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おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
クリスマスなので、家の中でクリスマスっぽいものを探したけど、特に見当たらなかったので昨日書いた絵を。
三連休はずっと仕事なのですが、昨日は大先輩から激励をいただきました。嬉しかったです。ありがとうございます。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月25日はこんな日です。
クリスマス、昭和の日、スケートの日
※【クリスマス】(Christmas)(キリスト降誕祭)
イエス・キリストの降誕記念日。西暦336年にイエス・キリストの降誕の日と決定された。
キリストがこの日に生まれたという確証はなく、ローマの冬至を祝う「太陽の祝日」と結び附けられたものと言われている。
“Xmas”とも書かれるが、”X”は「キリスト」を表わすギリシア語の頭文字であって
英語の省略形ではないため、”X’mas”とは書かない。
えー!
“X’mas”ってあちこちで見るけど、ホントは違うんだ…。
でも、まぁ、イエス様の誕生日が、サンタクロースがプレゼントをくれる日だったり、恋人たちがロマンチックな一夜を過ごす日だったり、いろいろ変遷しているので、別にいいよね。
ボクは、プレゼントもなければ、ロマンチックでもない夜、夕食もとらずに寝てしまいました。
つまり、例年通りでした。
シーサー先輩、今年も奇跡はおきませんでしたが、「棺桶に入るまであきらめてはいかん」との言葉を胸に、新たな年を生きたいと思います。
「クリスマスの文化史」若林ひとみ 白水社
「クリスマスおもしろ事典」クリスマス面白事典刊行委員会 日本キリスト教団出版局
まさに、クリスマスの蘊蓄やイベントとして育ってきた様子がわかりますが、ボクの結論は、由来とか、正しさは置いておいて、『楽しんだもの勝ち』ということです。
ボクは世の人々の幸せを祈ります。聖人みたいですが、いい人間のつもりでいれば、いいことがおこるかな、と欲の深いことを考えているのでいいことがおきません。
※【昭和の日】(昭和改元の日)
1926(大正15,昭和元)年、大正天皇が崩御し、皇太子であった裕仁親王が践祚した。
東京日日新聞(現在の毎日新聞)は、早くから「新しい元号は『光文』になるらしい」という情報を得ていたため、政府の公式発表の前に「元号は『光文』に決定」と報じた。
しかし政府は元号を「昭和」と発表したため、この「大特ダネ」は「大誤報」となってしまい、編輯主幹の木戸元亮は責任をとって辞任した。
「光文」は新元号の候補の中にあったが、政府内では既に「昭和」に決定していた。
しかし、東京日日新聞の報道から政府の公式発表までの時間があまりに短かったことから、「元々『光文』に決定していたものが、新聞で先に報道されてしまったため『昭和』に急遽変更した」という噂が生まれた。
「元号でたどる日本史」グループSKIT PHP研究所 2016年刊行
元号は、天皇陛下が皇位継承してお隠れになるまで変わらない、と思っていたのですが、以前は在位中に変わったりしていたのです。
え、意外。
疫病や飢饉など、国にとって大きな凶事のあったときに厄払いのために変えることがあったとのことです。元号の移り変わりは、逆説的に日本の歴史のターニングポイントとも言えますね。
※【スケートの日】
日本スケート場協会が1982(昭和57)年に制定。
1861(文久元)年、函館に滞在していたイギリスの探検家トーマス・ライト・ブラキストンが、日本で初めてスケートをした。
これとは別に、1792(寛政4)年にロシアの使節ラクスマン一行が根室で一冬を過ごした時に、結氷した根室湾内で滑ったのが日本初であるとする説もある。
「『等身大』で生きる(スケートで学んだチャンスのつかみ方)」鈴木明子 NHK出版 2015年刊行
同時代に、浅田真央さん、安藤美姫さんなどスター選手がいて、鈴木選手には苦労人のイメージがあります。
今日はこのあたりで。
鹿追町図書館、日曜日は午前10時から午後6時までの開館です。
それでは~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月24日はこんな日です。
クリスマスイブ
キリストの誕生日の前の日でした。
『クリスマス』が書名に入る本を蔵書検索しました。
215件の中で、4冊が目に飛び込んできました。
「クリスマスイブの出来事」星新一 理論社
「クリスマス緊急指令(きよしこの夜、事件は起こる!)」高田崇史 講談社
「聖夜(クリスマス・イブ)に死を」西村京太郎 徳間書店
「クリスマスに死体がふたつ」ジェイニー・ボライソー 東京創元社
なにか、歪んで見えている気がします。
こどものころ、クリスマスがとっても楽しみだったなぁ…。
嫌な事件はフィクションの中だけで、クリスマスはみなさんにいいことが起こりますように!!
