサー 草思社

ハンバーガーの日に取り上げるのもなぁ、という気もするのですがハンバーガーを選ぶときに知っておきたい、気をつけておきたいことが書かれています。

 

 

※【Tシャツの日】

愛知県のファッションメーカー・ファッションミシマヤが制定。

「T」がアルファベットの20番目の文字であり、また、「海の記念日」がTシャツのイメージにふさわしいことから。

夏の定番ファッションであるTシャツをPRする日。

 

「Tシャツをつくろう」雄鶏社

世界に一枚、自分だけのオリジナルデザインに挑戦! 手先の器用な方への一冊です。

 

 

※【修学旅行の日】

1899(明治32)年、初めての修学旅行が行われた。

山梨女子師範学校の教師と生徒22人が、「体力養成実地修学」と称して

京都・奈良・伊勢への修学旅行に出発した。

 

「アナザー修学旅行」有沢佳映 講談社

面白い!と評判の青春小説です。大人が読んでも中学時代を思い出して楽しめるということなので、気になっています。

 

 

※【海の記念日】

1876(明治9)年、明治天皇が東北地方巡幸の際、それまでの軍艦ではなく、灯台巡視の汽船

「明治丸」によって航海をされ、この日に横浜港に帰着された。

1941(昭和16)年、当時の村田省蔵逓信大臣の提唱により制定された。

1996(平成8)年に国民の祝日「海の日」になった。

 

一昨日も海についての祝日でしたが、7月20日は「海の記念日」、7月第3月曜日は「海の日」で祝日、ということになったそうです。

というわけで、一昨日も紹介したこの本がさらに脚光を浴びそうです。

 

「海の見える理髪店」荻原浩 集英社

今朝、直木賞を受賞されたとのニュースがありました。おめでとうございます。

短編集なので、読みやすいです。

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。

今日は何の本? 7月19日(2016) サイボーグ009・女性大臣・戦後民主主義到来・北壁・やまなし桃の日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

知らなかった面白い本に出会いたくて、「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を探しています。

 

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホーム

ページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

7月19日はこんな日です。

 

 

サイボーグ009の日、女性大臣の日、戦後民主主義到来の日、北壁の日、

やまなし桃の日

 

 

※【サイボーグ009の日】

漫画家の石ノ森章太郎の代表作であり、ライフワークでもあり、

今も多くのファンを獲得している「サイボーグ009」。

この作品が「週刊・少年キング」で連載を開始した1964年の7月19日を記念して

株式会社石森プロが制定した日。

2009年は「サイボーグ009YEAR」としての数々の企画が行われた。

 

「サイボーグ009」石ノ森章太郎 メディアファクトリー

このシリーズは28巻まで所蔵しています。読み応えありますね。

サイボーグ009は主題歌がとてもかっこいいのですが、読んだことがなかったです。

 

 

※【女性大臣の日】

1960(昭和35)年、日本初の女性大臣が誕生した。

岸内閣の後を受けて池田勇人内閣が発足し、中山マサ衆議院議員が厚生大臣として入閣した。

 

「歴代内閣と総理大臣」内閣資料編纂会 1975年刊行

だいぶん前の資料ですが…。

 

 

※【戦後民主主義到来の日】

1949(昭和24)年、新しい民主主義の到来を謳った青春映画『青い山脈』が封切られた。

 

「青い山脈」石坂洋次郎 新潮社 1981年刊行

評価の高い作品です。

 

 

※【北壁の日】

1967(昭和42)年、東京女子医大山岳部の今井通子さんと若山美子さんの2人が

マッターホルンの北壁からの登頂に成功した。女性だけのパーティーでの北壁登攀は世界初だった。

 

「灰色の北壁」真保裕一 講談社

登山についての短編集です。

登山家の単独登頂を示すのは、一人での登山であるが故に証拠の写真のみ。しかし、その写真は合成なのでは…、という疑惑が持ち上がった表題作、「灰色の岸壁」ほか2編がおさめられています。

 

 

※【やまなし桃の日】

全国一の生産量を誇る山梨県の桃をアピールしようと社団法人・山梨県果樹園芸会が制定した日。

日付は「百百」をモモと読み、1月1日から数えて200日目(百が二つで二百)に当たることの多い7月19日としたもの。

また美味しい桃の出荷時期にも当たる。

 

