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おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
今日も、鹿追町図書館所蔵の本を紹介します。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
3月26日はこんな日です。
カチューシャの歌の日、バングラデシュ人民共和国独立記念日
ふろの日(毎月)、プルーンの日(毎月)
・・・。
みなさん、こう、お感じではないですか?
『カチューシャの歌の日ってナニー!?』
調べました。
※【カチューシャの歌の日】
1914(大正3)年、島村抱月と松井須磨子が起こした芸術座が、トルストイの『復活』の初演を行った。
この中で歌われた「カチューシャの歌」が大流行した。
説明を聞いても、さらによくわからないYO―。
とりあえず、なんか、文化の香りは感じました。
「カチューシャ」の本、鹿追町図書館で探してみました。
「カチューシャ」野中ともそ 理論社 2005年刊行
一冊だけあったけど、
…。
話が膨らまなかった。
活路を見出そうと、「歌」で探してみました。
これは逆に多いですね。400件以上、リストに上ります。
気になるものを紹介。
「十津川警部『友への挽歌』」西村京太郎 文芸春秋 1996年刊行
西村先生、おはようございます。なんだか、ずいぶんごぶさただった気が…。
『友への挽歌』
心にグッと来たタイトルです。同僚か、犯人か、十津川警部の友に、大きな転機が訪れそう。死ぬか、捕まるか、どちらかになりそう。あ、100%推測で書いています。
読まないで、タイトルで想像して楽しむスタイルです。
「窓辺には夜の歌(夏の魔術2)」田中芳樹 徳間書店 1990年刊行
あ、ちゃんと読んだ本もありました。このシリーズ、好きでした。
日常の世界から、少しずつ異世界へ。
もう、25年以上前の作品であることが、驚きです。読んだときは、25年後にこうしてまた思い出すことになるとは思わなかったなぁ。
あ、この本は図書館に行かなくても、家の中の段ボールの中に眠っているはずです。
…段ボールが多すぎて、なかなか出てこないけど。
「呟(鹿追短歌会第二合同歌集)」鹿追短歌会 1987年刊行
貴重な郷土の本、発見!
こういう冊子、作っておけば図書館で読みつがれるって、スゴイなー、と思いました。
ボクは幼いころにこの図書館に通ってて、
「こんなにいっぱいの本、すごいな、楽しいな。いつか、ここにボクの名前の書いてある本、一冊でいいから並べたいな」と思っていました。
どうせ、人生一度きり。
やりたいこと、やってみようかな。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から午後6時までですぞ。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
今日はなんと、鹿追町図書館所蔵の本を紹介します。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っていました。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
3月21日はこんな日です。
国際人種差別撤廃デー、ランドセルの日、催眠術の日、カラー映画の日、太陽の日、卵の日、
漬物の日(毎月)
「人種差別」のキーワードがタイトルに入った本を、蔵書検索します。
「席を立たなかったクローデッド(15歳、人種差別と闘って)」フィリップ・フース 汐文社
「10分で読める命と平和につくした人の伝記(戦争・人種差別・病気…人の命をすくった20人)」塩谷京子 学研教育出版
人種差別の問題は、一度世の中の「常識」となってしまったものがひっくり返るには大変な意識の変革が必要ということなのでしょうか。難しい問題です。
ランドセルの日でした。新一年生は、買ってもらったランドセルを背負って歩くのが楽しみで仕方ないころでしょうか。
「高野優のおひさまランドセル(エッセイマンガ)」高野優 講談社
エッセイマンガは、読みやすくていいですよね。時間がないときでも、すぐ内容が頭に入ってきます。
催眠術の日でした。
…どんな日でも、あるんだなぁ。
「自分を生かす自己催眠法」生月誠 講談社
なるほど。
「スーパー・パワー対催眠術(スーパーばあちゃん)」フォレスト・ウィルソン くもん出版
謎の本です。
カラー映画の日でした。
「映画の中の北海道」竹岡和田男 北海道新聞社 1991年刊行
だいぶ前の本ですが、一度読んでおきたい本です。
「機動戦士ガンダム(劇場用アニメ映画第1作フィルムコミック)」サンライズ 旭屋出版
ボクの大好きなガンダムの本がありました。やったー。
「12歳からの映画ガイド(生き抜く力を)学ぶ! 必見50本+150」佐藤忠男 小学館
