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おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
9月1日に人事異動があり、図書館係に配属されました。これまでは、花や畜産の担当経験がありますが、また違ったジャンルの職場となります。町のため、町の人の役立てるように仕事を覚えていきたいと思います。
図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。こないだ思いついた「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
9月21日は、こんな日です。
国際平和デー、世界停戦日、ファッションショーの日、世界アルツハイマーデー 漬物の日(毎月)
「国際平和」で蔵書検索。
あ、7件もある。意外。
「ゴラン高原国際平和協力業務記録集」
「ルワンダ難民救援国際平和協力業務記録写真集」
「モザンビーク国際平和協力業務記録写真集」
「エル・サルヴァドル国際平和協力業務記録写真集」
「ボスニア・ヘルツェゴヴィナ国際平和協力業務記録写真集」
と、映像資料が
「日本の国際平和協力(国連PKO 10年の歩み)」
「日本の国際平和協力(東ティモール国際平和協力業務の記録)」
まあ、そうなりますよね。このテーマではほかに作りようがないです。ニュースで聞いたことのある派遣ばかりですが、活動内容まで詳しくは知らないので、この機会に見てみるのもよいのでは。写真がメインなので目を通しやすいですし。
次に、「世界停戦」で蔵書検索。
0件でした。
それでは、「ファッションショー」を蔵書検索。
んー、0件かー。
ふだん、あまりファッションショーは見に行ったりしないしなぁ。あ、最近テレビでファッションショーを見たのを思い出した。
ZIPという番組だったかな。こんな感じ。
面白かった。
もうちょっと書いておきたいので「ファッション」で蔵書検索。
あ、ちなみに、近年知って驚いたのだけど、「ファッション」って意味は「服装」という意味だと思っていたけど、もともとは「流行」って意味なんですって。みなさん、知っていましたか?
さて、一冊目は、
「ファッション(蝶は国境をこえる)」森英恵
あ、これ、深い奴だ。
「服が好き。(ファッションも人生も自分でスタイリング)」
なるほど、ファッションも人生も、というところが興味を惹きますね。
「ファッションファッショ」山田詠美
これは小説でしょうね。タイトルだけではあらすじも検討がつきませんが。ファンも多い方なので面白いと思います。
「呪いのファッション」フォア文庫
うーん、小学生の時ならこの本を見つけたら、必ず借りて帰ってただろうなぁ。気になる。
「ファッション・建築・ITのしごと(叢書名)人気の職業早わかり!」PHP研究所
この三つを一冊でくくってしまうのか! PHP研究所も大胆だなぁ。
「ファッションのひみつ(叢書名)学研まんがでよくわかるシリーズ」
ボクの好きだった、「○○のひみつ」シリーズが登場です。宇宙のひみつとか、人体のひみつとか、シリーズは片っ端から読んだっけ。
「ひみつ」と言われると知りたくなったんだよな。
懐かしいな。久々に借りてみようかな・・・。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識とひみつがあなたをお待ちしています。連休中も開いてます! 気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね。本を読まなくても結構面白いですよ(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かりすます)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
9月1日に人事異動があり、図書館係に配属されました。これまでは、花や畜産の担当経験がありますが、また違ったジャンルの職場となります。町のため、町の人の役立てるように仕事を覚えていきたいと思います。
図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。こないだ思いついた「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
9月20日は、こんな日です。
空の日、バスの日、お手玉の日、相続・贈与の日 ワインの日(毎月)、発芽野菜の日(毎月)
あ、これはいろいろありそうだ。
まず、「空」で蔵書検索。
おっと、644件あります。今日は、空だけで終了かも。
一冊目は・・・。
「リゾートの思想(幸福の空間を求めて)」
なるほど、「空間」が入ってくるわけね。
それは多くなるよね。
でも、「スカイ」的なことの本が良かったんだけど。
じゃあ、二冊目。
「真言密教の本(空海伝説の謎と即身成仏の秘密)」
「スカイ」的なことの本が良かったんだけど。
学校で、空海は何教、親鸞は何教、なんて、一生懸命覚えた(覚えさせられた)よね。
それだけ覚えても、卒業して一度もその知識が役に立ってないということは、未来あるちびっ子たちの学習意欲を削ぐので、大人たちはみんな内緒にしている。
三冊目、
「世界空想動物記(なぜ人間は彼らを誕生させたのか?)」
だから、「スカイ」的な本を読みたいのだがね・・・。
しかし、これ、面白そう。古今東西の作家の空想の生き物が書かれているのかな?
