Category Archives: 何の日

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今日は何の本? 3月15日(2016) 靴の日でした。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

 

今日も今日とて図書館所蔵の本を紹介します。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月15日はこんな日です。

 

靴の日、世界消費者権利デー、万国博デー、オリーブの日、マイコの日、「会いに、走れ。」記念日

ひよ子の日(毎月14日,15日)、イチゴの日(毎月)、お菓子の日(毎月)

妙見の縁日(毎月1日,15日)、水天の縁日(毎月1日,5日,15日)

 

 

※【靴の日】

日本靴連盟が1932(昭和7)年に制定。

1870(明治3)年、西村勝三が、東京・築地入船町に日本初の西洋靴の工場「伊勢勝造靴場」

を開設した。

陸軍の創始者・大村益次郎の提案によるもので、輸入された軍靴が大きすぎたため、

日本人の足に合う靴を作る為に開設された。

【関連】

靴の日 6月第3日曜日

ダイアナ靴の日 9月2日

 

靴の日でした。

 

この間、東京でかぶりついていた釧路の靴屋さん。怪しいかぶりつきではないです。誤解を招きそうだから念のため。

この間、東京でかぶりついていた釧路の靴屋さん。怪しいかぶりつきではないです。誤解を招きそうだから念のため。

 

「靴」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書を検索してみます。

 

「軍靴の響き」半村良 祥伝社

時代を超える名作。あ、読んでないです。ごめんなさい。

 

「長靴をはいた犬」山田正紀 講談社

ネコじゃないのかよ、と思ったボクは、作者の術中です。

 

「残された山靴(志なかばで逝った8人の登山家の最期)」佐瀬稔 山と渓谷社

人はなぜ、ときに命までかけて山に登るのか。自分への挑戦なのか、自然への挑戦なのか。

 

「足のトラブルは靴で治そう(ようこそ足と靴の外来へ!)」塩之谷香 中央法規出版

ふむ。

 

「靴を読む(本格靴をめぐる36のトリビア)」山田純貴 世界文化社

これは、靴屋さんが読むと、お客さんに語れるかもしれないですね。でも、さわやかに語らないと、蘊蓄がウザく聞こえるかもしれないので、要注意。

 

「いちばん詳しい靴ひも結び方BOOK(自分を変える! 足元から変える!)」シューレーシング取材班 有楽出版社

足元から自分を変えるという意外性、興味ありです。

 

「ゴッホの靴」坂本美智子 新風舎

「家康の靴」和久田正明 徳間書店

有名人の靴、入荷しました。

 

「新しい靴を買わなくちゃ」北川悦吏子 幻冬舎

なんとなく、そんな気分になってきました。

 

今日はこの辺りで。

本日は午前10時から午後6時までの開館です。

気になる靴がありましたら、靴屋さんへ行こう。

今日は何の本? 切腹最中の日とか、数学の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

 

今日も今日とて図書館所蔵の本を紹介します。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月14日はこんな日です。

 

ホワイトデー、キャンディーの日、マシュマロデー、数学の日、円周率の日、国際結婚の日

切腹最中の日、美白デー、さーたーあんだぎーの日、

ひよ子の日(毎月14日,15日)

 

ホワイトデーでした。

 

しかし、気になったのはこちら。

※【切腹最中の日】

浅野内匠頭が吉良上野介への刃傷事件から切腹をされ、

のちの「忠臣蔵」へと繋がるのが元禄十四年三月十四日のこと。

「忠臣蔵」にまつわる数々の事柄を多くの人に語り継いでいただこうと、

自社商品に「切腹最中」(せっぷくもなか)を持つ東京新橋の和菓子店「新正堂」が制定。

「新正堂」は浅野内匠頭が切腹された東京新橋の田村右京太夫屋敷に在する大正元年創業の老舗和菓子店で

「仮名手本忠臣蔵味こよみ」「景気上昇最中」などの人気商品がある。

 

スゴイ日がありました。

「切腹」を鹿追町図書館の蔵書でタイトル検索してみます。

…、一件だけど、ありました。

 

「切腹(日本人の責任の取り方)」山本博文 光文社 2003年刊行

完璧に切腹がテーマです。気になるような、気にならないような…。

 

 

3.14が円周率であることから、「円周率の日」「数学の日」となっていました。

 

「自然の中に隠された数学」イアン・スチュアート 草思社

 

「カルダノの生涯(悪徳数学者の栄光と悲惨)」オインステイン・オア 東京書籍

初めて聞く響きに、目を奪われました。

『悪徳数学者』

これは、いったい何をした人なのでしょうか。

 

「コワレフスカヤの生涯(孤独な愛に生きる女流数学者)」ワロンツォーワ 東京書籍

こちらもなにかすごいです。

 

「アーベルの生涯(数学に燃える青春の彷徨)」O.オア 東京書籍

むむむ。数学者というのは、勝手に地味なイメージで考えていましたが、ドラマチックな生涯の方も多いのですね。

 

「インド式速解術(魔法のヴェーダ数学が導く)」プラディープ・クマール 日本実業出版社

インド式数学は、計算が早いとテレビで特集していた記憶があります。ふむふむ。

 

