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おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月19日はこんな日です。
のど自慢の日、カラオケの日、家庭消火器点検の日
※【のど自慢の日、カラオケの日】
1946年、昭和21年の今日、ラジオで「のど自慢素人音楽会」が開始された日。司会は宮田輝。
第1回の応募者は900人で予選通過者は30人だった。
ちなみに、応募者が歌いたがった曲は「りんごの唄」「旅の夜風」「誰が故郷をおもわざる」など。
太平洋戦争の終戦から一年。焼野原の街、信じるものを失った日本人の心のよりどころとなったのは、歌だったのかもしれません。
ボクが中学生の時、学校の予餞会だったか何かの催しでなぜかステージに立って男5人くらいで何か歌うということになった。
「どうしよう?」と曲を決めるときに、ウケ狙いで「与作」と言ったやつがいて、そのまま決まってしまったんだけど、当日そいつは「お腹が痛い」と言ってステージに上がらなかった(今思えば、人生初の『ハメられた』という体験だったのか)。
仕方なく4人で歌ったのだが、当時ボクは結構真面目だったので、頑張って歌ってしまった。その熱唱が評価されて、しばらく学校内で「与作」と呼ばれる栄誉を得た。
「あんまりなんでもまじめにやるもんではないな」と思った中学の秋だった。
「カラオケを発明した男」大下英治 河出書房新社 2005年刊行
基本的にいい発明だと思うのですが、職場の懇親会の二次会で「歌え歌え」とリモコンが回ってくる「カラオケ・ハラスメント」を生み出した罪もあると思います。
「どんな曲でもいいから」は、結構ウソです。
「こだわりのカラオケ上達法」杉田高良 潮文社 1993年刊行
それでも社会人になったら、人前で歌わねばならないときもあります。
選べないでいて無理やりピンと来ない曲を歌わされて変にウケて、毎回歌わされるハメになるくらいなら、自分の好きな曲を気持ちよく歌いましょう。こだわりです。
【家庭消火器点検の日】
全国消防機器販売業協会が1991(平成3)年に制定。
1と19で「119」となることから。11月9日が消防庁が定めた「119の日」であるため、1月19日を記念日とした。
【関連】
119番の日 11月9日
「火災に向き合う建築学(かけがえのない生命と財産を守るために)」辻本誠 オーム社 2006年刊行
昨年末は新潟で大きな火災がありました。いざ火災が起きると、大きな災害となってしまいます。起きる前に何ができるのか。起こさないためにできることを考えてみませんか。
今日はこの辺りで。
どうぞみなさん良い一日を。
それではまた。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月18日はこんな日です。
都バス記念日、118番の日、カップスターの日、リフォームルネッサンスの日、ひらくいい鼻の日、
※【都バス記念日】
1924(大正13)年、東京市営の乗合バスが営業を開始。巣鴨~東京駅、中渋谷~東京駅の2系統。
「円太郎」と呼ばれた。12月には「赤襟嬢」の名で女性車掌も乗務した。
「東京(気ままに電車とバスの旅)」ブルーガイド編集部 実業之日本社 2000年刊行
東京、のんびり遊ぶには、自分で運転するより交通機関を利用するのがいいですよね。このガイドはちょっと古いけど…。
「黄色いバスの奇跡(十勝バスの再生物語)」吉田理宏 総合法令出版 2013年刊行
交通事情が昔とは様変わりで、車が行きわたっている北海道の地方都市で、路線バスは難しい経営を迫られています。「こんなもんだ」「どうにもならない」「もうだめかも」と思っているベテラン社員と、新たに経営者の座に就いた若い後継者。
冷め切った会社を一つにまとめて立て直した『奇跡』とは…。
フィクションではなく、十勝バスの野村文吾社長がそのまま実名で登場します。
ボクの大好きな本です。
※【118番の日】
2011年1月18日より海上保安庁が制定。
海上における事件・事故の緊急通報用電話番号。
「ご先祖さまは難破船あらし!?」トーベ・ヤンソン 福武書店 1991年刊行
ムーミンの冒険日記シリーズでした。ムーミンは、ムーミン谷で過ごしているイメージで、冒険しているのは見た記憶がないのですが、アニメしか見てないからですね。