ユニコーン? フェニックス? ドラゴン? (ファンタジー系?)
一反木綿? 塗り壁? こなきじじい? (妖怪だから違うか)
雪男? チュパカブラ? (アラマタさんのジャンルか)
これは読んでみたい本。
四冊目は何かな。
「記録本別空襲」本別町図書館/編集
これは、貴重な記録ですね。十勝人として、一度は目を通しておくべき。空襲があったということは聞くけど、どういうことになったかまでは、知らない。この機会に、知っておきましょう。
ちなみに、本別の町長さんの講演を、十勝の合同新人職員研修で聞く機会があり、とてもいいお話でした。
大きな家畜伝染病の対処のとき、町を挙げて対策本部を立ち上げて「ここから他の町に出すわけにはいかない」と、一丸となって取り組み、終息させたエピソードには感動しました。個人的にファンです。
そろそろ、「空」だな、という本を・・・。
あ、あった。
「きのうの空」志水辰夫
小説のようです。これだけでは内容は想像がつきませんが、さわやかな話が読みたい気分です。
「子どもはどこで犯罪にあっているか(犯罪空間の実情・要因・対策)」
さわやかでないけど、そんなことを言っていられません。図書館は、子どもたちにとって安全で、楽しく、また、学びのある施設として取り組んでいきます。
あ、ほかの世代の人にもそうですけど、行動範囲の広い大人と比べて、地元の図書館はその影響の割合は格段に高まっていると思う。
図書館で働いて20日弱ですが、子どもたち、学生、20~40代、シニア世代、と集まってきてほしい人たちと、実際に来館している世代にギャップがあることを感じます。図書館に気軽にきてもらい、楽しく利用してもらうことを考えたいですね。
今日は、ボリューム的に「空」だけで終了かと思いましたが、次のテーマが気になっていました。
バスの日です。
「バス」で蔵書検索。
ええと・・・・・・・
あった!
「黄色いバスの奇跡(十勝バスの再生物語)」
(ちなみに、この本は鹿追町図書館だけでなく、僕の家にもあります。それはどうでもいいか)
これは、ミュージカルにまでなったお話で、北海道にお住まいの方は特にご存知の方も多い物語です。
タイトルにある通り、十勝バスという会社の経営がピンチに陥った時に、経営に乗り出した野村文吾さんと社員。
経営が傾くくらいだから、いろいろな悪い要件が重なっていたのですが、一つ一つに向き合い、解決しようとするその情熱に打たれ、協力していく周囲の人たちの物語でもあります。
たぶん、多くの人に読んでほしくて文体もやわらかく、やさしめに書いてあるので、学生の人にもおすすめです。むしろ、利用してくれる学生さんにも読んでもらいたいですね。
果たして、十勝バスは再生できるのか!? いや、そこを隠して盛り上げようとしてもほとんどバレてますね。テレビも取材に来るくらい、バッチリです。
今、十勝にとどまらず、全国的に注目される経営者と、会社です。
このあいだ、阿寒の勉強会に野村社長がいらしていて、お会いしたのですが、ほぼすれ違っただけでした。いろいろお話をお伺いしたかったけど、残念。次の機会を信じています。
あ、鹿追町は拓殖バスさんが定期運行してくれて、帯広や然別湖、近隣町への交通網を支えてくださっています。拓殖バスさんや、拓殖鉄道さんのことも、いずれ勉強して記事にしたいですね。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と奇跡があなたをお待ちしています。気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね。本を読まなくても結構面白いですよ(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かりすます)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
9月1日に人事異動があり、図書館係に配属されました。これまでは、花や畜産の担当経験がありますが、また違ったジャンルの職場となります。町のため、町の人の役立てるように仕事を覚えていきたいと思います。
図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。こないだ思いついた「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。
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9月19日は、こんな日です。
苗字の日、トークの日(毎月)、クレープの日(毎月)、共育の日(毎月)、シュークリームの日(毎月)
「苗字の日」って、あるんだ。何をすればいい日なんだろう・・・?。
「苗字」で鹿追町図書館の蔵書検索をします。
あ、三冊あるよ。
「日本の苗字ベスト10000」
こ、これは・・・。
素直に思ったことは・・・。
「ベスト」って、苗字にいい悪いはないのでは、ということ。この場合のベストは、単に数が多いか少ないかということなのかなー、と解釈もできるけど。
そして、「ベスト10000」って、10000まで順位のあるランキングは生まれて初めて見ました。そんな順番つけないよ、ふつう。
連休中、することがない方は自分の苗字が日本でベスト何位に当たるのか、調べてみてはいかがでしょうか。
果たして、一位は佐藤さんでしょうか鈴木君でしょうか。
そして、最後にギリギリランクインの一万位はだれなのか!?
