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おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月29日はこんな日です。
跳躍の日(Leap day)、ニンニクの日、富士急の日、円満離婚の日
◆閏(うるう)日
※【跳躍の日(Leap day)】
英語では閏日のことを”leap day”と言う。
これは、普段の年はその前年の同じ日より1つだけ曜日がずれるが、閏年の翌年は2つずれる、
つまり、曜日を1つ飛び越える(leap)からである。
かつてイギリスでは、4年間のうちでこの日だけ女性から男性へのプロポーズが伝統的に公認され、男性はそれを断わることはできないとされていた。
なんか、スゴイ日でした! イギリス人にびっくりです。えー。
「跳躍」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書を検索します。
「秘密への跳躍」赤川次郎 集英社 2009年刊行
このキーワードでは8万冊の中でこの一冊のみでした。さすが多作の赤川さん。
※【ニンニクの日】
「にん(2)に(2)く(9)」の語呂合せ。
4年に一度しかありません。食べますか。
「しょうが・にんにく・とうがらしの本(脂肪を燃焼&血流アップ! 免疫力も上がる3大食材ブック)」えい出版
「薬味の力(しょうが みょうが にんにく 青じそ)」NHK出版
こんな感じで。
※【富士急の日】
「ふ(2)じ(2)きゅう(9)」の語呂合せ。富士急行が2003年に制定。
4年に一度しかありません。ちょうどいま、テレビを見ていたら富士急ハイランドが入場無料で、お宝さがしのイベントも行われるようです。仕事がなければ行ってみたい。
さすがにこのタイトルはないかなと思いつつ、「富士急」で蔵書検索すると、たった一冊ありました。
「富士急行の女性客」西村京太郎 光文社 2010年刊行
ボクの救世主、西村先生が堂々の登場です。さすがであります。助かります。
そして、なんとこんな日です。
※【円満離婚の日】
1年で離婚の件数が最も多いとされる3月の前日で、4年に1度巡ってくるうるう年の2月29日。
この日を夫婦の絆、結婚・離婚の本質や夫婦関係などをあらためて考える日にしようと
「離婚式」のプランナーである寺井広樹氏が制定。
日付は2と29で「2人に、福(29)あれ」との語呂合わせからも。
イギリスと反対の感じです。世界は広い。くっついても離れてもいいみたいです。
「離婚」のキーワードで蔵書検索すると、20冊。むむ。
「離婚式」三浦俊彦 河出書房新社 1997年刊行
むう。
「悩む前に知っておきたい離婚の手続き」中里妃沙子 日本文芸社
なんと。
「家庭内離婚」林郁 筑摩書房
やや。
「男の離婚読本(損せず別れる)」飯野たから 自由国民社
うーん。
「『離婚』のやさしい事典(キーワードと用語でわかりやすく解説)」比留田薫 主婦の友社
なるほど。
「ぜったい離婚!?と思った時に読む本(マンガエッセイ)」金盛浦子 佼成出版社
うん。
「ひとり親の子育て(離婚、士別、『実質シングル』。ひとりで子育てするすべての人へ)」諸富祥彦 WAVE出版
結婚したことがないので離婚について考えたことがなく、ロクなコメントができませんでした。
本日は月曜日なので、休館日。
また明日以降、気になる本がありましたら、ご来館くださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月28日はこんな日です。
ビスケットの日、バカヤローの日、織部の日、エッセイ記念日、
ニワトリの日(毎月)、米の日(毎月)
ビスケットの日でした。最近、食べてないなー。
「ビスケット」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をします。
「クッキーとビスケット」小川聖子 雄鶏社
「クッキー&ビスケット」小田万規子 永岡書店
お菓子作りの本がありました。
クッキーとビスケットは、コンビみたいですね。
「おやつはビスケット(ポアンくんとピポンちゃん)」花形恵子 偕成社 1989年
絵本ですね。ボクが高校生の頃だから読んだことはないけど、このシリーズは人気なのかな。
バカヤローの日でした。
※【バカヤローの日】
1953(昭和28)年、吉田茂首相が衆議院予算委員会の席上、西村栄一議員の質問に対し興奮して「バカヤロー」と発言した。
これがもとで内閣不信任案が提出・可決され、この年の3月14日に衆議院が解散してしまった。
この解散は「バカヤロー解散」と呼ばれている。
このことに因んで、この日は日ごろ頭にきていることに対して「バカヤロー」と叫んでも良いという日、だとのこと。
日ごろ頭にきていることに対して「バカヤロー」と叫んでも良いという日、だとのこと。
って書いてありました。最後の、『だとのこと。』にいろいろな意味が凝縮されてますね。
「バカヤロー」で蔵書検索をしてみます。
「め組の大吾 火事場のバカヤロー」曽田正人 小学館