※【カップスターの日】
「サッポロ一番」「カップスター」など、数多くのヒット商品を生み出しているサンヨー食品株式会社が制定。
「カップスター」はタテ型のカップ麺で、1975年1月18日に「カップスターしょうゆ」が発売されて以来、多くの人に愛されてきたロングセラー商品。
「カップスター」シリーズには「みそ」「しお」「キムチ」「とんこつ」など、多彩な味のバリエーションがある。
日付は初めて発売された日にちなんで。
「ラーメン発見伝」久部緑郎 小学館
ラーメンマンガがありました。おいしいラーメンはみんなが好きですね。
「じごくのラーメンや」苅田澄子 教育画劇
タイトルから、『死ぬほどまずいラーメンの店の話かな』と思ったら、地獄で閻魔様がラーメン屋を開いて、それが結構繁盛しているという絵本です。こういうのもいいですよ。
※【リフォームルネッサンスの日】
住み慣れた家の良さはそのままに、暮らしの夢が広がるようにと
住友不動産リフォーム株式会社が制定。
機能性とデザインの両方を大切にしながら、リフォームを施す「リフォームルネッサンス」の提案を行う。
日付は1と18を「い~家」と読む語呂合わせから。
「いい家にリフォームしたい!」野々村保恵 幻冬舎メディアコンサルティング 2012年刊行
「三回家を建てると理想の家ができる」と聞いたことがあります。家を建てて暮らしてみて、『ここはこうした方がよかったな』ということがどうしてもあるそうです。
家の建て替えはそうそうできませんが、リフォームするのはありですよね。でも、2回も直したくない、という方は、こういう本でシミュレーションしてはいかがでしょうか?
※【ひらく、いい鼻の日】
鼻づまりを楽にし、鼻呼吸を促進するには、貼るだけで鼻孔を拡げて鼻の通りをよくする「ブリーズライト」という商品がある。
そのブリーズライトを使ってスムーズな鼻呼吸を広めようと、クラクソ・スミスクライン株式会社が制定。
日付は1と18で「ひ(1)らく、い(1)いは(8)な」の語呂合わせから。
「クスリいらずで鼻はスカッとよくなる!」大久保公裕 扶桑社 2016年刊行
鼻の通りが悪いと、一日なんだか調子が出ないですよね。
今日はこの辺りで。
どうぞみなさん良い一日を。
それではまた。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月17日はこんな日です。
阪神・淡路大震災の日、防災とボランティアの日、おむすびの日、
今月今夜の月の日、湾岸戦争開戦の日
※【阪神・淡路大震災の日】
1995(平成7)年1月17日午前5時46分、淡路島北端を震源とする兵庫県南部地震が発生した。
マグニチュード7.3で震源の深さは約14キロ。
神戸市・芦屋市・西宮市と淡路島の北淡町で初めて震度7の激震を記録した。
大都市神戸を中心に阪神間の人口密集地を直撃し、鉄道・高速道路・港湾等の交通機関や電気・水道・ガスのライフラインが壊滅状態となり、自宅を失なって避難した人は最大で23万人に達した。
死者は、震災が原因で亡くなった人を含めると6000人を超えた。
負傷者は約42000人、倒壊家屋は約40万棟。被害総額は10兆円にも登る。
阪神大震災から22年目の朝をむかえました。
「神戸新聞の100日(阪神大震災、地域ジャーナリズムの戦い)」神戸新聞社 プレジデント社
大震災時、地方の新聞社はその地域と結びついた力を活かして活躍、いや、戦いと言った方がふさわしい、もはや仕事を越えた使命を果たそうと懸命に走りまわってくださいます。東日本のときの河北新聞社もそうでした。
「読売報道写真阪神大震災全記録」読売新聞社 1995年刊行
衝撃的な写真も多いですが、神戸に起こったことが残されています。
「阪神・淡路大震災そのとき看護は」 南裕子 日本看護協会出版会 1995年刊行
病院の施設・設備があって、安心の医療が提供されるのが日常ですが、その施設・設備が崩れたときにどうなるのか。いつも以上に『マンパワー』が発揮されるときです。
「大震災名言録(『忘れたころ』のための知恵)」藤尾潔 光文社 1997年刊行
忘れてはいけないのですが、やはり人間は忘れる生き物。
しかし、時々大切なことを思い出させてくれる『書』を残せるのが、他の動物にはない人類の叡智です。
※【防災とボランティアの日】
阪神・淡路大震災では、政府や行政の対応の遅れが批判された一方で、学生を中心としたボランティア活動が活発化し、「日本のボランティア元年」と言われた。