さらに、あなたの名前はランキングに入っているのか!?
白熱のランキングはこの本で!!
無理やりテンション上げてみたけどそんなに興味ないです。はい。
さあ、貴重な三冊のうちの二冊目は、こちら。
「日本の苗字読み解き事典(先祖を知り歴史を知る)」
図書館の本らしくなってまいりました。
こういうことこそ図書館でお調べください。子どもの夏休みの自由研究にいかがでしょうか。9月ですけどね。
北海道は先住民の方とは別に、入植で入って歴史が始まっている面がありますので、その前のルーツを探る時は、土地からではなく、名前からですね。
図書館の役割の中に、「郷土の資料を保存する」ということもあります。党図書館には、2階に郷土資料室を構えています。
物品の管理のため、入り口は施錠していますが、お申し出があれば、開けて自由に見学をしていただけます。
お時間のある方はぜひ図書館にいらしてください(こればっかり)。
さあ、最後の一冊はこちら。
「苗字と名前を知る事典」
この事典があれば、あなたの苗字と名前を知ることができます。
・・・、いや、知ってるし。
なんでしょう、「石川」という苗字は明治の初期に、
「田吾作どん、これから、苗字というものがつくことになったみたいだぞ」
「与作どん、そりゃすげえな。今までお武家様とかしか、苗字はなかったから。どうやってつければいいんだ?」
「さてなあ、よくわからんから、和尚様にきいてみるべか」
・・・
「うむ、そうなのじゃ。国からのお達しで、みんな苗字をつけることになったのじゃ。そうじゃな、田吾作の家の近くにはいっぱい石が積んであって、川があるから、今日から『石川』、『石川田吾作』を名乗るがよいぞ」
「和尚さま、オラは?」
「うむ、与作の家の近くに池があったな。
(池田はさっきつけたばっかりだったな・・・)
あの池は、ゲンゴロウがいっぱいおるから、「源五郎丸」、「源五郎丸与作」を名乗りなさい」
「和尚様、ありがとう!」
・・・ということが書いてある本でしょうか。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と1万の苗字があなたをお待ちしています。気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね。本を読まなくても結構面白いですよ(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かりすます)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
9月1日に人事異動があり、図書館係に配属されました。これまでは、花や畜産の担当経験がありますが、また違ったジャンルの職場となります。町のため、町の人の役立てるように仕事を覚えていきたいと思います。
図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。こないだ思いついた「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。
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9月18日は、こんな日です。
かいわれ大根の日、満洲事変記念日、しまくとぅばの日、独立記念日 (チリ)
米の日(毎月)
むむむ、これはまた・・・。
かいわれ大根については、今までの人生で1秒以上考えたことはなかったなぁ。
ひとまず、鹿追町図書館の蔵書検索をしてみます。
「かいわれ大根」っと。
0件でした。さすがにないですね。
「満州」はどうでしょうか。
えいっ。
17件がありました。なかなかです。
「娘に語る祖国『満州駅伝』-従軍慰安婦編」つかこうへい
またこれはしっかりしたテーマの本ですね。満州の関係はだいたいそうか。
「青春の地はるか(五十年目の旧満州への旅)」
著者がこちらは森繁久弥さんです。どんな雰囲気なのか、ちょっと気になりますね。
「井上ひさしの大連(写真と地図で見る満州)」
正直、私は不勉強なので、満州は歴史の教科書の中の出来事というイメージしかないのですが、昭和の一時代において、満州でのことは大変大きな出来事で、とても多くの方が関わってらっしゃるのですね。
「満州脱出記」橋本一正・佳代
これは、過酷な体験がつづられていそう。
「遥かなる紅い夕陽(満州からの引揚げ)」
「たった独りの引き揚げ隊(10歳の少年、満州1000キロを征く)」
とくに、2冊目が気になります。すごくないですか。秋の夜長に、このノンフィクション(多分)、手に取ってみてはいかかでしょうか。
さて、今日はチリの独立記念日ということです。