全国のサンタさん、お子さんがサンタさんを待って寝てくれないときにはこの本を。
「おやすみ、ロジャー(魔法のぐっすり絵本)」カール=ヨハン・エリーン 飛鳥新社 2015年刊行
読んであげると子どもがたちどころにスヤスヤ、というありがたい絵本です。
みなさん、素敵なクリスマスを!
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
ドカ雪の祝日、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月23日はこんな日です。
天皇誕生日、テレホンカードの日、東京タワー完成の日
※【天皇誕生日】(Emperor’s Birthday)
天皇の誕生日を祝う国民の祝日。
1933(昭和8)年、皇太子継宮明仁親王(今上天皇)が誕生した。
東京に親王生誕を知らせるサイレンが鳴り、人々は旗や提灯を持って街を行列して祝った。
即位は1989年(昭和64年)1月7日。
「天皇家の財布」森暢平 新潮社 2003年刊行
これは気になりますね。どんな風になっているのでしょうか。
「明仁天皇と裕仁天皇」保坂正康 講談社 2009年刊行
今上天皇と昭和天皇の書簡の行き来の模様など、普段知られない、家族として、また、他にない唯一の立場での思いがつづられています。
戦後、『神』から『人』となった昭和天皇は大きな時代の変遷をその身に受けました。それを間近に皇太子として過ごし、即位した今上天皇の思いたるや、常人にはうかがい知ることもできないのですが、お誕生日おめでとうございます。
人間であればこそ、若いころとまったく同じ質・量の公務をつとめるのは年々大変になりますよね。御身をご自愛くださいませ。
という敬語で失礼がないかどうかもわかりません。
陛下が目の前にいらっしゃったら、緊張できちんとしゃべれないと思います。
※【テレホンカードの日】
NTTが制定。
1982(昭和57)年、電電公社(現在のNTT)が、東京・数寄屋橋公園にカード式公衆電話の1号機を設置した。
財布の中に、必ずテレホンカードが入っていた時代がありますよね。
「北海道の電信電話年代記(IT時代への軌跡)」田村巌 株式会社NTTクオリス
電話交換機など、懐かしいもの(ボクは記憶にないのですが…)がいっぱいです。今は公衆電話もどんどんなくなってきましたが、携帯電話の進化をみればそれも納得です。どこまで進化するのでしょうか?
※【東京タワー完成の日】
1958(昭和33)年、東京・芝公園に東京タワーが完成し、完工式が行われた。
高さ333mでパリのエッフェル塔より13m高く、当時世界一の高さの建造物となった。
ちなみに、東京タワーには開業40周年を記念して誕生した『ノッポン』という双子のオリジナルキャラクターがいる。
「東京スカイツリーと東京タワー(<鬼門の塔>と<裏鬼門の塔>)細野透 建築資料研究社 2011年刊行
スカイツリーは最新の建築物ですが、『裏鬼門』という陰陽や風水を思わせる言葉と並ぶとギャップが気になりますね。江戸から東京への歴史や地理に詳しくなる、『裏』の物語が好きな方にピッタリです。
今日はこのあたりで。
鹿追町図書館、金曜日は午前10時から午後6時までに加え、一時間延長して午後7時までの開館です。
この大雪で、どのくらいの方が来てくれるのでしょうか?