「エエカゲンが面白い(数学・教育・大学)」森毅 筑摩書房

数学がいい加減? と思いましたが、森先生がおっしゃるのなら、深いものがあるのでしょう。

 

「高校数学、居酒屋で教えるとこうなります」門間明 NHK出版

居酒屋で数学の話をするのなら、よほど面白くないとみんな帰っちゃいますよね。どういう解説をしているのか、気になります。

 

「はたらく数学(25の『仕事』でわかる、数学の本当の使われ方)」篠崎菜穂子 日本実業出版社

なるほど、「学校の勉強が社会で役に立つのか」とは、よく言われることであります。一つの答えです。

 

「小・中学校9年間の算数・数学を10時間で復習する本」佐々木隆宏 中経出版

ボクにはこの本がいいかもしれません。

 

「数学力は国語力」斎藤孝 集英社

この二つは反対の物のイメージがあったのですが、そうでもないようです。

 

 

今日はこの辺りで。

本日は月曜なので休館日となります。気になる本がありましたら、また明日以降、ご来館くださいね。

今日は何の本? サンドイッチ・青函トンネル・新選組の日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

今日は鹿追町民ホールで、ステージザウルスという音楽イベントがあります。

卒業を機に、別れ別れになる仲間たちとの思い出のライブを、手作りしています。

 

STAGE Zaurusというイベントのマスコットキャラクター、通称「ザウルスくん」です。2005年に学生さんに書いてもらって、もう10年以上活躍しています! 今日は2016の卒業生を送るライブが開催されます。

STAGE Zaurusというイベントのマスコットキャラクター、通称「ザウルスくん」です。2005年に学生さんに書いてもらって、もう10年以上活躍しています!
今日は2016の卒業生を送るライブが開催されます。

 

ボクはそのスタッフを、かれこれ立ち上げから10年以上続けています。当時、YOSAKOIソーランのチームにいたボクは、町内の音楽家兼酪農家の坂本慎一さんから「音楽をやっている中学生が、卒業して、バラバラになる仲間と思い出のライブをやりたいって、言っていて、協力してあげたいんだ」と相談を受け、PAマン兼会社員の方と、教育委員会の担当の方とその中学生たちと、イベントを手作りで立ち上げました。

 

当時は、チケットやポスターや打ち合わせの資料とか、ステージと音楽以外の部分のなんやかんやの担当がボクで、やることが多かったのですが、なんと今はそのライブで巣立っていった中学生、高校生たちが立派な大人になって、いまや主力メンバーとしてイベントを運営してくれています。

 

そして、ボクは仕事のシフトなので、ここに書いて応援するくらいしかできないのですが・・・。

ステージザウルス2016 卒業編

鹿追町民ホール 午後3時スタートして、8時くらいまで?

学生の情熱とジーンとくる大人たちの音楽いっぱいのライブイベント、一般1000円、学生応援価格500円、そしてなんと小学生以下は無料です。

お時間のある方は、ぜひ足を運んでみてください。旅立つ彼らを応援してあげてくださいね。

 

 

 

それはそうと、今日も今日とて図書館所蔵の本を紹介します。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月13日はこんな日です。

 

サンドイッチデー、青函トンネル開業の日、新選組の日、漁業法記念日、

お父さんの日(毎月)

 

サンドイッチデーでした。

まさか、

サンとイチで、

サンとイッチで、

サンとイッチでー、

 

なのでしょうか。語呂合わせとダジャレは紙一重でした。

 

「サンドイッチ」のキーワードで、鹿追町図書館の蔵書を検索します。

 

「フレンチスタイルのサンドイッチ(楽しい組合わせでおいしいラッピング)」パトリス・ジュリアン 文化出版局

「パン・サンドイッチのおいしい法則」日本放送出版協会

「毎日食べたい! サンドイッチ&スープ(組み合わせいろいろ)」浜田美里 PHP研究所

 

サンドイッチ、好きですが、あまりお腹いっぱいにならないんですよねー。おいしんだけど、結局お米が食べたいのです。

 

青函トンネルをタイトルに含む本は、2冊ありました。

 

「青函トンネル事典 海峡回廊」富田全 北海道総合出版

「青函トンネル物語(津軽海峡の底を掘り抜いた男たち)」青函トンネル物語編集委員会 交通新聞社

北海道新幹線の開業が、間もなくですね。考えてみると、函館は中学の修学旅行が最後だったので、30年くらい行っていないです。

 

そして、新選組の日でした。

※【新選組の日】

京都の壬生に屯所を置いていた近藤勇などの浪士隊に1863年(文久3年)の3月13日に、

会津藩公用方から「会津藩御預り」とする連絡が入ったことから、

新選組にゆかりの東京都日野市観光協会が制定した日。

 

この間も新選組について書いたような気がしないでもないですが、今日も検索してみました。

 

「京都新選組案内(物語と史跡)」武山峯久 創元社

新選組ツアーは、この本とともに。

 

 

 

今日はこの辺りで。

本日は午前10時から午後6時まで開館です。ステージザウルス、間に合うかなー。

昨日は何の本? サイフの日でした。

昨日はパソコンが悪いのか、Wi-Fiルーターが調子悪いのか、ネットにつながらないのでFacebookに直接投稿しましたが、せっかくなのでちょっと直してブログにも。

 

昨日はサイフの日です。なるほど、語呂合わせでそう読めますね。

「サイフ・財布」がタイトルに入った本を鹿追町図書館の蔵書から探してみます。

「レザーのおサイフ(一枚の絵を描くように身近な風景をモチーフにおサイフを作ろう)」秋山裕子 文化出版局
え、サイフって、作れるの?