チリの地震は大丈夫でしょうか。
とりあえず、「チリ」で蔵書検索。
「チリの歴史(世界最長の国を歩んだ人々)」
世界最長というのは、南北に細長いことを指しているのでしょうか。チリの歴史は、勉強したことないなぁ。
「地中海の風に吹かれて(シチリア)」
あ、二冊目にしてチリを離れました。
「手紙の行方(チリ)」
手紙が行方不明になる話かと思いきや、即座にチリに行ったと判明したというストーリーかな? と思いきや、「山口智子 著・写真」となっているので、小説じゃないのか。
「コレをやめたらいくら貯まる?(チリも積もれば山の御見積書)」
そっちのチリですか。でも、この本面白そう。
「誕生日占いの必殺ワザ(365日の誕生日でバッチリ当たる!)」
もう、ほとんどチリは関係ない勢いだけど、みなさん、ご自分の誕生日で占ってみてはいかかでしょうか。バッチリ当たる、とのことです。
鹿追町図書館は、8万冊の知恵と知識と占いがあなたをお待ちしています。気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね。本を読まなくても結構面白いですよ(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かりすます)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
9月1日に人事異動があり、図書館係に配属されました。これまでは、花や畜産の担当経験がありますが、また違ったジャンルの職場となります。町のため、町の人の役立てるように仕事を覚えていきたいと思います。
図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。こないだ思いついた「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
9月17日は、こんな日です。
モノレール開業記念日、台風襲来の特異日
安全の日(毎月)
これは・・・、少ないなぁ。果たして蔵書にあるかどうか。
ひとまず、モノレールで蔵書検索します。
あ、一冊だけあった。
「Theモノレール(すべての車両データ、キャビンデータ、編成を大公開! 普通の鉄道ではない鉄道大集合!)」
なるほど。
「台風」で蔵書検索。
あ、結構ある。8件あります。
「台風の科学」日本放送出版協会
正統派ですね。台風のメカニズムはこの一冊で網羅されていることでしょう。
「台風の目の少女たち」
小説のようです。内容が全く想像できないけど、作者は・・・赤川次郎さん。
よくわからないけど面白そう。2012年の刊です。
「ラモーナは豆台風」
主人公がラモーナで、元気いっぱいで周囲を巻き込んでいくお話と見た。あ、待てよ。(叢書名)ゆかいなヘンリーくんシリーズとなっているから、主人公はラモーナでなくヘンリーくんか。
主人公ヘンリーくんが、ラモーナに振り回されるが、憎めないキャラ、みたいな感じだろうか。作者はクリアリー。童話の作家さんでしょうか。
んー、「安全」で蔵書検索。
83件もある。よし。これだ。
「生と死の分岐点(山の遭難に学ぶ安全と危険)」
北海道でも、山での遭難が起きて、人名が失われることもあります。夏でも、天候によっては冬並みの装備が必要だったり、一つの判断が言葉通り生死を分ける、ということがあります。
行くのか、戻るのか、留まるのか。
登るのか、降りるのか。
その選択で生死が分かれたり、ポケットに入っていたチョコレートで助かったり、ということも聞きます。山に限らず、アウトドアが好きな方におススメの本です。
その次の本は・・・。
「自衛隊はどこへ行く(冷戦後の日本の安全保障を論ず)」
安全というテーマは、想像以上に広いですね。冷戦後、というキーワードがありますが、なるほど、1994年の刊です。
近年は、大きな地震や台風、洪水被害などの自然災害が起きて、ピンチのときに現れる自衛隊の方の頼もしさとありがたさを感じない国民はいないでしょう。東日本大震災のときの復興支援のときは、自衛隊員のみなさんは、食事をしている様子も住民には見せなかったという徹底しすぎるほどの配慮。
ボクもあの年、JAと役場で復興支援をしようということで、現地にお手伝いに行く機会があり、短い期間、微力ながら行ってきて現地を見ました。
僕たちは2011年の7月に行きました。
現地の様子は、教科書で見た空襲の後のようでした。いろんな建物があるはずの場所には、わずかにコンクリートの基礎が残っているのみでした。とても多くのことを感じた支援期間でした。一度に全部は書ききれないのでまず、一つだけ。
このメッセージに、胸を打たれました。