懐かしい。少年サンデーで連載していたマンガです。新米消防士が主人公で、熱血漢の彼は、熱い思いでまわりとぶつかります。彼も、先輩もどちらも正しいのですが、行動がそれぞれ違う。ただ、自分の命を顧みない行動に出たときに、激しく叱られます。そんな主人公の、成長物語です。彼に憧れて消防士になった方もいるのではないでしょうか。また読みたくなってきました。これが1巻から20巻まであります。
「バカヤロー市議会議員(アナタの町にもいる妖怪政治屋!)」川名雄児 晋遊舎
「しんゆうしゃ」が読めなくて変換にすごく時間がかかりました。
※【織部の日】
岐阜県土岐市が制定。
1599(慶長4)年、千利休亡き後の豊臣秀吉の茶頭・古田織部が、自分が焼いた茶器を
用いて茶会を開いた。この器が後に織部焼と呼ばれるようになった。
「織部」で検索するも、0件でした。
※【エッセイ記念日】
木村治美エッセイストグループ(keg)が制定。
エッセイストの元祖とされるフランスのミシェル・ド・モンテーニュの1533年の誕生日。
「エッセイ」で蔵書検索すると、108件ありました。
「よつ葉のエッセイ」俵万智 河出書房新社
歌人のエッセイです。
「島へゆく(灰谷健次郎エッセイ集)」灰谷健次郎 理論社
なにか気になりました。
「何処へ(谷村新司エッセイ集)」谷村新司 角川書店
「風の幻郷へ(全エッセイ・ベストセレクション)」五木寛之 東京書籍
「パロディ志願(エッセイ集1)」井上ひさし 中央公論社
「手塚治虫エッセイ集」手塚治虫 講談社
これも気になります。
「エッセイの書き方」日本エッセイスト・クラブ 岩波書店
日々の出来事の感想をつづるのがエッセイなら、ブログの書き方の参考になるかも。
「セカンド・ライン(エッセイ百連発!)」重松清 朝日新聞社
この間、重松さんの本、勧められました。ボクの家にも何冊かあるけど、エッセイは読んでなかったなー。
「おおげさがきらい(池波正太郎未刊行エッセイ集)」池波正太郎 講談社
むむ、未刊行。刊行されました。
「まんぷく札幌(コミックエッセイ)」松本あやか KAKOKAWA
唐突に柔らかくなりました。札幌食べ歩きコミックエッセイです。お気軽にお手に取りください。
「ナースをねらえ!(看護学生奮闘記)(コミックエッセイ)」シバキヨ イースト・プレス
聞き覚えがあるタイトルですね。いや、違うか。
「美術館で働くということ(東京都現代美術館学芸員ひみつ日記)(コミックエッセイ)」オノユウリ KADOKAWA
なるほど。興味あります。図書館を舞台にしてもいいでしょうね。ふむ…。
「ダメな自分を認めたら部屋がキレイになりました(コミックエッセイ)」わたなべぽん KADOKAWA
ボクが読まなければならないのは、これか。
本日は午前10時から、午後6時までの開館となります。
気になる本がありましたら、ご来館くださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月27日はこんな日です。
新撰組の日、絆の日(冬の恋人の日)
仏壇の日(毎月)、交番の日(毎月)、ツナの日(毎月)
※【新選組の日】
1862(文久2)年、「新選組」の前身「壬生浪士組(壬生浪士隊)」が結成された。
壬生浪士隊は、清河八郎の提案で、事件が頻発している京都の警護に当る為に
幕府が江戸で募集をしたものである。
翌1863年2月に江戸を出発したが、京都に着いた途端、清河が壬生浪士組の目的は
尊皇攘夷だと言い出したため、浪士組は空中分解してしまった。
まもなく幕府の帰還命令を受けて清川ら209名は江戸に戻ったが、
近藤勇・芹沢鴨・土方歳三ら24名はそのまま京都に残留し、京都守護職で
会津藩の松平容保の配下に入って、8月に「新選組」と改称した。
その後、約4年間にわたり、京都で尊皇攘夷派・倒幕派の弾圧を行った。
ちなみに新選組といえば浅葱色のだんだら模様の羽織が有名だが、
これは新選組が結成した初期の頃にしか着用されず、
その後は「黒衣、黒袴」の黒づくめが新選組の目印となったらしい。
新選組の結成の日! ではなく、新選組の前身、壬生浪士組の結成の日でした。むむむ、複雑なんですね。日本史の授業では、縄文時代ぐらいから始まって、近代に入るころには学期の終わりが近づいているので、授業はやたら駆け足で学びました。この辺、あまり教わった記憶がないなぁ…。
新選組と言えば、マンガや映画、アニメでおなじみのるろうに剣心の、壬生の狼、斎藤一を思い出しました。かっこよかったです。
「新選組」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をします。
23件ありました。
「新選組魔道剣」火坂雅志 光文社
「真田三大」が絶好調の火坂さんの作品です。
「新選組血風録」司馬遼太郎 中央公論社
「幕末新選組」池波正太郎 文芸春秋
歴史小説の大家の作品ですね。
「新選組風雲録」広瀬仁紀 富士見書房
シリーズもので、6冊あります。
「新選組」村上元三 富士見書房
上中下巻。
「新選組」森村誠一 朝日新聞社
こちらは上下巻。
「早わかり新選組(時代を読む・歴史を感じる!)」山村竜也 日本実業出版社
「京都新選組案内(物語と史跡)」武山峯久 創元社
「敗者から見た明治維新(松平容保と新選組)」日本放送出版協会
後世の創作や脚色なしで、史実に基づいた話はこちらで。
じつは、「るろうに剣心」も置いています。スペースがなく、裏の書庫にありますので、スタッフに「るろうに剣心ありますか?」と気軽にお声がけくださいね。