「手取り月20万円からの3つのサイフでらくらく貯まる方法(3年間で120万円貯金できる!)」横山光昭 マガジンハウス
給料日に、その月の支出予定分を一度におろして、使い道ごとに分けるといい、となにかの本で読んだ記憶が…。それかな?

「天皇家の財布」森暢平 新潮社
あ、なんか図書館っぽい本の登場です。

「財布のつぶやき」群ようこ 角川書店
人気作家さんのエッセイでしょうか。

「お金が貯まる財布のひみつ(NHK『あさイチ』)」横山光昭 新潮社
こちらも横山さんの著作でした。財布の専門家の方なのでしょうか。経済?

財布と言えば、何年も前の誕生日に、母と妹から贈られた財布をずっと使っていました。

贈り物なのでずっと大事に使っていたけど、ずいぶんボロボロになりました。

収納力が気に入っていたこともあり、次の財布を変えなかったけど、思い切って新しいものに変えました。
この思い出の財布は、新しく買った財布の箱にしまっておこうかな、とお店の方に話すと、「贈ったお母様も妹様も喜ばれると思いますよ」と素敵な笑顔で微笑んでくれたので、「ありがとう」と言って箱に収めました。

縫製もほどけて、革がはがれてきました。限界までがんばってくれました。ありがとう。お疲れさまでした。

縫製もほどけて、革がはがれてきました。限界までがんばってくれました。ありがとう。お疲れさまでした。

 

 

3月11日(2016) 東日本大震災発生から五年

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

 

「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

5年前の3月11日、東日本大震災が発生した日でした。

 

※【いのちの日】

2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災では多くの命が失われた。

命の尊さを思い、命の大切さを考え、震災で学んだことを

風化させることなく災害に備えようと「災害時医療を考える会(Team Esteem)」が制定。

災害時医療の改善を図るとともに、9月1日に防災訓練が行われるように、

3月11日には健康、医療、災害時の体制などを考える機会を設けたいとの思いから。

 

今日は震災についての本を紹介いたします。

「Googleの72時間(東日本大震災と情報、インターネット)」林信行 角川書店

大規模災害時に、電話は回線がパンクしてつながらなくなる中、家族と連絡を取り合ったり、救援物資のありかなど、数々の情報がインターネットで手に入りました。

 

「あなたへ。(東日本大震災警察官救援記録)」講談社ビーシー

「証言自衛隊員たちの東日本大震災」大場一石 並木書房

「救命(東日本大震災、医師たちの奮闘)」海堂尊 新潮社

「心のおくりびと 東日本大震災復元納棺師(思い出が動きだす日)」今西乃子 金の星社

プロたちの力で多くの方が助けられましたが、助けられなかった命もまた、彼らの心に大きくのしかかりました。

 

「ぼくは海になった(東日本大震災で消えた小さな命の物語)」うさ くもん出版

一番つらいのは、小さな子供の未来が失われることかもしれません。被災地で泥の中に埋もれていた、ランドセル。小さな子どもの、片方だけの靴。かわいいぬいぐるみ…。忘れられません。

復興支援で南三陸町に伺ったときに、数々の品が泥にまみれていました。持ち主は無事に逃げてくれていたらいい、と思いましたが、1万9千人以上の方が亡くなられました…。

復興支援で南三陸町に伺ったときに、数々の品が泥にまみれていました。持ち主は無事に逃げてくれていたらいい、と思いましたが、無念にも1万9千人以上の方が亡くなられました…。

 

「前へ! (東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録)」麻生幾 新潮社

 

他にも、東日本大震災というタイトルではなく、震災がテーマの本を集めてコーナーを作って3月21日まで展示しています。

どれか一冊でいいから、手に取ってみてほしいです。

図書館の性質上、一冊ずつしかありませんが、貸し出し中の場合、予約できます。本が返ってき次第、お取り置きしてご連絡いたします。

 

今日はこの辺りで。

本日は金曜日、一時間延長開館で、午前10時から午後7時まで開いていますので、お仕事帰りなど、覗くだけでもお立ち寄りいただければと思っております。

 

今日はなんの本? 3月10日(2016) 東京大空襲、砂糖、水戸の日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

 

今日も今日とて図書館所蔵の本を紹介します。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月10日はこんな日です。

 