安全が書名に入った本は、まだまだあります。
「安全な食料は日本の大地から」
「海外安全ハンドブック大使館・領事館の安心アドバイス」
「船舶安全法関係用語事典」
「ウィンドウズXPを365日快適、高速、安全に使い切る本」
(これはもう役割を終えたな)
「シニアドライバーのための安全運転習慣10」
「絶対失敗しない土地と一戸建ての買い方 欠陥のない安全な家で暮らしたい方に」
「写真とイラストですぐわかる! 安全・やさしい介護術」などなど・・・。
鹿追町図書館は、8万冊の知恵と知識と安全があなたをお待ちしています。気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね。本を読まなくても結構面白いですよ(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かりすます)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
9月1日に人事異動があり、図書館係に配属されました。これまでは、花や畜産の担当経験がありますが、また違ったジャンルの職場となります。町のため、町の人の役立てるように仕事を覚えていきたいと思います。
図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。こないだ思いついた「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
9月16日は、こんな日です。
国際オゾン層保護デー、競馬の日、日本中央競馬会発足記念日、マッチの日、ハイビジョンの日、
・・・うーん、このキーワードが書名に入っている本、あるかなぁ。
あ、マッチはあの絵本があるかな。
まずは、「オゾン」から・・・。
蔵書検索・・・。
あ、予想外に2冊ありました!
「オゾンホール (南極から眺めた地球の大気環境)」
「上空のオゾン層がこわれると,なぜがんがふえるのですか」
やはり、環境問題がテーマになりますね。
続いて、「競馬」で蔵書検索。
あ、6冊ある。
「競馬無宿」(叢書名競馬ノンフィクション)
これはまた、昭和の香りのタイトルです。1979年の刊行。破戒的なお話を想像しました。
「競馬学への招待」
競馬学、という響き、実に新鮮です。確かに、馬券には興味がないけど、馬が好きだから競馬が好き、という方もいる。そういうことかな。
「競馬の快楽」
これは、何かギャンブル的なものにはまってそうな予感。あまり浸ってもまずいのかも。
「ヨーロッパ夢の競馬場(ぜーんぶ馬の話!)」
このサブタイトル、ちょっと興味を惹かれます。このつけ方、参考にさせてもらいます。
「輓馬(ばんえい競馬写真集)」北海道新聞社 刊行
ばんば、と読みます。
開拓から歴史の浅い北海道は、馬や牛とともに原生林を切り開き、畑にして糧を得た記憶をまだまだ色濃く持っています。自動車やトラクターのない時代、馬に大木を曳かせ、土をおこし、荷物や人を運ぶ。開拓の歴史は、まさに彼らとともに大自然と相対してきた時間そのものです。
トラクターやダンプのない時代、原生林を畑にして切り開いていった先人の苦労や精神力、とても現代人には真似できないものがあります。僕らが十勝平野で農業の恩恵に預かれるのも、苦しい開拓の時代があったからです。これは本当に感謝です。
さて、最初に触れたので、
「マッチ」を蔵書検索。
「マッチ売りの少女」が9冊も出てきました。
すべてアンデルセンの作なのですが、出版社が違う。もしかして、結末が違うものもあるのかな。
今のちびっ子は、「マッチ」が何か、そもそもわからないのかもしれません。
「マッチ箱の人生」
これは、タイトルより作者に惹かれました。阿刀田高さんの作品です。僕の家の本棚にも何冊か著書がある、好きな作家さんです。久々に読んでみようかな。
鹿追町図書館は、8万冊の知恵と知識と9冊のマッチ売りの少女があなたをお待ちしています。気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね。本を読まなくても結構面白いですよ(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かりすます)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
9月1日に人事異動があり、図書館係に配属されました。これまでは、花や畜産の担当経験がありますが、また違ったジャンルの職場となります。町のため、町の人の役立てるように仕事を覚えていきたいと思います。