※【絆の日】(冬の恋人の日)
2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーの間に 「恋人同士の絆を深める日」を設けようと、結婚カウンセラー等が制定した日。
絆の「ずな」→「づな」→「ツー・ナナ」→「27」の語呂あわせから、2月27日が選ばれた。
うーん、あまり増えすぎると価値が薄まるような気も…。いや、そんなことを言っているからボクは独身なのかもしれません。
「絆」で蔵書検索します。
81件あります。
「人間の絆」サマセット・モーム 新潮社
モームは久々に目にしました。文庫で4冊のシリーズです。読み応えあります。
「絆(絆で支えあった50年)」瓜幕寿会創立50周年記念誌編集委員会
これは、我が鹿追町瓜幕で作られた記念誌ですね。一度見ておかねば。
「タダで大学を卒業される法(大切なのは少しの知恵と親子の絆)」吉本康永 三五館
これは気になるタイトルです。教育費は子どもが大きくなるにつれかかるのが常識ですが、こんな方法もあるのですね。
「棟居刑事の絆の証明」森村誠一 双葉社
本日二回目の森村先生の登場です。
「いちばん大事なこと(絆シリーズ)」相田みつを ダイヤモンド社
だって人間だもの。
「リンゴの絆(“奇跡”を支えた真実の人間ドラマ)」木村秋則 主婦と生活社
現代農業のあり方に一石を投じた「奇跡のリンゴ」木村さんの本ですね。
「いのちと家族の絆(がん家族のこころの風景)」沼野尚美 明石書店
皮肉なことかもしれませんが、逆境でこそ家族の大切さがより深く感じ取れるのかもしれません。
「繭と絆(富岡製糸場ものがたり)」植松三十里 文芸春秋
世界遺産に認定された富岡製糸場、技術だけでなく、人の心が糸を紡いだのでしょうか。うまいこと言った雰囲気になっちゃった。
「戦地から愛のメッセージ(400通の絵手紙にこめられた家族の絆、平和の尊さ)」伊藤半次 文芸社
最近、涙もろくなってこういう本にすごく弱いです。いろいろ想像して、感情移入してしまいます。
さて、今日はポケットモンスター20周年の日だと聞きました。もはや、ブームではなく、文化といえます。すごいですね。
鹿追町図書館にも、ポケモンの本が結構あります。
ポケモンと言えば、ゲーム出身なので、攻略本が多いのですが、そればかりではありません。
「ポケモンえいごであそぶモン!」小学館
遊びながら、学ぶというより、親しむことが大事だと思います。楽しくて好きになれば、どんどん自分のものになりますからね。
「新迷解ポケモンおもしろことわざ」げゑせんうえの 小学館
これは特に面白そうだなと思いました。犬も歩けば棒に当たるとかのことわざを、ポケモンのそれぞれの特性に合わせてもじった感じになっていて、そこから本物のことわざに興味を持ったり、持たなかったりという寸法と見ました。
るろうに剣心から、新選組に興味を持ち、幕末にくわしくなったり、ポケモンからことわざが気になっていろいろ読んでいるうちに有名なことわざに詳しくなったり、という入り口が確かにあります。ボク自身は、ゲームセンターに30年ほど前にあった、「源平討魔伝」というゲームから、頼朝と義経に興味を持ち、平家物語とかを読んだので、ファイナルファンタジーというゲームに出てくる「げんじのこて」とか「よいちのゆみ」とかはすぐ出典がわかりました。
そして、義経が好きだったので平家物語だけでなく、源氏物語も読もう、と読み始めてだいぶ経ってもなかなか義経が出てこなくて、葵上とか光源氏の高度な愛で方には気がつかず、とうとう最後まで義経は現れず、源氏違いだったとわかりました。
「平家物語」と「源氏物語」があったら、対立した話かと思うじゃん。ボクだけ?
徒然なるままに思いをつづって、今日はこの辺りで。
本日は午前10時から、午後6時までの開館となります。
気になる本がありましたら、ご来館くださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月26日はこんな日です。
2.26事件の日、咸臨丸の日、脱出の日、パナマ運河開通記念日、血液銀行開業記念日
ふろの日(毎月)
2月26日と言えば、2.26事件ですよね。
※【2.26事件の日】
1936(昭和11)年、2.26事件が発生した。
陸軍の皇道派の青年将校が、対立していた統制派の打倒と国家改造を目指し、約1500名の部隊を率いて首相官邸等を襲撃した。
内大臣・大蔵大臣等が殺害され、永田町一帯が占拠された。
当初、陸軍の首脳部は青年将校たちの行動を容認する態度をとっていたが海軍が鎮圧を要求し、天皇も同様の立場をとったので、29日に鎮圧を開始した。
飛行機から「下士官兵ニ告グ」のビラを撒いて帰順を勧め、「今からでも決して遅くはないから、直ちに抵抗をやめて軍旗の下に復帰する様にせよ」
との投降を呼びかけるラジオ放送を行った。
形勢が不利になったと判断した将校たちは兵を原隊に帰し、2名が自決、残りの者が自首して、その日のうちに鎮定された。
改めて見てみると、大変な事件ですね。大臣が殺されてしまっています。
「二・二六事件軍法会議」原秀男 文芸春秋 1995年刊行
「叛徒(2・26事件と北の青年将校たち)」平沢是曠 北海道新聞社 1992年刊行
正直、あまり知識はないのでこれ以上語れませんでした。とほほ…。
※【咸臨丸の日】