東京大空襲の日、東京都平和の日、農山漁村婦人の日、砂糖の日、佐渡の日、

水戸の日、ミントの日、ミルトンの日、サボテンの日、メントスの日、

LPガス消費者保安デー(毎月)、植物油の日(毎月)、金比羅の縁日(毎月)

 

東京大空襲の日でした。

「B-29日本爆撃30回の実録(第2次世界大戦で東京大空襲に携わった米軍パイロットの実践日記)」チェスター・マーシャル ネコ・パブリッシング

「写真で伝える東京大空襲の傷あと・生き証人」鈴木賢士 高分研

「炎のなかのリンゴの歌(東京大空襲・隅田川レクイエム)」早乙女勝元 小学館

「絵本 東京大空襲」早乙女勝元 理論社

「東京大空襲ものがたり」早乙女勝元 金の星社

「せんそう(昭和20年3月10日東京大空襲のこと)」塚元千恵子 東京書籍

「東京大空襲を忘れない」滝井宏臣 講談社

 

正直に言うと、自分は東京大空襲について、あったことは知っていても土地勘がなく、なかなか勉強してきませんでした。今日は一冊だけでも読んでみるべきですね。

 

一転、「砂糖」の日でした。語呂合わせですね。

 

「あまくておいしい! 砂糖を使わないお菓子」パトリシオ・ガルシア・デ・パレデス 主婦と生活社

砂糖の日に、砂糖を使わない的なことを紹介してしまいました。今日は使いましょうよ。

 

「卵なし、牛乳なし、砂糖なしの焼き菓子」藤井恵 主婦の友社

今日は使いましょうよ。

 

「あな吉さんのゆるベジひんやりスイーツ(卵・乳製品・白砂糖・小麦粉なしで作る!)」浅倉ユキ パルコエンタテイメント事業部

もう。

 

「小麦粉なし、砂糖なし! おからマフィン(わっ、オイシイ。糖質off)」栗辻早重 文化学園文化出版局

砂糖の日に、とんでもない逆風が吹いていました。

 

「作って使って!ライスミルクの絶品レシピ(卵・乳製品・白砂糖なし)」斎藤志乃 河出書房新社

ボクは十勝人として、卵も牛乳も小麦粉も砂糖も使っておいしく食べましょう、というスタンスです。ただ、アメリカ人みたいな豪快な使い方は、体質が違うからおすすめできませんけど。

 

なんでも極端な食べ過ぎ、飲みすぎはよくないですね。確かに、ジュースの中にこれだけの砂糖が入ってます的な画像をみると、驚きますけど。

 

「砂糖百科」高田明和 糖業協会

高田さん、よろしくお願いいたします。

料理の本は、ふつうは砂糖も塩も普通に分量が書かれているので、「砂糖」というタイトルを探すとことさら、使わないというのが目立ってしまうのかな。

 

 

さて、こちらも語呂合わせで、「水戸」の日でした。

 

「水戸黄門は旅嫌いだった!?(種明かし日本史20人の素顔)」楠木誠一郎 朝日新聞社

水戸と言えば水戸黄門を誰しも思い浮かべると思いますが、まさかのこちらも逆風。でも、こういうタイトルは気になりますよね。実在の人物のドラマも、どこまでが史実で、どこまでが脚色なのかなかなかわからないですし。

 

 

 

今日はこの辺りで。

本日は午前10時から午後6時まで開館です。

砂糖も卵も牛乳もおいしくいただきましょう。

今日は何の本? 3月9日(2016) ありがとうの日

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

 

今日も今日とて図書館所蔵の本を紹介します。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月9日はこんな日です。

 

雑穀の日、記念切手記念日、関門国道トンネル開通記念日、ありがとうの日、

緑の供養日、佐久ケーキ記念日、レコード針の日、酢酸の日、3.9デイ、感謝の日、

ざっくの日、緑の供養日

クジラの日(毎月)、クレープの日(毎月)、パソコン救急の日(毎月)、パソコン検定の日(毎月)

 

「雑穀」のキーワードで蔵書検索を。

「日々雑穀(信州伊那谷『野のもの』の楽しい雑穀料理)」吉田由季子 河辺書林

「わが家でつくるこだわり麹(米・豆・ムギから雑穀まで)」永田十蔵 農山漁村文化協会

ふむふむ。あまり自炊しないから雑穀を食べる機会はないのですが、なんとなくやせそうです。

 

「ありがとう」の日でした。

調べてないけど、さんきゅーから来てると思いました。

「涙が出るほどいい話(あのときは、ありがとう)」「小さな親切」運動本部 河出書房新社

そのときは言えなくても、あとから「助けられてたなぁ」と振り返ること、ありますね。

 

「ありがとうなんて絶対言わない」大黒摩季 祥伝社

かえって潔いかも、大黒摩季さんの本でした。

 

「『ありがとう』と言われる商い(価値を生み出し繁盛するワクワク系商人の道)」小坂裕司 商業界

商業界からこちらの本が出ていました。

 

「ありがとう、さようなら」瀬尾まいこ メディアファクトリー

なんだかせつないタイトルですね。

 

「馬の絵作品展10回展記録誌(ありがとう馬さんたち)」神田日勝記念館 2005年刊行

我らが美術館から、記念誌が出ていました。貴重な資料です。

 