これをきっかけに、ボランティア活動への認識を深め、災害への備えの充実強化を図る目的で、1995(平成7)年12月の閣議で制定が決定され、翌1996(平成8)年から実施された。
「ボランティアはいかに活動したか(震災60日もうひとつの阪神大震災記録)」西宮ボランティアネットワーク 日本放送出版協会 1995年刊行
阪神大震災から、災害時にボランティアに遠方から駆けつける方の数もグンと増えました。未曽有の災害で地域が混乱する中、『何か力になれることを』と支援に来たボランティアさん達。受け入れる方も初めてのことでスムーズに行かない点もありましたが、その行動と気持ちは、被災地域の力となりました。
また、この経験から災害ボランティアの受け入れもノウハウが伝えられ、東日本のときにも発生初期から中長期についても善意ができるだけ活かされるよう、教訓となっています。
※【おむすびの日】
米に関係する民間企業やJA等でつくる「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が2000(平成12)年11月に制定し、2001(平成13)年から実施。
日附は公募で選ばれ、阪神大震災ではボランティアの炊き出しで被災者が励まされたことから、いつまでもこの善意を忘れない為、1月17日を記念日とした。
「アンパンマンとおむすびまん」やなせたかし フレーベル館 2005年刊行
最近、外食はするのにも関わらず、友達のお母さんの手料理が食べられない、というこどもが増えているとテレビで観ました。どれくらいの数かはわからないですが、もしそんな子がいるとすれば、災害時に炊き出しで一生懸命握ってくれたおにぎりを食べられないのでしょうか。
※【湾岸戦争開戦記念日】
1991(平成3)年、アメリカ軍を主力とする多国籍軍が、イラクとクウェートのイラク軍拠点に攻撃を開始し、湾岸戦争が勃発した。
この日に設定されていた撤退期限が過ぎてもイラク軍がクウェートから撤退しなかったため、攻撃に踏み切った。
記念日というのは違和感がありますが…。
ミサイルが飛んでいく様子がテレビで観られて、現実なのに現実味がないというか、何とも言い難い感覚になりました。
「戦争を始めるのは誰か(湾岸戦争とアメリカ議会)」会田弘継 講談社
「司令官たち(湾岸戦争突入にいたる決断のプロセス)」ボブ・ウッドワード 文藝春秋
戦争は、多くの人が傷つきます。誰しも望まないはずのことが起きるのは、実は望んでいる人がいるのでしょうか。
戦争にならないで解決する知恵を、人類は手に入れなければなりません。
今日はこの辺りで。
今、平和な日常に感謝して。
それではまた。
こんばんは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月16日はこんな日です。
禁酒の日、やぶ入り、えんま詣り(初閻魔)、囲炉裏の日
※【禁酒の日】
1920(大正9)年、アメリカで禁酒法が実施された。
清教徒(ピューリタン)の影響が強かったアメリカではアルコールに対する強い批判があり、20世紀初頭までに18の州で禁酒法が実施されていたが、これが全国に及んだ。
飲料用アルコールの製造・販売等が禁止されたが、密造酒による健康問題や、アル・カポネを始めとする密売にかかわるギャングの出現等逆効果を招いたため、1933(昭和8)年2月に廃止された
「禁酒禁煙」山口瞳 中央公論新社 2003年刊行
作家、山口瞳さんは男性です。ともすると女性かと思ってしまいます。
「禁酒法(『酒のない社会』の実験)」岡本勝 講談社 1996年刊行
酒を飲む人を取り締まる、という法律ではなく、作って売ったらダメ、というものでした。
しかし、禁止されると地下に潜り闇のマーケットが出来上がりました。難しいですね。
※【籔入り】
昔、商店に奉公している人や、嫁入りした娘が、休みをもらって親元に帰ることができた日。
この日と7月16日だけ実家に帰ることが許されていた
その語源は、薮深い里へ帰ることからとか、宿下りの意味があるとか、諸説ある。
「中川政七商店が伝えたい、日本の暮らしの豆知識」中川政七商店 PHP研究所 2016年刊行
雑貨や日用品を取り扱う中で身についたプロの知識を、ただ物を売るだけでなくお客さんにそれを伝えてもっと暮らしをよくしてもらおう、と書かれました。ふむふむ。