1860(万延元)年、幕府使節団が、オランダから買い入れた木造艦「咸臨丸」で、日本船として初めて37日間かけ太平洋を横断しサンフランシスコに到着した日。
使節団メンバーは、軍艦奉行の木村摂津守、艦長の勝麟太郎(勝海舟)、福沢諭吉ら約90名。
勝は航海中、ひどい船酔いのために私室にこもったままで、艦長らしき仕事はほとんどしなかったといわれる。
こちらの日にいたっては、読み方もわかりませんでした。「かんりんまる」というらしいです。
蔵書検索しましたが、タイトルにこれが入っている本はありませんでした。
それにしても、150年以上たってから、自分の船酔いについて触れられるなんて、勝海舟も思っていなかったでしょうね。船酔いは、しょうがないです。
※【脱出の日】
1815年のこの日、エルバ島(現在はイタリア・トスカーナ州に属する)に流刑されていたナポレオンが脱出し、パリに戻り奇跡の復位を遂げる。
しかしワーテルローの戦いで完敗して百日天下に終わり、その後大西洋の孤島セントヘレナ島へ再び流刑となった。
かのナポレオンが脱出した日でした。
「脱出」で鹿追町図書館の蔵書を検索すると、22件ありました。
「ランボー 怒りの脱出」ディヴィッド・マレル 早川書房 1985年刊行
これが一番気になりました。ランボーももう30年前なのですね。
中学生の時に、友達と「ランボー 怒りのアフガン」を見に行った記憶があります。ランボーは強かったです。
「サハリン脱出」佐藤生人 潮出版社
「満州脱出記」橋本一正・佳代 富士書院
「北朝鮮大脱出地獄からの生還」宮崎俊輔 新潮社
北の方からの脱出ですね。これは壮絶。
「自由自在に乗りこなすサーフィンテクニック(今シーズンで、ぜったいにビギナー脱出!)」牛越峰統 成美堂出版
これはどんどん脱出していきましょう。
「ある朝海に脱出」西村京太郎 講談社
西村先生、おはようございます。
「麻薬脱出(250万依存者の生と死の闘い)」軍司貞則 小学館
麻薬ダメ、絶対。
「セルフレスキュー(遭難を防ぎ、安全登山を実現する山のトラブル脱出法)」渡辺輝男 山と渓谷社
登山する方におススメです。みなさん無事に帰ってきてくださいね。
※【パナマ運河開通記念日】
1914(大正2)年、太平洋と大西洋を連絡するパナマ運河が開通した。
パナマ運河は、中央アメリカのパナマ地峡を開削した閘門[こうもん]式運河で、当初はスエズ運河を開削したフランス人技師レセップスが工事を進めていたが、作業員がマラリア等の病気にかかる等で失敗し、その後をアメリカが継いで完成させた。
1999年(平成11年)末にアメリカからパナマ共和国に返還された。
世の中知らないことばかりでした。
「パナマ運河史」河合恒生 教育社
これを読めばわかります。
※【血液銀行開業記念日】
1951(昭和26)年、日本初の血液銀行・日本ブラッドバンク(後のミドリ十字。
吉富製薬と合併する等して現在は三菱ウェルファーマ)が大阪に設立された。
血液銀行は、献血等により提供者から採取した血液を保存管理して輸血に必要な血液を確保し、必要に応じて供給する機関で、GHQの指示により設置された。翌1952(昭和27)年に、日本赤十字社も血液銀行を設立した。
【関連】
献血記念日 8月21日
ちょうど昨日、献血車が図書館の隣に来ていたので献血しました。いつかもらうかもしれませんしね。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から、金曜日なので午後7時までの開館となります。
気になる本がありましたら、ご来館くださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月25日はこんな日です。
夕刊紙の日、箱根用水完成の日、
歯茎の日(毎月)、天神の縁日(毎月)
夕刊紙の日でした。
※【夕刊紙の日】(夕刊フジ創刊記念日)
1969(昭和44)年、日本初の駅売り専門の夕刊紙『夕刊フジ』が創刊した。
サラリーマンを対象としたタブロイド紙の登場は、ひとつのクラスカルチャーを生んだといわれる。
夕刊フジは読んだことがないですね。鹿追町に駅がないからなぁ。
「夕刊」をタイトルに含む本について、鹿追町図書館にあるかどうか、蔵書検索をします。
ないかと思ったけど、一冊ありました。
「日曜日の夕刊」重松清 毎日新聞社 1999年刊行
だいぶ前の本になりますが、重松さんの本でした。
そして、箱根用水完成の日でした。
※【箱根用水完成の日】
1670(寛文10)年、日本の土木史上重要な意味を持つ箱根用水が完成した。
湖尻峠に約1200メートルのトンネルを掘って、芦ノ湖の水を富士山麓の数か村に導く用水で、
深良村(現在の裾野市)の名主・大庭源之丞らが中心となって5年かけて完成させた。
「箱根」で蔵書検索します。
16件ありました。
「『箱根駅伝』不可能に挑んだ男たち」原島由美子 ヴィレッジブックス 2007年刊行
箱根と言えば、箱根駅伝を連想します。毎年お正月、テレビで放送されますよね。毎年生み出される数々のドラマ、子どもの頃は気にならなかったのに、年々、選手たちの思いに感情移入してしまうようになるので、気になっています。見るとどっぷり気持ちを持っていかれるので見ないのですが。この本は2007年刊行ですので、最近の大会についてはもちろん書かれていなのですが、去年、今年の青山学院大学、原監督の「ワクワク大作戦」「ハッピー大作戦」は、インパクトがありました。苦しい思いで頑張っている他のチームを、楽しんで圧倒してしまうチーム作り。