返却期限の延長のご相談は、電話でも可能ですので道路状況が悪い場合、図書館までご連絡ください。
次の予約がない場合や他の図書館から借りている場合以外は延長できますよ~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
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12月22日はこんな日です。
改正民法公布記念日、労働組合法制定記念日
今日はかたいテーマですね。
※【改正民法公布記念日】
1947(昭和22)年、「民法改正法」が公布された。
家父長制の家族制度が廃止され戸籍が夫婦単位となった。
「民法がこんなに変わる!(知っておきたい債権法大改正の基礎知識)」中里妃沙子 自由国民社 2010年刊行
法律はどんどん変わっていくので更新は悩みどころです。毎年買えればいいのですが、なかなか…。
※【労働組合法制定記念日】
1945(昭和20)年、「労働組合法」が公布された。
「労働組合法」は、労働者の団結権・団体交渉権・団体行動権等の保障について定めた法律で、「労働基準法」「労働関係調整法」とともに「労働3法」と呼ばれている。
「全図解わかりやすい労働基準法」矢島忠純 自由国民社 2006年刊行
「働く人たちのひみつ(みんなを守る労働組合)」たまだまさお ガッケンパブリッシングコミュニケーションビジネス事業室 2011年刊行
学研の学習マンガ、ずいぶんとリアルなテーマになってきています。
ボクが子どもの頃は、『宇宙の秘密』とか、『ピラミッドのひみつ』とか、『星座のひみつ』とかワクワクする感じでした。
労働組合がテーマとは、これまたしっかりした子供になりそうです。
「賃労働と資本」マルクス 角川書店 1984年刊行
図書館には角川書店のものがありますが、聞き覚えのあるタイトルだな、と思い家の本棚を探すと、大月書店からでた同書がありました。
ボクは一応経済学部を出たので、書棚に並べるだけでも並べておこうと思って買ったような記憶が…。
90ページ弱の薄い本なのですが、難しくてなかなか読み進められなかったな…、と思ってページをめくっていたら、エンゲルスの書いた序論が前に読んだ時より面白い。
書いてあることは変わってないのに、不思議だなぁ、と思ったけど、世阿弥の『花は観手に咲く』という言葉を思い出しました。
提供する側ではなく、あくまで価値は受け取る側がどう感じるかである、ということを藤村正宏先生に教わりました。
とりあえず、序論だけで満足して、マルクスの書いた本論に入る前にページを閉じました。
次に開くのは何年後かな…。
今日はこのあたりで。
鹿追町図書館、木曜日は午前10時から午後6時までの開館です。
それでは~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
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12月21日はこんな日です。
クロスワードの日、遠距離恋愛の日、かぼちゃの日、回文の日
※【クロスワードの日】
1913(大正2)年、『ニューヨーク・ワールド』紙が日曜版の娯楽のページにクロスワードパズルを掲載した。
1924(大正13)年にそれらをまとめて鉛筆附きの単行本としたものがベストセラーとなり、世界中にクロスワードパズルが広まるきっかけとなった。
なるほど、
英語でクロスワードは、日本語で取り組むのとまた趣が違いそうです。
「遠山顕のクロスワードの謎」遠山顕 日本放送出版協会 2002年刊行
NHKラジオ英会話で知られる遠山顕さん。趣味はクロスワードとのことですが、この本は趣味の域を超えて書かれたクロスワードの成り立ちが分かってしまう、珍しい本です。
※【遠距離恋愛の日】
遠距離恋愛中の恋人同士が、クリスマス前に会ってお互いの愛を確かめあう日。
「1221」の両側の1が1人を、中の2が近附いた2人を表す。
むむむ。遠距離恋愛でクリスマス前に会うのは大変そうですね。クリスマスにも会いたいだろうし、年末だから忙しいし。だからこそ愛が確かめられるということなのでしょうか。
「十四歳の遠距離恋愛」岳本野ばら 集英社 2009年刊行
学生時代、恋人が親の転勤で引っ越してしまったら…。
学生の身では、ついていくことはできませんよね。
多くの障害を越えなければならない遠距離恋愛。青春を思い出して読んでみると、よりいっそう心に残ります。
※【冬至】
二十四節気のひとつ。一年中で最も日が短い。
冬至は「日短きこと至〔きわま〕る」という意味。
日短きこと至るとは、一年で一番太陽が出ている時間が短い日ということ。
冬至といえば、かぼちゃですね。
「かぼちゃの馬車」星新一 新潮社
ボクの大好きな星新一さんの一冊です。
これは読んだかな。まだ読んでなかったかな…。
※【回文の日】