「桃太郎侍」山手樹一郎 富士見書房

桃太郎侍さん、江戸時代だけでなく現代でも悪い人を成敗してください。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は昨日の祝日開館の振り替えで休館日となります。返却は正面自動ドア横の返却ポストにお願いいたします。

今日は何の本? 7月18日(2016) 海の日でした。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

知らなかった面白い本に出会いたくて、「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を探しています。

 

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホーム

ページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

7月18日はこんな日です。

 

 

◇海の日(7月第3月曜日)

◇発泡スチロールの日(海の日と同日)

光化学スモッグの日

 

 

※【海の日】(7月第3月曜日)

1996年(平成8年)に海の恩恵に感謝する日として制定された。

2001年(平成13年)に3連休となるように法律が改正され、

7月20日から7月第3月曜日に変更された。

1876年(明治9年)に明治天皇が東北巡幸の帰途にて、

青森を船出し横浜に到着したのが7月20日であったことに由来する。

 

海の日でした。

 

鹿追町図書館にて蔵書検索ページで「海」のキーワードで検索すると、「北海道」も拾ってきますのでもうちょっと絞り込んで…。

 

 

「海の見える理髪店」萩原浩 集英社

「海のイカロス」大門剛明 光文社

「海の見える街」畑野智美 講談社

「海の底」有川浩 メディアワークス

「海の仙人」糸山秋子 新潮社

「海のふた」よしもとばなな ロッキング・オン

「海の微睡み」又吉栄喜 光文社

「海の時計」藤堂志津子 講談社

「海のある奈良に死す」有栖川有栖 双葉社

「海の蝶」高橋治 新潮社

「海のサロメ」山崎洋子 講談社

「海の挽歌」阿刀田高 文芸春秋

「海のかなたの永遠」立松和平 福武書店

「海の砦」岡松和夫 新潮社

「海の稜線」黒川博行 講談社

「海の祭礼」吉村昭 文芸春秋

「海のコウモリ」山下明生 理論社

「海の星座」津村節子 毎日新聞社

「海の入り日」高井有一

 

「海の」小説集めました。

海は生命の母。多くの作品が生み出されています。

 

「海のひみつ」学研 1979年刊行

みんなが気になる海のひみつ、載ってるよー。

 

 

※【発泡スチロールの日】(海の日と同日)

「海の日」と同じ日付をこの記念日としたのは、発泡スチロール再資源化協会。

発泡スチロールは日本の食生活に欠かせない海の恵である魚介を運ぶ容器として活躍していることから

「海の日」と同じ日としたもの。

発泡スチロールの効用を広くアピールする日。

 

なるほど、魚の箱といえば、すっかり発泡スチロールのイメージです。氷を入れられて断熱効果もって軽い。便利ですよね。

 

「発ぽうスチロール工作」堂本保 大泉書店 1980年刊行

36年前に刊行された本ですね。

多くの子どもたちの宿題を助けてきたような雰囲気があります。ありがとうね。

 

 

※【光化学スモッグの日】

1970(昭和45)年、東京都杉並区で日本初の光化学スモッグが発生した。

立正高校で体育授業中の生徒が突然目の痛みや頭痛等を訴えて倒れ、

四十数人が病院へ運ばれた。

東京都公害研究所は、車の排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)が紫外線によって

有毒な物質に変化して起こる「光化学スモッグ」であると断定した。

 

「光化学の驚異(日本がリードする『次世代技術』の最前線)」光化学協会 講談社 2006年刊行

 

スモッグ問題だけではないですね。光を扱った技術の進化はすさまじいです。ピカピカ光っているだけではないのです。

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は祝日なので月曜日ですが、開館です。午前10時から午後6時まで、気になる本がありましたら、どうぞご利用くださいね。代わりに明日が休館日になります。

今日は何の本? 7月17日(2016) 漫画・喜び・東京の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

知らなかった面白い本に出会いたくて、「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を探しています。

 

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホーム

ページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

7月17日はこんな日です。

 

漫画の日、喜びの日、東京の日

 

 

※【漫画の日】

1841年、イギリスの絵入り諷刺週刊誌『パンチ・ロンドン・シャリヴァリ』(通称「パンチ」)が発刊された。

1992年4月8日に財政難の為に終刊になるまで151年間発行されていた。

日本では、1862(文久2)年に日本語版の『ジャパン・パンチ』が刊行され、

「ポンチ絵」という言葉が生まれた。

漫画のことをポンチ絵と呼んだのは、このパンチがなまったため。

この日とは別に、手塚治虫の命日である2月9日も「漫画の日」になっている。

【関連】

まんがの日 11月3日

漫画の日 2月9日

 