みんな、しんどい思い、つらいトレーニングで頑張っているのに、ワクワク感を大切にする、楽しんでいい、という方法で2年連続で箱根を制したのは、まぐれではないでしょう。
楽しんでいる方が圧倒的になる、とはボクの先生の藤村正宏さんの言葉でもあります。
そして、箱根と言えば、観光地のイメージがあります。
「箱根(気ままに電車とバスの旅)」ブルーガイド編集部 実業之日本社
いい雰囲気なのですが・・・
「安曇野・箱根殺人ライン」深谷忠記 実業之日本社
同じ実業之日本社さんから、事件のお知らせです。
「箱根・芦ノ湖殺人特急」梓林太郎 徳間書店
「箱根峠欲望殺人」南里征典 角川書店
「箱根路、殺し連れ」太田蘭三 光文社
各出版社からも次々に事件が…。
「強奪箱根駅伝」安東能明 新潮社
とうとう駅伝にまで、魔の手が伸びてきました。
「十津川警部捜査行 伊豆箱根事件簿」西村京太郎 有楽出版社
そして、我らが十津川警部が立ち上がりました。これでもう安心です。西村先生、おはようございます。
「十津川警部箱根バイパスの罠」西村京太郎 講談社
さすが、我らが十津川警部は出版社の垣根を超えて大活躍です。バイパスの罠くらい、なんなく解決してしまうでしょう。
十津川警部に出会えると、安心する今日この頃です。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から午後6時までの開館となりますので、気になる本がありましたら、ご来館くださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月24日はこんな日です。
鉄道ストの日、地雷を考える日、月光仮面登場の日、クロスカントリーの日
かつお節の日(削り節の日)(毎月)、キャラボの日(毎月)、地蔵の縁日(毎月)、愛宕の縁日(毎月)
「鉄道スト」がタイトルに入った本は、鹿追町図書館にはありませんでした…。
「地雷」のキーワードでタイトルを蔵書検索すると、9件が該当。
「地雷リポート」神保哲生 築地書館
「地雷廃絶と除去(地球上は地雷がいっぱい)」国際ボランティア共生会 国際ボランティア共生会事務局
「ちょうちょ地雷(ある戦場外科医の回想)」ジーノ・ストラダ 紀伊国屋書店
「悪魔の兵器・地雷(地雷の中に生きるカンボジアの子どもたち)」名倉睦生 ポプラ社
胸が痛くなるタイトルです…。
「月光仮面」で蔵書検索すると、4冊ありました。
「月光仮面」川内康範 アース出版局
1~4巻まであります。聞いたことはあるけど、どんなヒーローかよくわからないですが、懐かしさはあります。歌のせいでしょうか。
「クロスカントリー」で蔵書検索。
1冊ありました。
「新クロスカントリースキー」北村辰夫 スキージャーナル 1990年刊行
大分前の本ですね。26年前か…。
キャラボの日…。キャラボって何かなー、とメルマガを読み進めると
※【キャラボの日】(毎月24日)
アボカドの生産量が世界一といわれるブランド、Calavo社が創業されたのが1924年。
この24にちなんで毎月24日をアボカドの販促PRの日にとCalavoの日本代表事務局が制定。
毎月24日でした。キャラボとアボカド、攻めていますね。
アボカドは個人的に、アボカドなのか、アボガドなのか、よくわからなくなります。
「アボカド」で蔵書検索すると、4件。
「365日アボカドの本(美肌&アンチエイジングに効果バツグン!)」佐藤俊介 PHP研究所
毎月24日どころか、365日でした。想像以上。
「アボカドのちから(アボカドレシピ58品を掲載!)」浜崎美穂 日東書院本社
58日、およそ二か月間は違う料理でアボカドを味わえます。
「おおきなかぶ、むずかしいアボカド(村上ラヂオ2)」村上春樹 マガジンハウス
あの村上さんもアボカドに注目していました。
「アボカド・ベイビー」ジョン・バーニングガム ほるぷ出版
そうこうしているうちに、子どもも生まれたみたいです。おめでたいですね。
なんだかんだと、人生で一番「アボカド」を入力しました。キャラボ、恐るべし…。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から午後6時までの開館となりますので、気になる本がありましたら、ご来館くださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月23日はこんな日です。
税理士記念日、ふろしきの日、富士山の日、ロータリー設立記念日、妊婦さんの日、皇太子誕生日
ふみの日(毎月)、国産小ねぎ消費拡大の日(毎月)、乳酸菌の日(毎月)、不眠の日(毎月)
昨日の行政書士の日に続き、今日は税理士記念日でした。
早速、「税理士」のキーワードで蔵書を検索します。
が、ゼロ。
「ふろしき」で蔵書検索します。
5件ありました。
「ふろしきでエコライフ(バッグ・包む・インテリア)」森田知都子 ブティック社 2006年刊行
「ふろしき大研究(エコライフにも役立つ!)」宮井株式会社 PHP研究所 2005年刊行