※【初閻魔,閻魔賽日,十王詣】
正月16日と7月16日の閻魔賽日(地獄の釜の蓋が開いて鬼も亡者も休むとされる日)に、寺院で十王図や地獄相変図を拝んだり、閻魔堂に参詣したりすること。
十王とは地獄にいて亡くなった人の罪を裁く10人の判官のことで、特に閻魔王のことを指す。
「えんまのはいしゃ」くすのきしげのり 偕成社 2011年刊行
腕自慢の歯医者さん。死後、閻魔様のお裁きを受けることになりました。
実はこの歯医者さん、あんまり腕はよろしくないのですが、「日本一うまい」と宣伝していたのです。
嘘を許さない閻魔様は、「どれ、やってみせい」と鬼相手にその腕を振るわせるのですが…。
※【囲炉裏の日】
1と16で「いい炉」と読む語呂合わせから、
囲炉裏を囲んで暖かい会話を楽しもうと囲炉裏の愛好家らが制定。
「バーベキュー炉・囲炉裏・薪ストーブの作り方」学研パブリッシング 2012年刊行
実家はボクが子どもの頃、薪ストーブでした。朝、火が起きるまで寒かったけど、一度燃えると暖かかったなー。
※【念仏の口開け】
年が明けて初めて、仏様を祀って念仏をする日。
正月の神様(年神様)が念仏が嫌いであるということから、12月16日の「念仏の口止め」からこの日までの正月の間は念仏は唱えないこととされている。
【関連】
念仏の口止め 12月16日
「馬の耳に念仏」はたこうしろう ほるぷ出版 2006年刊行
念仏といえば、この諺ですよね。
※【仏正月】
年が明けて、初めて墓参りやお寺参りをする日。
「お墓参りは楽しい」新井満 朝日新聞社 2005年刊行
むむむ、と思いましたが、ご先祖のお墓ではなく、有名人の墓をまわる旅でした。
手塚治虫さんのお墓、ちょっと気になります。ドストエフスキーのお墓なんて、なんか荘厳な感じがしますが、実際はどうなのか。なるほど、なかなか目のつけどころが違いますね。
今日はこの辺りで。
それではまた~。
おはようございます。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
昨日、途中まで書いたけど、アップできなかったのでもったいないから完成させて載せますね。
1月15日はこんな日です。
警視庁創設記念日、いちごの日、いい碁の日、アダルトの日、半襟の日、
小正月、女正月、あずきがゆの日、いいいちごの日、とんど、フードドライブの日、手洗いの日
※【いちごの日】
全国いちご消費拡大協議会が制定。
「いいいちご」の語呂合せ。
図書館のカウンター横に『今日は何の日』コーナーがあり、(だいたい)毎日本を入れ替えてます。
いいいちごの日で本を集めました。
育て方の本や、デザートの本、アンパンマンも、小説もありました。
「ストロベリーナイト」誉田哲也 光文社
「ストロベリー・フィールズ」小池真理子 中央公論社
「ストロベリーライフ」荻原浩 毎日新聞出版
結構、小説のタイトルになっているものですね。あまずっぱい物語なのでしょうか。
※【いい碁の日】
鹿児島市が制定。
「い(1)い(1)ご(5)」の語呂合せ。
「囲碁名言集」榊山潤 社会思想社
ちょっと気になります。将棋の羽生さんの書いた本はボクも個人的に何冊か買っていますが、囲碁についてはノーチェックだったなぁ。
※【アダルトの日】
1947(昭和22)年、初のヌードショーが開演された。
東京・新宿の帝都座の5階劇場で、額縁に裸体の女性が現れる「額縁ショー」が上演され、人気を呼んだ。裸体画に見たてたもので、出演した女性はただじっとしているだけだった。
「欲望の裸体画」南里征徳 角川書店
むむむ。
※【旧成人の日(Coming of Age Day)】
祝日法の改正により、2000(平成12)年から1月の第2月曜日に変更された。
このため、現在の法律ではこの日には巡ってこなくなっている。
そうなんですよね。成人式といえば1月15日だったんですが、故郷に帰って成人式に出席するには、休みが連続していた方がいいですよね。
「記念日・祝日の事典」加藤迪男 東京堂出版 2006年刊行
事典の本はそんなにしょっちゅう買えないのですが、たびたび法律によって祝日が変わってしまうのが悩みですね。
新設された『山の日』とかは載ってないし、この本が悪い訳でもなく、祝日が増えるのは個人的には嬉しいけど、ちょっと困る~。
ちなみに山の日は、去年から8月11日が休みになっています。『あれ? なんか休みだ。ラッキー』と思った方も多いのでは?