「ありがとう、赤ちゃん(60歳初出産の物語)」影山百合子 光文社 2002年刊行

ビックリするタイトルです。大きな大きなチャレンジです。高齢出産という言葉がありますが、そのイメージからさらに上の年齢での出産です。なにか大きなヒントが得られそうな気がします。

 

「筆ペンのお礼状(ありがとうの心を伝える126の実例集)」西村翠晃 日貿出版社

今の時代だからこそ、手書きが伝わります。

 

「ありがとう」いもとようこ 岩崎書店

図書館で仕事をするようになって、絵本を何十年ぶりかに開いたら、感動しました。

変な言い方ですが、こどもは、大人みたいに付き合いが良くありません。「つまらない」と思ったら読んでくれません。

短い文と絵で子どもたちをひきつける絵本は、大人が読んでも感じるものがあります。子どもたちは本物を見つけるのかうまいかもしれないな、と思っています。

という話を、おとといに看板キングこと、タカハシさんと話していたところでした。面白かったー。(日記)

 

「ありがとう」のお話は、まだまだ大人、こどもに関わらずたくさんあります。ボクは最近涙もろくなって、読んでて泣いてしまいます。

 

あ、これだけは書きたかった。人生のパイセンTVというテレビ番組とかで話題沸騰の奥ノ谷圭祐さんの昨日のFacebookの投稿でハッとしたこと。

右の奥ノ谷さんが短パンです。間違えた。右の短パンをはいている人が奥ノ谷さんです。

ちょっと暗いけど、右の奥ノ谷さんが短パンです。間違えた。右の短パンをはいている人が「毎日名言製造機」の奥ノ谷さんです。

 

「コンビニやお洋服屋さんで、店員さんからよく聞くセリフを想像してみてください。

『いらっしゃいませ~。こんにちふぁ~。』『ありがとうございました~。またお越しくださいませぇ~。』って・・・。

いや、あんた、いらっしゃいませ。なんて、思ってないし、また来てほしいなんて思ってないだろ! って思わずツッコミたくなる事多々。(笑)」

でもそれってその店員さんだけが決して悪いワケじゃない。そういうマニュアルがきっとそこのお店にはあって、とにかく元気良く、笑顔で、こう言えばいい!みたいな。そんな感じだと思う。」

 

このあとがいいこと言っているのですが、ここまで読んでボクは、利用してくれる方に「ありがとうございます」って言っているけど、タイミングで言っているとき、あるなー、と思いました。

ボクのありがとうは「Amazonでも電子書籍でも本が読める時代に、図書館に期待して足を運んでくれてありがとうございます。この一冊があなたのお役に立ちますように。」という気持ちで言ってみます。

 

奥ノ谷さんの投稿は、こう続いています。

「アナタ、SNS上で良いことばっかり言ってるけど、それ、まるで伝わってないよ」

 

うん。良いこと書きすぎた。恥ずかしいくらいに。嘘くさく聞こえるくらいに。

でも、恥ずかしいけど、やってみます。

 

本日は午前10時から午後6時まで開館です。

「ありがとう」の本、ありますか? と聞いてみてくださいね。

 

今日は何の本? 3月7日(2016) 消防とか、警察とかの日でした。

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

図書館所蔵の本を紹介しています。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月7日はこんな日です。

 

 

メンチカツの日、消防記念日、東京消防庁開庁記念日、警察制度改正記念日、未成年者喫煙禁止法制定の日

 

 

※【メンチカツの日】

コロッケやメンチカツをはじめとして、各種の冷凍食品の製造販売を手がけ、

全国の量販店、コンビニ、外食産業などに流通させている香川県三豊市の株式会社「味のちぬや」が制定した日。

日付は関西ではメンチカツのことをミンチカツと呼ぶところも多く、3と7で「ミンチ」と読む語呂合わせから。

 

3と7で「ミンチ」って…。無理があるような…。

料理の本に、メンチカツの作り方は書いてあるのですが、「メンチカツ」がタイトルに入った本は、鹿追町図書館にはありませんでした。

 

※【消防記念日】

1948(昭和23)年、「消防組織法」が施行された。

明治以来消防は警察の所管とされていたが、これにより、条例に従って市町村長が

消防を管理する「自治体消防制度」となり、

各市町村に消防本部・消防署・消防団の全部または一部を設置することが義務附けられた。

これを記念し、2年後の1950(昭和25)年、国家消防庁(現在の消防庁)がこの日を消防記念日とした。

 

 

「消防」がタイトルに含まれる本を蔵書検索します。

 

 

「消防が10倍おもしろくなる本」木下慎次 イカロス出版

消防がつまんないと思っている方は是非読んでみてください。

 

「図解早わかり消防法」大脇賢次 ナツメ社

消防がよくわかんないと思っている方は是非読んでみてください。

 

「9月11日の英雄たち(世界貿易センタービルに最後まで残った消防士の手記)」リチャード・ピッチョート 早川書房

これは、頭が下がります。

 