ボクはあまり映画を見ないのですが、今年は、一か月に一本は見ようと思っています。
そして、太陽の日でした。
「沈まぬ太陽」山崎豊子 新潮社
「太陽の子」灰谷健次郎 理論社
「いつも心に太陽を」つかこうへい 角川書店
このあたり、読んでおかなければ、という気がします。
「太陽と砂 炎の墓標」西村京太郎 講談社
西村先生、おはようございます。なんだか、すごく久しぶりのような気がします。
「太陽系をさぐる(星の世界をたずねる)」中村士 岩波書店
こういう宇宙の話を読むと、スケールの大きさに圧倒されますよね。その感覚、結構楽しいですけど。
卵の日でした。
「コロンブスの卵」丸谷才一 筑摩書房
コロンブスの卵のエピソードには、いまだに学ぶところがあります。視点を変えることは大事です。
「なぜ日本人だけが喜んで生卵を食べるのか」伊丹由宇 ワニ・プラス
これは、ここで書いたら面白くないですね。読んでみましょう。
今日はこの辺りで。
本日は、祝日なので、月曜日も開いています。午前10時から午後6時までですよー。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
鹿追町図書館所蔵の本を紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいるのです。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
3月5日はこんな日です。
珊瑚の日、ミス・コンテストの日、スチュワーデスの日、三幸の日、安藤百福の日、巫女の日、ノー・レジ袋の日(毎月5日)、水天の縁日(毎月1日,5日,15日)
なるほど、さんごの日でした。
「さんご」で鹿追町図書館の蔵書検索をすると、納得のタイトルが。
「abさんご」黒田夏子 文芸春秋 2013年刊行
あれ、まだ刊行されて3年しか経っていないのですね。もうずいぶん前の出来事のような気が…。
※【ミス・コンテストの日】・【ミスコンの日】
1908(明治41)年、時事新報社が全国から「良家の淑女」を対象に写真を募集し、その審査結果を公表した。これが日本初のミスコンテストとなった。
1等に選出されたのは小倉市長・末弘直方の四女・ヒロ子で、学習院女子部3年に在学中だった。
コンテスト参加は学習院で大問題となり、彼女は退学処分になってしまった。
えー! 何事も先駆者というのは常識外のことになるので、風当りが強いのですね。悪いことじゃないのにね。
「ミス・コンテスト」で蔵書検索しても0件なので、「ミス」で検索。
638件が該当。ピンチ。
とりあえず、一件目から順に紹介。
「大志と野望(ウィリアム・スミス・クラークの足跡をたずねて)」北海道放送「大志と野望」特別取材班 KABA書房
なるほど、「スミス」というお名前から、検索にかかっているのですね。しかし、これはいい本の予感。
続いて2件目。
「ハード・アイス(ハヤカワ・ミステリ文庫)」ジェニー・サイラー 早川書房
なるほど、「ミステリ」が検索にかかっているのですね。これはえらいことになった。
「甦ったミスター球団」大下英治 角川書店 1985年刊行
なるほど、「ミスター」が検索にかかっているのですね。ボクは、「球団」と聞くと野球、その流れで「ミスター」と聞くと、長嶋茂雄さんを連想しますが、この本は果たして。
「『C62ニセコ』殺人事件(トラベル・ミステリー傑作集 Part7)」西村京太郎 光文社 1989年刊行
やはり西村先生、今日もボクをニセコから助けに来てくださいました。
「特急『あさま』が運ぶ殺意(トラベル・ミステリー傑作集 Part8)」西村京太郎 光文社 1992年刊行
西村先生、さらに、特急あさまにて到着です。
「特急『あさま』が運ぶ殺意(トラベル・ミステリー傑作集 Part8)」西村京太郎 光文社 1992年刊行
あれ? 続いても西村先生。二番線ホームにも、特急あさまが到着です。
「特急『あさま』が運ぶ殺意(トラベル・ミステリー傑作集 Part8)」西村京太郎 光文社 1992年刊行
んん? さらにマウンドは西村選手。三番線ホームにも、特急あさまが到着です。なんだ、このダイヤは。
特急『あさま』は殺意を運び続けます。このままでは、殺されてしまいます。
なんだこりゃ。
タイプミスかな。
図書館では購入した本に「資料コード」という、人間で言えばマイナンバーみたいな番号が振られるのですが(なんか嫌な例えだな)、この三冊、すべて違う番号になっているので、この三冊が鹿追町図書館にあるのは間違いないようです。
うちの町の規模の図書館なら、よっぽどのことがない限り、同じ本は一冊しかないはずなのですが…。
「ミス」だけにミスったのか。ミスというより、これ自体がミステリーなのか。
いや、こういうことも考えられます。
西村先生の新刊本、当然わが図書館は購入します。
しかし、大人気の西村先生の新刊本。貸し出しの申し込みが殺到して、順番待ちが続きます。