うちの図書館は祝日開館ですので仕事だけど…。
※【あずきがゆ】
十五日粥とも言い、煮た小豆とその煮汁を混ぜて炊いた粥。
お餅を入れることもある。
中国の風習にならい、正月15日に、
一年中の邪気を払うものとして食べる。
平安時代の「延喜式」には、天皇・皇后らに七種粥、諸臣に小豆粥とある。
「あずきとぎ」 京極夏彦 岩崎書店
『京極夏彦』のお名前でピンときた方、そうです。
こわーい妖怪絵本です。
大人が読んでも、怪異の世界に引き込まれますよ。
京極さんの小説は分厚いからなかなか手が出ない方、こちらは絵本なのですぐ読み終わりますので京極ワールドを一瞬で味わえます。
絵の力もすごい。『何が起きるんだろうか…』とドキドキしながら読みました。
後ろから、『しょきしょきしょき』という音が聞こえた、その時は…。
※【フードドライブの日】
缶詰や調味料、レトルト食品など、消費期限までの日数があり保存可能で未開封の食品を、経済的理由などで食べ物に困っている家庭などに届ける奉仕活動の「フードドライブ」。
この活動を広めようと女性だけの30分フィットネスを全国展開する株式会社カーブスジャパンが制定。
当初は自社が初めて日本縦断でフードドライブを開始した日にちなみ11月1日だったが、より多くの個人、企業に参加して欲しいとの願いから1と15で「いいごはん」の語呂合わせとなるこの日を記念日とした。
「缶びん詰・レトルト食品事典」稲垣長典 朝倉書店 1984年刊行
30年以上前の本ですね。食品よりも本の消費期限が長いし!
※【手洗いの日】
手洗いの大切さを多くの人に知ってもらおうと、薬用石けんのミューズなどを手がけるピー・アンド・ジー・ノースイーストアジア・ピー・ティー・イー・リミテッドが制定した日。
日付は「きれいな手」を「いい手」として、1月15日の115を「いい手」と見立てたことから。
「ありがとうセッケンマン(手洗い)」田中秀幸 教育画劇
保健衛生かみしばい、というものがありました。子どもたちに大事な生活習慣を伝えるのに、保育士さんが借りて行かれますがお母さんにもおすすめ。あ、紙芝居をもっとPRしてもいいかも。
今日はこの辺りで。
それではまた~。
こんばんは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月13日はこんな日です。
たばこの日、ピースの日
※【たばこの日】
1946年(昭和21年)に高級たばことして発売。
商品名は、『ピース』日本専売公社(現=日本たばこ産業)より発売、10本入り7円。
外箱のデザインは、濃紺の地に黄色の唐草もようを上下に3本ずつあしらったもの。
当時、日曜・祝日に1人1箱だけに限られていた。
※【ピース記念日】
1946年(昭和21年)のこの日、タバコの「ピース」が発売されたことにちなんで愛煙家が制定。10本入りの価格は7円であった。
最近、どんどんタバコをすえる場所が減っていますね。ボクはタバコをすう習慣はないのですが、きちんと売っているのに『ここですうな、そこもダメ』という扱いは気の毒に思います。
と思いつつ蔵書検索すると、なかなかいい本がありました。
「スモーカーズ・サバイバル・マニュアル(たばこを吸うあなたが明日を生きのびるために)」片岡泉 マガジンハウス 2012年刊行
タバコをすう方が減り、多数決では負けてしまうので吸ってはいけない場所がどんどん増えています。そんな中で、「安全にタバコを吸う方法」の指南書である本書は、相手の様子を見ながら、不快にさせないタバコとの付き合い方を「サバイバル術」として紹介しています。
とかなんとか記事を書きながら、ふとテレビに目をやると『飲食店での全面禁煙』などを訴えている偉い方も…。
確かにタバコの煙が強くて食べ物の香りとぶつかることもないわけではないけど、それはお店がそれぞれ考えればいいのでは…、と思いました。
ジョークではなく、愛煙家はサバイバルの時代を迎えています。
ご武運のあらんことを…。
ピースの日でもありますが、名前はピースなのに愛煙家と嫌煙家の火種になるとは…。
↑
なんかうまいことを言おうとした感がちょっとあって、書いた後消そうかと思いましたが、せっかくなので残しておきます。多分、2018年に読み返したらだいぶ恥ずかしくなると思います(予言)。