「あたらしいふろしきのつかいかた(まいにちのバッグと包み・結びのバリエーション)」山田悦子 誠文堂新光社 2013年刊行
2016年の今、あまりふろしきは使われていないかも。
ふろしきファンの方におススメです。
さて、富士山の日でした。
日本一有名な富士山と日本一気になる短パン社長の夢のコラボカレンダーを手に入れました。カレンダーは毎日見るので、お気に入りのものを使いたいですよね。なんか、楽しいです。
「富士山」で蔵書検索をします。
13件ありました。
「富士山の謎」遠藤秀男 大陸書房
「富士山の大研究(知れば知るほどおもしろい日本一高い山)」江藤初生 PHP研究所
富士の樹海で迷う謎の話とか、載っているのでしょうか。
「富士山うたごよみ(日本傑作絵本シリーズ)」俵万智 福音館書店
むむ、なるほど、富士山を見て一句読みたくなる気持ちもわかります。
「富士山殺人事件」吉村達也 祥伝社
事件は富士山で起きていました。
「もし富士山が噴火したら」鎌田弘毅 東洋経済新報社 2012年刊行
これは、ピンチです。
「世界遺産にされて富士山は泣いている」野口健 PHP研究所 2014年刊行
アルピニスト野口健さんの本です。
さらに、妊婦さんの日でした。
4冊あります。
「あなたも妊婦写真を撮ろう(『私たちは繁殖している』うらばなし)」内田春菊 Parco出版
「妊婦食堂(現代妊婦さんの低栄養を解決する『定食』レシピBOOK)」妊娠食育研究会 ダイヤモンド・フリードマン社 2012年刊行
「妊婦さんの栄養バランスメニュー125(シンプル&カンタンはじめてクッキング)」牧野直子 ナツメ社 2003年刊行
「妊婦マッサージ(妊娠期の不調をやわらげ、安産になる)」山田光敏 PHP研究所 2012年刊行
写真はともかく、他の三冊は妊婦の方におススメです。いえ、写真もいいかも。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から午後6時までの開館となりますので、気になる本がありましたら、ご来館くださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月22日はこんな日です。
行政書士記念日、世界友情の日(国際友愛の日)、猫の日、食器洗い乾燥機の日、おでんの日、ヘッドホンの日、駅すぱあとの日、頭痛にバファリンの日、竹島の日
夫婦の日(毎月)、禁煙の日(毎月)、ショートケーキの日(毎月)
いろいろな記念日になっています。
「行政書士」で鹿追町図書館の蔵書を検索します。
一冊ありました。
「行政書士をめざす人の本09年版」泉恵理子 成美堂出版 2009年刊行
むむむ、ちょっと古いかな…。
世界友情の日
ボーイスカウト世界会議で制定されたそうです。
「友情」で蔵書検索してみます。
31件ありました。
「聖書の中の友情論」曽野綾子 読売新聞社
なにか気になります。
「友情・初恋」武者小路実篤 集英社
友情と言えば、武者小路実篤。
「友情論」A・ボナール 角川書店
友情論と言えば、A・ボナール。
…、すみません、読んでいません…。
「三島由紀夫と自衛隊(秘められた友情と信頼)」杉原裕介 並木書房
最後はうまくいかなかったシーンばかり、テレビで観たのでなかなかわからなかったです。
「メソポタミアの神話(神々の友情と冒険)」矢島文夫 筑摩書房
これは無条件にワクワクしてきました。
「大陸にかけた友情の橋(中国と日本をむすんだ内山完造)」かつおきんや PHP研究所
国と国がいきなり仲良くなるということではなく、一人ひとりが一人ひとりとつながっていく、ということの方が、遠回りに見えて近道かもしれませんね。
なにか、テーマが大きくて話も大きくなってしまいました。
実は、「友情」と言われて一番思い出すのが小説ではなく、漫画、キン肉マンの友情パワーです。
2月22日はニャンニャンニャンという語呂合わせで、猫の日でした。
「猫」のキーワードで蔵書検索したら、278件ありました。
「吾輩は猫である」夏目漱石
押しも押されもせぬ、猫の話です。このタイトル、聞いたことのない人はいないんじゃないでしょうか。
「吾輩は猫ではない」江戸家猫八 ポプラ社
なるほど。
「吾輩は猫が好き」野坂昭如 広済堂出版
なるほど。
「猫はわかってくれない」高橋直子 マガジンハウス
うん。なんとなく、高橋さんの言うことがわかる気がします。
「猫たちを救う犬」フィリップ・ゴンザレス 草思社
感動の予感。
「三毛猫ホームズの推理」赤川次郎 角川書店 1984年刊行
猫と言えば、彼を思い出す人も多いのでは。シリーズが、何十冊もあります。最近のは、どんな感じなのか、どれどれ…。
「三毛猫ホームズと闇将軍」赤川次郎 光文社 2013年刊行
なんということでしょう。だいぶ読んでいない間に、闇将軍が現れていました。
「黒猫」ポー 集英社
エドガー・アラン・ポーですね。
「ムツゴロウの猫読本」畑正憲 文芸春秋 1986年刊行
ムツゴロウさん、最近では動物から離れたともネットで読んだのですが、確かめていません。
「猫の飼い方(初めてネコを育てる)」成美堂出版
猫、家にいると帰るのが楽しみになりそう。
「うちの猫の長生き大事典(飼い猫を元気に長生きさせたい人のために)」学研パブリッシング 2012年刊行
猫も大事な家族、ずっと一緒にいたいですね。長生きのため、正しい知識を学んでみませんか?