「西村先生の本、人気なのはわかるけど、もう半年待っている。なんとかならないか」
と、図書館に利用者さんからの声が届きました。予約の順番をみると、その方はさらにあと一年くらい待たなければ借りられません。
大変です。このペースでは、この方が新刊を手にするのは、次の新刊が出てからになってしまって、「やったー! 一年半待った、西村先生の新刊がようやく読めるぞ!」と、手に取るころには、part9が出てしまっているかもしれません。新刊じゃなくなってしまいます。
「お待たせしました。おめでとうございます。ご予約の西村先生の新刊、part8です」とお渡しする横で別の方が、西村先生の新刊、part9を借りていくということがおきるかもしれません。
とんだぬか喜びです。
「新刊だと思ったのに…」と、がっかりしてとぼとぼ、part8を持ち帰る利用者さん。
「このままでは、みんなが悲しい思いをしていまう。なにか我々にできることはないのだろうか」
「ふだん、二週間の貸出期間を、半分の一週間に限定する特例を設けよう。そうすれば、早く返ってくる」
「いや、待ちに待った西村先生の本だ。みんな、じっくりと味わいたいに決まっている。それはできない」
図書館の職員は、夜も寝ないで三日三晩、話し合いました。
そこで、館長はある決断をします。
「さすが大人気の西村先生だ。みなさん、熱望しておられる。よし、とくべつにもう一冊所蔵して、せめてお待たせする時間を半分の期間に短縮しよう」
ふだんはお堅い役人たちも、にしむらせんせいがだいすきでした。町の人たちのため、いっしょうけんめいにかんがえました。
そして、二冊目が所蔵されました。まちの人は、おおよろこびです。
「ああ、これでにしむらせんせいのほんが、はやくよめるぞ! ありがたいことだなぁ」
まちのひとは、うれしくておまつりをはじめました。
そのさわぎを聞きつけた、まちいちばんのおおがねもち、本の大好きな吾作どんが、「そうか、みんなそんなに早く読みたいなら、わしが買って読んだにしむらせんせいのこの本、としょかんにあげるから、みんなで読むと良いぞよ」
まちのひとはかんげきしました。
「ああ、これでさんかげつごには、にしむらせんせいのしんかんがよめるぞ。ありがたや、ありがたや」
こうして、しかおいのむらのひとたちは、みんなでにしむらせんせいのほんをたのしみました。
めでたし、めでたし。
おしまい。
本日は午前10時から午後6時まで開館です。
一年半待ちの大人気、西村先生の「特急『あさま』が運ぶ殺意(トラベル・ミステリー傑作集 Part8)」光文社 1992年刊行
は、今なら先着三名まで、すぐ借りられますよ!!!!!
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月29日はこんな日です。
跳躍の日(Leap day)、ニンニクの日、富士急の日、円満離婚の日
◆閏(うるう)日
※【跳躍の日(Leap day)】
英語では閏日のことを”leap day”と言う。
これは、普段の年はその前年の同じ日より1つだけ曜日がずれるが、閏年の翌年は2つずれる、
つまり、曜日を1つ飛び越える(leap)からである。
かつてイギリスでは、4年間のうちでこの日だけ女性から男性へのプロポーズが伝統的に公認され、男性はそれを断わることはできないとされていた。
なんか、スゴイ日でした! イギリス人にびっくりです。えー。
「跳躍」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書を検索します。
「秘密への跳躍」赤川次郎 集英社 2009年刊行
このキーワードでは8万冊の中でこの一冊のみでした。さすが多作の赤川さん。
※【ニンニクの日】
「にん(2)に(2)く(9)」の語呂合せ。
4年に一度しかありません。食べますか。
「しょうが・にんにく・とうがらしの本(脂肪を燃焼&血流アップ! 免疫力も上がる3大食材ブック)」えい出版
「薬味の力(しょうが みょうが にんにく 青じそ)」NHK出版
こんな感じで。
※【富士急の日】
「ふ(2)じ(2)きゅう(9)」の語呂合せ。富士急行が2003年に制定。
4年に一度しかありません。ちょうどいま、テレビを見ていたら富士急ハイランドが入場無料で、お宝さがしのイベントも行われるようです。仕事がなければ行ってみたい。
さすがにこのタイトルはないかなと思いつつ、「富士急」で蔵書検索すると、たった一冊ありました。
「富士急行の女性客」西村京太郎 光文社 2010年刊行
ボクの救世主、西村先生が堂々の登場です。さすがであります。助かります。
そして、なんとこんな日です。
※【円満離婚の日】
1年で離婚の件数が最も多いとされる3月の前日で、4年に1度巡ってくるうるう年の2月29日。
この日を夫婦の絆、結婚・離婚の本質や夫婦関係などをあらためて考える日にしようと
「離婚式」のプランナーである寺井広樹氏が制定。
日付は2と29で「2人に、福(29)あれ」との語呂合わせからも。