それではまた~。
こんばんは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月12日はこんな日です。
※【スキーの日】
スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店・エスポートミズノが1994(平成6)年に制定。
1911(明治44)年、オーストリアのレルヒ少佐が新潟県高田(現在の上越市)の陸軍第58歩兵連隊の青年将校にスキーの指導を行い、日本人が初めてスキーを行った。
スキーの日でした。
「スキー・スペシャルトレーニング43(中上級者限定・オーストラリア式)」スキージャーナル 2004年刊行
小学生以来、スキーというものをしていないので『オーストラリア式』がいまいち何か見当がつかないのですが、中上級者限定なのでたぶんボクはまだこれを読むべきではないんだと思います。
※【桜島の日】
1914(大正3)年、鹿児島県の桜島で、史上最大の大噴火が始まった。
35人の死者を出し、流出した熔岩によって対岸の大隅半島と地続きになった。
「桜島一〇〇〇キロ殺人空路」本岡類 講談社 1987年刊行
桜島がタイトルに入っている本は鹿追町図書館ではこの一冊でした。
殺人が行われた時間に、一番疑われるべき男は東京から一千キロ離れた鹿児島にいた。
捜査にあたる刑事の推理と執念は、そのアリバイを崩せるのか?
今日はこの辺りで。
いつもより短いブログで、もしかしたら、世の中に一人くらい、「もう少し読みたいよー」という方がいらっしゃるかもしれませんので、去年の今日書いたブログのリンクを貼ってみます。
なんか、去年のノリを今見ると超恥ずかしいので、見ない方がいいですよ。
それではまた~。
こんばんは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月11日はこんな日です。
鏡開き(主に関東)、蔵開き、樽酒の日、塩の日、厚生省発足記念日、農事始め
※【鏡開き】
正月に年神様に供えた鏡餅を雑煮や汁粉にして食べ、一家の円満を願う行事。
武家社会の風習だったものが一般化した。
刃物で切るのは切腹を連想させるため、手や木鎚で割ったり、砕いたりする。また、「切る」という言葉をさけて、「開く」という縁起の良い言葉を使っている。
地方によって日が違い、京都では4日に、ほかに20日に行う地方もある。
お正月も終わりですね。つい3週間くらい前は、「クリスマスだー」と言っていたのにあっという間に時は過ぎ去ります。
今日にピッタリの本がありました。
「正月十一日、鏡殺し」歌野晶午 講談社
殺されるのは、鏡なのか、はたまた…。
※【蔵開き】
商売をする家で、新年初めて蔵を開き、商売繁盛を祈る。
江戸時代、大名が行った米蔵を開く儀式がその起源とされる。
「蔵の中」小池真理子 祥伝社
今日にピッタリの本がありました。蔵の中から出てくるのは、お宝なのか、はたまた…。
※【樽酒の日】
祝いの宴、喜びの場で酒樽の蓋を威勢良く開ける鏡開き。
良いことがあったら、良いことがありますようにとの思いから樽の酒をふるまい
飲み交わすこの風習を、日本の文化として次の世代に伝えていきたいと奈良県広陵町に本拠を置く長龍酒造株式会社が制定。
日付は年中行事の鏡開きの日に由来する。
「発酵道 (酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方)」寺田啓佐 スタジオK
微生物の活躍で、美味い酒ができたり、ダメになったりします。放っておけばできるわけではなく、微生物を生かす、ともすれば、「共に生きる」ということでしょうか。
※【塩の日】
1569(永禄11)年の、武田信玄と交戦中の上杉謙信が、武田方の領民が今川氏によって塩を絶たれていることを知り、この日、越後の塩を送ったとされている。
この話が、「敵に塩を送る」という言葉のもととなった。
新潟県糸魚川市と長野県松本市を結ぶ「塩の道・千国街道」によって塩が運ばれた。
「武田信玄と上杉謙信」加来耕三 ポプラ社
今日にピッタリの本がありました。マンガですいすい読み進められます。