「70年の歩み(鹿追消防団創設70周年記念誌)」鹿追消防署庶務係 北十勝消防事務組合鹿追消防署

こちらも頭が下がります。いつもありがとうございます。

 

 

※【警察制度改正記念日】

1948(昭和23)年、戦後の新憲法にのっとり、警察制度が大きく改められた。

国が統括してきた警察権を分散する形で、

国家地方警察と自治体警察に分けられたなどである。

その後、1954年(昭和29年)に現行の警察法に改められている。

 

 

「警察」をタイトルに含む本を鹿追町図書館の蔵書から検索します。

 

「警察官僚がみた『日本の警察』」平沢勝栄 講談社1999年刊行

大分前の本ですが、平沢さんの本がありました。

 

「図書館警察」スティーヴン・キング 文芸春秋

これは初めて聞いたタイトルですが、スティーヴン・キングの作品なので有名なはず。ちょっと中身の想像ができないタイトル、気になります。

 

「警察裏物語(小説やTVドラマより面白い警察の真実)」北芝健 バジリコ 2006年刊行

「読書狂刑事(デカ)! (警察小説を〈元警視庁刑事〉北芝健が案内する)」北芝健 ミリオン出版 2006年刊行

「日本警察裏のウラと深い闇」北芝健 大和書房 2006年刊行

北芝さんの三冊は、すべて2006年に刊行です。

 

「警察官の泣ける話」北芝健 芸文社 2010年刊行

あ、2010年に路線変更でしょうか。

 

「機動警察パトレイバー」ゆうきまさみ 小学館

少年サンデーで連載された、人気マンガですね。昨年、実写映画になっていました。

 

「警察庁最重要案件指定(靖国爆破を阻止せよ)」八木圭一 宝島社 2015年10月刊行

十勝出身の八木さんの新刊です。ボクも買ったけど、まだ読んでなかった…。

 

「あなたへ。(東日本大震災警察官救援記録)」講談社ビーシー 2014年刊行

震災から5年が経とうとしています。読んでほしい一冊です。

 

 

 

今日はこの辺りで。

 

本日は月曜日なので休館日となります。

また明日―。

今日は何の本? 3月6日(2016) 世界一周記念日とか、スリムの日とか、スマートストックの日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

図書館所蔵の本を紹介しています。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月6日はこんな日です。

 

 

世界一周記念日、スポーツ新聞の日、ジャンヌ・ダルクの日、弟の日、スマートストックの日、サロネーゼの日、スリムの日、

手巻きロールケーキの日(毎月)、電話放送の日(毎月)

 

 

※【世界一周記念日】

1967(昭和42)年、日本航空の世界一周路線が営業を開始したことに由来する。

それまでは日米航空協定により世界一周路線が持てなかった日航だが、

この日の羽田発西回り便の開設で、アメリカ、イギリス、オーストラリアとともに

世界一周線クラブのメンバーとなった。

 

 

ふむふむ、世界一周の日でしたか。

鹿追町図書館の蔵書を「世界一周」のキーワードで検索します。

14件ありました。

 

「はじめての世界一周(超短期で行く? じっくり長旅で行く?)」 吉田友和 PHP研究所 2011年1月刊行

いつか、豪華客船に乗って世界を回ってみたいものですね。

 

と、思ったら

 

「船旅への招待(豪華客船『飛鳥』でゆく世界一周の楽しみ)」斎藤茂田 PHP研究所 1997年刊行

さすが斎藤茂田さん、行かれておりました。

 

「わがはいは中村春吉である。(自転車で世界一周無銭旅行をした男)(くもんの児童文学)」横田順弥 くもん出版

豪華客船とは正反対の、凄い方がおりました。

 

「八十日間世界一周」ジュール・ヴェルヌ 角川書店

懐かしいですね。でも、世界一周と言われれば、この本を思い浮かべる方、多いんじゃないかな。

 

 

 

 

※【スポーツ新聞の日】

1946年(昭和21年)に日本初のスポーツ新聞『日刊スポーツ』が創刊した。

タブロイド判4ページからの構成で、1部50銭であった。

 

終戦後一年で、スポーツ新聞ができたのですね。鹿追町図書館では、一紙だけですがスポーツ新聞、毎日読めますよ。

 

 

※【ジャンヌ・ダルクの日】

1429年、イギリスとの百年戦争で苦戦するフランス皇太子シャルル7世のもとに、

神の命を受けたというジャンヌ・ダルクが現れた。

以後、彼女の活躍で戦況は一変したが、翌年イギリス軍に捕えられ、

宗教裁判にかけられて火あぶりにされた。

 

うちの図書館にもありました。

「ジャンヌ・ダルク」フィリップ・セギ ソニー・マガジンズ

ジャンヌ・ダルクは本に限らず、いろいろな媒体で取り上げられています。

かつて、各時代の英雄がタイムマシンで一堂に会し、格闘大会が始まるという、ビデオゲームがありましたね。

 

 

 

※【弟の日】

姉妹型、兄弟型の研究で知られる漫画家の畑田国男さんが提唱。

【関連】

兄の日 6月6日

妹の日 9月6日

姉の日 12月6日

いい兄さんの日 11月23日

 