イギリスと反対の感じです。世界は広い。くっついても離れてもいいみたいです。
「離婚」のキーワードで蔵書検索すると、20冊。むむ。
「離婚式」三浦俊彦 河出書房新社 1997年刊行
むう。
「悩む前に知っておきたい離婚の手続き」中里妃沙子 日本文芸社
なんと。
「家庭内離婚」林郁 筑摩書房
やや。
「男の離婚読本(損せず別れる)」飯野たから 自由国民社
うーん。
「『離婚』のやさしい事典(キーワードと用語でわかりやすく解説)」比留田薫 主婦の友社
なるほど。
「ぜったい離婚!?と思った時に読む本(マンガエッセイ)」金盛浦子 佼成出版社
うん。
「ひとり親の子育て(離婚、士別、『実質シングル』。ひとりで子育てするすべての人へ)」諸富祥彦 WAVE出版
結婚したことがないので離婚について考えたことがなく、ロクなコメントができませんでした。
本日は月曜日なので、休館日。
また明日以降、気になる本がありましたら、ご来館くださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月26日はこんな日です。
2.26事件の日、咸臨丸の日、脱出の日、パナマ運河開通記念日、血液銀行開業記念日
ふろの日(毎月)
2月26日と言えば、2.26事件ですよね。
※【2.26事件の日】
1936(昭和11)年、2.26事件が発生した。
陸軍の皇道派の青年将校が、対立していた統制派の打倒と国家改造を目指し、約1500名の部隊を率いて首相官邸等を襲撃した。
内大臣・大蔵大臣等が殺害され、永田町一帯が占拠された。
当初、陸軍の首脳部は青年将校たちの行動を容認する態度をとっていたが海軍が鎮圧を要求し、天皇も同様の立場をとったので、29日に鎮圧を開始した。
飛行機から「下士官兵ニ告グ」のビラを撒いて帰順を勧め、「今からでも決して遅くはないから、直ちに抵抗をやめて軍旗の下に復帰する様にせよ」
との投降を呼びかけるラジオ放送を行った。
形勢が不利になったと判断した将校たちは兵を原隊に帰し、2名が自決、残りの者が自首して、その日のうちに鎮定された。
改めて見てみると、大変な事件ですね。大臣が殺されてしまっています。
「二・二六事件軍法会議」原秀男 文芸春秋 1995年刊行
「叛徒(2・26事件と北の青年将校たち)」平沢是曠 北海道新聞社 1992年刊行
正直、あまり知識はないのでこれ以上語れませんでした。とほほ…。
※【咸臨丸の日】
1860(万延元)年、幕府使節団が、オランダから買い入れた木造艦「咸臨丸」で、日本船として初めて37日間かけ太平洋を横断しサンフランシスコに到着した日。
使節団メンバーは、軍艦奉行の木村摂津守、艦長の勝麟太郎(勝海舟)、福沢諭吉ら約90名。
勝は航海中、ひどい船酔いのために私室にこもったままで、艦長らしき仕事はほとんどしなかったといわれる。
こちらの日にいたっては、読み方もわかりませんでした。「かんりんまる」というらしいです。
蔵書検索しましたが、タイトルにこれが入っている本はありませんでした。
それにしても、150年以上たってから、自分の船酔いについて触れられるなんて、勝海舟も思っていなかったでしょうね。船酔いは、しょうがないです。
※【脱出の日】
1815年のこの日、エルバ島(現在はイタリア・トスカーナ州に属する)に流刑されていたナポレオンが脱出し、パリに戻り奇跡の復位を遂げる。
しかしワーテルローの戦いで完敗して百日天下に終わり、その後大西洋の孤島セントヘレナ島へ再び流刑となった。
かのナポレオンが脱出した日でした。
「脱出」で鹿追町図書館の蔵書を検索すると、22件ありました。
「ランボー 怒りの脱出」ディヴィッド・マレル 早川書房 1985年刊行
これが一番気になりました。ランボーももう30年前なのですね。
中学生の時に、友達と「ランボー 怒りのアフガン」を見に行った記憶があります。ランボーは強かったです。
「サハリン脱出」佐藤生人 潮出版社
「満州脱出記」橋本一正・佳代 富士書院
「北朝鮮大脱出地獄からの生還」宮崎俊輔 新潮社
北の方からの脱出ですね。これは壮絶。
「自由自在に乗りこなすサーフィンテクニック(今シーズンで、ぜったいにビギナー脱出!)」牛越峰統 成美堂出版
これはどんどん脱出していきましょう。
「ある朝海に脱出」西村京太郎 講談社
西村先生、おはようございます。
「麻薬脱出(250万依存者の生と死の闘い)」軍司貞則 小学館
麻薬ダメ、絶対。
「セルフレスキュー(遭難を防ぎ、安全登山を実現する山のトラブル脱出法)」渡辺輝男 山と渓谷社
登山する方におススメです。みなさん無事に帰ってきてくださいね。
※【パナマ運河開通記念日】
1914(大正2)年、太平洋と大西洋を連絡するパナマ運河が開通した。
パナマ運河は、中央アメリカのパナマ地峡を開削した閘門[こうもん]式運河で、当初はスエズ運河を開削したフランス人技師レセップスが工事を進めていたが、作業員がマラリア等の病気にかかる等で失敗し、その後をアメリカが継いで完成させた。