漫画の日も何日かありますね。

 

「プラネテス」幸村誠 講談社

1~4まで。名作と呼び声高いこの作品、実はつい最近読みました。

今よりちょっと未来の話。地球の周りの宇宙空間には、ロケットやスペースシャトルの破片などがものすごいスピードでまわっています。スペースデブリと呼ばれますが、ネジ一本くらいのくらいのものでも鉄の固まりが秒速3キロメートルから10キロメートルで飛んでいるので宇宙船に衝突すると大ダメージ。

ともすると宇宙船が破壊され、それがまたスペースデブリとなり、何千何万の破片が散らばり、さらに宇宙船の航行を困難にする、という現象が「ケスラーシンドローム」という名で呼ばれています。

拳銃やライフルの弾が、秒速200メートルから1キロくらいなので、10倍くらいの速度で金属片などが地球の周りを飛び交っているわけです。

おっかなすぎる…。

これが増えると宇宙への進出ができなくなります。

 

そりゃいかん、とスペースデブリを回収するのも仕事になっています。それに取り組む回収業者が主人公のお話ですが、宇宙のスケールの大きさに、読んでいて魂を持っていかれそうになるというか、ポカーンとしてしまいました。

時間のある時にゆっくり味わってほしい、大人向けのマンガです。面白かった。

 

 

※【喜びの日】

「喜」を草書体で書くと七十七に見えることから(喜寿)。

道の駅きつれがわが制定。

 

「成熟のための心理童話 喜びと力をとりもどす15の物語」アラン・B・チネン 早川書房

喜びの本、ありました。

知識は検索するとすぐ出てくる時代、コンピューターにできないことの一つが、感情の動き度と思うので、心の中に多くの物語を宿しておくことは、これから一層大切になってくる気がしています。

 

 

※【東京の日】

1868(慶応4)年、明治天皇の詔勅により「江戸」が「東亰」に改称された

 

「十津川警部欲望の街東京」西村京太郎 徳間書店

西村先生、おはようございます。

 

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。気になる本がありましたら、どうぞご利用くださいね。

今日は何の本? 7月16日(2016)  虹・国土交通・駅弁・外国人力士・藪入りの日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

知らなかった面白い本に出会いたくて、「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を探しています。

 

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホーム

ページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

7月16日はこんな日です。

 

虹の日、国土交通Day、駅弁記念日、外国人力士の日、籔入り、

 

※【虹の日】

7と16で「ナナイロ=七色」と読む語呂合わせと、

梅雨明けのこの時期には空に大きな虹が出ることが多いことから、

この日を人と人、人と自然などが、

七色の虹のように結びつく日にしようとデザイナーの山内康弘氏が制定。

 

「虹の谷のアン」モンゴメリ ポプラ社

赤毛のアンシリーズがありました。赤毛のアンはテレビアニメでしか見てなかったな…。

 

 

※【国土交通Day】

国土交通省が2000(平成12)年に制定。

1999(平成11)年、国土交通省設置法が公布された。

国土交通行政に関する意義、目的、重要性を理解する日。

 

「いやでも物理が面白くなる(交通信号『止まれ』はなぜどこの国でも赤なのか?)」志村史夫 講談社

なぜなのでしょうか。

血の色だから危険を感じさせる?

物理の本だから、昼でも夜でも見やすい色だからかな?

答えは、読んでみたらわかりますね。

 

 

※【駅弁記念日】

1885(明治18)年、この日開業した日本鉄道東北本線の宇都宮駅で、日本初の駅弁が発売された。

宇都宮市で旅館業を営んでいた白木屋嘉平が、たまたまその旅館に宿泊していた

日本鉄道の重役の薦めで販売した。

握り飯2個とたくあんを竹の皮に包んだもので、値段は5銭だった。

当時はうな丼1杯10銭だったとか。

※補足

それより前に他の駅で駅弁が売られていたとの説も(それも複数説)あって、

どこが「日本初」なのかという決着はまだついていません。

ただし、現在のような折詰に入った駅弁は、1889(明治22)年に姫路駅で発売されたものが

最初、というのは間違いないようです。

【関連】駅弁の日 4月10日

 

あれ、うな丼がおにぎり二個の倍の値段なら、安いですよね。

 

「駅弁女子(日本全国旅して食べて)」なかだえり 淡交社 2013年刊行

全国の駅弁を食べる旅、うらやましいなぁ。

 

「ビジネスのヒントは駅弁に詰まっている」堀内重人 双葉社 2016年刊行

これも中身が気になります。

値段も気にせず買ってしまうのはなぜか?