 

※【スマートストックの日】

2011年3月11日の東日本大震災以降、災害時の資源の有効活用意識が

高まりを見せている。

無駄な買占めをせずに、災害時に必要な量を備えてストックすることを

啓発しようと「キリンアルカリイオンの水」が制定。

日付は震災からほぼ1年を経た3月6日を「み(3)なおす、む(6)だなく」

と読む語呂合わせから。

9月6日も「スマートストックの日」。

 

細いスキーストックの日かなと思ったら、違いました。確かに、災害が起きると慌てて食料とか水の確保に走ってしまいますね。

 

「ストック」で蔵書検索をしました。

 

「北海道再建への戦略(豊かな『ストック社会』に向けて)」平岡祥孝 北海道新聞社 2007年刊行

ビジョンが必要です。

 

「ギャル曽根さんといっしょにはじめての離乳食(フリージング ストック食材 フリージングミックス 取り分け 手間なし アイデアがいっぱい!)」飛石なぎさ 学研パブリッシング 2013年刊行

大食い界のカリスマ、どんなに大量の食事でも、最後まできれいに食べると評判の高いギャル曽根さんと、赤ちゃんの離乳食。「あんなに食べるような子になったらどうしよう。健康的だからそれもいいかな」というお母さんに読んでもらいたい(?)一冊です。

 

 

 

※【サロネーゼの日】

サロネーゼとは自宅の部屋などをサロンにして、趣味などの教室を主宰する人のこと。

女性の新しい生きかたのひとつとして注目を集めているサロネーゼを、より多くの人に知ってもらい応援する日にと、サロネーゼに関する企画などを手がける有限会社ハッピーキューブス代表のローズ麻生育子さんが制定。

日付はこれから花開く早春であり、ひなまつり(3月3日)と国際女性デー(3月8日)の同時期であることと、3と6でサロンの語呂合わせから。

 

なるほど、これはこれで大事な日ですね。しかし、「サロネーゼ」がタイトルに入った本は鹿追町図書館にはありませんでした…。

 

 

※【スリムの日】

京都市に本社を置く女性用下着などのトップメーカーである株式会社ワコールが、

これから徐々に薄着になっていくシーズンを迎えて、ボディシルエットを整えるアウターやインナーに注目してもらい、体型の変化による健康増進を意識してもらいたいと制定。

日付は春からの薄着のシーズンインと、3と6で「スリム」と読む語呂合わせから。

 

ボクもスリムになりたいですが、ワコールさんとはあまり縁のない生活を送っていました。

「スリム」で蔵書検索します。

 

「アラブ・ムスリムの日常生活(ヨルダン村落滞在記)」清水芳見 講談社 1992年刊行

中東情勢は、25年ほど前からだいぶ変化がありますが、日常生活の方はどうなのでしょう。

 

「スリムなママになるための産後のダイエットブック」学研

出産後には体質が変わるということを聞いたことがありますが、気になる方はぜひ。

 

 

今日はこの辺りで。

 

本日は午前10時から午後6時まで開館です。

8万冊ほど本がありますので、まだ見ぬ一冊に出会ってみませんか?

それではー。

今日は何の本? 3月5日(2016) さんごの日とか、ミス・コンテストの日とか

おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。

 

鹿追町図書館所蔵の本を紹介しています。

「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。

 

さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいるのです。

以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。

 

3月5日はこんな日です。

 

珊瑚の日、ミス・コンテストの日、スチュワーデスの日、三幸の日、安藤百福の日、巫女の日、ノー・レジ袋の日(毎月5日)、水天の縁日(毎月1日,5日,15日)

 

なるほど、さんごの日でした。

 

「さんご」で鹿追町図書館の蔵書検索をすると、納得のタイトルが。

 

「abさんご」黒田夏子 文芸春秋 2013年刊行

あれ、まだ刊行されて3年しか経っていないのですね。もうずいぶん前の出来事のような気が…。

 

 

※【ミス・コンテストの日】・【ミスコンの日】

1908(明治41)年、時事新報社が全国から「良家の淑女」を対象に写真を募集し、その審査結果を公表した。これが日本初のミスコンテストとなった。

1等に選出されたのは小倉市長・末弘直方の四女・ヒロ子で、学習院女子部3年に在学中だった。

コンテスト参加は学習院で大問題となり、彼女は退学処分になってしまった。

 

えー! 何事も先駆者というのは常識外のことになるので、風当りが強いのですね。悪いことじゃないのにね。

 

 

「ミス・コンテスト」で蔵書検索しても0件なので、「ミス」で検索。

638件が該当。ピンチ。

 

とりあえず、一件目から順に紹介。

 

「大志と野望(ウィリアム・スミス・クラークの足跡をたずねて)」北海道放送「大志と野望」特別取材班 KABA書房

なるほど、「スミス」というお名前から、検索にかかっているのですね。しかし、これはいい本の予感。

 

続いて2件目。

 