1999年(平成11年)末にアメリカからパナマ共和国に返還された。
世の中知らないことばかりでした。
「パナマ運河史」河合恒生 教育社
これを読めばわかります。
※【血液銀行開業記念日】
1951(昭和26)年、日本初の血液銀行・日本ブラッドバンク(後のミドリ十字。
吉富製薬と合併する等して現在は三菱ウェルファーマ)が大阪に設立された。
血液銀行は、献血等により提供者から採取した血液を保存管理して輸血に必要な血液を確保し、必要に応じて供給する機関で、GHQの指示により設置された。翌1952(昭和27)年に、日本赤十字社も血液銀行を設立した。
【関連】
献血記念日 8月21日
ちょうど昨日、献血車が図書館の隣に来ていたので献血しました。いつかもらうかもしれませんしね。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から、金曜日なので午後7時までの開館となります。
気になる本がありましたら、ご来館くださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月25日はこんな日です。
夕刊紙の日、箱根用水完成の日、
歯茎の日(毎月)、天神の縁日(毎月)
夕刊紙の日でした。
※【夕刊紙の日】(夕刊フジ創刊記念日)
1969(昭和44)年、日本初の駅売り専門の夕刊紙『夕刊フジ』が創刊した。
サラリーマンを対象としたタブロイド紙の登場は、ひとつのクラスカルチャーを生んだといわれる。
夕刊フジは読んだことがないですね。鹿追町に駅がないからなぁ。
「夕刊」をタイトルに含む本について、鹿追町図書館にあるかどうか、蔵書検索をします。
ないかと思ったけど、一冊ありました。
「日曜日の夕刊」重松清 毎日新聞社 1999年刊行
だいぶ前の本になりますが、重松さんの本でした。
そして、箱根用水完成の日でした。
※【箱根用水完成の日】
1670(寛文10)年、日本の土木史上重要な意味を持つ箱根用水が完成した。
湖尻峠に約1200メートルのトンネルを掘って、芦ノ湖の水を富士山麓の数か村に導く用水で、
深良村(現在の裾野市)の名主・大庭源之丞らが中心となって5年かけて完成させた。
「箱根」で蔵書検索します。
16件ありました。
「『箱根駅伝』不可能に挑んだ男たち」原島由美子 ヴィレッジブックス 2007年刊行
箱根と言えば、箱根駅伝を連想します。毎年お正月、テレビで放送されますよね。毎年生み出される数々のドラマ、子どもの頃は気にならなかったのに、年々、選手たちの思いに感情移入してしまうようになるので、気になっています。見るとどっぷり気持ちを持っていかれるので見ないのですが。この本は2007年刊行ですので、最近の大会についてはもちろん書かれていなのですが、去年、今年の青山学院大学、原監督の「ワクワク大作戦」「ハッピー大作戦」は、インパクトがありました。苦しい思いで頑張っている他のチームを、楽しんで圧倒してしまうチーム作り。
みんな、しんどい思い、つらいトレーニングで頑張っているのに、ワクワク感を大切にする、楽しんでいい、という方法で2年連続で箱根を制したのは、まぐれではないでしょう。
楽しんでいる方が圧倒的になる、とはボクの先生の藤村正宏さんの言葉でもあります。
そして、箱根と言えば、観光地のイメージがあります。
「箱根(気ままに電車とバスの旅)」ブルーガイド編集部 実業之日本社
いい雰囲気なのですが・・・
「安曇野・箱根殺人ライン」深谷忠記 実業之日本社
同じ実業之日本社さんから、事件のお知らせです。
「箱根・芦ノ湖殺人特急」梓林太郎 徳間書店
「箱根峠欲望殺人」南里征典 角川書店
「箱根路、殺し連れ」太田蘭三 光文社
各出版社からも次々に事件が…。
「強奪箱根駅伝」安東能明 新潮社
とうとう駅伝にまで、魔の手が伸びてきました。
「十津川警部捜査行 伊豆箱根事件簿」西村京太郎 有楽出版社
そして、我らが十津川警部が立ち上がりました。これでもう安心です。西村先生、おはようございます。
「十津川警部箱根バイパスの罠」西村京太郎 講談社
さすが、我らが十津川警部は出版社の垣根を超えて大活躍です。バイパスの罠くらい、なんなく解決してしまうでしょう。
十津川警部に出会えると、安心する今日この頃です。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から午後6時までの開館となりますので、気になる本がありましたら、ご来館くださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
さて、「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月17日はこんな日です。
天使のささやきの日、天使の囁き記念日、ノアの洪水の日、雪の特異日
安全の日(毎月)、いなりの日(毎月)
天使のささやきの日!