「減塩のコツ早わかり(塩分を減らす食べ方がひと目でかわる)」牧野直子 女子栄養大学出版部
摂り過ぎに注意です。
※【厚生省発足記念日】
1938(昭和13)年、戦局拡大で国民の体力向上を図る為に厚生省(現在の厚生労働省)が発足した。
2001(平成13)年の中央省庁再編によって労働省と合併し、厚生労働省となった。
「舛添メモ(厚労官僚との闘い752日)」舛添要一 小学館 2009年刊行
去年の今頃はまだ都知事でしたよね。
今日はこの辺りで。
それではまた~。
こんばんは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
昨日は図書館で、本の紹介ゲームを行いました。
一人一冊持ち寄って面白かったところなどを話すのですが、「え、その本お読みでしたか。懐かしいですよね~」とか、「その本は知らなかった。読んでみたいな~」など、知っている本でも知らない本でも楽しいイベントです。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月9日はこんな日です。
◇成人の日(1月第2月曜日)
風邪の日、クイズの日、とんちの日
新成人のみなさま、おめでとうございます。
「二十歳(はたち)の法律ガイド」木村晋介 有斐閣 2001年刊行
成年と未成年では適用される法律が違いますので、注意してくださいね。お酒とたばこは二十歳から。
でも、選挙権は18歳からになっていますので、2001年の本はちょっと内容が古いかな…。
※【風邪の日】
1795(寛政7)年、横綱・谷風梶之介が流感であっけなくこの世を去ったことから。
風邪も恐ろしいですね。気をつけましょう。
「風邪とごはん(ひく前 ひいた ひいた後)」渡辺有子 筑摩書房 2009年刊行
現役の横綱すら時として死に至る病。油断しないで治しましょう。
※【クイズの日,とんちの日】
とんちで有名な一休さん(一休宗純)から、「いっ(1)きゅう(9)」の語呂合せ。
一休宗純禅師は室町時代中期の臨済宗の僧侶で、京都・大徳寺の住持だったが、
諸国を漫遊した。
「とんちの一休さん」今西祐行 講談社 1977年刊行
一休さんといえば、とんち。
面白がられるか、屁理屈ばかり言って、と怒られるかは本人の人柄次第かもしれませんね。
「脳トレ・認知症予防に役立つ昭和の〈思い出〉年表クイズ」今井幸充 自由国民社 2015年刊行
テレビのクイズ番組でも、最近のことから正解するたびにどんどん過去にさかのぼっていくクイズがありますよね。楽しみながら脳トレしましょう!
鹿追町図書館、普段は月曜日は休館日ですが、祝日の場合は開館して、翌火曜日が振り替え休館となりますので、よろしくお願いいたします。
それでは~。
こんばんは。北海道十勝鹿追町の公務員、図書館で働いている石川誠です。
さて、「へー、こんな本、あるんだ。ちょっと読んでみようかな」というきっかけになってほしいと思って「今日は何の日?」をテーマに図書館の本を紹介しています。
田中みのるさんのメルマガによると(田中さんのホームページでも調べられます)だいたい一年365日、「何かの日」になっているそうです。
1月8日はこんな日です。
平成スタートの日(1989)、勝負事の日、ロックの日、外国郵便の日、イヤホンの日、
学校始業、どんと焼き、どんどん焼き、正月事納め
昭和天皇が1月7日に崩御され、昭和64年から平成元年に変わった日でした。
「昭和天皇の『極秘指令』」平野貞夫 講談社 2004年刊行
なかなか気になるタイトルです。
『一か八か』から、勝負事の日でした。
「にっぽん! 馬三昧(戦後、すべての都道府県に競馬場があった)」鈴木慈雄 文芸社 2016年刊行
馬は、仕事でも娯楽でも人と共にありました。
エルヴィス・プレスリーの誕生日であることから、ロックの日でした。
「ロック・ドラムが叩ける本」
「ロック・ベースが弾ける本」
「ロック・キーボードが弾ける本」
いずれもヤマハ音楽振興会 1992年刊行
の本です。
楽器、一つでいいからできるようになりたいなーと思うのですが、練習一つしないので人が弾くのを横から見ているだけでした。
それでは~。