図書館っぽいことが書けました。
「猫のオーナーズガイド(日常であう300の疑問)」ブラドリーヴァイナー 社団法人愛玩動物協会
これも良さそう。
「もう、猫なしでは生きていけない。」安部譲二 青志社
みんな、猫が大好きです。
「世界から猫が消えたなら」川村元気 マガジンハウス
大変です。安部譲二さんがピンチです。
まだまだ面白そうな本はありますが、今日はこの辺りで。
今日は月曜日で休館日となりますので、気になる本がありましたら、明日以降、ご来館くださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月21日はこんな日です。
国際母語の日、日刊新聞創刊の日、食糧管理法公布記念日、漱石の日
漬物の日(毎月)
これは、なんというか、硬い感じの日ですね。
国際母語の日。どういうこっちゃ。
※【国際母語の日】(International Mother Language Day)
国際教育科学文化機関(ユネスコ)が1999年11月17日に制定。国際デーの一つ。
1952年、当時はパキスタンの一部だったバングラデシュで、ベンガル語を公用語として
認めるように求めるデモ隊に警官隊が発砲し、4人の死者が出た。
バングラデシュでは、独立運動の中の重要な事件の一つとしてこの日を「言語運動記念日」としていた。
デモ隊に警官隊が発砲し、4人の死者が出た。
これはいけません。文章で書くと、たった一言になってしまいますが、事件のあらましはわかりませんが、人間にとって、命はたった一つです。市民のデモに警官が発砲することがあってはなりません。
ちょうど、というのもおかしいのですが、昨日、沖縄の米軍基地建設反対運動を取材したドキュメンタリー映画を見ました。
米軍の基地建設反対運動を追っているのですが、工事車両を運転するのも、車両の前に立ちふさがる市民も、取り締まる(という言葉が適切かどうかは疑問ですが)方も日本人で、米軍はほとんど出てきません。
丸腰の市民、とくにおばあちゃんや女の子を排除する警官・海保は、デモ活動を追う視点からすると、悪者に見えなくもないのですが、そうとばかりも思えませんでした。
警官・海保の人たちも子どもや年配の人に力をふるうために厳しいトレーニングを積んでいるわけではないでしょう。無念の思いは双方にあると思います。
正直に言うと、デモ隊の方の気持ちも、警官や海上保安庁の方の気持ちも、どちらも「わかるなぁ」と思えて、自分がそこにいたら、何ができるかな、何もできないかな、と考えてしまいます。
答えは出せないかもしれないけど、「考える」ことは大事ですし、そのためには「知る」ということが大事かな、と。貴重な時間でした。
たまに真面目に考えると、とても難しいですね。ツイッターとかと違って、身分を明らかにしてこういう問題に対してものを言うのは、難しいです。
賢い人は沈黙しているのでしょうけど、愚かなので書いてしまいました。
日刊新聞の日です。明治5年、今から140年ほど前に、はじめて日刊新聞が発行された日でした。
140年ほど経って、新聞の部数は落ち込んでいるようです。
一つには、新聞がどうこうというより、他に情報が多すぎて、埋もれてしまうということがあります。
ニュースの即時性では新聞よりテレビですが、さらにネットの情報がその先を行っています。ただ、「ネットのニュースの方が早い! だから新聞はもういらない!」ということではなくて、そもそも新聞記者の取材あってのネット記事、ということも多いので、新聞が無くなるというよりは、形が変わっていくということになるのかな、と思います。
「新聞」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書を検索します。
281件ありました。
「神戸新聞の100日(阪神大震災、地域ジャーナリズムの戦い)」神戸新聞社 プレジデント社
以前も取り上げたら、興味を持って利用者さんが借りに来てくださいました。ありがとうございます。
「夜明けの新聞の匂い」曽野綾子 新潮社
なにか文化的な予感がするタイトルです。
「記者ハンドブック(新聞用字用語集)」共同通信社 2001年刊行
新聞社と図書館にしかなさそうなタイトルですね。いえ、ご家庭にはなかなかない本だと思うので、よろしければ。
「十勝毎日新聞縮刷版」十勝毎日新聞社
スペースの関係で、オープンスペースには置けなくて収蔵専門の書庫にあります。スタッフにお声がけくださいね。
また、最近、縮刷版から電子版に移ってきています。館内の利用者さん様のパソコンから十勝毎日新聞の電子版が閲覧できますので、こちらも操作が判らない場合など、お手数ですがスタッフにお声をかけてくださるよう、お願いいたします。
「新聞に見る北海道の明治・大正(報道と論説の功罪)」佐藤忠雄 北海道新聞社 1980年刊行
マスメディアの力が今よりさらに大きい時代でした。功罪、両面あったということですね。
ということを書いていると、先日、総務大臣が「放送系のマスメディアは政権の判断で停波し得る」ということをおっしゃっていたことを、ふと思い出しました。
なんとなく、有川浩さんの小説、「図書館戦争」を思い出しました。
あと、「事実は小説より奇なり」という言葉も思い出しました。