天使の日ではなくて、天使のささやきの日とは、なんとロマンティックな日なのでしょう!
若干テンションが上がってしまいました。
※【天使のささやきの日,天使の囁き記念日】
北海道幌加内町の「天使の囁きを聴く会」が1994(平成6)年に制定。
ふむふむ、北海道! 幌加内といえばそばが有名ですね。鹿追のそばもおいしいです。
天使の囁きとは、
空気中の水蒸気が凍ってできるダイヤモンドダストのことである。
なるほど、ダイヤモンドダストの日ということなんですね。
1978(昭和53)年、北海道幌加内町母子里の北海道大学演習林で氷点下41.2℃という最低気温が記録された。
しかし、気象庁の公式記録の対象から外れていたため、1902(明治35)年1月25日に旭川市で記録された氷点下41.0℃が公式の日本最低気温となっている。 これをプラスイメージに変えようと、町内の若者グループが中心となり、この日ダイヤモンドダストの観察等厳冬の一夜を体験する「天使の囁きを聴く集い」を1987(昭和62)年から開催している。
そうなんですね、そういうことでしたか。
この間の、日本最低気温の日(1月25日)とつながっていました。勉強になります。
というわけで、「天使」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書を検索します。
180件あります。
この間も「天使」って、あったような気が…。まぁ、いいか。
「楽園の堕天使(ラブ・エンジェル)たち(北海道の小都市を震撼させた『援助交際』の実態)」沢田寛徳 現代書林
さわやかなキーワードだったのに、残念なことに…。しかも北海道の話でした。いけません。
「緋の天使(魔界都市ブルース)」菊地秀行 祥伝社
ボクの好きな魔界都市ブルースシリーズです。これは確か、秋せつらくんが活躍するやつですね。
「天使が味方についている」小林深雪 講談社
これは嬉しい。
「天使に見捨てられた夜」桐野夏生 講談社
これは寂しい夜。
「拳銃天使 仮面の冒険児」手塚治虫 講談社
この作品は知りませんでした。漫画全集の一冊ですね。
「魔界の天使(エンジェル)(赤かぶ検事)」和久俊三 実業之日本社
「天使の耳」東野圭吾 講談社
「天使の靴」ドナ・ヴァンリアー ポプラ社
「悪魔のパス天使のゴール」村上龍 幻冬舎
「天使の爪」大沢在昌 小学館
「天使を誘惑」高橋三千網 新潮社
「天使と悪魔」赤川次郎 角川書店
「天使の梯子」村山由佳 集英社
「天使がいた三十日」新堂冬樹 講談社
「天使」遠藤周作 角川書店
「肉体の天使」石原慎太郎 新潮社
多くの作家さんが書いています。天使はお話のテーマにしてみたくなる題材なのですね。
「天使の傷痕」西村京太郎 講談社
西村先生、おはようございます。やはり、堂々の参戦です。
「ヤンキー先生のたからもの(天使たちの詩)」義家弘介 光文社
以前、ヤンキー先生の講演を聞いて感動して泣きそうになりました。
「天使は容赦なく殺す」グレッグ・ルッカ 文芸春秋
あ、天使というとさわやかなイメージですが、十字軍とか見てても、敵対する者には、結構過激なニュアンスを感じますよね。
「闇の天使」ジャック・ヒギンズ 早川書房
「処刑の天使」田中光二 光文社
「腐りゆく天使」夢枕獏 文芸春秋
なにか、天使もいいことばかりではないのかなという感じですね。
「天使が消えていく」夏樹静子 講談社
なにも消えなくても…。
「天使などいない」永井するみ 光文社
ここまで来て、身もふたもない、とはこのことです。
「ナイチンゲール(戦場の天使)学研まんが伝記シリーズ」学研
そうでした。天使は実在しました。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から午後6時まで開館しております。気になる天使の本がありましたら、ぜひ。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
昨日は松野恵介さん、尾崎里美さんからいろいろ教えてもらい、とても大きな収穫がありました。人に伝えるということの、心技体の「心」と「技」を学びました。午前11時から、懇親会を含めて午後9時までですから、10時間。
ボリュームがありすぎて、頭も胸もいっぱいになりました。今度、詳しくブログに書いてみようかな。
さて、現在、ボクは図書館で働いていて、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
「なんだか気になるなー」という本との出会いのきっかけになれればいいなーと、思っています。
「今日は何の日?」をテーマに紹介する本を選んでいます。
以前から親交のある、田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月10日はこんな日です。
左利きの日、海の安全祈念日、ニットの日、ふきのとうの日、観劇の日、ふとんの日、
キタノ祈念日(北野武)、豚丼の日、簿記の日、フットケアの日、
LPガス消費者保安デー(毎月)、植物油の日(毎月)、金比羅の縁日(毎月)
豚丼の日でした。豚丼の発祥の地、帯広や十勝の関係者の皆様、チャンスです!