1221の並び方が、回文と同じように前からも後からも同じ日に読めることから、作られた。
「回文俳句」などを手がける宮崎二健氏が制定。
俳句と回文は相性がいいですよね。
「みんなでグルグル回文あそび」ながたみかこ 汐文社
子どもに大人気です。
なぞなぞや回文などの言葉遊びで、新しい言葉をおぼえていきます。
勉強するより、頭に入っていきますね。ポイントは『楽しさ』にありそうです。
今日はこのあたりで。
鹿追町図書館、水曜日は午前10時から午後6時までの開館です。
それでは~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月20日はこんな日です。
霧笛記念日、道路交通法施行記念日、デパート開業の日、シーラカンスの日、ブリの日
※【霧笛記念日】
1879年(明治12年)のこの日、霧深い津軽海峡にある青森県尻屋崎灯台に、
日本で初めて霧笛が設置された。
この灯台の光達距離は約34キロメートルにおよぶ。国内最大級。
「霧笛荘夜話」浅田次郎 角川書店 2004年刊行
ある港町にひっそりと建つ、霧笛荘。過去にわけあってたどり着いた住人たちの、もの悲しくも温かい物語。
※【道路交通法施行記念日】
1960(昭和35)年、「道路交通法」(道交法)が施行された。
「なんでこれが交通違反なの!?(警察は教えない126の基礎知識)」今井亮一 草思社 2005年刊行
正しい法律知識が必要ですね。
※【デパート開業の日】
1904(明治37)年、東京・日本橋の三井呉服店が三越呉服店と改称し、日本で初めて欧米のデパートメント・ストアにならってデパート(百貨店)として開業した。
当時の店は2階建てで日本商家の古風さを残したものだった。
客は正面入口で下足番に履物をあずけて番号札をもらい、畳と絨毯の上を歩いて買い物するしくみだった。
デパートも創業当初からずいぶん変化しているんですね。
今年は北海道内の西武旭川店が41年の歴史に幕をおろしました。
さみしいです。
「デパートを発明した夫婦」鹿島茂 講談社 1991年刊行
世界の中のデパートの始まりは、19世紀のフランスでした。天才商人の繰り出す新たな手法。それは、商業界だけではなく、社会全体を変えるほどの力がありました。
※【シーラカンスの日】
1952(昭和27)年、7500万年前に絶滅したとされていたシーラカンスがコモロ諸島のアンジュアン島沖で捕獲され学術調査が行われた。
1938(昭和13)年12月22日に南アフリカで捕獲されて生存は確認されていたが、学術調査が行われたのは初めてだった。
「シーラカンス(はるかな古生代の証人)」上野輝弥 講談社 1992年刊行
環境の変化の少ない場所、深海で生き残ってきたようです。
三億五千年前から、川などに住んでいて環境の変化があったところの多くのシーラカンスは滅びました。
なるほど…。
※【果ての二十日】
山の神に深く関る忌日とされ、この日に山に入ることが忌まれる。
由来については諸説あり、近畿地方では罪人の処刑をこの日に行っていたからと言われる。
『山岳遭難最新エマージェンシーBOOK(遭難・事故を未然に防ぐ山の危険回避術)』えい出版社 2012年刊行
何があるか分かりません。とにもかくにも備えを。
「海の怪談・山の怪談(怪奇と恐怖の、超常体験集)」アイプロダクション 永岡書店 1988年刊行
何があるか分かりません。気になります。
※【鰤の日】
FM長野の番組の中で提唱。
魚へんに師と書いてブリ。年取り魚のブリは師走の魚。また、20日は「ぶ(2)り(0)」の語呂合せ。
「BRECH」久保帯人 集英社
今年完結してしまった人気マンガです。主人公は学生ですが、ひょんなことから死神の力を手に入れ、さまよえる霊を成仏させていくという話です。
こんな設定で合っているはずなのにまとめると違和感が…。
連載が長かったから?
セリフのセンスがとてもいいマンガで、もっと読みたかったです。
あ、図書館ではまだ全巻そろっていません。ごめんなさい…。
今日はこのあたりで。
鹿追町図書館、火曜日は午前10時から午後6時までの開館です。
それでは~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
みなさん、読書してますか?
ボクは読書が好きなのですが、忙しいと、家に帰ってスマホ触って寝る…、という日々の繰り返しになりがちです。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月19日はこんな日です。
日本初飛行の日
※【日本初飛行の日】
1910(明治43)年、東京・代々木錬兵場(現在の代々木公園)で徳川好敏工兵大尉が
日本初飛行に成功した。飛行時間は4分、最高高度は70m、飛行距離は3000mだった。
鉄の固まりがなぜ飛べるのか?
不思議に思ったことはありませんか?