「ハード・アイス(ハヤカワ・ミステリ文庫)」ジェニー・サイラー 早川書房

なるほど、「ミステリ」が検索にかかっているのですね。これはえらいことになった。

 

「甦ったミスター球団」大下英治 角川書店 1985年刊行

なるほど、「ミスター」が検索にかかっているのですね。ボクは、「球団」と聞くと野球、その流れで「ミスター」と聞くと、長嶋茂雄さんを連想しますが、この本は果たして。

 

「『C62ニセコ』殺人事件(トラベル・ミステリー傑作集 Part7)」西村京太郎 光文社 1989年刊行

やはり西村先生、今日もボクをニセコから助けに来てくださいました。

 

「特急『あさま』が運ぶ殺意(トラベル・ミステリー傑作集 Part8)」西村京太郎 光文社 1992年刊行

西村先生、さらに、特急あさまにて到着です。

 

「特急『あさま』が運ぶ殺意(トラベル・ミステリー傑作集 Part8)」西村京太郎 光文社 1992年刊行

あれ? 続いても西村先生。二番線ホームにも、特急あさまが到着です。

 

「特急『あさま』が運ぶ殺意(トラベル・ミステリー傑作集 Part8)」西村京太郎 光文社 1992年刊行

んん? さらにマウンドは西村選手。三番線ホームにも、特急あさまが到着です。なんだ、このダイヤは。

 

特急『あさま』は殺意を運び続けます。このままでは、殺されてしまいます。

 

なんだこりゃ。

タイプミスかな。

図書館では購入した本に「資料コード」という、人間で言えばマイナンバーみたいな番号が振られるのですが(なんか嫌な例えだな)、この三冊、すべて違う番号になっているので、この三冊が鹿追町図書館にあるのは間違いないようです。

間違いなく、三冊ありますね。鹿追町図書館の七不思議なのか。

やはり、三冊確認できますね。鹿追町図書館の七不思議なのか。

 

うちの町の規模の図書館なら、よっぽどのことがない限り、同じ本は一冊しかないはずなのですが…。

 

「ミス」だけにミスったのか。ミスというより、これ自体がミステリーなのか。

 

 

 

いや、こういうことも考えられます。

 

西村先生の新刊本、当然わが図書館は購入します。

しかし、大人気の西村先生の新刊本。貸し出しの申し込みが殺到して、順番待ちが続きます。

 

「西村先生の本、人気なのはわかるけど、もう半年待っている。なんとかならないか」

と、図書館に利用者さんからの声が届きました。予約の順番をみると、その方はさらにあと一年くらい待たなければ借りられません。

 

大変です。このペースでは、この方が新刊を手にするのは、次の新刊が出てからになってしまって、「やったー! 一年半待った、西村先生の新刊がようやく読めるぞ!」と、手に取るころには、part9が出てしまっているかもしれません。新刊じゃなくなってしまいます。

 

「お待たせしました。おめでとうございます。ご予約の西村先生の新刊、part8です」とお渡しする横で別の方が、西村先生の新刊、part9を借りていくということがおきるかもしれません。

とんだぬか喜びです。

 

「新刊だと思ったのに…」と、がっかりしてとぼとぼ、part8を持ち帰る利用者さん。

 

「このままでは、みんなが悲しい思いをしていまう。なにか我々にできることはないのだろうか」

 

 

「ふだん、二週間の貸出期間を、半分の一週間に限定する特例を設けよう。そうすれば、早く返ってくる」

「いや、待ちに待った西村先生の本だ。みんな、じっくりと味わいたいに決まっている。それはできない」

 

図書館の職員は、夜も寝ないで三日三晩、話し合いました。

そこで、館長はある決断をします。

「さすが大人気の西村先生だ。みなさん、熱望しておられる。よし、とくべつにもう一冊所蔵して、せめてお待たせする時間を半分の期間に短縮しよう」

 

ふだんはお堅い役人たちも、にしむらせんせいがだいすきでした。町の人たちのため、いっしょうけんめいにかんがえました。

そして、二冊目が所蔵されました。まちの人は、おおよろこびです。

 

「ああ、これでにしむらせんせいのほんが、はやくよめるぞ! ありがたいことだなぁ」

まちのひとは、うれしくておまつりをはじめました。

 

そのさわぎを聞きつけた、まちいちばんのおおがねもち、本の大好きな吾作どんが、「そうか、みんなそんなに早く読みたいなら、わしが買って読んだにしむらせんせいのこの本、としょかんにあげるから、みんなで読むと良いぞよ」

 

まちのひとはかんげきしました。

「ああ、これでさんかげつごには、にしむらせんせいのしんかんがよめるぞ。ありがたや、ありがたや」

 

こうして、しかおいのむらのひとたちは、みんなでにしむらせんせいのほんをたのしみました。

 

めでたし、めでたし。

おしまい。

 

 

 

本日は午前10時から午後6時まで開館です。

一年半待ちの大人気、西村先生の「特急『あさま』が運ぶ殺意(トラベル・ミステリー傑作集 Part8)」光文社 1992年刊行

は、今なら先着三名まで、すぐ借りられますよ!!!!!