今日は、このキーワードしかない!と思い、「豚丼」で鹿追町図書館の蔵書を検索。
0件でした。あれー。
とても残念なので、「豚」で蔵書検索。
18件でした。メジャーな言葉なのに少ないなー。
「豚が沐浴する国(ビルマ感傷紀行)」田村旅人 新潮社
なんとも、今まで考えたことのない世界が、本で味わえます。
「豚が飛んだら」ロビン・シスマン ソニー・マガジンズ
これも、また謎ですね。どうなるのでしょうか。気になったら、すでに著者の術中です。
ためしに「ブタ」とカタカナで検索してみます。
すると、22件ありました。
「ブタのいどころ」小泉吉宏 メディアファクトリー
ふむふむ。
「ブタのふところ」小泉吉宏 メディアファクトリー
なるほど。
「ブタのみどころ」小泉吉宏 メディアファクトリー
たぶんですが、小泉さんはブタが好きなんだと思います。
そして、今度はひらがなの「ぶた」で蔵書検索。
118件ありました。
「青森ねぶた殺人事件」西村京太郎 文芸春秋
なるほど、キーワード検索は難しいですね。
ちゃんと「ぶた」さんを題材にした絵本もいっぱいありますが、
「ぶたさんちのばんごはん」渡辺有一 佼成出版社
タイトルが気になりました。最近知ったのですが、絵本って、大人が読んでも面白いです。
今日はこの辺りで。
本日は午前10時から午後6時まで、開館しております。気になった一冊がありましたら、ご来館くださいね。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
好きな正義超人は、ロビンマスクです。
現在、ボクは図書館で働いています。
最近、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
というのは、面白そうな本でも、なかなか書棚から見つけられないんです。
あらゆるジャンルの本を収集するという使命が図書館にはあります。
当図書館所蔵の8万冊以上の本の中に、「これ、読んでみたかった!」「知らなかったけど、読んだら面白かったー」という、あなたにぴったりの本、必ずあるはずなのですが、なかなか巡り合えない。
(あ、すみません。正確には、映像資料等も含んで、「資料」というものが8万点以上、ということなのですが、ややこしいのでざっくり書いています)
少しでも、本との出会いのきっかけになれればいいな、とブログを書いてみています。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めています。
以前から親交のある(とボクが思っている)田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
2月5日はこんな日です。
長崎二十六聖人殉教の日、 職業(プロ)野球の日、聖アガタの祝日、エコチュウの日、
日本語検定の日、ふたごの日、笑顔の日、ニゴロブナの日
ノー・レジ袋の日(毎月5日)、水天の縁日(毎月1日,5日,15日)
メルマガを読み進めます。
※【長崎二十六聖人殉教の日】
1596(慶長元)年、豊臣秀吉のキリスト教弾圧により、長崎西坂で26人のキリスト教徒が
処刑された。
殉教したのはペトロ・バプチスタ神父ら外国人6人と三木パウロ、茨木ルドビコ神父ら日本人20人で、
この26人は1862年にローマ教皇ピウス9世によって聖人に列せられた。
うーん、秀吉、ひどいことをしていますね。
「長崎」で鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。
50件ありました。
「長崎よみがえる原爆写真」NHK取材班 日本放送出版協会
後世に残さなければならない記録がありました。
「阿蘇・長崎『ねずみ』を探せ」西村京太郎 新潮社
長崎でもお会いできました。西村京太郎先生、おはようございます。
「長崎(ハウステンボス)」JTBパブリッシング 2012年刊行
旅行ガイドですね。10年以上前ですが、長崎に行ったことがあります。ハウステンボス、きれいな風景だったなー。
「長崎源之助全集」長崎源之助 偕成社
20巻まで。読み応えあります。
「長崎県の民話(ジャガタラお春ほか)」日本児童文学協会 偕成社
なんでしょう、ジャガタラお春、長崎ではみんな知ってるお話なんでしょうね。
そして、今日は昭和10年に全日本職業野球連盟が結成された日ということで、職業野球、プロ野球の日ということでした。
プロ野球といえば、残念なニュースが一昨日あたりから、流れていました。悲しいです。
さらに、「ふたごの日」といえば、Facebookでお会いする、印象的な方たちが・・・。
それはともかく、「双子」で蔵書検索。
6件ありました。
「運命の双子」ダリン・ストラウス 角川書店
ドラマの予感。
「誕生日事典 驚くほどよく当たる! 366日の性格診断 双子座」ゲイリー・コールドシュナイダー 角川書店
どうなんでしょう。
「双子の親になりました」三豊ちぇり 実業の日本社