「北の大地とともに(北海道新聞社70年史)」北海道新聞社 2013年刊行
「朝日新聞記者のネット情報活用術」平和博 朝日新聞出版 2012年刊行
「池上彰の新聞勉強術」池上彰 ダイヤモンド社 2006年刊行
それぞれ角度は違いますが、多くのことが学べそうな本たちです。
「新聞がなくなる日」歌川令三 草思社 2005年刊行
「新聞消滅大国アメリカ」鈴木伸元 幻冬舎 2010年刊行
10年ほど前の本ですが、いままでの形の新聞というものは、「携帯電話」が「ケータイ」になって、「スマホ」に変わっていったように、ある意味無くなって、ある意味進化して生き残るのかもしれません。
「社説の大研究(新聞はこんなに違う!)」産経新聞論説委員室 産経新聞ニュースサービス 2002年刊行
「日本一心を揺るがす新聞の社説(それは朝日でも毎日でも読売でもなかった)」水谷もりひと ごま書房新社 2010年刊行
同じ情報でも、各人間が違えば論調も変わりますよね。興味深いです。
「新聞のひみつ」青木萌 学研パブリッシングコミュニケーションビジネス事業室
ひとまずこれで、大枠をつかめると思います。人気の学研、「ひみつ」シリーズです。
まだまだ面白そうな本はありますが、今日はこの辺りで。
本日、日曜日は午前10時から午後6時まで開館しております。気になる本がありましたら、ご来館くださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月20日はこんな日です。
旅券の日、歌舞伎の日、普通選挙の日、アレルギーの日、愛媛県政発足記念日、夫婦円満の日、尿もれ克服の日、
ワインの日(毎月)、発芽野菜の日(毎月)
今日はバラエティに富んでいる日ですね。
「※」印の注釈は田中みのるさんのメルマガより
※【旅券の日】
「海外旅券規則」が外務省布達第1号として制定された日に当たる。
外務省が1998(平成10)年に制定。
1878(明治11)年、「海外旅券規則」が外務省布達第1号として制定され、
「旅券」という用語が日本の法令上初めて使用された。
それまでは、「御印章」「海外行免状」と呼んでいた。
いわゆる、『パスポート』の話題でしょうか。
このキーワードで鹿追町図書館の蔵書を検索すると、4冊発見!
「戦場へのパスポート」加藤健次郎 ジャパン・ミリタリー・レビュー
「旅券(パスポート)は俳句」江国滋 新潮社
「妻たちのパスポート」山村美紗 集英社
「宇宙へのパスポート(ロケット打ち上げ取材日記1999-2001)」笹本祐一 朝日ソノラマ
パスポートと言えば海外旅行にいく時に必要な手帳、みたいなイメージですが、上の四冊はどれもそれとはちょっとずらしたテーマを感じます。
歌舞伎の日でした。
「歌舞伎」で蔵書検索すると、18件発見!
ボクの中で「歌舞伎」と聞くと、かつてゲーマーだった血が騒ぎ、「天外魔境 風雲カブキ伝」が思い浮かびます。このゲーム、とにかく曲と演出が良くて、CDメディアのソフトだったので、楽曲はいまだにテレビで和風の曲の定番としてBGMとして使われています。曲名は紹介されないから気が付かれないですが、そしてボクも気がついてもいちいち指摘しないのですが、心の中で「あ、メインタイトルの曲」とか、「世阿弥のテーマだ」とか、「あ、珍しい。阿国の曲だ」とかつぶやいています。
「処刑警視(警視庁歌舞伎町分室)」 谷恒生 祥伝社
皆さんの中で、「歌舞伎」と言えば、まず、歌舞伎町を思い出す方もいるのでは。やたらインパクトのあるタイトルですが、ふつうの警視は処刑する権限はもたないので、ノンフィクションではないですね。
歌舞伎町と言えば、ボクの友達に看板作りでいろいろな賞を取っている人がいるのですが、
彼の作ったこの看板は歌舞伎町の撮影スポットになっていて、
すごい人なのです。
その高橋芳文さんの看板について書かれた著者は…、鹿追町図書館にはなかったです。残念。ボクの家の本棚にはあるんですけどね。
ただ、歌舞伎というなら伝統芸能の歌舞伎ですよね。
「すぐわかる歌舞伎の見どころ」金森和子 東京美術
「歌舞伎のびっくり満喫図鑑」君野倫子 小学館
「大向うの人々(歌舞伎座三階人情ばなし)」山川静夫 講談社
あたりが、読みやすそうです。
本場の歌舞伎、一度は見てみたいなー。
※【アレルギーの日】
日本アレルギー協会(日ア協)が1995(平成7)年に制定。
1966(昭和41)年、免疫学者の石松公成・照子夫妻が、ブタクサによる花粉症の研究から
アレルギーを起こす原因となる免疫グロブリンE抗体(lgE抗体)を発見したことを発表した。
「アレルギー」で蔵書検索すると、21冊発見。
「アレルギーっ子のあんしんあんぜん! おやつ(ドーナツだって食べられる!)」小田真規子 世界文化社
「知って安心! 食物アレルギー(診療室からのメッセージ)」佐守友仁 診断と治療社
「アレルギーを防ぐ37の真実」渡辺雄二 青志社
「もっと知りたい食物アレルギーとアナフィラキシー」角田和彦 芽ばえ社
「花粉症・アレルギー性鼻炎(あんしん健康ナビ)」徳永貴広 1万年堂出版
などなど、困っている方のお役に立てるかもしれない本もあります。
今日はこの辺りで。
本日、土曜日は午前10時から午後6時まで開館しております。気になる本がありましたら、ご来館くださいね。