図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。こないだ思いついた「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
9月15日は、こんな日です。
老人の日、ひじきの日、シルバーシート記念日、大阪寿司の日、石狩鍋記念日、スカウトの日、 シャウプ勧告の日、マスカットの日、 イチゴの日(毎月)、お菓子の日(毎月)
今日は多めで一安心。老人の日か。書名の中に「老人」が入る本といえば、あの小説だろう。
よし、蔵書検索・・・。
「ぼくに「老後が」くる前に(老人体験レポート)」1999年刊行
「老人介護常識の誤り」2000年刊行
「老人介護の知恵」1995年刊行
一番上の方に出てくるのは、いかに支えていくかという方向の本ですね。
続いて、
「老人力のふしぎ」
「老人力」
なるほど、齢を積み重ねたプラス面にフォーカスした本のようですね。
ん?
「老人よ、花と散れ」
大胆なタイトルです。大丈夫かな、これ。
そして、
「老人と海」ヘミングウェイ
うん、やはりこのタイトルですね。図書館に行かなくてもうちの本棚にもありました。教科書に載るクラスの名作です。
ぼくは最初にこの作品を知ったのは、直接この作品ではなく、パロディの方からでした。
「三十年の歩み (鹿追町老人クラブ連合会創立三十周年記念誌)」鹿追町老人クラブ連合
これは、うちの図書館ならではの本が出てきました。果たして国会図書館でも読めるかどうか。
こうしてまとまっていると気になります。1996年刊行です。
「まだ老人と呼ばないで」日経プレミアシリーズ
うん、年をとっても「わしは今日から老人じゃ」と覚悟して受け入れる区切りは、なかなかないでしょうね。まわりから、そう思われて、だいぶ後からその領域に達したことを受け入れるのでしょう。ぼくは41歳になりますし、「立派なおじさん」なのですが、自分で子どもたちの前で「おじさんはねー」と言いますが、人から「おじさん」と言われると、ちょっと素直に受け入れがたい自分がいます。
かといって、「お兄さん」と言われても、「何か気を使われて、悪いなぁ」と思いこちらも素直に受け取れない。
複雑で難しいお年頃です。はい。なんだこれ。
まあ、それはいいとして、これからの少子高齢化社会、いかに老後を幸せに過ごすかはこれまで以上に大きなテーマとなります。そんな思いを抱いたところでこの一冊。
「それでも「老人力」(年を取るほどに、毎日を面白くするヒント)」2014年刊行
良さそうな本、おすすめです。
でも、このタイトル、老人と自分で思うのはいくつになっても抵抗があるだろうから手に取られにくいのでは、とちょっと思いました。
鹿追町図書館は、8万冊の知恵と知識があなたの毎日を面白くします。気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね。本を読まなくても結構面白いですよ(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かりすます)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
9月1日に人事異動があり、図書館係に配属されました。これまでは、花や畜産の担当経験がありますが、また違ったジャンルの職場となります。町のため、町の人の役立てるように仕事を覚えていきたいと思います。
図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。こないだ思いついた「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
9月14日は、こんな日です。
コスモスの日、グリーンデー、メンズバレンタインデー、セプテンバーバレンタイン、 ひよ子の日(毎月14日,15日)
うわーっ、蔵書にあるかな? ピンチの予感。
「コスモス」で鹿追町図書館の蔵書を検索(ホームページ上で誰でもできます)。
あ、結構出た。
「名残りのコスモス」
「チョコレートコスモス」
「ポンタとコスモスのうんどうかい」
「コスモスさんからおでんわです」
うーん、なかなか内容がイメージしがたいなぁ。
「ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス」
そうか、ウルトラマンのシリーズもあったか。思い切ったネーミングが、一部で話題になっていたとか。
「グリーンデイ」の日でもあるということで、こちらで検索。
どれどれ。
「お探しの本が見つかりませんでした」
うん、そんな気はしていた。
「メンズバレンタインデー」…?