これはまた、別のドラマの予感。
「双子の星」宮沢賢治 偕成社
読んだことがなかったです。名作との遭遇。
今日はこの辺りで。
午前10時から、金曜日は午後7時まで開館です。気になりましたらぜひ。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
現在、ボクは図書館で働いています。
最近、図書館所蔵の本をブログで紹介しています。
というのは、面白そうな本でも、なかなか書棚から見つけられないんです。
あらゆるジャンルの本を収集するという使命が図書館にはあります。
当図書館所蔵の8万冊以上の本の中に、「これ、読んでみたかった!」「知らなかったけど、読んだら面白かったー」という、あなたにぴったりの本、必ずあるはずなのですが、なかなか巡り合えない。
(あ、すみません。正確には、映像資料等も含んで、「資料」というものが8万点以上、ということなのですが、ややこしいのでざっくり書いています)
少しでも、本との出会いのきっかけになれればいいな、とブログを書いてみています。
ただ、ブログを書くのに日々、ネタ切れと戦っている方も多いですよね。ボクは人のお力を借りることにしています。
「今日は何の日?」方式で、紹介する本のテーマを決めています。
以前から親交のある(とボクが思っている)田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月24日はこんな日です。
郵便制度施行記念日、法律扶助の日、金の日、ゴールドラッシュの日、
ボーイスカウト創立記念日、削り節の日(毎月)
郵便制度の記念日でした。
「郵便」で鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。
20件、ありました。
「菜の花郵便局(大人と子供のための童話)」つかこうへい 岩波書店
図書館で仕事を始めてから、絵本や童話は大人が読んでも面白いものがある、ということにはじめて気がつきました。
「小さな郵便車」三浦綾子 角川書店
「農民兵士の声がきこえる(7000通の軍事郵便から)」岩手・和我のペン 日本放送出版協会
「漂流郵便局(届け先のわからない手紙、預かります)」久保田沙耶 小学館
「死なないで!(1945年真岡郵便局『九人の乙女』)」川嶋康男 農村漁村文化協会
「北海道郵便局名の由来(アイヌ語を軸にした)」野澤武司 ソーゴー印刷
「男はなぜパンツ一丁で郵便局に押し入ったのか(トンデモ裁判傍聴レポート)」産経新聞社会部取材班 小学館
気になった本を並べましたが、中でもとくに知りたいのが最後の一冊でした。なにがあったのでしょうか。
「郵便局のひみつ」おぎのひとし 学研パブリッシングコミュニケーション 2013年刊行
ボクの好きな学研のひみつシリーズです。
さて、
※【金の日,ゴールドラッシュデー】
1848年、アメリカ・カリフォルニアの製材所で働くジェームズ・マーシャルが、川底に金の粒を発見した。
この噂は全米に広まり、多数のアメリカ人がカリフォルニアに押し掛ける「ゴールドラッシュ」となった。
ということで、「金」のキーワードで鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。
何件くらいあるかな。300件くらいかな。
・・・562件ありました。
「佐渡金山」野本哲嗣 ナツメ社
聞いたことはありますが、行ったことはない場所の一つです。
「あの金で何が買えたか(バブル・ファンタジー)」村上龍 小学館
うーん、計算すると、おそろしい数字が出そうです。
「巡査部長のホンネ手帳(盗聴から習得金ネコババまで)」幕田敏夫 第三書館
なにかすごいタイトルです。大丈夫なんでしょうか。
「恐怖の金曜日」西村京太郎 角川書店
「現金強奪系紙(ダービーを狙え)」西村京太郎 角川書店
西村先生、おはようございます。
「金閣寺」三島由紀夫 新潮社
読んでないなー。いかん。
「絵でわかる 金業の飼い方・ふやし方」高橋英輔 日東書院
金魚って、家庭で増えるんだ。そりゃ、そうか。
「私、プロレスの味方です(金曜午後八時の論理)」村松友視 角川書店 1981年刊行
なんとなく、プロレス好きの友人を思い出しました。このころは、いわゆるテレビのゴールデンタイムにプロレスを放送していましたね。古館さんの実況はこのころでしたっけか。
「十勝の『二宮金次郎像』を訪ねて・・・」片山隆
なるほど、こういう資料も貴重ですね。
「十勝人心の旅(帯広信金郷土文庫)」帯広信用金庫
帯広信金さんの郷土についての本も、とても貴重です。
「なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?」山口揚平 ダイヤモンド社
こう書かれると、画家の誰が金持ちで誰が貧乏かは全く知らないのですが、知りたくなりました。
今日はここまで。本日は午前10時から午後6時までの開館です。
よかったらお越しくださいねー。