地元の名物を食べる楽しみか、食べやすい工夫が評判につながるのか、通り過ぎる一瞬で目にとめてもらうネーミングか…。

 

 

※【外国人力士の日】

1972(昭和47)年、大相撲名古屋場所で、ハワイ出身の力士・高見山大五郎が

外国人力士として初めて幕内優勝した。

 

「ガイジン力士物語(小錦と高見山)」R.ホワイティング 筑摩書房 1989年刊行

今日のこの日におあつらえ向きの一冊。今は横綱を筆頭に外国人力士が強いですが、高見山の時代は伝統の世界の中で、土俵の外でも苦労も多かったことでしょう。

 

 

※【籔入り】

昔、商店に奉公している人や、嫁入りした娘が、休みをもらって家に帰った日。

この日と1月16日だけ実家に帰ることが許されていた。

 

「六歳からの奉公人で泣き浮浪児で涙(母と子の悲哀実話)」遠藤浩一 牧歌舎

六歳といえば小学校に上がるか上がらないかの年齢ですね。タイトルからして悲劇の予感です。

 

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までの開館です。気になる本がありましたら、どうぞご利用くださいね。

今日は何の本? 7月15日(2016) ファミコンの日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

知らなかった面白い本に出会いたくて、「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を探しています。

 

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホーム

ページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

7月15日はこんな日です。

 

 

ファミコンの日、盆、盂蘭盆会、中元、大阪港開港記念日、勤労青少年の日

 

 

※【ファミコンの日】

1983(昭和58)年、任天堂が家庭用ビデオゲーム機「ファミリーコンピュータ」を発売した。

「ドンキーコング」などのタイトルとともに発売され、新型機の発売後も製造が続けられていたが、

発売20年目となる2003年に生産が打ち切られた。

 

ファミコンが世に出たのは、もう30年以上前なのですね。

いろいろな思い出があるなぁー。

 

「ファミコンの驚くべき発想力(限界を突破する技術に学べ)」松浦健一郎 技術評論社

当時のファミコンは、今のテレビゲームとは違って画面に出る色も、鳴らせる音もごく限られたものでした。おまけにデータの容量もいまよりずっと限られていて、それでいて、より面白く楽しめるように進化していって、いろいろなジャンルのゲームが出ましたね。

 

 

※【盆,盂蘭盆会】

祖先の霊を供養する行事。胡瓜や茄子で牛や馬の形を作りお供えする。

旧暦や一月遅れで行う地方もある。

 

お盆は8月15日だと思い込んでいましたが、そうとは限らないのですね。小さいころ覚えた終戦記念日と一緒にしていたかも。

 

「知れば恐ろしい日本人の風習(『夜には口笛を吹いてはならない』の本当の理由とは)」千葉公慈 河出書房新社

ボクが小さいころ、お盆を過ぎたら海に入ってはいけない、と大人たちが言っていた記憶があります。これも風習が関係あるのかな。

 

 

※【中元】

半年生存の無事を祝い、祖先の霊を供養する日。

元々は正月15日の上元、7月15日を中元、10月15日の下元をあわせて「三元」とする

中国の習慣が伝わったもので、日本では「盂蘭盆会」と日が重なったことから、

祖先の霊を供養し、両親に食べ物を送るようになった。

この習慣が、目上の人、お世話になった人等に贈り物をする「お中元」に変化した。

 

「『贈り物美人』になるマナー術(冠婚葬祭お中元お歳暮)」近藤珠美 オレンジページ

贈り物に迷った時にぜひ。

 

 

※【大阪港開港記念日】

1868(明治元)年、安治川の河口に川口波止場がつくられ、大阪港が開港した。

「大阪国際空港殺人事件(税関検査官・陽子の推理)」山村美紗 講談社 1987年刊行

最近気になっている山村さん。京都だけではないですね。

 

 

 

今日はこの辺りで。

 

鹿追町図書館、本日は午前10時から午後6時までに加え、一時間延長して午後7時までの開館です。気になる本がありましたら、どうぞご利用くださいね。