そういう日があったんですね。
なになに?
男性から女性に下着を送って愛を告白する日。
下着を贈って喜ばれるのは、すでに相当親しくないとうまくいかないのでは。そのタイミングに愛の告白。それが9月14日という日にタイミングを指定されて、うまくいくのでしょうか・・・。
付き合っている男女が、下着のプレゼントともに改めて愛の告白をする日、とするなら、まあ。
それ以外のシチュエーションはハッピーなことにはならないと思います。
でも、世の中広いからこれでうまく付き合いだしたカップルがいないとも言えないので、もしいたら、教えてください。
「ひよこの日」でもあるということで、「ひよこ」で蔵書検索。
「とべとべひよこ」
「ももいろのひよこ」
「あひるのぴいぴいとひよこのぴっぴ」
「ひよことあひるのこ」
などなど・・・・・。
絵本が多いですね。
ただ、その中に異彩を放つタイトルが。
「七十七の傷(爺いとひよこの捕物帳)」
傷が多いのでずいぶん激しい捕物のようですが、ひよこが取り締まる方でしょうか、取り締まられる方なのでしょうか。それとも、爺いとひよこは刑事もののドラマのようにパートナーだったりするのでしょうか。
「爺い」がベテラン刑事、「ひよこ」が駆け出しの若手刑事、と考えるとしっくりきました。
うん、たぶんそんな刑事ドラマの本ですね。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識とドラマがみなさまをお待ちしております。気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね。本を読まなくても結構面白いですよ(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かりすます)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
9月1日に人事異動があり、図書館係に配属されました。これまでは、花や畜産の担当経験がありますが、また違ったジャンルの職場となります。町のため、町の人の役立てるように仕事を覚えていきたいと思います。
図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。こないだ思いついた「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
9月13日は、こんな日です。
世界法の日、乃木大将の日、司法保護記念日(司法保護事業団)、
うん、今日のテーマはお堅いですね。
「世界法」で鹿追町図書館の蔵書を検索(ホームページ上で誰でもできます)。
一番上に出てきたのは・・・。
0件でした。そんな気は、していました。
せっかくなので「世界」で蔵書検索。こちらは多い気がします。
3562件が該当。これは書名だけとはいえ、全部見てられないな。
ひとまず、一番上の本は・・・。
「児童文学の世界 (作品案内と入門講座)」
これは、図書館で働く身としては押さえておくべき一冊ですね。
今度時間ができたら読もう(←だいたい読まないで終わる)。
2番目は、
「世界なんでもTOP10」
これも興味をそそられる本。何が載っているのでしょうか。三省堂から出ているのでそんな無茶なものはないでしょう。知的レベルが上がること請け合いの一冊です。
そして、
「世界の宗教シリーズ」
これが続きます。
儒教、イスラム教、ユダヤ教、仏教・・・、この辺はなんとなく。
道教となると、うむむ。
シク教に至っては、ちょっと聞き覚えがないですね。世界史の授業中、寝てたかな。
宗教シリーズの合間を縫って
「大冒険術(ぼくらはなぜ世界に挑むのか)」がランクイン。著者は野口健さん。確かアルピニストの方ですよね。富士山のゴミを回収するなどの環境のことにも取り組んでいるのがこの方だったでしょうか。登って終わり、じゃないのがすごいと思います。
「世界の葬式」
も気になります。それこそ、こういう関係の本を子どものころ読んでいて、いやだったのが鳥葬。遺体を丘の上かどこかに放置し、鳥についばまれるままにします。人も、食べられてまた、自然に還るということなのでしょうか。もう痛くないんだろうけど、痛そうです。
「子どものための音あそび集(ガラクタ楽器の世界)」
あ、こういう本があるんだ。図書館はちびっ子にまさに「世界」を広げてもらいたいと思っていますので、この本はヒントがいっぱいかもしれない。図書館でうるさい音を出したら、ボクも注意されますけどね。