「図解飛行機はなぜ飛ぶか?(紙ヒコーキとゴム動力機でわかる飛行の仕組み)」小林昭夫 講談社 2002年刊行
「ライト兄弟はなぜ飛べたのか(紙飛行機で知る成功のひみつ)」土佐幸子 さ・え・ら書房 2005年刊行
「おりがみ飛行機」桃谷好英 誠文堂新光社 2005年刊行
飛行機を理解するにはまず紙飛行機で遊んでみるのがいいですね。
「飛ぶ教室」エーリッヒ=ケストナー ポプラ社 1975年刊行
飛行機だけでなく、教室も飛びます。本当に飛んで行ってしまいます…。
「リンドバーグ(空飛ぶネズミの大冒険)」トーベン・クールマン ブロンズ新社 2015年刊行
去年ヒットした絵本です。
船に乗れなかったネズミは、少しずつ部品を集め、飛行機を組み立てて空路でイギリスからフランス、パリを目指します。しっかり書かれた絵もステキです。
「宇宙飛行士になった子どもたち(どんな家庭でどう育てられたか?)」杉山由美子 岩崎書店 2009年刊行
宇宙飛行士になった方の親御さんにインタビューしています。どう育てると宇宙飛行士になるのか?
『勉強しなさい!』と言っても効果は無いようです。
今日はこのあたりで。
鹿追町図書館、月曜日は休館日でした。返却は正面自動ドア横の返却ポストへお願いいたします。
それでは~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
昨日は、友に学んだ仲間が釧路からやってきてくれたので、帯広の「岡書」へ。
『Facebookに投稿してないから、心配したよー』と気にしてもらっていました。
みんな、ありがとー。イベント続きで忙しくて…。
昨日はその中でも、お手伝いの最後のイベント、絵本作家のぶみさんのワークショップのスタッフでした。他のスタッフにおんぶにだっこでしたが…。
のぶみさんの次々に繰り出す仕掛けに、こどもたち、大喜びでした。
情熱大陸で取り上げられてから、うちの図書館でも、『のぶみさんの絵本、ありますか?』という問い合わせと予約が増えました。
いきおいがスゴイです。終了後は午後9時から『のぶみさんと情熱大陸を観る会』が行われました。本人とともに、番組を観るのは贅沢でした。
いろいろお話してくださいましたが、本当に情熱の人です。これからも、のぶみさんの作品が楽しみですね。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月18日はこんな日です。
国連加盟承認の日、東京駅の日
※【国連加盟承認の日】
1956(昭和31)年、国連総会で全会一致により、日本の国連加盟が可決されたことによる。
1933年(昭和8年)の国際連盟脱退から23年ぶりの国際社会復帰の日ともいえる。
国連脱退から、戦争へとひた走りました。
「だから、国連はなにもできない」リンダ・ポルマン アーティストハウスパブリッシャーズ 2003年刊行
国連での判断は、一国の判断に優先するのか。
ある一国への介入が正しいかどうか、誰が決めているのか。
※【東京駅の日】
1914年(大正3年)のこの日、東京駅が新築、落成した。
オランダ・アムステルダム駅をモデルとした、赤レンガ造りの設計は、辰野金吾によるもの。
彼は日本銀行本店旧館(重要文化財)も設計している。
「東京駅物語」北原亜以子 新潮社 1996年刊行
明治の東京での物語が、幾人もの主人公の視点から描かれます。
「東京駅で消えた」夏樹静子 中央公論社 1989年刊行
こちらは、現代の・・・と言っても27年も前になる、推理小説の巨匠によって描かれた、東京駅を巡るサスペンス。日本経済が絶好調だった頃なので、味わいも今とはちょっと違います。
「東京駅はこうして誕生した」林章 ウェッジ 2007年刊行
いろんな角度から、東京駅を見つめてみましょう。
今日はこのあたりで。
鹿追町図書館、日曜日は午前10時から午後6時までの開館です。
それでは~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
12月も半月が経ち、今年もあと二週間ほどですね。今年のうちにやっておきたいことがいっぱい残っています…。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月15日はこんな日です。
観光バス記念日、年賀郵便特別扱い開始、権利章典の日
※【観光バス記念日】
1925(大正14)年、東京で遊覧乗合自動車(観光バス)が登場した。