「紙芝居100の世界」
うん、いい本がいっぱいあるぞ。
「世界の伝説」のシリーズが6巻くらいありますね。
アーサー王伝説とか、載っているのかな。ほら、エクスカリバーを引き抜くお話です。
「ダニエル・キイスの世界」
あ、この人はドラゴンランス戦記の著者かな。いや、そちらはタニス・リーだったか。
「世界を騒がせた女たち」
これも面白そう。楊貴妃やマリー・アントワネットとか書かれてそう。
うん、「世界」の入った書名はまだまだ続きますが、最後まで検索すると今日一日これで終わってしまうので、この辺で。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と様々な世界がみなさまをお待ちしております。気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね。本を読まなくても結構面白いですよ(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてもらえると助かりすます)。
それでは、また。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、石川誠です。
9月1日に人事異動があり、図書館係に配属されました。これまでは、花や畜産の担当経験がありますが、また違ったジャンルの職場となります。町のため、町の人の役立てるように仕事を覚えていきたいと思います。
図書館は、読書する人、時間を増やそう、ということが一つの方向性だと思うので、図書館所蔵の本を紹介していきます。おとといに思いついた「今日は何の日?」方式で、今日のテーマを決めてみます。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)・・・、
9月12日は、こんな日です。
宇宙の日、水路記念日、マラソンの日、雨の特異日、とっとり県民の日 労働省発足記念日 パンの日(毎月)、豆腐の日(毎月)、育児の日(毎月)
うん、宇宙の本はいっぱいありそう。
「宇宙」で鹿追町図書館の蔵書を検索(ホームページ上で誰でもできます)。
一番上に出てきたのは・・・。
「仏尊の事典(壮大なる仏教宇宙の仏たち)」
うん、検索前に想像したテイストと方向が違うぞ。
「宇宙衛星博覧会」筒井康隆
古い作品だけど、筒井さんの本、おもしろそうだ。
「私は宇宙人」野中柊
おっと、そうでしたか・・・。
「お母さんは宇宙人」橋幸夫
お母さんもそうでしたか・・・。いや、お母さんが宇宙人だから、私も宇宙人なのか、逆に辻褄は合ってるな。
「宇宙学入門」
これこれ、こういうのを想像して検索したのですよ。宇宙の広さとか、星野大きさとか、とてつもないスケールを味わえる本だと思う。
「宇宙から来た遺跡」
あれ、また、テイストが・・・。講談社文庫だから小説かな。
「これが宇宙人(イーバ)との密約だ(UFOの謎を明かす)」
うん、このテイストね。個人的にはだいぶ好きだけど、最近は読まないかな。著者は・・・。あ、矢追純一さん。お疲れ様です。
「宇宙の戦士」ロバート・A・ハインライン
これはSFの名著ですね。一度は読んでおきたい本。
「となりの宇宙人」
あ、うちだけかと思ったら、隣も宇宙人だった。もう安心。
「おかえりなさいはやぶさ (2592日の宇宙航海記)」
これは、あの感動をよんだはやぶさの物語ですね。
「宇宙がきみを待っている」若田光一
宇宙飛行士、若田さんの書いた本、これからの学生さんたちに読んでほしいな。
すごい、宇宙の本は読みごたえがありますね。
そのほかに、毎月12日は、なるほど、
「パンの日」でした。
みなさん、今日はパンを食べましょう。
「豆腐の日」でした。
みなさん、今日は豆腐を食べましょう。
「育児の日」でした。
みなさん、今日は子育てをしましょう。
・・・・・・、三つの中で、12日だけでいいのかよ? と思った日が一つありますね。はい、私もみなさんと同じ気持ちです。
一つだけだといいのですが、並べると不可解さを感じます。そういうこともあるのです。
鹿追町図書館では、8万冊の知恵と知識と不可解がみなさまをお待ちしております。気が向いたら、気軽に書棚をながめに来てくださいね。本を読まなくても結構面白いですよ(でも、図書館もいろいろ事情があるので借りてくださいね)。
それでは、また。