皇居前~銀座~上野のコースを走った。
バスガールによる観光案内が行われるようになったのは、
1927年(昭和2年)の12月、別府の亀井ホテルが最初。
「『はとバス』ヒットの法則23 江沢伸一 潮出版社
いつか乗ってみたいと思っているはとバスです。
※【年賀郵便特別扱い開始】
全国の郵便局では、この日から年賀はがきの特別扱いを開始する。
この日から受け付けた年賀はがきは、25日までに投函された分について
翌年の1月1日(元日)に配達される。
「和モダン手づくり年賀状(ちぎり絵・消しゴムはんこ・芋版クラフト・スタンプ&コラージュ・紙版画・紋切り遊び)」日貿出版社 2015年刊行
年賀状はパソコンで作ることが多くなりましたが、アナログで手作りの年賀状はきっと目立ちます。
※【権利章典の日】
1689年のこの日、イギリス議会で権利章典が制定された。
「概説イギリス史(伝統的理解をこえて)」青山吉信 有斐閣 1991年刊行
簡単には手が伸びないタイトルですが、たまにはいかがでしょうか。
「アーサー王物語(イギリスの英雄と円卓の騎士団)」井村君江 筑摩書房 1987年刊行
アーサー王の伝説ですね。エクスカリバーという聖剣の名は、ファンタジー小説好きなら聞いたことはあるはず。
今日はこのあたりで。
鹿追町図書館、木曜日は午前10時から午後6時までの開館です。
それでは~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
12月14日はこんな日です。
四十七士討ち入りの日、忠臣蔵の日、南極の日
※【四十七士討ち入りの日,忠臣蔵の日】
1702(元禄15)年、赤穂浪士47人が本所の吉良邸に討ち入りし、主君の仇討ちを成し遂げた。
1701(元禄14)年3月、江戸城松之廊下で播磨赤穂藩主・浅野内匠頭長矩が、幕府の礼式を司る高家筆頭の吉良上野介義央に小刀で切りかかるという事件が起った。
浅野には即日切腹、領地没収という厳しい処置がとられたが、吉良には一切のお咎めがなく、これが事件の発端となった。
家臣たちは主君の仇を討つ為に綿密に計画を練り、翌年12月14日寅の上刻
(現在の暦法では15日午前3時ごろとなるが、当時は日の出の時間に日附が変わっていたので14日となる)、大石内蔵助の率いる47人が、本所の堀部安兵衛宅に集まり、そこから吉良邸へ討ち入った。
2時間の戦いの末、浪士側は一人の死者を出さずに吉良の首を取ることができた。
世論は武士の本懐を遂げた赤穂浪士たちに味方し、幕府は翌年2月4日、一同切腹という処置をとった。
この事件を題材として、歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』等100種にも登る作品が作られ、現在まで語り継がれている。
※【赤穂義士祭、吉良祭】
1702年(元禄15年)のこの日は赤穂浪士による吉良邸討ち入りの日。
江戸本所松坂町にあった吉良邸の一部は現在松坂公園となり、
毎年この日は元禄市でにぎわう。
午前中は義士祭、午後は吉良祭が行われる。
「正史忠臣蔵」福島四郎 中央公論社 1992年刊行
子どもの頃、年末はテレビ各局忠臣蔵のドラマを放映していた記憶がありますが、今は減っちゃったのかな。今日は忠臣蔵の放送はないようです。
ドラマは、盛り上げるため脚色が加わりますから、あの名場面も、実はこうだった、ということは歴史ドラマでは結構ありますよね。
忠臣蔵は、登場人物が多いから、俳優さんも47人集めて活躍してもらうのも大変なので昨今は作りづらいドラマかもしれないですね。
「忠臣蔵 ジュニア版」平川陽一 汐文社 2010年刊行
でも、若い人に「忠臣蔵」と言って通じないのもさみしいので、子どもたちにも読んでほしいです。
※【南極の日】
1911(明治44)年、ノルウェーの探検家アムンゼンと隊員4名が、犬ぞりを使い、人類史上初めて南極点に到達したことによる。
ライバルであったイギリスの探検家スコットよりはわずか35日先んじていた。
「南極点」ローアル・アムンセン 朝日新聞社 1994年刊行
どんな旅、というか冒険だったのでしょうか。北海道より寒いって、ほんとに死んじゃいます。
「世界一空が美しい大陸南極の図鑑」武田康男 草思社 2010年刊行
なかなか南極へ行く機会のある方は多くないと思います。ボクもそうですが、本で味わってみましょうか。
鹿追町図書館、水曜日は午前10時から午後6時までの開館です。
それでは~。